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関連資材機器・原料トピックス2023

味の素 F‐LINEⓇプロジェクト

サステナブルな加工食品物流を構築
 味の素株式会社(藤江太郎社長、東京都中央区)では、サステナブルな加工食品物流の構築を目標とした「スマート物流」の実現を目指している。
 「競争は商品で、物流は共同で」を基本理念に、2015年2月に加工会社6社と「F‐LINEⓇプロジェクト」を発足。2019年4月に5社(味の素、ハウス食品グループ、カゴメ、日清製粉ウェルナ、日清オイリオグループ)の出資による物流会社、F‐LINE株式会社を設立した。
 効率的で安定した物流力の確保と食品業界全体の物流インフラの社会的・経済的合理性を追求し、味の素グループのDX推進におけるDX2・0(エコシステム変革)に位置付けている。
 今後の展開としては、地ならしのための課題解決、伝票電子化、外装サイズ標準化、コード体系標準化、外装表示の標準化など、各種標準化を推進し、スマート物流の実現を目指す。
【2023(令和5)年1月21日第5118号4面】

F-LINE株式会社 https://www.f-line.tokyo.jp/

奥村商事(愛知県) 「UVCシステム」で除菌

空調機内のステリルエアー殺菌灯
高出力紫外線発生装置「B-ZONE」
空気清浄装置「UVCエアステリライザー」
 奥村商事合資会社(奥村勝代表社員、愛知県名古屋市南区大堀町)は、食品加工・包装機械をはじめとする、食品に関する資材・機器の総合商社として知られる。
 同社ではパンデミック対策として有効な「ステリルエアーUVC(紫外線)システム」を提案。「ステリルエアー高出力UVC」は、微生物のDNAとRNAを破壊することによって複製を阻止。あらゆるウイルスに対して効果を発揮する。
 これらウイルスの飛沫核であるバイオエアロゾルは、空気の流れと湿度に応じて数時間または数日間空中に漂う可能性がある。また、空調機内部の熱交換器(冷却コイル)がUVCで処理されていないと、ウイルスが冷却コイル上で増殖するバイオフィルムに入り込み変異する可能性もある。
 「ステリルエアーUVC(紫外線)システム」で使用するUVスペクトルのC波長は253・7nmで、これは微生物のDNAを標的とし、細胞を破壊して複製を不可能にする。冷却コイルまたはドレンパンに向けられたUVCエネルギーは、湿気のある環境で増殖する微生物の集合体であるバイオフィルムを破壊する。
 バイオフィルムは空調システム内部に広く存在し、室内空気質(IAQ)と空調システムの運用上の問題を引き起こす。UVCは同時に空調システムを循環する空気中のウイルスやバクテリアを殺菌する。
 最も効果的な微生物制御のためにステリルエアー殺菌灯は冷却コイルの下流側かつドレンパンの上に設置する。この方法を取ればダクト内に単純に殺菌灯を設置するよりも効果的にバイオフィルムと微生物の制御が可能となる。ステリルエアーUVCは汚染物質の発生源・増殖減(冷却コイルとドレンパン)に直接照射され、表面微生物(バイオフィルム)の殺菌洗浄と空中浮遊微生物の破壊を同時に行う。空調システム内の空気の再循環によって微生物が何度もUVC照射される時間が生まれ、大量の空中浮遊微生物に対して作用できる仕組み。ステリルエアー(米国カリフォルニア州バーバンク市)は、1995年に本設置方法の特許を取得している。
 また、様々な場所で使用可能な高出力紫外線発生装置「B‐ZONE」は、紫外線を直接照射するのではなく、殺菌灯・ファンを内蔵した装置にて室内の空気を循環させながら除菌。病院や学校、食品工場など、幅広い分野でIAQの向上を図る。
 ウイルス、カビ、細菌、花粉に効く空気清浄装置「UVCエアステリライザー」は、人が密集する空間での科学的・心理的安全対策として未知のウイルスに対しての不安を解消する。
 これらの製品を組み合わせたり、システム化することでより高い効果が期待できる。注文や問い合わせは同社(本社代表=052‐822‐8855)まで。
 UVC装置メーカー:日本法人ステリルエアージャパン株式会社(山口雅樹代表)TEL052‐799‐4890
【2023(令和5)年1月11日第5117号12面】

