<細萱食品>自慢のところてんシリーズ
天然の天草は仕入れのタイミングにより特徴が異なるため、ところてんにした際にバラつきが発生する場合がある。
そこで同社は完成品にバラつきが出ないように、特徴の違う天草をバランスよくブレンドして仕込みを行う。さらに長野県のおいしい水を使用しているため、洗練された味と香りを楽しむことができる。
そこで同社は完成品にバラつきが出ないように、特徴の違う天草をバランスよくブレンドして仕込みを行う。さらに長野県のおいしい水を使用しているため、洗練された味と香りを楽しむことができる。
【2024(令和6年)7月21日第5168号17面】
細萱食品
白いこんにゃくの中に、黒いきくらげ。二色の色合いから名付けられた「パンダこんにゃく」が、テレビ番組で何度も特集されるなど話題を集めている。
販売しているのは、物流会社・ホンダロジコム株式会社(本多敦社長、愛知県春日井市)が運営するきくらげ農園「春日井ファーム」だ。
あらげきくらげ1種類のみを、冷暖房完備のハウスで、農薬は一切使用せず、美味しさとともに安心を徹底追求し栽培している。手のひら大まで大きく育てたきくらげは肉厚で、とろりと柔らかいのが特徴。
このきくらげを練り込んだ「パンダこんにゃく」のおすすめの食べ方は刺し身。アク抜き不要で、うす切りにして醤油や酢味噌など好みのタレを付けて食べれば、つるんとしたこんにゃくと柔らかなきくらげの、初体験な食感が楽しめる。もちろん、煮物などの料理具材にしても、いつものこんにゃくとはひと味違った味わいになる。内容量は1枚250gで、賞味期限は4か月(常温保存)。
より手軽に刺し身こんにゃくを味わえるよう、炊き込んで味付きにした「旨味しょうゆ味」と「やみつきピリ辛味」も発売中。こちらは1枚約100gで賞味期限は3カ月。食べきりやすい小さめサイズとしている。
ホンダロジコムが農業に着手したのは2017年1月のこと。障がいのある人が働ける場が不足していた春日井市で新事業を模索し、国内自給率が約5%と低く、また冷暖房完備のハウスならば1年中同じ環境で働けるきくらげ栽培に着目した。
月間生産量は現在約1トン。主に県内のスーパーや生協へ生鮮品として出荷しているが、形や色が規定に達しないものを乾燥させ、「パンダこんにゃく」などの加工品に利用している。
しかし最近は「パンダこんにゃく」の県外出荷が増えてきたことから、増産体制の整備も視野に入れているとのことだ。
【2024(令和6)年6月21日第5166号8面】
春日井ファーム
https://kikurageland.com/farm/
販売しているのは、物流会社・ホンダロジコム株式会社(本多敦社長、愛知県春日井市)が運営するきくらげ農園「春日井ファーム」だ。
あらげきくらげ1種類のみを、冷暖房完備のハウスで、農薬は一切使用せず、美味しさとともに安心を徹底追求し栽培している。手のひら大まで大きく育てたきくらげは肉厚で、とろりと柔らかいのが特徴。
このきくらげを練り込んだ「パンダこんにゃく」のおすすめの食べ方は刺し身。アク抜き不要で、うす切りにして醤油や酢味噌など好みのタレを付けて食べれば、つるんとしたこんにゃくと柔らかなきくらげの、初体験な食感が楽しめる。もちろん、煮物などの料理具材にしても、いつものこんにゃくとはひと味違った味わいになる。内容量は1枚250gで、賞味期限は4か月(常温保存)。
より手軽に刺し身こんにゃくを味わえるよう、炊き込んで味付きにした「旨味しょうゆ味」と「やみつきピリ辛味」も発売中。こちらは1枚約100gで賞味期限は3カ月。食べきりやすい小さめサイズとしている。
ホンダロジコムが農業に着手したのは2017年1月のこと。障がいのある人が働ける場が不足していた春日井市で新事業を模索し、国内自給率が約5%と低く、また冷暖房完備のハウスならば1年中同じ環境で働けるきくらげ栽培に着目した。
月間生産量は現在約1トン。主に県内のスーパーや生協へ生鮮品として出荷しているが、形や色が規定に達しないものを乾燥させ、「パンダこんにゃく」などの加工品に利用している。
しかし最近は「パンダこんにゃく」の県外出荷が増えてきたことから、増産体制の整備も視野に入れているとのことだ。
【2024(令和6)年6月21日第5166号8面】
春日井ファーム
https://kikurageland.com/farm/
