小沼水産株式会社(小沼和幸社長、茨城県かすみがうら市)は、明治37年創業の老舗メーカー。商品ラインナップは、わかさぎ、川えび、小女子、シラウオ、昆布、はぜ、ふな、もろこ、貝類など豊富で、特に淡水魚のエキスパートとして知られる。
同社では一昨年発売した「うなぎ肝佃煮」が人気を集めている。
鰻の肝は、鹿児島県志布志市で鰻の養殖・加工を行っている山田水産株式会社(大分県佐伯市)のものを使用。山田水産のブランド「山田のうなぎ」を商品名に冠している。
「山田のうなぎ」ブランドの鰻は、山田水産の自社養鰻場で、徹底した健康飼育の管理のもと、一切の投薬をせずに健康に育てたもののみを使用。肝佃煮の他、蒲焼、肝串、骨せんべいの商品ラベルが「山田のうなぎ」ブランドに統一され、鰻売場で存在感を増している。
山田水産では通常では廃棄されるうなぎの骨や肝を活用することで食品ロス削減につなげる“山田水産サステナビリティサークル”の取組を行っており、小沼水産では肝を加工することで、この取組の一役を担っている。
また同社では「わかさぎ飴煮」も売れ筋商品となっている。ワカサギ取扱量で国内トップクラスを誇る同社が、鮮度や身質、サイズ、脂乗りなどで厳選したワカサギを使用。甘さを抑えたシンプルな味付けで惣菜風に仕上げている。一度焼き上げてから甘辛く炊かれたワカサギは柔らかく、口の中に入れるとホロホロとほどけていく。
昨年開催された令和5年度茨城県水産製品品評会において、最高賞である農林水産大臣賞に輝いたのが「小えび甘露煮」。同社の前浜に上がった霞ヶ浦産の川エビを水揚げしてからすぐに生きたまま釜で炊き上げた商品。抜群の鮮度を誇り、その外観はルビーのように赤く美しい輝きを放つ。
サクサクと歯切れの良い食感を持っており、噛み締めるとエビの旨味と甘みが口いっぱいに広がる。調味料は醤油、砂糖、水飴のみ。素材の味わいを生かすため、できる限りシンプルに、甘さを抑えて炊き上げている。
【2024(令和6)年8月11日第5169号8面】
同社では一昨年発売した「うなぎ肝佃煮」が人気を集めている。
鰻の肝は、鹿児島県志布志市で鰻の養殖・加工を行っている山田水産株式会社(大分県佐伯市)のものを使用。山田水産のブランド「山田のうなぎ」を商品名に冠している。
「山田のうなぎ」ブランドの鰻は、山田水産の自社養鰻場で、徹底した健康飼育の管理のもと、一切の投薬をせずに健康に育てたもののみを使用。肝佃煮の他、蒲焼、肝串、骨せんべいの商品ラベルが「山田のうなぎ」ブランドに統一され、鰻売場で存在感を増している。
山田水産では通常では廃棄されるうなぎの骨や肝を活用することで食品ロス削減につなげる“山田水産サステナビリティサークル”の取組を行っており、小沼水産では肝を加工することで、この取組の一役を担っている。
また同社では「わかさぎ飴煮」も売れ筋商品となっている。ワカサギ取扱量で国内トップクラスを誇る同社が、鮮度や身質、サイズ、脂乗りなどで厳選したワカサギを使用。甘さを抑えたシンプルな味付けで惣菜風に仕上げている。一度焼き上げてから甘辛く炊かれたワカサギは柔らかく、口の中に入れるとホロホロとほどけていく。
昨年開催された令和5年度茨城県水産製品品評会において、最高賞である農林水産大臣賞に輝いたのが「小えび甘露煮」。同社の前浜に上がった霞ヶ浦産の川エビを水揚げしてからすぐに生きたまま釜で炊き上げた商品。抜群の鮮度を誇り、その外観はルビーのように赤く美しい輝きを放つ。
サクサクと歯切れの良い食感を持っており、噛み締めるとエビの旨味と甘みが口いっぱいに広がる。調味料は醤油、砂糖、水飴のみ。素材の味わいを生かすため、できる限りシンプルに、甘さを抑えて炊き上げている。
【2024(令和6)年8月11日第5169号8面】
小沼水産 HP