伊那食品株式会社(小澤一磨社長、下伊那郡松川町)は、南信州の北端・松川町で野沢菜漬を製造する専門メーカー。同社では12月~5月の季節限定商品として「桜花入り野沢菜漬」を発売している。「桜花入り野沢菜漬」は、低塩で漬け込んだ野沢菜に地元松川町産の希少な牡丹桜の塩漬を添えた商品。野沢菜と桜花の彩りの良さはもちろん、桜花の春を感じさせるにおい、そして野沢菜のシャキシャキ感に春の訪れを彷彿とさせる。
桜花塩漬は、天然梅酢と小鳴門海峡原産の海水塩を使用して自社で漬け込んでおり、そのまま食べることもできる。自社産だから可能となる桜花の量も魅力だ。内容量は200gで、賞味期間はD+10。
「春キャベツ野沢菜 桜花入り」は、国内産の春キャベツと野沢菜をひとくちサイズにカットし、あっさりとした味わいに仕上げた商品。春キャベツのやわらかな食感と甘味が野沢菜のシャキシャキ感と塩加減にマッチする。〝春らしさの付加価値をつける〟ため、「春キャベツ」を前面に出し、2~5月の限定販売品とした。
こちらも同じく同社産の桜花塩漬が添えられており、キャベツ・野沢菜の色彩とともに、春のイメージを強く連想させる。販売期間は2月~5月の年1回で、内容量は180g、賞味期間はD+8。
また、手軽に食べられるカットタイプの野沢菜製品『「素材吟味 野沢菜」カップ80g』も、簡便性ニーズを捉え好調な売れ行きを見せる。調味液排出口付きの浅型カップを採用しており、開封してそのまま食べられる商品となっている。
同社では昨年、野沢菜製品の価格改定を実施した。小澤社長は「昨秋、原料状況が逼迫する中でも、出荷調整することなく、供給し続けることができた」とその取組に手応えを示す。
今後も、厳しい原料状況が続くことが予想される中、刻みカップ製品や本漬製品など付加価値を付けた商品の販売をさらに強化していく。
なお同社では昨年、衛生管理体制をISO22000認証からHACCP認証に変更、引き続き安全安心で高品質な製品づくりに取り組んでいる。
【2025(令和7)年1月11日第5184号18面】
桜花塩漬は、天然梅酢と小鳴門海峡原産の海水塩を使用して自社で漬け込んでおり、そのまま食べることもできる。自社産だから可能となる桜花の量も魅力だ。内容量は200gで、賞味期間はD+10。
「春キャベツ野沢菜 桜花入り」は、国内産の春キャベツと野沢菜をひとくちサイズにカットし、あっさりとした味わいに仕上げた商品。春キャベツのやわらかな食感と甘味が野沢菜のシャキシャキ感と塩加減にマッチする。〝春らしさの付加価値をつける〟ため、「春キャベツ」を前面に出し、2~5月の限定販売品とした。
こちらも同じく同社産の桜花塩漬が添えられており、キャベツ・野沢菜の色彩とともに、春のイメージを強く連想させる。販売期間は2月~5月の年1回で、内容量は180g、賞味期間はD+8。
また、手軽に食べられるカットタイプの野沢菜製品『「素材吟味 野沢菜」カップ80g』も、簡便性ニーズを捉え好調な売れ行きを見せる。調味液排出口付きの浅型カップを採用しており、開封してそのまま食べられる商品となっている。
同社では昨年、野沢菜製品の価格改定を実施した。小澤社長は「昨秋、原料状況が逼迫する中でも、出荷調整することなく、供給し続けることができた」とその取組に手応えを示す。
今後も、厳しい原料状況が続くことが予想される中、刻みカップ製品や本漬製品など付加価値を付けた商品の販売をさらに強化していく。
なお同社では昨年、衛生管理体制をISO22000認証からHACCP認証に変更、引き続き安全安心で高品質な製品づくりに取り組んでいる。
【2025(令和7)年1月11日第5184号18面】