<全調食東日本ブロック会> 佃煮・煮豆を無償配布 フードバンクみたかへ2662個
全国調理食品協同組合東日本ブロック会(菊池光晃会長)は5日、令和6年度「第3回子ども食堂無償配布事業」を実施した。NPO法人「フードバンクみたか」(東京都三鷹市)へ、佃煮・煮豆など2662個を寄贈した。
この事業は、佃煮・煮豆商品の「食育」、社会的課題「SDGs」、食品ロス削減推進法への取組として行っている。また、地域社会への貢献を目的として実施しているもので、全国甘納豆組合連合会、全国フライビンズ組合連合会と共同で行っている。
【寄贈商品】
(▽協賛企業名=協賛商品名)
▽佐藤食品=金ごまわかさぎ▽菅英佃煮本舗=潟美人(塩味)、シーフードカリット▽ミクロ=極旨めんま▽小沼水産=ピリ辛わかさぎ▽鳩屋=ピーナツみそ▽仁徳=たらこわかめ▽石井食品=いつでもミートボール▽佃の匠やまと=かつお小判、ちりめんおかか▽遠忠食品=生ふりかけおかか、きくらげ佃煮▽銀座新之助貝新=さざめ昆布▽日出味噌醸造元=金紋みそピー(ミニパック)▽勝木食品工業=くるみ甘露煮▽佃屋食品工業=高原豆・うぐいす豆・白花豆・富貴豆・金時豆・三色豆▽髙沢食品=あさりやわらか煮▽オオタニ=たらこ昆布、わかさぎ佃煮▽大谷政吉商店=羽田大谷の若炊あさり▽菊池食品工業=十品目野菜豆、七品目ひじき豆▽菊田商店=3種のとろ火炊き煮豆セット(紅しぼり豆、昆布豆、黒豆)▽タカハシ食品=たもぎ茸と根昆布、さけ昆布巻き
全調食の合計(19社)30商品(合計2662個)
▽つかもと=甘納豆お好み(全国甘納豆組合連合会)▽松川屋=大粒花豆(全国フライビンズ組合連合会)
2団体の合計(2社)2商品(合計700個)
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
この事業は、佃煮・煮豆商品の「食育」、社会的課題「SDGs」、食品ロス削減推進法への取組として行っている。また、地域社会への貢献を目的として実施しているもので、全国甘納豆組合連合会、全国フライビンズ組合連合会と共同で行っている。
【寄贈商品】
(▽協賛企業名=協賛商品名)
▽佐藤食品=金ごまわかさぎ▽菅英佃煮本舗=潟美人(塩味)、シーフードカリット▽ミクロ=極旨めんま▽小沼水産=ピリ辛わかさぎ▽鳩屋=ピーナツみそ▽仁徳=たらこわかめ▽石井食品=いつでもミートボール▽佃の匠やまと=かつお小判、ちりめんおかか▽遠忠食品=生ふりかけおかか、きくらげ佃煮▽銀座新之助貝新=さざめ昆布▽日出味噌醸造元=金紋みそピー(ミニパック)▽勝木食品工業=くるみ甘露煮▽佃屋食品工業=高原豆・うぐいす豆・白花豆・富貴豆・金時豆・三色豆▽髙沢食品=あさりやわらか煮▽オオタニ=たらこ昆布、わかさぎ佃煮▽大谷政吉商店=羽田大谷の若炊あさり▽菊池食品工業=十品目野菜豆、七品目ひじき豆▽菊田商店=3種のとろ火炊き煮豆セット(紅しぼり豆、昆布豆、黒豆)▽タカハシ食品=たもぎ茸と根昆布、さけ昆布巻き
全調食の合計(19社)30商品(合計2662個)
▽つかもと=甘納豆お好み(全国甘納豆組合連合会)▽松川屋=大粒花豆(全国フライビンズ組合連合会)
2団体の合計(2社)2商品(合計700個)
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
奥村佃煮杯のレース期間中に
全国調理食品工業協同組合近畿ブロック会(阪田嘉仁会長)は1日、滋賀県大津市のボートレースびわこ1階で、もろこ佃煮200パックを配布した。
当日の運営に当たったのは滋賀県水産加工業協同組合(奥村龍男組合長)の青年部員で、ボートレースびわこの利用者へ、もろこ佃煮に加え、PR用の「佃煮の日」クリアファイルも手渡した。
