【大阪支社】全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)は2月19日、京都市のホテルオークラ京都で評議委員会(委員長=林野雅史副会長)を開催した。各都府県組合役員らが出席し、全漬連に対し意見具申を行った。主な議題となったのは漬物製造管理士・技能評価試験制度、外国人技能実習制度、漬物グランプリ、漬物振興議員連盟との連携、各委員会の活動について。食育や漬物の塩分量表示の問題も議題に挙がり、出席者は意見を投げかけた。この意見は来年度以降の全漬連活動に生かされていく。
評議委員会の開会に際し委員長を務める林野雅史副会長は「関西はインバウンド客があふれ、4月13日より関西・大阪万博が開幕する。日本の名目GDPは過去最高に達し、他業界では大幅な賃上げが行われると報道されている。しかし漬物はその恩恵を受けられていない。この現状を変えるため、遠慮なく意見を出してほしい」と挨拶。
続いて中園会長は「梅、大根をはじめ漬物はかつてないレベルで原料不足に陥っている。コスト上昇を製品価格に転嫁しなければ事業継続は不可能だが、値上げによる消費離れが起きないような施策も必要だ。日本の人口は減少局面にあり、インバウンドを含め海外需要の取り込みも必要だろう。今日頂く意見を取り入れて事業活動を強化し、課題を克服していくつもりだ」と評議委員会の趣旨を説明した。
意見交換会に移ると、山本千曲組織委員会委員長による司会で真野康彦専務理事が本年度の事業を報告。これを踏まえて出席者全員が率直な意見を投げかけた(詳細文末)。
また、漬物の地位向上に向けた活動の参考として、開催地である京都府漬物協同組合の土井健資理事長は「すぐき」を無形民俗文化財登録に向け取り組んでいることを報告。平井誠一副会長は、万博において、食の未来に向かう日本発の食のリスト『EARTH FOODS2025』として「梅干し」と「野菜の漬物」が選ばれたことを紹介した。
最後は大久保次郎副会長が「手厳しい意見もあったが、ありがたい。それでこそ評議委員会の意味がある。来年は九州で開催する。役員以外でも参加できるので周囲の方も誘ってきてほしい」と呼びかけ閉会した。
その後、懇親会が開かれた。芸舞妓が舞を披露する京都ならではのもてなしで出席者を労った。宴席でも意見交換の続きが行われ、全漬連事業の活発化に弾みのつく一日となった。
■意見交換会の主な発言
【漬物製造管理士・技能評価試験制度】
・休止していた3級、2級の実技試験を再開すべき。
・実際の現場で失敗すれば一発で回収やクレームになる採点項目は、試験でも同様に即不合格でもよいのでは。
【外国人技能実習制度】
評議委員会の開会に際し委員長を務める林野雅史副会長は「関西はインバウンド客があふれ、4月13日より関西・大阪万博が開幕する。日本の名目GDPは過去最高に達し、他業界では大幅な賃上げが行われると報道されている。しかし漬物はその恩恵を受けられていない。この現状を変えるため、遠慮なく意見を出してほしい」と挨拶。
続いて中園会長は「梅、大根をはじめ漬物はかつてないレベルで原料不足に陥っている。コスト上昇を製品価格に転嫁しなければ事業継続は不可能だが、値上げによる消費離れが起きないような施策も必要だ。日本の人口は減少局面にあり、インバウンドを含め海外需要の取り込みも必要だろう。今日頂く意見を取り入れて事業活動を強化し、課題を克服していくつもりだ」と評議委員会の趣旨を説明した。
意見交換会に移ると、山本千曲組織委員会委員長による司会で真野康彦専務理事が本年度の事業を報告。これを踏まえて出席者全員が率直な意見を投げかけた(詳細文末)。
また、漬物の地位向上に向けた活動の参考として、開催地である京都府漬物協同組合の土井健資理事長は「すぐき」を無形民俗文化財登録に向け取り組んでいることを報告。平井誠一副会長は、万博において、食の未来に向かう日本発の食のリスト『EARTH FOODS2025』として「梅干し」と「野菜の漬物」が選ばれたことを紹介した。
最後は大久保次郎副会長が「手厳しい意見もあったが、ありがたい。それでこそ評議委員会の意味がある。来年は九州で開催する。役員以外でも参加できるので周囲の方も誘ってきてほしい」と呼びかけ閉会した。
その後、懇親会が開かれた。芸舞妓が舞を披露する京都ならではのもてなしで出席者を労った。宴席でも意見交換の続きが行われ、全漬連事業の活発化に弾みのつく一日となった。
■意見交換会の主な発言
【漬物製造管理士・技能評価試験制度】
・休止していた3級、2級の実技試験を再開すべき。
・実際の現場で失敗すれば一発で回収やクレームになる採点項目は、試験でも同様に即不合格でもよいのでは。
【外国人技能実習制度】
・日本語力を問う試験ではないので、問題にイラストを用いるなど配慮をしてほしい。
・筆記試験において、品目や地域による違いの考慮が薄く、解答困難な問題がある。作問過程の見直しが必要。
・組合非加盟企業による受験が増えている。賦課金にタダ乗りされているようで不公平感がある。加盟を促すか、加盟者と区別するような仕組みが欲しい。
・筆記試験において、品目や地域による違いの考慮が薄く、解答困難な問題がある。作問過程の見直しが必要。
・組合非加盟企業による受験が増えている。賦課金にタダ乗りされているようで不公平感がある。加盟を促すか、加盟者と区別するような仕組みが欲しい。
