<日本塩協会> イオン交換膜製塩4社が連携
一般社団法人日本塩協会(野田毅会長)は、イオン交換膜製塩4社(日本海水、ダイヤソルト、ナイカイ塩業、鳴門塩業)により、一般社団法人日本塩工業会を発展させる形として、2024年4月1日に設立された。代表理事会長には野田毅氏(前衆議院議員)、代表理事副会長には西田直裕氏(日本海水代表取締役社長)が就任した。
前身となる日本塩工業会は日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年に設立。2024年3月時点において、ダイヤソルト、ナイカイ塩業、鳴門塩業の会員3社体制で活動を行っていた。
日本塩協会は、従来の会員3社と国内塩シェア4割を超える最大手の日本海水が共に設立、イオン交換膜製塩4社が連携することで、これまでの取組をさらに加速させる。主な活動内容は、次の通り。
①カーボンニュートラルを始めとする塩業界に係る諸課題への対応
②国産塩の安全性・優位性・必要性についての広報活動の2点。政府の進めるカーボンニュートラル2050年達成に向け、燃料転換をはじめとする各種活動に積極的に取り組む。
また地政学リスクが高まるなか一般消費者に対し、世界最高品質の国産塩の安定供給の重要性の理解を求めると共に、塩の正しい知識の普及に努めていく。
【会員(五十音順】
ダイヤソルト(福岡県博多市)、ナイカイ塩業(岡山県玉野市)、鳴門塩業(徳島県鳴門市)、日本海水(東京都千代田区)
【日本塩協会役員】
代表理事会長:野田毅氏(前衆議院議員)、代表理事副会長:西田直裕氏(日本海水代表取締役社長)、専務理事:寺下聡、理事:熊野直敏(ダイヤソルト代表取締役社長)、野﨑泰彦(ナイカイ塩業代表取締役社長)、安藝順(鳴門塩業代表取締役社長)、監事:石井英年(鳴門塩業専務取締役)
(敬称略)
前身となる日本塩工業会は日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年に設立。2024年3月時点において、ダイヤソルト、ナイカイ塩業、鳴門塩業の会員3社体制で活動を行っていた。
日本塩協会は、従来の会員3社と国内塩シェア4割を超える最大手の日本海水が共に設立、イオン交換膜製塩4社が連携することで、これまでの取組をさらに加速させる。主な活動内容は、次の通り。
①カーボンニュートラルを始めとする塩業界に係る諸課題への対応
②国産塩の安全性・優位性・必要性についての広報活動の2点。政府の進めるカーボンニュートラル2050年達成に向け、燃料転換をはじめとする各種活動に積極的に取り組む。
また地政学リスクが高まるなか一般消費者に対し、世界最高品質の国産塩の安定供給の重要性の理解を求めると共に、塩の正しい知識の普及に努めていく。
【会員(五十音順】
ダイヤソルト(福岡県博多市)、ナイカイ塩業(岡山県玉野市)、鳴門塩業(徳島県鳴門市)、日本海水(東京都千代田区)
【日本塩協会役員】
代表理事会長:野田毅氏(前衆議院議員)、代表理事副会長:西田直裕氏(日本海水代表取締役社長)、専務理事:寺下聡、理事:熊野直敏(ダイヤソルト代表取締役社長)、野﨑泰彦(ナイカイ塩業代表取締役社長)、安藝順(鳴門塩業代表取締役社長)、監事:石井英年(鳴門塩業専務取締役)
(敬称略)
【2025(令和7)年3月21日第5190号7面】
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は、忠臣蔵で知られる赤穂義士こと「四十七士」をイメージしたスパイス塩「四十七味」を3月1日より全国で発売した。
昨年9月から兵庫県赤穂市周辺のみで主に土産物として販売されてきたが、取引先からの味わいへの評価が高く、この度、全国で販売することになった。
同社の主力商品「赤穂の天塩」の製造地である兵庫県赤穂市は、忠臣蔵で知られる四十七士(赤穂義士)ゆかりの地。2023年のコロナ禍により観光客が減少する中、地域の魅力を発信するため、新たな商品開発を進めてきた。