中條商店 「鹿沼こんにゃく」を継承
1911年(明治44年)創業の有限会社中條商店(中條玄太郎社長、栃木県鹿沼市)は、鹿沼に江戸時代から伝わる特産品「鹿沼こんにゃく」を製造、販売している。
2021年12月、先代社長の中條堅二氏が急逝。子息の中條玄太郎氏が新社長に就任した。中條社長は「予期せぬ事態で事業や製造技術の継承は不完全な状態だったが、先代が病床で書き留めたレシピや配合表を参考に製造を続けた」と振り返る。その後、味や食感が違うなどの問い合わせもなく、取引も継続できていることから、先代が守ってきた味や品質はしっかりと維持されていることを示している。
中條社長は、「当社は創業113年で、鹿沼の特産品である鹿沼こんにゃくは地元の方に愛されてきた。鹿沼こんにゃくを製造している企業は3社しか残っていないが、製法を守って鹿沼こんにゃくの魅力を今後若い世代にも広めていきたい」と意欲を語った。
「鹿沼こんにゃく」の歴史は古く、鹿沼の山間部では在来種が生産され、良質なこんにゃくが作られていた。昔の文献によると、元文3年(1739年)に鹿沼こんにゃくが東照宮に献納された、という記述がある。しかし、「鹿沼こんにゃく」は、一般的に製造・販売されている蒟蒻製品とは異なる希少な在来種を主原料とし、親芋になるまで3年かかるなど、生産に手間を要することから生産量は減少の一途をたどっていた。だが、先代が歴史から消えかけた「鹿沼こんにゃく」を復活させ、県内を中心に地元の特産品として出荷するようになった。
全国でも生産量が限られている在来種を生で擦って作る生擦り製法で作られる「生芋こんにゃく」は、希少な原料と伝統の技が融合した希少価値の高い逸品だ。一般的に蒟蒻はこんにゃく芋を乾燥させた芋粉を使って作られるが、「生芋こんにゃく」は文字通り在来種を生で擦って作る。
こんにゃく芋の繊維質を壊さないようにするため、一つ一つ手作業によりちぎり成型する。製造期間はこんにゃく芋の収穫時期となる11月から3月まで。機械化することをせず、大量に作ることはできないが、こんにゃく芋本来のまろやかな風味としっかりとした弾力、滑らかな口当たりが特徴。限られた期間しか食べることができないため、毎年楽しみにしているファンも多く、お歳暮としても利用されている。
主力製品の「鹿沼こんにゃく」は、在来種を乾燥させて作るこんにゃく芋粉を主原料に使用。同商品は「生芋こんにゃく」と違い木枠に押し込む工程を手作業で行い、板状にして大鍋で煮上げる。手作りで作ることによって独特の弾力を楽しむことができる。しょうが醤油やポン酢をかけ薬味を乗せれば高級感のある「刺身こんにゃく」となる。規格は5枚入り(350g)と8枚入り(560g)で賞味期限はD+60日。
その他、小玉こんにゃく、板こんにゃく、さしみこんにゃく、蒟蒻麺、ところてんなどを取り揃えている。
【2024(令和6)年4月11日第5159号7面】
中條商店
1911年(明治44年)創業の有限会社中條商店(中條玄太郎社長、栃木県鹿沼市)は、鹿沼に江戸時代から伝わる特産品「鹿沼こんにゃく」を製造、販売している。
2021年12月、先代社長の中條堅二氏が急逝。子息の中條玄太郎氏が新社長に就任した。中條社長は「予期せぬ事態で事業や製造技術の継承は不完全な状態だったが、先代が病床で書き留めたレシピや配合表を参考に製造を続けた」と振り返る。その後、味や食感が違うなどの問い合わせもなく、取引も継続できていることから、先代が守ってきた味や品質はしっかりと維持されていることを示している。
中條社長は、「当社は創業113年で、鹿沼の特産品である鹿沼こんにゃくは地元の方に愛されてきた。鹿沼こんにゃくを製造している企業は3社しか残っていないが、製法を守って鹿沼こんにゃくの魅力を今後若い世代にも広めていきたい」と意欲を語った。
「鹿沼こんにゃく」の歴史は古く、鹿沼の山間部では在来種が生産され、良質なこんにゃくが作られていた。昔の文献によると、元文3年(1739年)に鹿沼こんにゃくが東照宮に献納された、という記述がある。しかし、「鹿沼こんにゃく」は、一般的に製造・販売されている蒟蒻製品とは異なる希少な在来種を主原料とし、親芋になるまで3年かかるなど、生産に手間を要することから生産量は減少の一途をたどっていた。だが、先代が歴史から消えかけた「鹿沼こんにゃく」を復活させ、県内を中心に地元の特産品として出荷するようになった。