◎関口悟副会長(組織委員会担当)の回答=非加盟企業には事情を説明し、加盟を促していくしかない。関東では2件、加入に繋がった。全漬連は組合法により上場企業は加盟できないが、その関連会社なら可能という事例もあった。
【漬物グランプリ】
・法人の部が盛り上がりに欠ける。審査基準の明確化や、受賞後のPR強化、募集開始の早期化などテコ入れが必要。
・食育や未来の人材確保のためには、学生の部を強化すべきだ。マスコミも呼び込める。
【漬物グランプリ】
・法人の部が盛り上がりに欠ける。審査基準の明確化や、受賞後のPR強化、募集開始の早期化などテコ入れが必要。
・食育や未来の人材確保のためには、学生の部を強化すべきだ。マスコミも呼び込める。
◎秋本大典副会長の回答=消費者向けの展示会内で開催し、即売や表彰式を行っているので一定のPR効果を見込んでいる。審査については日常使いよりも、地域性や工夫が込められたものが評価される傾向にあると思う。会場が関東に固定されており他地域会員様には恐縮だが、どうか積極的な参加をお願いしたい。
【食育】
・継続的に食べてもらうためには給食への導入が必須。漬物振興議員連盟に助力を依頼したい。
【食育】
・継続的に食べてもらうためには給食への導入が必須。漬物振興議員連盟に助力を依頼したい。
◎林野副会長による回答=全漬連の新キャラクターコンペやXの運用は若い経営者が主体になって動いてくれている。キャラクターコンペは想定を超える応募があった。大阪・関西万博での発信なども含め、新しい活動を進めていきたい。
【塩分】
【塩分】
・医療や介護の現場では塩分が高いものの代表例として漬物が挙げられる状況が未だ改善されていない。情報発信が必要。
・栄養成分の常食量表示について、常食量がどれくらいかを決める必要がある。全漬連である程度の基準を発表してほしい。
・常食量が示されるとその量以上を食べてくれなくなる可能性もあり得る。常食量表示を強制されたくない。
【全漬連ホームページ】
・漬物に関する資料が古いまま、載っていても探し出すのが困難。情報発信も弱いので改修が必要。
・栄養成分の常食量表示について、常食量がどれくらいかを決める必要がある。全漬連である程度の基準を発表してほしい。
・常食量が示されるとその量以上を食べてくれなくなる可能性もあり得る。常食量表示を強制されたくない。
【全漬連ホームページ】
・漬物に関する資料が古いまま、載っていても探し出すのが困難。情報発信も弱いので改修が必要。
◎望月浩行副会長による回答=これまで発行してきた全漬連情報(会報誌)はホームページに掲載することとした。また連合会内の情報共有をスムーズにするためイントラネットの構築を進めていく。
【その他】
・各委員会で話し合ってもその場限りの情報交換で終わっている。実行に移すための仕組みを。
・高卒生採用は重要になる。農業高校等へのポスター掲出など業界全体で働きかけをすべき。
・各委員会で話し合ってもその場限りの情報交換で終わっている。実行に移すための仕組みを。
・高卒生採用は重要になる。農業高校等へのポスター掲出など業界全体で働きかけをすべき。
◎菅野行雄副会長による回答=原料・品質安定化委員会は、全漬連非加盟の原料商社も参加できるよう、日本漬物産業同友会との共催を実施した。原料は品目が多く、全漬連として具体的な対策に動くのは苦慮しているところだが、国への働きかけなどできることを進めていきたい。
【2025(令和7)年2月21日第5187号1面、2025(令和7)年3月1日第5188号1面※電子版掲載にあたり一部加筆】
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)は2月28日、東北ブロックにおいて漬物製造管理士・技能評価試験(2級・3級)を「仙都会館」(宮城県仙台市)で実施した。
東北ブロックの加盟企業から、2級3名、3級5名の計8名がそれぞれ受検した。試験委員は、東北漬物協会会長の菅野行雄氏、秋田県漬物協同組合理事長の木村吉伸氏、東北漬物協会事務局長の遠藤仁志氏が務めた。
試験は、学科(筆記)試験が13時30分~14時30分、技能要素試験(実技筆記試験)が14時45分~15時45分に行われ、いずれも滞りなく終了した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号2面】
東北ブロックの加盟企業から、2級3名、3級5名の計8名がそれぞれ受検した。試験委員は、東北漬物協会会長の菅野行雄氏、秋田県漬物協同組合理事長の木村吉伸氏、東北漬物協会事務局長の遠藤仁志氏が務めた。
試験は、学科(筆記)試験が13時30分~14時30分、技能要素試験(実技筆記試験)が14時45分~15時45分に行われ、いずれも滞りなく終了した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号2面】
<全漬連>大阪で技能実習評価試験 2社6名が初級を受験
【大阪支社】全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)が行う農産物漬物製造業技能実習評価試験の初級試験が1月26日、大阪市中央卸売市場本場業務管理棟で実施された。
生姜漬メーカー1社、浅漬メーカー1社から合計 6名(中国人4名、ベトナム人2名)が受験した。