調味料の企画担当者が、赤穂の海水を使った塩をベースにした調味料を模索していたところ、「赤穂」と「七味」の言葉に注目。「七味」の語感が「四十七士(シジュウシチシ)」に似ていることから、日本遺産に認定されている「塩のまち」と「忠臣蔵のまち」をつなぐ赤穂ならではの名物が作れるのではないかと考えた。そこで、七味唐辛子をもとに、47種類の調味料をブレンドした「スパイス塩」の開発をスタートした。
七味唐辛子をベースに47種類の塩、スパイス、ハーブ等をブレンド。和と洋が絶妙に絡み合い、奥深い味わいが楽しめる。塩は、赤穂の海水を炊き詰めたこだわりの平釜塩を使用。肉・魚・サラダなど、さまざまな料理にマッチするが、特に肉料理との相性が抜群だ。
従来のスパイス塩の多くはアミノ酸などのうま味調味料を使用することが一般的だが、同品は食品添加物を使用せず、食品素材だけで仕上げた。
パッケージには、播州赤穂の象徴である「赤穂義士」をイメージした「だんだら模様」を採用。和の趣を基調としたモダンで洗練されたデザインとなっている。
昨年9月から兵庫県赤穂市周辺のみで主に土産物として販売されてきたが、取引先からの味わいへの評価が高く、この度、全国で販売することになった。
同社の主力商品「赤穂の天塩」の製造地である兵庫県赤穂市は、忠臣蔵で知られる四十七士(赤穂義士)ゆかりの地。2023年のコロナ禍により観光客が減少する中、地域の魅力を発信するため、新たな商品開発を進めてきた。
調味料の企画担当者が、赤穂の海水を使った塩をベースにした調味料を模索していたところ、「赤穂」と「七味」の言葉に注目。「七味」の語感が「四十七士(シジュウシチシ)」に似ていることから、日本遺産に認定されている「塩のまち」と「忠臣蔵のまち」をつなぐ赤穂ならではの名物が作れるのではないかと考えた。そこで、七味唐辛子をもとに、47種類の調味料をブレンドした「スパイス塩」の開発をスタートした。
七味唐辛子をベースに47種類の塩、スパイス、ハーブ等をブレンド。和と洋が絶妙に絡み合い、奥深い味わいが楽しめる。塩は、赤穂の海水を炊き詰めたこだわりの平釜塩を使用。肉・魚・サラダなど、さまざまな料理にマッチするが、特に肉料理との相性が抜群だ。
従来のスパイス塩の多くはアミノ酸などのうま味調味料を使用することが一般的だが、同品は食品添加物を使用せず、食品素材だけで仕上げた。
パッケージには、播州赤穂の象徴である「赤穂義士」をイメージした「だんだら模様」を採用。和の趣を基調としたモダンで洗練されたデザインとなっている。
また「天塩の塩あめ」シリーズの新フレーバー「天塩の塩あめ りんご酢味」を3月1日より全国で発売した。
「天塩の塩あめ」は「塩メーカーだからこそ作れる、本格的な塩あめ」をコンセプトに開発しており、新フレーバーではりんご酢を採用した。
りんご酢は、甘み・酸味・塩気のバランスがよく、さっぱりとした後味が特徴。食欲が落ちやすい時期にも取り入れやすい爽快な風味で、塩分補給をサポートする。
【2025(令和7)年3月21日第5190号7面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
「天塩の塩あめ」は「塩メーカーだからこそ作れる、本格的な塩あめ」をコンセプトに開発しており、新フレーバーではりんご酢を採用した。
りんご酢は、甘み・酸味・塩気のバランスがよく、さっぱりとした後味が特徴。食欲が落ちやすい時期にも取り入れやすい爽快な風味で、塩分補給をサポートする。
【2025(令和7)年3月21日第5190号7面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
マルニ株式会社(脇田慎一社長、大阪府八尾市)は昨年10月より看板製品の「エンリッチ塩」をリニューアルした。
内容量は470gに増量し、希望小売価格は据え置き。包装形態は角底袋を採用してしっかりと自立し、店頭での陳列が容易となった。
