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Web展示会 伊那食品(長野県)2024年7月

”市田柿”柿皮添えた野沢菜漬

柿の風味薫るフルーティーな野沢菜漬
嬬恋産キャベツミックス 塩だれにんにく風味
 伊那食品株式会社(小澤一磨社長、下伊那郡松川町)は、南信州の北端・松川町で野沢菜漬を製造する専門メーカー。同社では9月~11月の季節限定商品として「柿の風味薫るフルーティーな野沢菜漬」を発売している。 長野特産の野沢菜漬に南信州名産の「市田柿」(干し柿)の柿皮を添えて、フルーティーな味わいに仕上げた季節感溢れる商品。
 本来、廃棄される柿皮を使用することにより食品ロス削減にも貢献したSDGs対応型商品でもある。  製法にもこだわった。契約栽培された野沢菜を丁寧に2度漬け込み、調味液に柿ペーストを使用することで柿独特の甘味を感じる味わいに仕上げた。
 信州の家庭では野沢菜を漬け込む際に、塩加減をやわらかくするため、隠し味として柿皮も一緒に漬け込む風習があり、その伝統製法を取り入れた。やわらかな柿の風味と野沢菜の塩加減が絶妙にマッチした一品となっている。内容量は170gで賞味期間はD+12。
 7月~10月の季節限定品として展開する「嬬恋産キャベツミックス 塩だれにんにく風味」も人気商品となっている。
 群馬県嬬恋村産のキャベツと長野県小海町産の野沢菜のカットを7:3の割合でミックス。キャベツの内容量を多くすることによりキャベツのシャキシャキとした歯ごたえと甘味が強く感じられるよう仕上げた。 また、塩だれ風味の調味液に粒にんにくを添えることで、キャベツの風味が引き立てられ、にんにくが効いたパンチのある味わいが楽しめる。内容量は150g、賞味期間はD+8。
 同社では2020年5月にISO22000:2018の認証を取得。野沢菜やキャベツの漬込みには、中央アルプスの伏流水を使用するなど安全安心で高品質な製品づくりに取り組んでいる。
【2024(令和6)年7月21日第5168号16面】
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