大阪府漬物事業協同組合の辻博文副理事長、松本智文理事と、漬物製造管理士1級の資格を持つ阪本俊治氏(カカシ食研)が試験委員を務め、主席試験委員は松本氏が担当した。
試験は学科試験と実技試験(判断等試験、製作等作業試験)が行われた。初級試験では、学科試験、判断等試験の問題文が読み上げられ、製作等試験では、きゅうりの浅漬が製作された。
試験を見守った松本主席試験委員は「筆記試験はペンの進みがなめらかで、製作等試験では手際良く調理していた。日々工程をきちんと勉強し理解して、作業していることが伝わってきた。試験の監督中、実習生は日本と中国、日本とベトナムとの友好の懸け橋になっていると、本日改めて実感することができた」と感想を述べた。
生姜漬メーカー1社、浅漬メーカー1社から合計 6名(中国人4名、ベトナム人2名)が受験した。
大阪府漬物事業協同組合の辻博文副理事長、松本智文理事と、漬物製造管理士1級の資格を持つ阪本俊治氏(カカシ食研)が試験委員を務め、主席試験委員は松本氏が担当した。
試験は学科試験と実技試験(判断等試験、製作等作業試験)が行われた。初級試験では、学科試験、判断等試験の問題文が読み上げられ、製作等試験では、きゅうりの浅漬が製作された。
試験を見守った松本主席試験委員は「筆記試験はペンの進みがなめらかで、製作等試験では手際良く調理していた。日々工程をきちんと勉強し理解して、作業していることが伝わってきた。試験の監督中、実習生は日本と中国、日本とベトナムとの友好の懸け橋になっていると、本日改めて実感することができた」と感想を述べた。
専門級試験を大阪で 製作等試験は大根の浅漬
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)が行う農産物漬物製造業技能実習評価試験の専門級試験が2月8日、大阪市中央卸売市場本場業務管理棟で実施された。
奈良漬メーカー1社、浅漬・キムチ漬メーカー2社、沢庵メーカー1社から合計12名(ベトナム人10名、インドネシア人2名)が受験した。
大阪府漬物事業協同組合の辻博文副理事長、松本智文理事と、漬物製造管理士1級の資格を持つ林野賢裕氏(堺共同漬物)、阪本俊治氏(カカシ食研)が試験委員を務め、主席試験委員は阪本氏が担当した。
試験は学科試験と実技試験(判断等試験、製作等作業試験)が行われた。専門級は、試験委員が問題文を読み上げない方式のため、受験生には日本語の読解力も求められる。製作等試験では、大根の浅漬が製作された。
主席試験委員の林野氏は「筆記試験はスムーズに問題を解き終え、製作等試験では、慣れた手つきで調理していた。実習生の受け入れ企業がしっかり製造技術を伝えていることが分かった」と話した。
【2025(令和7)年2月21日第5187号2面】
関東漬物協議会(秋本大典会長)は6日、東京都荒川区のアートホテル日暮里ラングウッドにて令和7年新春懇談会を開催した。
古越三幸専務理事の司会進行で、佐久間大輔氏の開会の言葉に続いて挨拶に立った秋本会長は、気候の変化や梅の開花状況などについて触れた上で、「梅に限らず、キャベツ、レタス、白菜の価格も高い。我々も原料確保に苦労している。昨夏の猛暑の影響が続いているが、今年は梅や野菜が豊作になることを願っている」と原料の回復を祈念した。
また、昨年6月に開催した創立70周年記念式典並びに記念祝賀会について言及し、「70周年の記念誌を作成したのだが、当初は本ではなくCDにする案もあった。しかし、CDにするとあまり見る機会がないが、本ならばパラパラとでも見る。記念誌には各県の歴史や歴代会長が掲載されており、次世代の人にも見ていただきたいと思い、費用と手間はかかるが記念誌を発刊することにした。本日は暖かい東京で明るく楽しい話をさせていただきたい」と歴史を紡ぐ記念誌の意義について言及し、新春の挨拶とした。
来賓紹介に続いて挨拶に立った全国漬物検査協会の宮尾茂雄会長は、「調味梅干し1粒は、パン1枚よりも塩分が少ない。漬物の栄養成分表示は100gで計算されたものになっているが、梅干しや漬物を1回で100g食べる人はいない。そのようなことを消費者に知ってもらうためには、常食量表示にした方が分かりやすい。漬物は塩分が高いものというイメージが刷り込まれており、漬物メーカーの従業員の中にも漬物は体に良くないものだと思っている人もいる。自分が作っているものに自信と誇りを持てるように是非とも常食量表示に取組んでほしい」と理解を求めた。
続いて全日本漬物協同組合連合会の真野康彦専務理事が全漬連報告を行い、組合未加盟企業による外国人技能実習試験の受験者が増加していることや4月に開催される漬物グランプリの概要、全漬連青年部会全国大会東京大会(10月3日、豊洲)の準備が進められていることを説明し、「消費者に漬物の魅力や効能、特産品、業界活動を知っていただくために1月から公式Xを立ち上げた。各都府県組合においては、投稿の素材を送っていただきたい」と協力を求め、泰地武常任顧問が乾杯発声を務めて懇談会の幕が開けた。
会員相互に原料状況や商品の売れ行きなどの情報や意見を交換しつつ、今後の農作物の順調な生育を祈念した。宴もたけなわとなったところで、アトラクションがスタート。「浅草振袖」の舞踊で会場に花が添えられた。最後に関口悟副会長が挨拶に立ち、全漬連青年部会全国大会東京大会への参加を呼びかけて関東一本締めで中締め。続いて長谷川正一郎副会長が閉会の挨拶を行い、「これまでは下をくぐる会社があるから値上げしたくてもできなかった。しかし、今は違う。山梨の小梅は原料不足で5、6年続けて価格改定を行っている。これは日本の農業の縮図でもある。今後はバイイングパワーよりもメーカーの力がより強まっていくと見ており、そのような動きが今年から始まると思っている」とメーカーの存在感と重要性がより強まっていく考えを示し、終了となった。