また、内容量増の一方でプラスチック使用量は27・5%減(従来品比)となり、出荷時の段ボール包装の廃止を合わせ、年間で約4300㎏(2023年度 従来品製造実績比)ものプラスチック削減が見込める。
「エンリッチ塩」は国産海水塩をベースにグルタミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、クエン酸三ナトリウムを配合した食用塩。これにより塩がいつまでもさらさらとして使いやすく、まろやかな旨味も感じられる。
今回のリニューアルについて常務取締役の関眞典氏は「製造ライン入れ替えにより大幅なプラスチック使用量削減と製造効率向上が図れた。そこで、長年ご愛顧いただいているお客様に還元しようと内容量を20g増量してリニューアルすることを決めた。値上げラッシュが続いているが、少しでも家計の助けになれれば」と話す。
同社は2021年12月に、大阪市北区にあった本社を移転、八尾工場と統合すると同時に生産ラインも増設し、小袋製品の生産能力を大幅に拡大した。
その小袋製品も、中外食業界から引き合いが増えている。エンリッチ塩で培ってきたブレンド技術を活かし様々なフレーバーやスパイスを加えた塩を提供している。
愛知県西尾産の石臼挽き抹茶「抹茶塩」や、フリーズドライ梅肉を加えた「梅塩」、痺れる辛さでブーム到来中の花椒を使用した「花椒塩」などがある。顧客の要望に応じたOEMも可能である。
内容量は470gに増量し、希望小売価格は据え置き。包装形態は角底袋を採用してしっかりと自立し、店頭での陳列が容易となった。
また、内容量増の一方でプラスチック使用量は27・5%減(従来品比)となり、出荷時の段ボール包装の廃止を合わせ、年間で約4300㎏(2023年度 従来品製造実績比)ものプラスチック削減が見込める。
「エンリッチ塩」は国産海水塩をベースにグルタミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、クエン酸三ナトリウムを配合した食用塩。これにより塩がいつまでもさらさらとして使いやすく、まろやかな旨味も感じられる。
今回のリニューアルについて常務取締役の関眞典氏は「製造ライン入れ替えにより大幅なプラスチック使用量削減と製造効率向上が図れた。そこで、長年ご愛顧いただいているお客様に還元しようと内容量を20g増量してリニューアルすることを決めた。値上げラッシュが続いているが、少しでも家計の助けになれれば」と話す。
同社は2021年12月に、大阪市北区にあった本社を移転、八尾工場と統合すると同時に生産ラインも増設し、小袋製品の生産能力を大幅に拡大した。
その小袋製品も、中外食業界から引き合いが増えている。エンリッチ塩で培ってきたブレンド技術を活かし様々なフレーバーやスパイスを加えた塩を提供している。
愛知県西尾産の石臼挽き抹茶「抹茶塩」や、フリーズドライ梅肉を加えた「梅塩」、痺れる辛さでブーム到来中の花椒を使用した「花椒塩」などがある。顧客の要望に応じたOEMも可能である。
【2025(令和7)年3月21日第5190号7面】
マルニ
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)は看板商品『伯方の塩』を中心に製造・販売している。
その品質と、圧倒的な知名度によりコンシューマー向けの販売では業界トップクラスを走る。日経POSの「食塩カテゴリ」では「伯方の塩1㎏」と「伯方の塩500g」が2020年~24年の5年連続1位、2位を独占。24年は「500g」が1位となり逆転した。
昨年は梅が歴史的な不作で高騰したことにより「1㎏」の需要が伸びなかったが「500g」は安定した売上を確保した。異常事態が起きてもトップの座を保ち続ける強さも見せつけた格好だ。
『伯方の塩』は、昭和46年まで瀬戸内海沿岸で親しまれていた流下式枝条架併用塩田で作った塩の品質を手本としている。海水中の成分であるにがり(苦汁)をほどよく残し、ほんのりと甘みを感じられる塩となる。
また2月には「伯方の塩 焼塩 250g」のパッケージデザインを全面リニューアル。「伯方の塩 200g」とデザインコンセプトを共通化した。
