本文へ移動

魚万商店「トリュフチョコみたいなさつま揚げ」

トリフチョコみたいなさつま揚げ

全国水産加工たべもの展2022 
農林水産大臣賞「魚万商店」

有限会社魚万商店(魚谷和良社長、奈良県奈良市)の「トリュフチョコみたいなさつま揚げ」が農林水産大臣賞を受賞した。同商品が生まれたきっかけは、魚谷剛生専務が2019年に「他にない味と見た目」のプチ創作さつま揚げを開発し、バレンタインの時期に期間限定で発売したことに始まる。
 購入者から好評を博し、翌年も手ごたえがあったため、昨秋にはネット通販限定の新ブランド「nerimo.(ネリモ)」を立ち上げ、レギュラー販売を開始した。
 従来の練り物のイメージとは一線を画し、ギフトやお酒のリッチなおつまみとして購入される率が高い。ラインナップは、バジルチーズ、ピンクハート、チョコナッツ、ピーナッツバター、若草コーン、アヒージョボール、栗かぼちゃ、ゆば巻きの8種類。すり身の味わいを活かす素材を厳選し、自然な甘みやコクを重視している。
 魚谷専務は「若い人に関心を抱いてもらえる練り物にしたいと思って商品開発を行っている。手作りなので手間が掛かるが、1つ1つにこだわりが詰まっている。nerimo.シリーズは第2・第3弾とレギュラー数を増やしていき、同時に認知拡大も図っていきたい」と語った。
 同社の本店は、奈良市の中心市街地の1つ「ならまち」に位置し、名物の「バターポテト」などを購入して食べ歩くことができる。バターポテトは、過去にテレビ番組でマツコデラックスさんや関ジャニの村上信五さんが試食して絶賛し、昨年は俳優の古田新太さんが「いま1番気になる酒のつまみ」として紹介した。
【2022(令和4)年5月16日第5093号】


株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る