大豆ミートが美味しい 簡単♪アジアの食卓
株式会社東乃匠(東潤一郎社長、大阪府高槻市)グループの、水車食品工業株式会社(大分市広瀬町)は、長年作り続けてきた九州産高菜漬と、近年注目の新食材「大豆ミート」を組み合わせた常温惣菜を4月より新発売した。「大豆ミートが美味しい 簡単♪アジアの食卓」シリーズとして『ガパオ風味』『キーマカレー風味』『タコライス風味』の3種類。
シリーズ共通で、1包装100g当たりのタンパク質量を包装表面に明記し、健康ニーズに応える。またレシピ例をシズル感ある写真で表現している。大豆ミートに対して美味しくなさそう、物足りなさそうと先入観を持つ人も食べてみたくなるような賑やかな包装となっている。
『ガパオ風味』はタイ料理の定番、ガパオライスをイメージし、ナンプラー(魚醤)を効かせた。タンパク質は13・3g入り。
『キーマカレー風味』はスパイス香るインド風キーマカレーを大豆ミートで再現した。高菜漬が香りを引き立ててくれる。チーズを乗せて焼きカレー風にするなどアレンジも楽しめる一品だ。タンパク質は12・9g入り。
『タコライス風味』はメキシコ料理のタコスをご飯に乗せた、沖縄発祥の料理を表現。トマトベースのサルサソースを用い、酸味と辛みが食欲を掻き立てる。ご飯はもちろん、パスタとも好相性だ。タンパク質は10・8g入り。
高菜漬を主力としてきた同社が今回、惣菜風の本シリーズを開発できたのは、売上No.1を誇る「九州産辛子高菜油いため」の知見が生きた。植物性の素材と油を組み合わせて美味しさを作る技術を蓄積してきたためだ。
いずれもひき肉を使った料理をモデルとしていて、大豆ミートを使ってごろごろとした粗挽きの食感をうまく再現している。また香り高いスパイスを使用しているため大豆ミート特有の臭いも気にならない。熟成された九州産高菜漬もエスニックな味わいを増幅させる役割を果たしている。
この他、「宮崎県産切干大根サラダ マヨネーズ和え 」も発売した。こちらは食物繊維3・8g入り。切干大根の食感が心地よい惣菜サラダに仕上がっている。特製マヨネーズを用いておりサンドイッチなどにもよく合う渾身の新商品だ。
【2022(令和4)年4月21日第5091号9面】