パッケージ上部の帯色を「伯方の塩」を焼いたことをイメージした赤色にすることで、帯が青色の「伯方の塩」としっかり見分けやすく、売り場でも目を引くようになった。
また中外食向けでは、ポーションタイプの商品の提案強化を図っている。
“厳選素材でつくる贅沢な香りと彩り”をコンセプトとした「味香塩(あじかおるしお)シリーズ」は次の4種類が揃う。①有機JAS認証宇治抹茶使用の「抹茶塩」②有機JAS認証四国産柚子使用の「柚子塩」③紀州産南高梅使用の「梅塩」、④高知県産黄金(こがね)生姜使用の「生姜塩」。
手間ひまかけて作られる「伯方の塩」に見合った上質な素材を使用しているため、こだわり感の演出ができ、テイクアウトやデリバリーへの添付用に導入先が拡大中だ。
その品質と、圧倒的な知名度によりコンシューマー向けの販売では業界トップクラスを走る。日経POSの「食塩カテゴリ」では「伯方の塩1㎏」と「伯方の塩500g」が2020年~24年の5年連続1位、2位を独占。24年は「500g」が1位となり逆転した。
昨年は梅が歴史的な不作で高騰したことにより「1㎏」の需要が伸びなかったが「500g」は安定した売上を確保した。異常事態が起きてもトップの座を保ち続ける強さも見せつけた格好だ。
『伯方の塩』は、昭和46年まで瀬戸内海沿岸で親しまれていた流下式枝条架併用塩田で作った塩の品質を手本としている。海水中の成分であるにがり(苦汁)をほどよく残し、ほんのりと甘みを感じられる塩となる。
また2月には「伯方の塩 焼塩 250g」のパッケージデザインを全面リニューアル。「伯方の塩 200g」とデザインコンセプトを共通化した。
パッケージ上部の帯色を「伯方の塩」を焼いたことをイメージした赤色にすることで、帯が青色の「伯方の塩」としっかり見分けやすく、売り場でも目を引くようになった。
また中外食向けでは、ポーションタイプの商品の提案強化を図っている。
“厳選素材でつくる贅沢な香りと彩り”をコンセプトとした「味香塩(あじかおるしお)シリーズ」は次の4種類が揃う。①有機JAS認証宇治抹茶使用の「抹茶塩」②有機JAS認証四国産柚子使用の「柚子塩」③紀州産南高梅使用の「梅塩」、④高知県産黄金(こがね)生姜使用の「生姜塩」。
手間ひまかけて作られる「伯方の塩」に見合った上質な素材を使用しているため、こだわり感の演出ができ、テイクアウトやデリバリーへの添付用に導入先が拡大中だ。
【2025(令和7)年3月21日第5190号8面】
鳴門塩業 まろやかな「なるとの塩」
鳴門塩業株式会社(安藝順社長、徳島県鳴門市)は、年間最大20万トンの製塩プラントを有する、国内製塩大手の一角をなす企業である。㈱大塚製薬工場へ医薬品原薬の塩を供給してきた経緯から国内製塩メーカーでは初めて医薬品製造業許可を取得し局方塩の生産を行うなど、万全の体制下で国産塩を製造している。
家庭用製品では「阿波の国 なるとの塩」を製造している。古より塩作りが盛んだった鳴門の海水を使用している。ほど良くにがり分を残した、まろやかな味わいで使い勝手の良い塩。素材の持ち味を引き出し、漬物や煮物などに適している他、食品全般、様々な用途に使えるロングセラー商品だ。
製塩は膜濃縮製塩法でかん水を作り、ボイラーで煮詰めて塩を結晶化させるもの。膜濃縮は海水中に含まれる油や金属等の異物を通さないため、安全性の高い塩ができあがる。
また同社では煮詰めに「流動床ボイラー」を使用し、燃焼中のSOx、NOxの発生量を削減している。さらに、そこから発生する灰を路盤材として活用するなど環境保護に取組む。現在も、カーボンニュートラルの実現に向けた研究を進めているところだ。
家庭用製品では「阿波の国 なるとの塩」を製造している。古より塩作りが盛んだった鳴門の海水を使用している。ほど良くにがり分を残した、まろやかな味わいで使い勝手の良い塩。素材の持ち味を引き出し、漬物や煮物などに適している他、食品全般、様々な用途に使えるロングセラー商品だ。