全調食近畿ブロック会、滋賀県水産加工業協同組合の加盟企業である株式会社奥村佃煮(奥村吉男社長、滋賀県近江八幡市)がスポンサーを務める「奥村佃煮杯」のレース期間中(2月25日~3月2日)であり、奥村佃煮杯を楽しむ数多くの来場者に向け、もろこ佃煮をPRした。
阪田近畿ブロック会長は「滋賀で、本年度3回目の佃煮PRとなった。1回目は近鉄百貨店で若年層へいさざ佃煮を、2回目は道の駅でファミリー層へわかさぎ佃煮の魅力を伝えた。今回は、県外からも多く人が訪れるボートレース場でもろこ佃煮を配布。様々なターゲットへ毎回異なる湖魚佃煮をアピールすることができ、来年度も継続したい」とコメントした。
奥村佃煮の奥村社長は「昨年からボートレースびわこのスポンサーになり、ボートレース場の方や利用客から強い要望があり、2回目を迎えることができた。今年は近畿ブロック会の佃煮PR配布の場所確保、設営に当社も協力でき、役に立てて感慨深い」と語った。
当日の運営に当たったのは滋賀県水産加工業協同組合(奥村龍男組合長)の青年部員で、ボートレースびわこの利用者へ、もろこ佃煮に加え、PR用の「佃煮の日」クリアファイルも手渡した。
全調食近畿ブロック会、滋賀県水産加工業協同組合の加盟企業である株式会社奥村佃煮(奥村吉男社長、滋賀県近江八幡市)がスポンサーを務める「奥村佃煮杯」のレース期間中(2月25日~3月2日)であり、奥村佃煮杯を楽しむ数多くの来場者に向け、もろこ佃煮をPRした。
阪田近畿ブロック会長は「滋賀で、本年度3回目の佃煮PRとなった。1回目は近鉄百貨店で若年層へいさざ佃煮を、2回目は道の駅でファミリー層へわかさぎ佃煮の魅力を伝えた。今回は、県外からも多く人が訪れるボートレース場でもろこ佃煮を配布。様々なターゲットへ毎回異なる湖魚佃煮をアピールすることができ、来年度も継続したい」とコメントした。
奥村佃煮の奥村社長は「昨年からボートレースびわこのスポンサーになり、ボートレース場の方や利用客から強い要望があり、2回目を迎えることができた。今年は近畿ブロック会の佃煮PR配布の場所確保、設営に当社も協力でき、役に立てて感慨深い」と語った。
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
全国調理食品工業協同組合(岩田功理事長)の第8回若手後継者育成研修会は2月27日、(株)マルヤナギ小倉屋(柳本勇治社長、兵庫県神戸市)の社工場(兵庫県加東市)で実施された。今回は、多数の応募の中から30名限定での研修で、ニューヨーク研修より2年ぶりの開催となった。
当日は13時前に新神戸駅新幹線口で集合し、貸し切りバスで移動。移動中、全調食副理事長で、マルヤナギ小倉屋の代表取締役会長である柳本一郎氏、専務取締役の柳本健一氏がスケジュールをガイドした。柳本副理事長は「業界の後輩たちへ、私の仕事論や、人脈構築術をお伝えしたい。役に立てばうれしい」と挨拶した。
社工場に到着後、全調食の岩田理事長が登壇し、「柳本副理事長は、全調食きってのやり手経営者。ぜひ彼の仕事への向き合い方を学んで持ち帰り、皆さんの糧にしてほしい。柳本副理事長に今回の研修企画を依頼し、後輩たちのためならと、引き受けてもらえた」と語った。
工場見学では、蒸し豆の洗浄、調理、充填工程などで作業の自動化が進んでおり、業界の中でいち早く製造現場の省力化に取り組んできたことが伺えた。蒸し豆開発のパイオニアとして、様々な独自技術を持つことも明らかにされた。
会議室では、柳本副理事長による講演「マルヤナギの成長と、柳本一郎の動き・考え方・生きざま」の演題で行われた。同社のものづくりは、業界初の商品開発の歩みであり、1955年に袋入りとろろ昆布「初霜」、70年にカップ入り昆布佃煮、76年に自動計量・充填レトルト煮豆の販売を開始して、2004年には新しい大豆の食べ方として「蒸し大豆」を世に出してきた歴史を誇る。