全国でも生産量が限られている在来種を生で擦って作る生擦り製法で作られる「生芋こんにゃく」は、希少な原料と伝統の技が融合した希少価値の高い逸品だ。一般的に蒟蒻はこんにゃく芋を乾燥させた芋粉を使って作られるが、「生芋こんにゃく」は文字通り在来種を生で擦って作る。
こんにゃく芋の繊維質を壊さないようにするため、一つ一つ手作業によりちぎり成型する。製造期間はこんにゃく芋の収穫時期となる11月から3月まで。機械化することをせず、大量に作ることはできないが、こんにゃく芋本来のまろやかな風味としっかりとした弾力、滑らかな口当たりが特徴。限られた期間しか食べることができないため、毎年楽しみにしているファンも多く、お歳暮としても利用されている。
主力製品の「鹿沼こんにゃく」は、在来種を乾燥させて作るこんにゃく芋粉を主原料に使用。同商品は「生芋こんにゃく」と違い木枠に押し込む工程を手作業で行い、板状にして大鍋で煮上げる。手作りで作ることによって独特の弾力を楽しむことができる。しょうが醤油やポン酢をかけ薬味を乗せれば高級感のある「刺身こんにゃく」となる。規格は5枚入り(350g)と8枚入り(560g)で賞味期限はD+60日。
その他、小玉こんにゃく、板こんにゃく、さしみこんにゃく、蒟蒻麺、ところてんなどを取り揃えている。
【2024(令和6)年4月11日第5159号7面】
中條商店
株式会社荻野商店(荻野匡司社長、群馬県甘楽郡下仁田町)は1916年(大正5年)創業。群馬県の生産量が全国の90%以上を占めるこんにゃく芋を、様々な加工に適した「こんにゃく粉」として精粉し販売する、こんにゃく精粉メーカーとして全国屈指のシェアを誇る。
同社では1935年に動力用フランシスタタービンを導入、1962年には全国初となるこんにゃく火力乾燥機を開発するなど、時代に先駆けた取組を通して、こんにゃく業界の近代化に大きく貢献してきた。「白雪特級」は高い品質と安定性を誇る同社を代表するこんにゃく粉ブランド。全国のこんにゃくメーカーの多くが、板こんにゃくやしらたきの製造に使用しており、業界のスタンダードとして知られる。
同社製品の品質を支えているのが高レベルの品質管理体制だ。色彩選別機、2種類の金属検出機を用いた異物除去に加え、マイクロスコープなど様々な最先端機器も用いた自社検査室による検査体制を確立。こんにゃく粉の特性である粘度や白度などを検査することで、製品荷造りの際に、均質な特性になるようにブレンドしている。
2019年には食品安全に関する国際規格「FSSC22000」を取得し、さらに安全安心で高品質のこんにゃく原料を全国に届ける体制を整えている。
同社では近年、独自技術により加工したこんにゃく粉の開発、製造に力を入れる。こんにゃく以外の食品へのその需要が高まっている。
その中でも、次世代のこんにゃく粉として大きな注目を集めているのが「マジックマンナン」だ。
通常のこんにゃく粉は、凝固剤(石灰などのアルカリ剤)を加えることにより固まるが、同商品は凝固剤不要で、水や各種溶媒を加えて練るだけで固まる。
最大の特徴が、こんにゃくの性質は残しており、加熱しても溶けないこと。ゼラチンや寒天など一般的なゲル化剤は、熱に弱いため固めたものを加熱調理することができないが、マジックマンナンであれば加熱調理することができる。
その特性を生かし、調理・加工温度は、冷温・常温・加熱(ボイル/レトルト)まで幅広く対応が可能となっており、「まとまりを良くしたい(結着性)」「しっとり・やわらか・ジューシーさが欲しい(食感改良)」「歩留まり改善を図りたい」などの要望に応えることができる。
また、酸性・中性・アルカリ性を問わずゲル化が可能であり、無味無臭で素材の風味を損なわないため、汎用性が高く、幅広い用途に使用できることも特長。現在も、和洋中の料理やスイーツ、介護食、プラントベースなど様々なジャンルでマジックマンナンの活躍の場が広がっている。
同社では、マジックマンナンの他にも、アルコール洗浄と微粉砕を行ったこんにゃく粉「ファインスーパーマンナン」、蒟蒻粉をアルコール水溶液で洗浄した「スーパーマンナン」など幅広い商品をラインナップ、こんにゃく粉の新たな可能性を追求している。
【2024(令和6)年4月1日第5158号2面】