【2025(令和7)年2月21日第5187号3面】
古越三幸専務理事の司会進行で、佐久間大輔氏の開会の言葉に続いて挨拶に立った秋本会長は、気候の変化や梅の開花状況などについて触れた上で、「梅に限らず、キャベツ、レタス、白菜の価格も高い。我々も原料確保に苦労している。昨夏の猛暑の影響が続いているが、今年は梅や野菜が豊作になることを願っている」と原料の回復を祈念した。
また、昨年6月に開催した創立70周年記念式典並びに記念祝賀会について言及し、「70周年の記念誌を作成したのだが、当初は本ではなくCDにする案もあった。しかし、CDにするとあまり見る機会がないが、本ならばパラパラとでも見る。記念誌には各県の歴史や歴代会長が掲載されており、次世代の人にも見ていただきたいと思い、費用と手間はかかるが記念誌を発刊することにした。本日は暖かい東京で明るく楽しい話をさせていただきたい」と歴史を紡ぐ記念誌の意義について言及し、新春の挨拶とした。
来賓紹介に続いて挨拶に立った全国漬物検査協会の宮尾茂雄会長は、「調味梅干し1粒は、パン1枚よりも塩分が少ない。漬物の栄養成分表示は100gで計算されたものになっているが、梅干しや漬物を1回で100g食べる人はいない。そのようなことを消費者に知ってもらうためには、常食量表示にした方が分かりやすい。漬物は塩分が高いものというイメージが刷り込まれており、漬物メーカーの従業員の中にも漬物は体に良くないものだと思っている人もいる。自分が作っているものに自信と誇りを持てるように是非とも常食量表示に取組んでほしい」と理解を求めた。
続いて全日本漬物協同組合連合会の真野康彦専務理事が全漬連報告を行い、組合未加盟企業による外国人技能実習試験の受験者が増加していることや4月に開催される漬物グランプリの概要、全漬連青年部会全国大会東京大会(10月3日、豊洲)の準備が進められていることを説明し、「消費者に漬物の魅力や効能、特産品、業界活動を知っていただくために1月から公式Xを立ち上げた。各都府県組合においては、投稿の素材を送っていただきたい」と協力を求め、泰地武常任顧問が乾杯発声を務めて懇談会の幕が開けた。
会員相互に原料状況や商品の売れ行きなどの情報や意見を交換しつつ、今後の農作物の順調な生育を祈念した。宴もたけなわとなったところで、アトラクションがスタート。「浅草振袖」の舞踊で会場に花が添えられた。最後に関口悟副会長が挨拶に立ち、全漬連青年部会全国大会東京大会への参加を呼びかけて関東一本締めで中締め。続いて長谷川正一郎副会長が閉会の挨拶を行い、「これまでは下をくぐる会社があるから値上げしたくてもできなかった。しかし、今は違う。山梨の小梅は原料不足で5、6年続けて価格改定を行っている。これは日本の農業の縮図でもある。今後はバイイングパワーよりもメーカーの力がより強まっていくと見ており、そのような動きが今年から始まると思っている」とメーカーの存在感と重要性がより強まっていく考えを示し、終了となった。
【2025(令和7)年2月21日第5187号3面】
消費者に正しい塩分量の情報を
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)、一般社団法人全国漬物検査協会(宮尾茂雄会長)の漬物業界2団体は15日、東京都千代田区の松本楼にて2団体共催の新年賀詞交歓会を開催した。
中園会長と宮尾会長をはじめとする両団体役員は、農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課課長の野添剛司氏ら多数の行政関係者が出席する中、原料野菜の不作や製造コストの上昇、人手不足など多くの課題を抱えている現状を説明。情報交換を行いながら、改めて支援と協力を求めた。
賀詞交歓会は全漬連の真野康彦専務理事の司会進行で、中園会長が挨拶に立ち、昨年を振り返ると「S」から始まる4つの出来事(災害、戦争、選挙、スポーツ)で整理することができると指摘しつつ、公式X開設や新キャラクター募集など全漬連の新事業を紹介した上で、「漬物業界は色々な課題を抱えているが、全漬連としては課題解決に向けて一つずつ取り組んでいく。漬物は塩分が高いという誤った認識を持っている人が多いと思うが、実際には塩分は低く、野菜を摂れば血圧対策にもなることなどを宮尾茂雄会長がデータとしてまとめている。それらの資料を活用し、医師会などにPRしていきたいと考えている。また、米を中心とした和食文化の大切さを知ってもらうことで健康増進、医療費削減などに貢献できるような動きができればいい。行政とも力を合わせて日本の食料安全保障にも関わっていきたい」と意欲を語り、行政との連携強化を求めた。
続いて農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課長の野添剛司氏、独立行政法人農林水産消費安全技術センター理事長の木内岳志氏が来賓挨拶を行った。