製塩は膜濃縮製塩法でかん水を作り、ボイラーで煮詰めて塩を結晶化させるもの。膜濃縮は海水中に含まれる油や金属等の異物を通さないため、安全性の高い塩ができあがる。
また同社では煮詰めに「流動床ボイラー」を使用し、燃焼中のSOx、NOxの発生量を削減している。さらに、そこから発生する灰を路盤材として活用するなど環境保護に取組む。現在も、カーボンニュートラルの実現に向けた研究を進めているところだ。
【2025(令和7)年3月21日第5190号8面】
鳴門塩業
株式会社ジェスク・コーポレーション(中野明朗社長、鹿児島県南さつま市)は人間による汚染がない地下700mから取り出される、ミネラル豊富でまろやかな味わいの岩塩を扱っている。
現在、その岩塩に黒胡椒・ガーリック・オニオン・バジル・タイム・オレガノ等を加えた「ジェスクのスパイスソルト」が、業務筋で引き合いを増やしている。
香り豊かなスパイスと、まろやかで塩カドのない岩塩が料理のおいしさを引き立てる。料理の下味や仕上げに、またサラダのシーズニングとして使ってもおいしく楽しめる。
焼肉店では付け塩として利用され「この塩を買いたい」という声が続出し店頭販売を始めるケースもあるほどだ。
同社の岩塩を製造しているのは、中国安徽省にある塩工場(岩塩)。品質・生産量ともに中国一の国有企業で、1日に約4000t、年間130万tを生産している。人間による汚染が全くない地下700mにある1億年前の岩塩を「溶解採取法」で汲み上げ、真空釜で結晶させた塩である。
ジェスク・コーポレーションはその企業と、日本での総代理店契約を結んでいる。
この岩塩は浸透性が良く、カリウム・カルシウム・マグネシウムが含まれたアルカリ性で「塩かど」のないまろやかな味わいが特徴。料理に使えば素材の旨みを充分に引き出してくれる。
どんな料理にも使用でき、味に「まろやかさ」と「こく」を加える優れものだ。その特性に着目し、こだわりの漬物づくりに使用する企業もある。
今後は「ジェスクのおいしい岩塩」、「ジェスクのスパイスソルト」を中心に業務筋への提案を強化していく方針だ。
また低ナトリウムの減塩タイプは家庭用で人気。世界では海水塩よりも岩塩が主流であり、その魅力普及に努めていく。
現在、その岩塩に黒胡椒・ガーリック・オニオン・バジル・タイム・オレガノ等を加えた「ジェスクのスパイスソルト」が、業務筋で引き合いを増やしている。
香り豊かなスパイスと、まろやかで塩カドのない岩塩が料理のおいしさを引き立てる。料理の下味や仕上げに、またサラダのシーズニングとして使ってもおいしく楽しめる。
焼肉店では付け塩として利用され「この塩を買いたい」という声が続出し店頭販売を始めるケースもあるほどだ。
同社の岩塩を製造しているのは、中国安徽省にある塩工場(岩塩)。品質・生産量ともに中国一の国有企業で、1日に約4000t、年間130万tを生産している。人間による汚染が全くない地下700mにある1億年前の岩塩を「溶解採取法」で汲み上げ、真空釜で結晶させた塩である。
ジェスク・コーポレーションはその企業と、日本での総代理店契約を結んでいる。
この岩塩は浸透性が良く、カリウム・カルシウム・マグネシウムが含まれたアルカリ性で「塩かど」のないまろやかな味わいが特徴。料理に使えば素材の旨みを充分に引き出してくれる。
どんな料理にも使用でき、味に「まろやかさ」と「こく」を加える優れものだ。その特性に着目し、こだわりの漬物づくりに使用する企業もある。
今後は「ジェスクのおいしい岩塩」、「ジェスクのスパイスソルト」を中心に業務筋への提案を強化していく方針だ。
また低ナトリウムの減塩タイプは家庭用で人気。世界では海水塩よりも岩塩が主流であり、その魅力普及に努めていく。
【2025(令和7)年3月21日第5190号8面】
ジェスク・コーポレーション
株式会社九州ソルト(髙本公利社長、福岡市東区)は、社名の通り塩をメインに家庭用から業務用(食品・工業用)と幅広く取り扱いながらもオリジナル商品の企画・開発にも力を入れ、今では塩以外の商品に力を注いでいる。