同社では1935年に動力用フランシスタタービンを導入、1962年には全国初となるこんにゃく火力乾燥機を開発するなど、時代に先駆けた取組を通して、こんにゃく業界の近代化に大きく貢献してきた。「白雪特級」は高い品質と安定性を誇る同社を代表するこんにゃく粉ブランド。全国のこんにゃくメーカーの多くが、板こんにゃくやしらたきの製造に使用しており、業界のスタンダードとして知られる。
同社製品の品質を支えているのが高レベルの品質管理体制だ。色彩選別機、2種類の金属検出機を用いた異物除去に加え、マイクロスコープなど様々な最先端機器も用いた自社検査室による検査体制を確立。こんにゃく粉の特性である粘度や白度などを検査することで、製品荷造りの際に、均質な特性になるようにブレンドしている。
2019年には食品安全に関する国際規格「FSSC22000」を取得し、さらに安全安心で高品質のこんにゃく原料を全国に届ける体制を整えている。
同社では近年、独自技術により加工したこんにゃく粉の開発、製造に力を入れる。こんにゃく以外の食品へのその需要が高まっている。
その中でも、次世代のこんにゃく粉として大きな注目を集めているのが「マジックマンナン」だ。
通常のこんにゃく粉は、凝固剤(石灰などのアルカリ剤)を加えることにより固まるが、同商品は凝固剤不要で、水や各種溶媒を加えて練るだけで固まる。
最大の特徴が、こんにゃくの性質は残しており、加熱しても溶けないこと。ゼラチンや寒天など一般的なゲル化剤は、熱に弱いため固めたものを加熱調理することができないが、マジックマンナンであれば加熱調理することができる。
その特性を生かし、調理・加工温度は、冷温・常温・加熱(ボイル/レトルト)まで幅広く対応が可能となっており、「まとまりを良くしたい(結着性)」「しっとり・やわらか・ジューシーさが欲しい(食感改良)」「歩留まり改善を図りたい」などの要望に応えることができる。
また、酸性・中性・アルカリ性を問わずゲル化が可能であり、無味無臭で素材の風味を損なわないため、汎用性が高く、幅広い用途に使用できることも特長。現在も、和洋中の料理やスイーツ、介護食、プラントベースなど様々なジャンルでマジックマンナンの活躍の場が広がっている。
同社では、マジックマンナンの他にも、アルコール洗浄と微粉砕を行ったこんにゃく粉「ファインスーパーマンナン」、蒟蒻粉をアルコール水溶液で洗浄した「スーパーマンナン」など幅広い商品をラインナップ、こんにゃく粉の新たな可能性を追求している。
【2024(令和6)年4月1日第5158号2面】
荻野商店HP
茂木食品工業株式会社(茂木進社長、群馬県甘楽郡下仁田町)は蒟蒻の生産地として有名な群馬県下仁田町にて半世紀以上にわたり、こんにゃくの製造販売を行う老舗。最近では、既存のこんにゃくの枠を超えた研究開発に着手し画期的な新商品を次々と生み出している。
2021年に発売し話題を呼んでいるのが蒟蒻と大豆から作ったサラダ感覚で食べられる新感覚ヘルシーハンバーグ「サラダバーグ」だ。通常ハンバーグに使用されることの多い卵白やパン粉の代わりに、こんにゃくペーストを使用、100%プラントベースのハンバーグが完成した。
一袋(90g)食べてもカロリーは77キロカロリー。一般的なお肉のハンバーグと比較してカロリー60%オフ、糖質70%オフ、脂質80%オフと圧倒的な数値を実現。一般的な大豆ハンバーグと比較してもカロリーは半分以下に抑えられている。
グルテンフリーやヴィーガンにも対応しており、カロリーが気になる人以外にも、インバウンド向けや輸出など幅広いニーズが期待できる商品となっている。 2022年には、シリーズ商品として、たんぱく質を増量した「サラダバーグ アスリート」、こんにゃくセラミドを配合した「サラダバーグ リッチセラミド」を発売。アスリートや美容・健康に関心の高い層からの支持を集めている。 また、介護施設などへの需要が高まっているのが「ほろっと崩れるこんにゃく」。商品名の通り、舌でつぶせる柔らかさを実現したこんにゃくだ。
開発のきっかけは、咀嚼が不自由なお客様から同社へ「こんにゃくをどうしても食べたい」という要望が寄せられたこと。これまで介護食用に作られたこんにゃくは、一度粉砕したものをゼラチンで固めたものなど、加熱すると溶けてしまう「こんにゃくのような」ものが多かったが、同社の商品は加熱しても崩れず、煮物やおでんとして調理できるところが特徴の、本物のこんにゃくである。
