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ドラッグストア 小売店情報

<ウエルシアホールディングス> 共栄会総会を開催

池野会長
松本社長
畑中会長
ウエルシアホールディングス共栄会の総会
 ウエルシアホールディングス(HD)株式会社(松本忠久社長、東京都千代田区)の取引先メーカーや卸業で構成されるウエルシアHD共栄会は12日、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で総会・座談会・懇親会を開催。座談会はダイヤモンド・ドラッグストア編集長の小木田泰弘氏を進行役に、本紙編集部の千葉友寛記者、株式会社Surpass代表取締役CEOの石原亮子氏、ウエルシアHD代表取締役会長の池野隆光氏の4名が登壇。「お客様が期待する小売業の未来について」の演題で意見が交わされた。
 総会は勝木尚氏(アルフレッサヘルスケア株式会社社長)の司会で開会、糟谷誠一氏(株式会社PALTAC社長兼COO)の開会宣言の後、畑中伸介共栄会会長(株式会社あらた会長)が挨拶に立ち、「コロナ禍で厳しい状況が続いたが、会員企業全員が貢献することで共に成長することができる」と語った。
 続いてグループ代表として松本社長が挨拶。自社の売上などについて「今期の目標は売上高1兆1100億円、店舗数は2572店。お取引先企業の努力の成果であり、仲間である皆様と、より企業価値を高めていきたい」と説明した。
 続けて「エリア体制を東日本と西日本に分け、特色を生かす。また地方創生と地域連携はSDGsを基に移動販売や特産品PB開発等を進める。またECにも力を入れ、エリアシェアを高めていく。新体制でスタートするウエルシアに、今後も力を貸していただきたい」と要請し、挨拶を締めくくった。
 ウエルシアHD共栄会の総会は、畑中会長を議長に選出し、2022年2月期事業・会員数報告、年次会計報告が事務局より行われ、監事の木村茂氏(興和株式会社副社長)より適正である旨の監査報告が行われた。
 続いて次の議案、①任期満了に伴う役員選任②2023年2月期事業計画・予算③共栄会管理一元化について審議。③号議案では松浦由治氏(ピップ株式会社社長)より管理ツールを導入する案が提示され、いずれの議案も満場一致で承認された。その後、新役員の紹介が行われた後、佐々木淳一氏(株式会社日本アクセス社長)の閉会宣言で総会は終了した。


座談会で活発に意見交換
ドラッグストアの未来像を描く
小木田氏
石原氏
千葉記者
ウエルシアHD共栄会の座談会で意見を述べる千葉記者(中央)
 休憩の後、「お客様が期待する小売業の未来について」の演題で座談会が行われた。まず、小木田氏がコロナ禍でのドラッグストア業界について説明。2021年の売上は8兆5408億円、総店舗数は2万1725店舗で、調剤分野が最も伸長。300坪以上の大型店舗が伸びており、淘汰が進んでいる。今後も調剤・在宅介護、ビューティ領域、利便性の追求、ECの領域拡大で成長を続ける、とまとめた。
 続いて、ドラッグストアでの食品販売について千葉記者は、「ドラッグストアでの食品は集客のための展開に区切りをつけ、ドラッグストアとしてのテーマ性を持たせ、次のステップに進むためにも他の小売業との差別化が必要。ドラッグストアの特徴や強みを生かせる売場として、健康を訴求できる商品を面で展開すれば、食から健康に寄与する、という力強いメッセージを発信できる」と語った。
 石原氏も「地方の店舗でまとめ買いができる利点が大きくなっている」とし、池野会長は「今後は何のために商品を揃えているか、物があるだけではダメ、購入する動機付けが必要」と方針を示した。石原氏は「女性に意思決定権のある中、専門家がいるドラッグストアの役割は大きい。どこの店も同じ品揃えで、定番化されている」と説明した。
 ウエルシアグループに対する期待について、千葉記者は、農業従事者が7年前と比べて25%減少していることを指摘した上で、「日本の農業を救う意味で、水耕栽培で農業に参入していただきたい。天候の影響を受けにくく、消費者の野菜摂取量上昇に貢献でき、日本の食料自給率向上や地方創生にも貢献できる」と提案した。
 最後に池野会長がメッセージとして「この店がなければ不便だと思っていただける、役に立つ会社としての存在意義を高めたい」と語り、座談会を終了した。
【2022(令和4)年5月16日第5093増刊号1・6面】

ウエルシアホールディングス HP
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