漬物用国産ミョウガを提供
岡矢食品(岡矢光弘代表、奈良県五條市大深町)はミョウガの栽培、漬物用加工を行っている。安定した高品質と原料確保力で信頼を得て、全国の大手漬物メーカーへ納入実績を重ねている。
地元奈良県では大和伝統野菜に指定される「花茗荷」の露地栽培に取り組む。同社の位置する五條市大深町は標高が450~500メートルと高く、寒暖の差が激しい気候条件から硬めの実で漬物に適したミョウガが育つ。
例年、9月中旬から収穫が始まる。一帯にはミョウガの作付け地が山の斜面を埋め尽くすほどの規模だ。近年は就農者の高齢化や人口減少が課題となっているが、岡矢氏は周辺農家との連携を深め産地維持に努めている。
同社のミョウガは、高品質を維持するために収穫後は迅速な漬込み処理を鉄則としている。農家自身で洗浄した原料を、同社の漬込み工場で再度洗浄を行ってから塩漬しているため異物混入が起きない。安定した高品質と安全性が信頼を得る理由だ。
また奈良産以外では、東北や四国からも原料を引き取り、「茎茗荷」も扱っている。特に国内最大産地である四国産原料は十分な量を確保し、安定供給を図っている。
ミョウガは漬物用のほか薬味としての人気も高く、近年ではチューブ入りタイプが開発されるなど引き合いが強まっている。
山椒の栽培・加工も盛んに行っている。こちらは奈良産、和歌山産が中心。漬物や佃煮に重宝されている。
地元奈良県では大和伝統野菜に指定される「花茗荷」の露地栽培に取り組む。同社の位置する五條市大深町は標高が450~500メートルと高く、寒暖の差が激しい気候条件から硬めの実で漬物に適したミョウガが育つ。
例年、9月中旬から収穫が始まる。一帯にはミョウガの作付け地が山の斜面を埋め尽くすほどの規模だ。近年は就農者の高齢化や人口減少が課題となっているが、岡矢氏は周辺農家との連携を深め産地維持に努めている。
同社のミョウガは、高品質を維持するために収穫後は迅速な漬込み処理を鉄則としている。農家自身で洗浄した原料を、同社の漬込み工場で再度洗浄を行ってから塩漬しているため異物混入が起きない。安定した高品質と安全性が信頼を得る理由だ。
また奈良産以外では、東北や四国からも原料を引き取り、「茎茗荷」も扱っている。特に国内最大産地である四国産原料は十分な量を確保し、安定供給を図っている。
ミョウガは漬物用のほか薬味としての人気も高く、近年ではチューブ入りタイプが開発されるなど引き合いが強まっている。
山椒の栽培・加工も盛んに行っている。こちらは奈良産、和歌山産が中心。漬物や佃煮に重宝されている。