同商品は2018年に製法特許を取得、2019年に公益社団法人発明協会の発明奨励賞を受賞。こんにゃくの可能性を大きく広げる商品として注目を集めている。
同社では「冷凍耐性こんにゃく」の製造も行う。同製品は冷凍耐性があり、通常のこんにゃく同様に使用することが可能。形状は板・小玉・サイコロ・糸など要望に合わせ調整することができ、近年は冷凍おせちやもつ煮などの具材として引き合いが高まっている。 同社では昨年6月、食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」認証を取得。さらに安全安心な品質管理体制を整えている。
2021年に発売し話題を呼んでいるのが蒟蒻と大豆から作ったサラダ感覚で食べられる新感覚ヘルシーハンバーグ「サラダバーグ」だ。通常ハンバーグに使用されることの多い卵白やパン粉の代わりに、こんにゃくペーストを使用、100%プラントベースのハンバーグが完成した。
一袋(90g)食べてもカロリーは77キロカロリー。一般的なお肉のハンバーグと比較してカロリー60%オフ、糖質70%オフ、脂質80%オフと圧倒的な数値を実現。一般的な大豆ハンバーグと比較してもカロリーは半分以下に抑えられている。
グルテンフリーやヴィーガンにも対応しており、カロリーが気になる人以外にも、インバウンド向けや輸出など幅広いニーズが期待できる商品となっている。 2022年には、シリーズ商品として、たんぱく質を増量した「サラダバーグ アスリート」、こんにゃくセラミドを配合した「サラダバーグ リッチセラミド」を発売。アスリートや美容・健康に関心の高い層からの支持を集めている。 また、介護施設などへの需要が高まっているのが「ほろっと崩れるこんにゃく」。商品名の通り、舌でつぶせる柔らかさを実現したこんにゃくだ。
開発のきっかけは、咀嚼が不自由なお客様から同社へ「こんにゃくをどうしても食べたい」という要望が寄せられたこと。これまで介護食用に作られたこんにゃくは、一度粉砕したものをゼラチンで固めたものなど、加熱すると溶けてしまう「こんにゃくのような」ものが多かったが、同社の商品は加熱しても崩れず、煮物やおでんとして調理できるところが特徴の、本物のこんにゃくである。
同商品は2018年に製法特許を取得、2019年に公益社団法人発明協会の発明奨励賞を受賞。こんにゃくの可能性を大きく広げる商品として注目を集めている。
同社では「冷凍耐性こんにゃく」の製造も行う。同製品は冷凍耐性があり、通常のこんにゃく同様に使用することが可能。形状は板・小玉・サイコロ・糸など要望に合わせ調整することができ、近年は冷凍おせちやもつ煮などの具材として引き合いが高まっている。 同社では昨年6月、食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」認証を取得。さらに安全安心な品質管理体制を整えている。
【2024(令和6)年4月1日第5158号2面】
茂木食品工業HP
株式会社市川食品(市川英久社長、群馬県高崎市行力町)は大正14年創業の老舗こんにゃくメーカー。良質な群馬県産こんにゃく玉を使用、伝統の技と新しい技術を融合し、こんにゃく、しらたきといった伝統食から、こんにゃく粉を使用したスイーツまで幅広い製品を製造している。
これから夏に向けて需要が高まるのが「みつまめ」「くずきり」「ところてん」といった涼味商材。2月末から9月初旬までの期間限定品となる(一部通年販売)。
「みつまめ」「くずきり」は6年前の発売以来、年々売上が伸長。都内量販店でも定番品として販売され人気を集めている。猛暑続きだった昨年は、みつまめが年間出荷数140万食、くずきりも同100万食を達成、過去最高売上を記録した。
みつまめは、天草から作った寒天粉だけを使用することで、心地良い歯応えの良さが楽しめる仕上がり。くずきりは、寒天やくず粉などに群馬県産こんにゃく粉を配合することで、モチモチとした強い弾力を実現している。
どちらの商品も黒蜜に黒糖を使用しており、コクのある上品な甘さが味わいを高めている。
カロリーは、みつまめは94キロカロリー、くずきりが113キロカロリー、(共に黒蜜を含めて)と低カロリーで、ダイエット中のデザートやおやつにも最適だ。