エムラ販売(愛知県) 愛用されるフードスライサー

ECD-403T
ECD-703
 株式会社エムラ販売(榎村紀彦会長、名古屋市千種区)は、野菜裁断機のパイオニアとして長年蓄積された独自のノウハウを持つ、日本屈指の専業メーカー。
 主力商品であるフードスライサーは1965年の発売以来、食品加工・給食施設等で広く愛用されている。スライスはもちろん、オプション刃の使用で短冊切り、おろしなど各種カットに対応する汎用機となっている。
 従来機のデザインを一新した「ECD‐403T型」は、キャベツ・レタス・白菜の大量処理に適したジャストサイズのスライサー。ワイドコンベアと丸刃(縦刃物)の組み合わせで葉菜類の角切りに適している。大きな原料も半割程度で投入が可能だ。新しい分解機構により、使用後の分解洗浄がよりしやすくなり、サニタリー性もアップしている。
 フードスライサーは、スライスはもちろん、オプション刃の使用で短冊切り、おろしなど各種カットに対応。馬鈴薯、にんじん、たまねぎ、りんご等をあらかじめ所定の大きさにしておき連続投入するだけで、一工程でさいの目状に切れて出てくる。近年の傾向としては、顧客の要望に応じてベースの商品をカスタマイズするオーダーメードの提案が増加。カット野菜の需要が堅調のため、高性能スライサーのニーズも高まっている。
 代表機種「ECD‐702」をリニューアルした「ECD‐703」は、パネルの操作性を向上させたことに加え、抜群のサニタリー性と万能性を誇る食品工業向けのフードスライサー。刃物とカットサイズをセットして原料をコンベアに並べるだけで、様々なカットが可能だ。カット方法にはキャベツ、きゅうり、にんじんの千切り、ねぎみじん切り、ねぎ輪切り、玉ねぎスライス、大根おろし、セロリ斜め切りなどがある。
 昨年6月に東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2022」では、汎用性の高いスライサー「デジスラーシリーズ」をはじめ、キャベツ、白菜の大量処理(カット)に最適な大型機、ダイスカット、千切り、チーズのシュレッドなどの専用機の展示、実演を行い、スライサーは従来型に加えて改良型も紹介。効率的かつ衛生的な野菜加工システムラインをPRし、現場で求められている作業の効率化、省力化、負担軽減などに対応した提案を行った。同社では6月6日~6月9日に開催される「FOOMA JAPAN 2023」にも出展する。
 同社ではフードスライサーやフードダイサー以外にも様々な食品加工機械の取扱いも行っており、特殊機械、加工ラインなどの相談も受け付けている。
【2023(令和5)年1月11日第5117号12面】

エムラ販売 HP

味の素(東京都)

CDP「気候変動」3年連続A選定

先駆的な取組を推進
 味の素株式会社(藤江太郎社長、東京都中央区)は、国際的な環境非営利団体であるCDPより、2022年度の「気候変動Aリスト」に選定された。
 これは、同社の気候変動に関する開示の包括性や先駆的な取組などが評価されたもので、同社のAリストへの選定は3年連続となる。
 CDPは、環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や大手購買企業の要請に基づき、企業や自治体に対して、気候変動、水資源保護、森林保全等の環境問題への取組の促進と情報開示を求める活動を行う非営利団体。
 同団体は、世界の主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価しており、2022年度は世界の時価総額の約半分に相当する1万8700社以上の企業がCDPのデータ開示要請に応じた。
 今年度、気候変動に関する取組と情報開示において最も優れた企業を選定する「気候変動Aリスト」に、対象となった約1700の国内企業より74社が選定された。
 世界的に喫緊の課題となっている気候変動は、味の素グループの事業においても原材料の調達等に多大な影響を及ぼしかねない。同社グループは、気候変動を全社経営レベルのリスクかつ機会と捉え、地球・環境との共生に向けた目標として、2030年度までに温室効果ガス排出量を2018年度比で50%削減することを掲げている。
 さらに2022年3月には、2050年度までに温室効果ガス排出量のNet Zeroを実現することを宣言した。

ブランディング活動が評価

「Best of the Best」受賞
 味の素は、株式会社インターブランドジャパン(並木将仁社長、東京都渋谷区)が開催する「Japan Branding Awards 2022」において「Best of the Best」を受賞し、昨年12月13日に開催された贈賞式にて表彰された。
 インターブランドジャパン社は、企業の更なる成長の支援を目的に、優れたブランディングに取り組んでいる企業・団体・事業・サービスを評価している。
 本アワードは、それらの取り組み内容を広く紹介し、共有する機会の提供につなげるため、日本企業および日本でビジネスを展開している外資系企業、各種法人・団体を選考対象として2018年に設立され、今年で5回目の開催となる。
 本アワードにおいては、ブランドの定義、表現の指針、戦略立案、体験の提供の取組と、それらによる成果を中心とした評価基準が設定されている。
 この基準によって同社のコーポレートブランド「Ajinomoto」のブランディング活動が総合的に優れた取組として評価され、今回のアワードにおいて最高位となる「Best of the Best」の受賞に至った。
【2023(令和5)年1月11日第5117号12面】

味の素 HP
https://www.ajinomoto.co.jp/

NSステンレス 高機能ステンレス鋼を提案

二相ステンレス鋼のタンク
 NSステンレス株式会社(澤田充社長、東京都千代田区)は、漬物メーカー向けに高機能ステンレス鋼(二相ステンレス鋼)の提案を行っている。
 二相ステンレス鋼は、一般的なステンレス鋼(SUS304等)に比べ、強度や耐久性などに優れる高機能ステンレス素材。従来のステンレス鋼に比べ、①高強度、②高耐食、③低熱膨張、④研磨性、⑤省資源といった5つの優位性がある。
 高強度のため板厚を薄肉化し鋼材の使用量を軽減することができる他、近年価格が高騰しているニッケルやモリブデンといったレアメタルの含有量も少ないため、原料価格の変動の影響を受けにくく、コスト削減にも繋がる。
 また、地球環境に優しいエコな材料のため、近年のSDGsの流れにも合致する。高品質、低コスト、省エネを実現できる新素材となっており、食品業界においても導入が進んでいる。 漬物製造工場では、塩分による腐食が進みやすく、従来のステンレス素材を長年使用し続けると経年劣化により容器の底に穴が開くなどの課題があった。
 二相ステンレス鋼を導入することにより、耐久性が向上し、設備の長寿命化を図ることができ、ライフサイクルコストの低減にも繋がる。
 漬物メーカー向けには、原料冷蔵貯蔵庫や野菜洗浄用バスケットの他、塩水タンク、床材の素材など既に数多くの採用事例がある。 同社は国内最大級のステンレス専門商社。全日本漬物協同組合連合会の賛助会員でもある。
【2023(令和5)年1月11日第5117号16面】

NSステンレス HP
https://www.ns-sus.co.jp/
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