中園会長と宮尾会長をはじめとする両団体役員は、農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課課長の野添剛司氏ら多数の行政関係者が出席する中、原料野菜の不作や製造コストの上昇、人手不足など多くの課題を抱えている現状を説明。情報交換を行いながら、改めて支援と協力を求めた。
賀詞交歓会は全漬連の真野康彦専務理事の司会進行で、中園会長が挨拶に立ち、昨年を振り返ると「S」から始まる4つの出来事(災害、戦争、選挙、スポーツ)で整理することができると指摘しつつ、公式X開設や新キャラクター募集など全漬連の新事業を紹介した上で、「漬物業界は色々な課題を抱えているが、全漬連としては課題解決に向けて一つずつ取り組んでいく。漬物は塩分が高いという誤った認識を持っている人が多いと思うが、実際には塩分は低く、野菜を摂れば血圧対策にもなることなどを宮尾茂雄会長がデータとしてまとめている。それらの資料を活用し、医師会などにPRしていきたいと考えている。また、米を中心とした和食文化の大切さを知ってもらうことで健康増進、医療費削減などに貢献できるような動きができればいい。行政とも力を合わせて日本の食料安全保障にも関わっていきたい」と意欲を語り、行政との連携強化を求めた。
続いて農林水産省大臣官房新事業・食品産業部食品製造課長の野添剛司氏、独立行政法人農林水産消費安全技術センター理事長の木内岳志氏が来賓挨拶を行った。
産地を支える取組推進 外部に漬物の情報発信へ
野添氏は「昨年6月に食料・農業・農村基本法が改正され、食料システムの概念が明確に位置付けられた。農水省では今年の通常国会に向け、適正な価格で取引できるようにすること、環境配慮への対応、産地と連携して産地をしっかり支えていただく取組を促進するための支援措置をセットにした法案を提出するべく準備を進めている。このような取組を進めて漬物業界の発展にもつなげていきたい」と食料システムの中核に位置する漬物メーカーも含めた食品製造事業者への期待を口にした。
木内氏は「物価が上昇する中、漬物の価格も上がっていくのは当然のことだが、消費者が納得して満足できる価格で販売することが重要。地道でも品質を維持する努力をしていただき、表示適正化に向けた取組についても引き続き行っていただきたい」と語った。
全漬検の宮尾会長が乾杯の発声を務め、「私事だが、昨年12月に『漬物の力はなぜスゴイ?』という書籍を出させていただいた。漬物企業の工場で働いている人の中にも漬物の塩分は高い、と思っている人もいると思う。そのような方に本を読んでいただき、塩分は高くないということを知っていただいて、それを知り合いの10人に話してもらえれば情報が広がる。漬物の塩分は低いということを業界の外部の人に伝える手段として本を書いた。農水省の力も借りて外部に情報を発信していきたい」と挨拶して乾杯。
新年の挨拶、行政出席者との情報交換を行った後、日本漬物産業同友会副会長の遠山昌子氏と日本食糧新聞副社長の平山勝己氏が挨拶を行い、遠山氏は昨年9月に全漬連と共催した原料対策委員会や昨年10月に実施した北海道研修旅行などの活動報告を行った上で、「皆様のお力添えをいただいて活動することができている。今年も同友会だからできる取組を行っていく方針。また、全漬連の業界活性化委員会では、新キャラクターを一般公募しているが、まだ2件しか届いていない。締切は2月15日までなので、社員の方にも声をかけて盛り上げていただきたい」と協力を求めた。
再び歓談の時間を過ごした後、全漬連の林野雅史副会長が中締めの挨拶を行い、「昨年は災害が多い1年だったが、今年は巳年なので、再生復活を祈念している。業界においては漬物の塩分は高くない、ということを外部に発信することがテーマ。今年は全漬連が一歩脱皮して進んでいきたい」と述べ、大阪締めで閉会となった。
【2025(令和7)年1月21日第5185号1・2面】
木内氏は「物価が上昇する中、漬物の価格も上がっていくのは当然のことだが、消費者が納得して満足できる価格で販売することが重要。地道でも品質を維持する努力をしていただき、表示適正化に向けた取組についても引き続き行っていただきたい」と語った。
全漬検の宮尾会長が乾杯の発声を務め、「私事だが、昨年12月に『漬物の力はなぜスゴイ?』という書籍を出させていただいた。漬物企業の工場で働いている人の中にも漬物の塩分は高い、と思っている人もいると思う。そのような方に本を読んでいただき、塩分は高くないということを知っていただいて、それを知り合いの10人に話してもらえれば情報が広がる。漬物の塩分は低いということを業界の外部の人に伝える手段として本を書いた。農水省の力も借りて外部に情報を発信していきたい」と挨拶して乾杯。
新年の挨拶、行政出席者との情報交換を行った後、日本漬物産業同友会副会長の遠山昌子氏と日本食糧新聞副社長の平山勝己氏が挨拶を行い、遠山氏は昨年9月に全漬連と共催した原料対策委員会や昨年10月に実施した北海道研修旅行などの活動報告を行った上で、「皆様のお力添えをいただいて活動することができている。今年も同友会だからできる取組を行っていく方針。また、全漬連の業界活性化委員会では、新キャラクターを一般公募しているが、まだ2件しか届いていない。締切は2月15日までなので、社員の方にも声をかけて盛り上げていただきたい」と協力を求めた。
再び歓談の時間を過ごした後、全漬連の林野雅史副会長が中締めの挨拶を行い、「昨年は災害が多い1年だったが、今年は巳年なので、再生復活を祈念している。業界においては漬物の塩分は高くない、ということを外部に発信することがテーマ。今年は全漬連が一歩脱皮して進んでいきたい」と述べ、大阪締めで閉会となった。