また同社の「ところてん」は、伊豆産天草を100%使用して、ベテランの職人により作られるロングセラー。粘り気のある食感、結んでも千切れない程の弾力があり、のど越しが良い。タレは酢と醤油を配合した二杯酢を添付。三杯酢より甘さを抑え、暑い夏場にさっぱりと楽しめるよう仕上げている。
同社では業務用製品も幅広く展開。カット幅や形状などの要望に細やかに対応する。最近では、惣菜売場向けの煮物・もつ煮・おでんなどへのこんにゃく需要が増加している。
こんにゃく粉を使用した「タピオカこんにゃく」も製造。デザート、ドリンク向けに供給しているほか、米粒サイズに仕上げ、米飯に混ぜることで、カロリー制限食への需要も広がっている。
これから夏に向けて需要が高まるのが「みつまめ」「くずきり」「ところてん」といった涼味商材。2月末から9月初旬までの期間限定品となる(一部通年販売)。
「みつまめ」「くずきり」は6年前の発売以来、年々売上が伸長。都内量販店でも定番品として販売され人気を集めている。猛暑続きだった昨年は、みつまめが年間出荷数140万食、くずきりも同100万食を達成、過去最高売上を記録した。
みつまめは、天草から作った寒天粉だけを使用することで、心地良い歯応えの良さが楽しめる仕上がり。くずきりは、寒天やくず粉などに群馬県産こんにゃく粉を配合することで、モチモチとした強い弾力を実現している。
どちらの商品も黒蜜に黒糖を使用しており、コクのある上品な甘さが味わいを高めている。
カロリーは、みつまめは94キロカロリー、くずきりが113キロカロリー、(共に黒蜜を含めて)と低カロリーで、ダイエット中のデザートやおやつにも最適だ。
また同社の「ところてん」は、伊豆産天草を100%使用して、ベテランの職人により作られるロングセラー。粘り気のある食感、結んでも千切れない程の弾力があり、のど越しが良い。タレは酢と醤油を配合した二杯酢を添付。三杯酢より甘さを抑え、暑い夏場にさっぱりと楽しめるよう仕上げている。
同社では業務用製品も幅広く展開。カット幅や形状などの要望に細やかに対応する。最近では、惣菜売場向けの煮物・もつ煮・おでんなどへのこんにゃく需要が増加している。
こんにゃく粉を使用した「タピオカこんにゃく」も製造。デザート、ドリンク向けに供給しているほか、米粒サイズに仕上げ、米飯に混ぜることで、カロリー制限食への需要も広がっている。
【2024(令和6)年4月1日第5158号3面】
市川食品HP
有限会社ツトム食品(土屋智久社長、群馬県富岡市野上)は、厳選した群馬県産蒟蒻芋と野上川の清流水を使用、原料と水にこだわった良質なこんにゃく製造を行っている。
同社では、世界的な日本食ブームやヴィーガン・ベジタリアン人口の増加を背景に、2018年よりこんにゃくの輸出をスタート。輸出額は右肩上がりで増加しており、現在、北米・ヨーロッパ・アジアなど世界14カ国で同社製品が販売され、日本発の健康食品として親しまれている。
特に人気なのが「SoyNyack(ソイニャック)」と「枝豆こんにゃく」の2品。健康志向が追い風となり、海外だけでなく国内でも売上が伸長している商品だ。
「SoyNyack」は水で流すだけで食べられる、グルテンフリーの大豆こんにゃく麺。こんにゃくと大豆粉を原料に、“フィットチーネ”のような平たい麺に仕上げている。
喉越しが良く、温めても冷やしても美味しく食べられる。食べ方は様々で、付属のごまドレッシングのほか、お好みのドレッシングやレトルトソースをかけて自由な楽しみ方ができる。野菜と共にサラダ麺として、またタイ料理のパッタイのように炒めても美味しい。
低カロリー(ドレッシング含め1食あたり75キロカロリー)、低糖質、さらに大豆のタンパク質も摂取できるヘルシーな商品となっている。
「枝豆こんにゃく」は、国産枝豆粉とこんにゃく粉を練り合わせた風味豊かで色鮮やかなこんにゃく。水洗いして、添付のダシ醤油のほか、わさび醤油、酢味噌などお好みのタレをかけるだけで手軽に楽しめる。枝豆と相性の良い岩塩などでさっぱり食べるのもオススメだ。
翡翠のように美しい緑色が特徴で、サラダや煮物など幅広い料理に使用することで、鮮やかな彩りを演出することもできる。こちらも100g19キロカロリーと低カロリーで、ダイエット中の食事やおつまみに最適な商品だ。