次に柳本副理事長の足跡が紹介された。「幼少期から家業を継ぐことを第一に考え勉学に励み、様々な経験を積んできた。大学は神戸大学経営学部に入学し、在学中に簿記一級と中小企業診断士の試験に合格。新卒で入社した丸紅の審査部時代には目まぐるしく働き、休日は職場のクラブ活動に勤しみ、良好な人間関係が仕事を進める時にも役立った」と話した。
当日は13時前に新神戸駅新幹線口で集合し、貸し切りバスで移動。移動中、全調食副理事長で、マルヤナギ小倉屋の代表取締役会長である柳本一郎氏、専務取締役の柳本健一氏がスケジュールをガイドした。柳本副理事長は「業界の後輩たちへ、私の仕事論や、人脈構築術をお伝えしたい。役に立てばうれしい」と挨拶した。
社工場に到着後、全調食の岩田理事長が登壇し、「柳本副理事長は、全調食きってのやり手経営者。ぜひ彼の仕事への向き合い方を学んで持ち帰り、皆さんの糧にしてほしい。柳本副理事長に今回の研修企画を依頼し、後輩たちのためならと、引き受けてもらえた」と語った。
工場見学では、蒸し豆の洗浄、調理、充填工程などで作業の自動化が進んでおり、業界の中でいち早く製造現場の省力化に取り組んできたことが伺えた。蒸し豆開発のパイオニアとして、様々な独自技術を持つことも明らかにされた。
会議室では、柳本副理事長による講演「マルヤナギの成長と、柳本一郎の動き・考え方・生きざま」の演題で行われた。同社のものづくりは、業界初の商品開発の歩みであり、1955年に袋入りとろろ昆布「初霜」、70年にカップ入り昆布佃煮、76年に自動計量・充填レトルト煮豆の販売を開始して、2004年には新しい大豆の食べ方として「蒸し大豆」を世に出してきた歴史を誇る。
次に柳本副理事長の足跡が紹介された。「幼少期から家業を継ぐことを第一に考え勉学に励み、様々な経験を積んできた。大学は神戸大学経営学部に入学し、在学中に簿記一級と中小企業診断士の試験に合格。新卒で入社した丸紅の審査部時代には目まぐるしく働き、休日は職場のクラブ活動に勤しみ、良好な人間関係が仕事を進める時にも役立った」と話した。
25歳で、家業である同社前身の小倉屋柳本に入社、営業で頭角を表す。担当地区の売上は、前年同月比の2倍越えを2年間達成、さらに、問屋中心だった従来の営業に加え、小売店への直接商談も強化し、業績拡大に貢献した。
柳本副理事長は今や、全国のスーパーや卸売業の経営者から頼られる存在。その秘訣として、面談前は、徹底的に準備する大切さを訴えた。相手に伝えるべき物事の順番や内容を入念に練り上げてから面談に臨む。
例を挙げ、「面談の時間をいただいたら、営業の話だけでなく、師匠である稲盛和夫の教え、様々な経営者の逸話、スーパーの現況と、あらゆる話題を常日頃から情報収集し、お伝えすることを意識している。相手に役立つことを語り続けてきたのが、結果的に自社の信頼確保に繋がっている」と伝えた。
柳本健一専務取締役は「会長は社長時代から、経営理念や経営方針の策定、実施、改善にも取り組んできた。お客様第一主義で、伝統食品の継承への強い情熱、全従業員の成長を常に考えている」と総括し、講演は終了した。
柳本副理事長は今や、全国のスーパーや卸売業の経営者から頼られる存在。その秘訣として、面談前は、徹底的に準備する大切さを訴えた。相手に伝えるべき物事の順番や内容を入念に練り上げてから面談に臨む。
例を挙げ、「面談の時間をいただいたら、営業の話だけでなく、師匠である稲盛和夫の教え、様々な経営者の逸話、スーパーの現況と、あらゆる話題を常日頃から情報収集し、お伝えすることを意識している。相手に役立つことを語り続けてきたのが、結果的に自社の信頼確保に繋がっている」と伝えた。
柳本健一専務取締役は「会長は社長時代から、経営理念や経営方針の策定、実施、改善にも取り組んできた。お客様第一主義で、伝統食品の継承への強い情熱、全従業員の成長を常に考えている」と総括し、講演は終了した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号2面】