【2025(令和7)年1月21日第5185号1・2面】
<全漬連・全漬検>賀詞交歓会を1月15日に開催
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)と一般社団法人全国漬物検査協会(宮尾茂雄会長)は、漬物業界2団体共催による行政との新年賀詞交歓会を1月15日に開催する。同交歓会は、漬物業界に関係する行政等の担当者と業界団体幹部が一堂に会し、情報交換を行う場となっている。
日時:1月15日12時~
会場:日比谷・松本楼(東京都千代田区日比谷公園1‐2)
受付:11時30分~
日時:1月15日12時~
会場:日比谷・松本楼(東京都千代田区日比谷公園1‐2)
受付:11時30分~
【2025(令和7)年1月1日第5183号1面】
<全漬連青年部会全国大会>東京・大阪 交代開催基本に
第42回全日本漬物協同組合連合会青年部会全国大会宮崎大会(佐藤仁大会会長、野﨑偉世実行委員長)が昨年10月4日、宮崎観光ホテルで開催された。
同日開催された部長会議では、今後の全国大会の実施方針について話し合われ、各県で青年部の会員数が減少し、休会や親組織との合併が増加していることから、今後は全国からアクセスしやすい東京と大阪での交代開催を基本とし、立候補があればその府県での開催も可能とする案が承認された。
今年開催される東京大会について籠島正雄部長は、「会場の目処は付いており、日程も漬物業界の出展が多い展示会前後の日とすることで交通の負担軽減を図る」と説明している。
【2025(令和7)年1月1日第5183号7面】
同日開催された部長会議では、今後の全国大会の実施方針について話し合われ、各県で青年部の会員数が減少し、休会や親組織との合併が増加していることから、今後は全国からアクセスしやすい東京と大阪での交代開催を基本とし、立候補があればその府県での開催も可能とする案が承認された。
今年開催される東京大会について籠島正雄部長は、「会場の目処は付いており、日程も漬物業界の出展が多い展示会前後の日とすることで交通の負担軽減を図る」と説明している。
【2025(令和7)年1月1日第5183号7面】
<関東漬物協議会>新春懇談会を2月6日に開催
関東漬物協議会(秋本大典会長)は、2月6日に令和7年新春懇談会を開催する。
日時:2月6日16時~
場所:アートホテル日暮里ラングウッド 6Fエテルノ
内容:新春懇談会16時~18時 アトラクション「浅草振袖」
日時:2月6日16時~
場所:アートホテル日暮里ラングウッド 6Fエテルノ
内容:新春懇談会16時~18時 アトラクション「浅草振袖」
【2025(令和7)年1月1日第5183号14面】
<全漬連>「全漬連公式X」開設 各都府県組合が投稿内容を作成
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)は、2025年4月より消費者に漬物の魅力(低塩化になっていること、様々な効能があることなど)や各地域の特産物、また業界の活動をより認知してもらうPRを目的に「全漬連公式X(旧twitter)」を開設することを決定した。
投稿内容は各都府県組合の漬物や特産品のPR、組合活動等を全角140文字(#タグ含む)と画像・動画を1本~2本。各都府県組合または全漬連会員企業が作成した投稿内容を「全漬連公式X」で発信する形で、広く協力を呼びかけていく。
X投稿フォーマットに「全漬連公式X」への投稿内容を記入し、提出期限の2025年2月28日までに返信する。提出先はmano@tsukemono-japan.org
また、各都府県組合のPRの他に消費者の役に立つ漬物に関する知識や活動を投稿する予定。投稿頻度は週1回年間52回程度を目標に運用する予定となっている。
【2025(令和7)年1月1日第5183号15面】
<全漬連>「漬物は高塩」のイメージ払拭 100g表示から常食量表示へ
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)は昨年12月13日、各都府県組合理事長に「漬物における食塩相当量の表記に関する取組について」の通知を行った。
漬物業界各社が製造、販売している漬物について、多くの消費者は「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを持っている。
しかし、実際には漬物1食当りの常食量はあまり多くないため、漬物から摂取する食塩相当量は決して多くはないと考えられる。
このことを踏まえると、商品購入の際に消費者が抱いている「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージは誤認とも考えられ、日常生活において実際に漬物から摂取されている食塩相当量は少ない、ということを業界全体で訴えていくべき、と全国の会員に向けて声を上げた格好だ。
現在の食品表示法においては、栄養成分表示としてエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の表示が義務付けられており、その単位は「100g当り、100ml当り、1食分、1包装、その他の1単位のいずれかで表示すること」とされている。
