総務省家計調査　塩購入数量は８・７％増
総務省の家計調査による、食塩の一世帯（二人以上）当たり年間購入数量・購入金額・平均購入価格の推移をグラフにした。
購入数量は平成２２年の２５６６ｇから、最少の２９年には１６５０ｇと３割以上減少している。
購入金額も数量減と比例して減少している一方、平均購入価格は値上がり傾向である。
しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で内食機会が増え、購入数量は１７７９ｇ（前年比８・７％増）、購入金額は４７１円（同３・７％増）と増加した。
今後もリモート勤務の一般化で料理の習慣化が定着すれば、この傾向は続くことも予想される。
【2021（令和3）年3月21日第5052号11面】