全調食東日本ブロック会(菊池光晃会長)は2月18日、東京都中央区のビジョンセンター東京八重洲にて第46期定例研修会を開催、27名が出席した。
研修会では、マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社の卯田泰基氏による「食品製造業向けM&A・事業承継セミナー」を開催。卯田氏は食品業界の様々なM&A事例を紹介するとともに、M&Aを検討する場合の留意点などについて説明した。
開会挨拶で菊池会長は、「トランプ政権になり約1カ月が経つが、既にいろいろなことが起こっており、今までの常識が通用しない世界になってきている。会社経営においても、世界が混迷する中で、常に最悪の事態を想定して準備をしておくことが大切だ。原料や物流費が上昇し続けており厳しい環境下ではあるが、是非、皆様と協力し、積極的な組合活動を行っていきたい」と話した。
活動報告では、今期開催した通常総会や子ども食堂支援事業などについて振り返り、今後の事業計画として、10月に米国カリフォルニアのクルミ産地において視察研修会を実施予定であることを報告した。
続く研修会では、マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社の卯田泰基氏による「食品製造業向けM&A・事業承継セミナー」が行われた。
卯田氏は、近年、後継者不在により中小企業の休廃業が増加し、それに伴いM&A件数が急増していることを説明。食品業界の様々なM&A事例を紹介しながら、事業承継がうまくいく会社、いかない会社の特徴などについて解説した。
卯田氏は「事業を守るには事業承継対策を早期から進める必要があり、M&Aを行う場合は仲介業者任せにしてはならないことが大切」と語り、セミナーを結んだ。
その後、会場では情報交換会が行われ出席者が近況を報告。年末のおせち商戦や非常食マーケットなどについて幅広い意見が交わされた。
会場を「赤坂四川飯店」に移して行われた懇親会は、柴田純道副会長の乾杯発声により開宴。出席者が原料高や人手不足などの課題を共有し、今後のビジョンを語り合った。中締めは高澤宏司理事が務め、懇親会は終了した。
研修会では、マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社の卯田泰基氏による「食品製造業向けM&A・事業承継セミナー」を開催。卯田氏は食品業界の様々なM&A事例を紹介するとともに、M&Aを検討する場合の留意点などについて説明した。
開会挨拶で菊池会長は、「トランプ政権になり約1カ月が経つが、既にいろいろなことが起こっており、今までの常識が通用しない世界になってきている。会社経営においても、世界が混迷する中で、常に最悪の事態を想定して準備をしておくことが大切だ。原料や物流費が上昇し続けており厳しい環境下ではあるが、是非、皆様と協力し、積極的な組合活動を行っていきたい」と話した。
活動報告では、今期開催した通常総会や子ども食堂支援事業などについて振り返り、今後の事業計画として、10月に米国カリフォルニアのクルミ産地において視察研修会を実施予定であることを報告した。
続く研修会では、マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社の卯田泰基氏による「食品製造業向けM&A・事業承継セミナー」が行われた。
卯田氏は、近年、後継者不在により中小企業の休廃業が増加し、それに伴いM&A件数が急増していることを説明。食品業界の様々なM&A事例を紹介しながら、事業承継がうまくいく会社、いかない会社の特徴などについて解説した。