そのような中、ほぼ全ての漬物は計算の利便性などから「100g当り」で記載されている。その結果、常食量をはるかに上回る食塩相当量がパッケージに記載されることになり、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを持たれることにつながっていることが指摘されている。
漬物以外の加工食品の栄養成分表示を見ると、飴や冷凍食品、おにぎりなどは1個(1粒)当りや1食当りの表示している商品が多く、食塩相当量も自ずと小さい数字となっている。
そこで、全漬連では、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを払拭するため、漬物業界全体で1食相当分、1粒当りの栄養成分表示にすることで、漬物から摂取する食塩相当量は少ない、ということを訴えていく一助になればと考え、会員各位に理解と協力を求める形となった。
漬物の常食量表示については、東京家政大学大学院客員教授で全国漬物検査協会の宮尾茂雄会長も提唱している。少数の力で流れを変えることはできないが、業界全体が取り組めば大きな力が生み出され、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを変えられる可能性がある。10月より栄養成分表示を常食量表示に順次変更している遠藤食品株式会社の他にも常食量表示変更を表明するメーカーが増えている。
今こそ業界が一丸となって大きな力を生み出し、誤ったイメージを払拭することが求められている。
【2025(令和7)年1月1日第5183号15面】
全日本漬物協同組合連合会
https://www.tsukemono-japan.org/
漬物業界各社が製造、販売している漬物について、多くの消費者は「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを持っている。
しかし、実際には漬物1食当りの常食量はあまり多くないため、漬物から摂取する食塩相当量は決して多くはないと考えられる。
このことを踏まえると、商品購入の際に消費者が抱いている「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージは誤認とも考えられ、日常生活において実際に漬物から摂取されている食塩相当量は少ない、ということを業界全体で訴えていくべき、と全国の会員に向けて声を上げた格好だ。
現在の食品表示法においては、栄養成分表示としてエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の表示が義務付けられており、その単位は「100g当り、100ml当り、1食分、1包装、その他の1単位のいずれかで表示すること」とされている。
そのような中、ほぼ全ての漬物は計算の利便性などから「100g当り」で記載されている。その結果、常食量をはるかに上回る食塩相当量がパッケージに記載されることになり、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを持たれることにつながっていることが指摘されている。
漬物以外の加工食品の栄養成分表示を見ると、飴や冷凍食品、おにぎりなどは1個(1粒)当りや1食当りの表示している商品が多く、食塩相当量も自ずと小さい数字となっている。
そこで、全漬連では、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを払拭するため、漬物業界全体で1食相当分、1粒当りの栄養成分表示にすることで、漬物から摂取する食塩相当量は少ない、ということを訴えていく一助になればと考え、会員各位に理解と協力を求める形となった。
漬物の常食量表示については、東京家政大学大学院客員教授で全国漬物検査協会の宮尾茂雄会長も提唱している。少数の力で流れを変えることはできないが、業界全体が取り組めば大きな力が生み出され、「漬物は塩分が高い、食塩量が多い」というイメージを変えられる可能性がある。10月より栄養成分表示を常食量表示に順次変更している遠藤食品株式会社の他にも常食量表示変更を表明するメーカーが増えている。
今こそ業界が一丸となって大きな力を生み出し、誤ったイメージを払拭することが求められている。
【2025(令和7)年1月1日第5183号15面】
全日本漬物協同組合連合会
https://www.tsukemono-japan.org/
<全漬連> 新キャラクター一般公募 かわいい「つけもん」を募集
全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)は、連合会のキャラクターとして「つけまる君」を活用しているが、認知度が低い状況を受けてキャラクターのバリエーションを追加することを決定。若い世代の漬物離れが叫ばれている中で、子供たちに漬物への親近感を感じてもらい、お母さん世代にも好まれ、子供に漬物を食べさせたくなるようなかわいいキャラクター「つけもん」を一般公募する。
公募は昨年12月16日からスタートし、応募締切は2月15日。応募されたキャラクターは今年度中に審査・決定し、漬物グランプリ2025(4月17日~19日、東京ビッグサイト)の会場にて発表。来年度から展開する予定となっている。
【①募集内容・テーマ】
<ターゲット>