同社では、玉こんにゃく、薄切りこんにゃく、しらたき、ところてんなど各種業務用商品も手掛けており、品質の良さや細やかな対応により、販売先が増加している。
同社では、世界的な日本食ブームやヴィーガン・ベジタリアン人口の増加を背景に、2018年よりこんにゃくの輸出をスタート。輸出額は右肩上がりで増加しており、現在、北米・ヨーロッパ・アジアなど世界14カ国で同社製品が販売され、日本発の健康食品として親しまれている。
特に人気なのが「SoyNyack(ソイニャック)」と「枝豆こんにゃく」の2品。健康志向が追い風となり、海外だけでなく国内でも売上が伸長している商品だ。
「SoyNyack」は水で流すだけで食べられる、グルテンフリーの大豆こんにゃく麺。こんにゃくと大豆粉を原料に、“フィットチーネ”のような平たい麺に仕上げている。
喉越しが良く、温めても冷やしても美味しく食べられる。食べ方は様々で、付属のごまドレッシングのほか、お好みのドレッシングやレトルトソースをかけて自由な楽しみ方ができる。野菜と共にサラダ麺として、またタイ料理のパッタイのように炒めても美味しい。
低カロリー(ドレッシング含め1食あたり75キロカロリー)、低糖質、さらに大豆のタンパク質も摂取できるヘルシーな商品となっている。
「枝豆こんにゃく」は、国産枝豆粉とこんにゃく粉を練り合わせた風味豊かで色鮮やかなこんにゃく。水洗いして、添付のダシ醤油のほか、わさび醤油、酢味噌などお好みのタレをかけるだけで手軽に楽しめる。枝豆と相性の良い岩塩などでさっぱり食べるのもオススメだ。
翡翠のように美しい緑色が特徴で、サラダや煮物など幅広い料理に使用することで、鮮やかな彩りを演出することもできる。こちらも100g19キロカロリーと低カロリーで、ダイエット中の食事やおつまみに最適な商品だ。
同社では、玉こんにゃく、薄切りこんにゃく、しらたき、ところてんなど各種業務用商品も手掛けており、品質の良さや細やかな対応により、販売先が増加している。
【2024(令和6)年4月1日第5158号3面】
ツトム食品HP
株式会社アイエー・フーズ(鶴田さゆり社長、群馬県富岡市南蛇井)は、伝統的なこんにゃくの美味しさを守りながら、「Konjac Innovation」をキーワードに、こんにゃくの良さや特徴を活かした新たな食べ方を提案、日本にとどまらず世界へ、群馬の誇る日本の伝統食品「こんにゃく」を提案している。
同社では、水切りなしでそのまま食べられる蒟蒻麺「水切り不要 謹製 蒟蒻麺 担々麺」と「水切り不要 謹製 蒟蒻麺 酸辣湯麺」の2品を3月1日より新発売した。これまでの同社の蒟蒻麺は、水切り後に、添付のタレを混ぜて食べるスタイルだったが、新商品は水切り不要で、商品カップ内で、蒟蒻麺と添付のタレを混ぜてすぐに食べられる即食性に富んだ商品となっている。
商品カップをそのまま容器として使用できるため、場所を選ばず、いつでもどこでも蒟蒻麺を楽しめることがポイント。
同社では、水切りなしでそのまま食べられる蒟蒻麺「水切り不要 謹製 蒟蒻麺 担々麺」と「水切り不要 謹製 蒟蒻麺 酸辣湯麺」の2品を3月1日より新発売した。これまでの同社の蒟蒻麺は、水切り後に、添付のタレを混ぜて食べるスタイルだったが、新商品は水切り不要で、商品カップ内で、蒟蒻麺と添付のタレを混ぜてすぐに食べられる即食性に富んだ商品となっている。
商品カップをそのまま容器として使用できるため、場所を選ばず、いつでもどこでも蒟蒻麺を楽しめることがポイント。
1人前あたり担々麺が99キロカロリー、酸辣湯麺は48キロカロリー、麺の糖質もそれぞれ0グラムとなっており、ダイエット食やカロリー制限食として活躍する。
担々麺は胡麻のコクと香りが楽しめる風味豊かな味わい、酸辣湯麺は絶妙な酸味と辛みが食欲を引き立てる味わいにそれぞれ仕上がっている。
どちらの商品も容器ごとレンジで温めて食べることが可能、温めずにそのまま食べるのもオススメだ。
担々麺は胡麻のコクと香りが楽しめる風味豊かな味わい、酸辣湯麺は絶妙な酸味と辛みが食欲を引き立てる味わいにそれぞれ仕上がっている。
どちらの商品も容器ごとレンジで温めて食べることが可能、温めずにそのまま食べるのもオススメだ。
【2024(令和6)年4月1日第5158号3面】
アイエー・フーズHP