卯田氏は「事業を守るには事業承継対策を早期から進める必要があり、M&Aを行う場合は仲介業者任せにしてはならないことが大切」と語り、セミナーを結んだ。
その後、会場では情報交換会が行われ出席者が近況を報告。年末のおせち商戦や非常食マーケットなどについて幅広い意見が交わされた。
会場を「赤坂四川飯店」に移して行われた懇親会は、柴田純道副会長の乾杯発声により開宴。出席者が原料高や人手不足などの課題を共有し、今後のビジョンを語り合った。中締めは高澤宏司理事が務め、懇親会は終了した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号2面】
全国調理食品工業協同組合(岩田功理事長)は6日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台にて令和6年度第1回理事会を開催した。仙台での理事会開催は2017年以来8年ぶりとなった。
理事会では5月22日に名古屋市で開催される第70回通常総会に向けての議案審議、報告事項の確認が行われた。
岩田理事長は開会挨拶で、「とてつもないスピードで世界が変化しており、トランプ大統領が就任したことで、さらに見通しが立てづらい世の中になっている。我々を取り巻く環境も、原料高や原料不足に加え、人件費の上昇が続くなど、引き続き厳しい状況になっており、新しいビジネスモデルの構築が求められている。こうした時こそ、若い世代の経営者の方たちの力の見せ所、知恵やアイデアにより業界を大きく変革し、発展させてくれることを期待したい」と述べた。
続いて、柴田昌美専務理事が理事会の定数報告を行い、岩田理事長が議長に就いて、①令和6年度収支見込及び令和7年度収支予算案、②第70回通常総会に提出のその他の議案、③任期満了に伴う役員の改選、④令和7年度若手後継者育成研修会、⑤令和7年度新事業、⑥組合創立70周年記念行事における功労者表彰について審議が行われ、全て満場一致で採択された。
①では、いか購買手数料を始めとした原料対策事業収入などについて前期実績や今期見込みの他、若手後継者育成研修会、佃煮の日キャンペーン、子ども食堂支援事業といった組合事業の予算案が報告された。③では新役員候補者案が承認された。
また⑤では令和7年度新事業として上程される能登半島災害支援物資等提供への補助金支給についての説明が行われた。同事業は令和7年度限定で自社製品を自らの意思で、支援物資として無償提供した場合、製品代金(原価程度)並びに配送料等の費用として、10万円を限度として提供した組合員に補助金を支給するもの。
⑥では、5月22日に名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルにて開催される第70回通常総会において、組合創立70周年記念行事とともに功労者表彰が行われることが報告された。
最後に報告事項として、2月27日にマルヤナギ小倉屋にて開催される令和6年度若手後継者育成研修会など今後の組合事業の確認が行われた他、令和7年度より組合クリアファイルをリニューアルすることが報告された。
理事会閉会後、6月3日に開催される「第34回調理食品青年交流会大阪大会」の梶原靖久大会会長が挨拶。「是非、多くの方にご参加いただきたい」と大阪大会への協力を呼び掛けた。
懇親を兼ねた情報交換会は、佐々重雄副理事長の挨拶で開会。原料高や人手不足など様々な課題をテーマに活発な意見交換が行われた。最後は菊池光晃東日本ブロック会長の中締めで、盛会裏に幕を閉じた。
【2025(令和7)年2月21日第5187号2面】
全国調理食品工業協同組合
https://zenchoshoku.or.jp/
理事会では5月22日に名古屋市で開催される第70回通常総会に向けての議案審議、報告事項の確認が行われた。