子育て世代の親子 お母さん(20~30歳代)と子供(3~10歳)
<目的>
若い世代の漬物離れが叫ばれる中、子供たちに漬物へ親近感を感じてもらうため。お母さんにも好まれるキャラクターで、子供にも漬物を食べさせたくなるように。
<キャラクターの展開>
全漬連のSNS発信役。全漬連HPや冊子等のほか、全漬連会員のHP・SNS・商品にも展開していく。アクリルキーホルダーやぬいぐるみ・トートバッグ・ガチャなどのグッズ化も検討。子供や若い女性が、ぬいぐるみやキーホルダーを付けたくなるようなキャラクターに。
<世界観・ストーリー>
ここは自然豊かな王国、「つけもん王国」。ぽかぽかの太陽、ゆたかな大地、心地よい風が吹く、のんびりとした王国です。おいしい漬物「つけもん」になるべく、全国の「つけもん」候補生達が王都に集まってきます。つけもん王国の女王様は、つけもん達を愛する優しい人。「つけもん」候補生達は、のんびりと豊かな王都でさらに美味しい野菜に成長して、「つけもん」となり、王都から外の世界へと旅立ち、食卓に笑顔を届けにいきます…。
<キャラクター>
『きゅうり』性格:あかるい 『だいこん』性格:まっすぐ 『かぶ』性格:おだやか 『なす』性格:ゆっくり 『はくさい』性格:おおらか 『なっぱ』性格:やさしい 『うめ(ツインズで完熟梅と青梅)』性格:かわいい 『しょうが』性格:しゃきっと 他、女王様や他の野菜達も長期的に増えていく予定。
<イラスト時の留意点>
様々な種類の漬物になるので、漬けた後の野菜ではなく、漬ける前の野菜をモチーフに。野菜達には、漬物になることをイメージできるような小道具をつける。子供や女性が「可愛い!」と思えるような、ゆる~い雰囲気のキャラで。のんびりと温かいイメージ。商品など小さい面に印刷してもつぶれないように、簡易なラインでも表現できるデザインに。
【②募集期間】
2025年2月15日まで(締切日までにデータを全漬連事務局のメールに送付)
【③応募資格】
どなたでも応募可能(プロ、アマ、個人、団体など不問)※18歳未満の方が応募する場合は、保護者の同意が必要となる。
【④賞】
▼最優秀賞(1名):賞金10万円+副賞▼優秀賞(3名):賞金2万円+副賞▼審査員賞(5名):賞金5千円+副賞▼参加賞:粗品
その他、投稿形式、選考方法、応募方法、禁止事項、応募上の注意については、全漬連HP(下記)より
【2025(令和7)年1月1日第5183号15面】
全日本漬物協同組合連合会
https://www.tsukemono-japan.org/
公募は昨年12月16日からスタートし、応募締切は2月15日。応募されたキャラクターは今年度中に審査・決定し、漬物グランプリ2025(4月17日~19日、東京ビッグサイト)の会場にて発表。来年度から展開する予定となっている。
【①募集内容・テーマ】
<ターゲット>
子育て世代の親子 お母さん(20~30歳代)と子供(3~10歳)
<目的>
若い世代の漬物離れが叫ばれる中、子供たちに漬物へ親近感を感じてもらうため。お母さんにも好まれるキャラクターで、子供にも漬物を食べさせたくなるように。
<キャラクターの展開>
全漬連のSNS発信役。全漬連HPや冊子等のほか、全漬連会員のHP・SNS・商品にも展開していく。アクリルキーホルダーやぬいぐるみ・トートバッグ・ガチャなどのグッズ化も検討。子供や若い女性が、ぬいぐるみやキーホルダーを付けたくなるようなキャラクターに。
<世界観・ストーリー>
ここは自然豊かな王国、「つけもん王国」。ぽかぽかの太陽、ゆたかな大地、心地よい風が吹く、のんびりとした王国です。おいしい漬物「つけもん」になるべく、全国の「つけもん」候補生達が王都に集まってきます。つけもん王国の女王様は、つけもん達を愛する優しい人。「つけもん」候補生達は、のんびりと豊かな王都でさらに美味しい野菜に成長して、「つけもん」となり、王都から外の世界へと旅立ち、食卓に笑顔を届けにいきます…。
<キャラクター>
『きゅうり』性格:あかるい 『だいこん』性格:まっすぐ 『かぶ』性格:おだやか 『なす』性格:ゆっくり 『はくさい』性格:おおらか 『なっぱ』性格:やさしい 『うめ(ツインズで完熟梅と青梅)』性格:かわいい 『しょうが』性格:しゃきっと 他、女王様や他の野菜達も長期的に増えていく予定。
<イラスト時の留意点>
様々な種類の漬物になるので、漬けた後の野菜ではなく、漬ける前の野菜をモチーフに。野菜達には、漬物になることをイメージできるような小道具をつける。子供や女性が「可愛い!」と思えるような、ゆる~い雰囲気のキャラで。のんびりと温かいイメージ。商品など小さい面に印刷してもつぶれないように、簡易なラインでも表現できるデザインに。
【②募集期間】
2025年2月15日まで(締切日までにデータを全漬連事務局のメールに送付)
【③応募資格】
どなたでも応募可能(プロ、アマ、個人、団体など不問)※18歳未満の方が応募する場合は、保護者の同意が必要となる。
【④賞】
▼最優秀賞(1名):賞金10万円+副賞▼優秀賞(3名):賞金2万円+副賞▼審査員賞(5名):賞金5千円+副賞▼参加賞:粗品
その他、投稿形式、選考方法、応募方法、禁止事項、応募上の注意については、全漬連HP(下記)より
【2025(令和7)年1月1日第5183号15面】
全日本漬物協同組合連合会
https://www.tsukemono-japan.org/