株式会社下仁田物産(柿澤孝勇社長、神奈川県厚木市)は、株式会社オーイズミ(神奈川県厚木市)グループの食品メーカー。蒟蒻ゼリーを中心に、ゼリー、こんにゃく、しらたき、ペットフードなどを手掛けている。
蒟蒻ゼリーは特にラインナップが豊富。「蒟蒻工房」シリーズは、群馬県産のこんにゃく粉を使用し下仁田町で製造した蒟蒻ゼリー。個包装でマジックカット仕様のため食べやすい。ぶどう、もも、りんご、マンゴー、マスカット、みかんといったフルーツ系6種類のほか、珈琲味、抹茶味、カフェオレ風味など様々な味わいを揃えている。
通常のゼリーも製造販売しており、凍らせて食べるこんにゃく不使用の「フローズンゼリー」シリーズは、シャリっともちぷる食感が楽しめる夏場のスイーツとして好評を博している。こちらもコーヒー、ヨーグルト、クラフトコーラ、ブルーハワイ、イチゴ、メロンと幅広い味わいをラインナップしている。
同社では、蒟蒻ゼリーやこんにゃくのOEM製造にも対応。FSSC22000認定取得の厳格な品質管理体制の下、顧客ニーズに合わせた幅広いフレーバー開発が可能となっている。
蒟蒻ゼリーは特にラインナップが豊富。「蒟蒻工房」シリーズは、群馬県産のこんにゃく粉を使用し下仁田町で製造した蒟蒻ゼリー。個包装でマジックカット仕様のため食べやすい。ぶどう、もも、りんご、マンゴー、マスカット、みかんといったフルーツ系6種類のほか、珈琲味、抹茶味、カフェオレ風味など様々な味わいを揃えている。
通常のゼリーも製造販売しており、凍らせて食べるこんにゃく不使用の「フローズンゼリー」シリーズは、シャリっともちぷる食感が楽しめる夏場のスイーツとして好評を博している。こちらもコーヒー、ヨーグルト、クラフトコーラ、ブルーハワイ、イチゴ、メロンと幅広い味わいをラインナップしている。
同社では、蒟蒻ゼリーやこんにゃくのOEM製造にも対応。FSSC22000認定取得の厳格な品質管理体制の下、顧客ニーズに合わせた幅広いフレーバー開発が可能となっている。
【2024(令和6)年4月1日第5158号3面】
下仁田物産HP
有限会社樋川商店(樋川和晴社長、東京都大田区)は、東京・蒲田の地で60年以上続くこんにゃく屋。創業以来伝統の製法を受け継ぎ、手間暇をかけて、こだわりのこんにゃく、しらたき、ところてん製品などをつくっている。
「特別栽培 缶蒸しこんにゃく」は、下仁田契約栽培農家の農薬を極力抑えた最高級の蒟蒻芋粉を使用。通常より時間と手間のかかる“缶蒸し製法”によってつくりあげた、弾力にこだわった味しみの良いこんにゃく。アク抜き処理済みのため、石灰の臭いが少ない。製造に時間がかかるため、少量ずつしか製造できない希少品で、東京都大田区の逸品を認定する「おおたの逸品」にも登録されている。
「伊豆七島産 ところてん」は、国内流通量わずか2%以下とされる希少な東京・伊豆七島産天草を使用。豊かな磯の風味と結べるほどの抜群のコシが特長だ。
開放釜で炊く伝統的な製法にもこだわり、天草の状態や気候に合わせて炊き加減を調整することで、えぐ味や雑味のないまろやかな味わいに仕上げている。
また昨年末新発売の東京あんみつ」も好評。コリコリした食感の寒天に、沖縄県産黒糖使用の黒みつ、北海道産小豆使用のつぶあんが絡み合う美味しさ。内容量120g入りでたっぷりと楽しめるのも魅力だ。
「特別栽培 缶蒸しこんにゃく」は、下仁田契約栽培農家の農薬を極力抑えた最高級の蒟蒻芋粉を使用。通常より時間と手間のかかる“缶蒸し製法”によってつくりあげた、弾力にこだわった味しみの良いこんにゃく。アク抜き処理済みのため、石灰の臭いが少ない。製造に時間がかかるため、少量ずつしか製造できない希少品で、東京都大田区の逸品を認定する「おおたの逸品」にも登録されている。
「伊豆七島産 ところてん」は、国内流通量わずか2%以下とされる希少な東京・伊豆七島産天草を使用。豊かな磯の風味と結べるほどの抜群のコシが特長だ。
開放釜で炊く伝統的な製法にもこだわり、天草の状態や気候に合わせて炊き加減を調整することで、えぐ味や雑味のないまろやかな味わいに仕上げている。
また昨年末新発売の東京あんみつ」も好評。コリコリした食感の寒天に、沖縄県産黒糖使用の黒みつ、北海道産小豆使用のつぶあんが絡み合う美味しさ。内容量120g入りでたっぷりと楽しめるのも魅力だ。
【2024(令和6)年3月1日第5155号5面】
樋川商店HP