岩田理事長は開会挨拶で、「とてつもないスピードで世界が変化しており、トランプ大統領が就任したことで、さらに見通しが立てづらい世の中になっている。我々を取り巻く環境も、原料高や原料不足に加え、人件費の上昇が続くなど、引き続き厳しい状況になっており、新しいビジネスモデルの構築が求められている。こうした時こそ、若い世代の経営者の方たちの力の見せ所、知恵やアイデアにより業界を大きく変革し、発展させてくれることを期待したい」と述べた。
続いて、柴田昌美専務理事が理事会の定数報告を行い、岩田理事長が議長に就いて、①令和6年度収支見込及び令和7年度収支予算案、②第70回通常総会に提出のその他の議案、③任期満了に伴う役員の改選、④令和7年度若手後継者育成研修会、⑤令和7年度新事業、⑥組合創立70周年記念行事における功労者表彰について審議が行われ、全て満場一致で採択された。
①では、いか購買手数料を始めとした原料対策事業収入などについて前期実績や今期見込みの他、若手後継者育成研修会、佃煮の日キャンペーン、子ども食堂支援事業といった組合事業の予算案が報告された。③では新役員候補者案が承認された。
また⑤では令和7年度新事業として上程される能登半島災害支援物資等提供への補助金支給についての説明が行われた。同事業は令和7年度限定で自社製品を自らの意思で、支援物資として無償提供した場合、製品代金(原価程度)並びに配送料等の費用として、10万円を限度として提供した組合員に補助金を支給するもの。
⑥では、5月22日に名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルにて開催される第70回通常総会において、組合創立70周年記念行事とともに功労者表彰が行われることが報告された。
最後に報告事項として、2月27日にマルヤナギ小倉屋にて開催される令和6年度若手後継者育成研修会など今後の組合事業の確認が行われた他、令和7年度より組合クリアファイルをリニューアルすることが報告された。
理事会閉会後、6月3日に開催される「第34回調理食品青年交流会大阪大会」の梶原靖久大会会長が挨拶。「是非、多くの方にご参加いただきたい」と大阪大会への協力を呼び掛けた。
懇親を兼ねた情報交換会は、佐々重雄副理事長の挨拶で開会。原料高や人手不足など様々な課題をテーマに活発な意見交換が行われた。最後は菊池光晃東日本ブロック会長の中締めで、盛会裏に幕を閉じた。
【2025(令和7)年2月21日第5187号2面】
全国調理食品工業協同組合
https://zenchoshoku.or.jp/
<調理食品青年交流会>6月3日に「大阪大会」
大阪・関西万博の期間中で
「第34回調理食品青年交流会・大阪大会」(梶原靖久大会会長、赤名祐貴実行委員長)が6月3日(火)に大阪府内で開催される。同大会は、大阪府調理食品協同組合(廣川昌平理事長)の青年部組織である、大阪佃志会(赤名祐貴会長)が運営を務める。
梶原大会会長、赤名実行委員長は「大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで開催され、大阪大会はその期間中に実施することにした。万博、大阪大会ともに楽しんでもらいたい。『来て良かった』と満足してもらえるよう全力で、企画・準備しているところ」と力強く語っている。
大阪での開催は、2015年開催の第26回大会から10年ぶりとなる。
梶原大会会長、赤名実行委員長は「大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで開催され、大阪大会はその期間中に実施することにした。万博、大阪大会ともに楽しんでもらいたい。『来て良かった』と満足してもらえるよう全力で、企画・準備しているところ」と力強く語っている。
大阪での開催は、2015年開催の第26回大会から10年ぶりとなる。
【2025(令和7)年1月1日第5183号7面】