同社の沿革は平成8年2月、九州塩業協業組合設立。同13年10月には株式会社九州ソルトへ組織変更し、福岡・佐賀・長崎・熊本・宮崎に8か所の事業所で九州全域をカバー。塩事業センター、国内製塩メーカー、特殊製法塩メーカーの国産塩をはじめ、世界各地で生産された岩塩・天日塩などの製品を小売店や外食産業、食品加工用(漬物・水産加工・味噌・醤油・調味料・パン・菓子など)に、輸入天日塩を食品加工・工業用の原料として販売している。
食品用としては多様化するニーズに応えるため「産地」や「粒度・粒形」「ドライ・ウェット」など多種取り揃え、用途や暮らしに合わせた様々な塩を提供。
家庭用では調理から卓上まで使い方に合ったパウダータイプ・粗塩タイプ、食塩・天日塩・岩塩・シーズニングやフレーバーをブレンドした塩など取り扱う。
同社のオリジナル商品「九州のあら塩」(1㎏)は長崎県西海市のきれいな海水からとれた国産のあら塩タイプで、しっとりまろやかな味が特徴。「塩屋天日結晶塩」(500g)はメキシコ産天日塩を丁寧に洗浄・乾燥加工を行った少し粗目のサラサラタイプだ。2種類とも好みによって漬物から調理、惣菜の味付けなどに、幅広く使用できる。
「塩屋が造った海水にがり」(170ml)は、長崎県崎戸島の清澄な海水から生まれた国産にがり。豆腐作りや、野菜の煮くずれ防止、漬物ではカリカリ梅などの需要もある。他にも「おにぎりの塩シリーズ(プレーン・梅・明太子)」などの企画販売も手掛ける。
工業用では、融氷雪用をはじめ、軟水処理用、家畜飼料(配合飼料)、皮革等の用途も幅広い。
また、塩以外でも、塩化物(塩カル・塩カリ・塩マグなど)をはじめ糖類や食品添加物、一般食品、食品原料、化薬品などの実績も付いてきている。
【2025(令和7)年3月21日第5190号9面】
九州ソルト
https://www.kyushu-salt.com/
同社の沿革は平成8年2月、九州塩業協業組合設立。同13年10月には株式会社九州ソルトへ組織変更し、福岡・佐賀・長崎・熊本・宮崎に8か所の事業所で九州全域をカバー。塩事業センター、国内製塩メーカー、特殊製法塩メーカーの国産塩をはじめ、世界各地で生産された岩塩・天日塩などの製品を小売店や外食産業、食品加工用(漬物・水産加工・味噌・醤油・調味料・パン・菓子など)に、輸入天日塩を食品加工・工業用の原料として販売している。
食品用としては多様化するニーズに応えるため「産地」や「粒度・粒形」「ドライ・ウェット」など多種取り揃え、用途や暮らしに合わせた様々な塩を提供。
家庭用では調理から卓上まで使い方に合ったパウダータイプ・粗塩タイプ、食塩・天日塩・岩塩・シーズニングやフレーバーをブレンドした塩など取り扱う。
同社のオリジナル商品「九州のあら塩」(1㎏)は長崎県西海市のきれいな海水からとれた国産のあら塩タイプで、しっとりまろやかな味が特徴。「塩屋天日結晶塩」(500g)はメキシコ産天日塩を丁寧に洗浄・乾燥加工を行った少し粗目のサラサラタイプだ。2種類とも好みによって漬物から調理、惣菜の味付けなどに、幅広く使用できる。
「塩屋が造った海水にがり」(170ml)は、長崎県崎戸島の清澄な海水から生まれた国産にがり。豆腐作りや、野菜の煮くずれ防止、漬物ではカリカリ梅などの需要もある。他にも「おにぎりの塩シリーズ(プレーン・梅・明太子)」などの企画販売も手掛ける。
工業用では、融氷雪用をはじめ、軟水処理用、家畜飼料(配合飼料)、皮革等の用途も幅広い。
また、塩以外でも、塩化物(塩カル・塩カリ・塩マグなど)をはじめ糖類や食品添加物、一般食品、食品原料、化薬品などの実績も付いてきている。
【2025(令和7)年3月21日第5190号9面】
九州ソルト
https://www.kyushu-salt.com/
静岡塩業 塩・食品加工用素材幅広く
静岡塩業株式会社(水野直人社長、静岡県静岡市)は70年を超える実績を誇る塩のプロフェッショナル集団。
製塩メーカーと小売ユーザーを結ぶパイプ役として、静岡市葵区の本店に加え、清水・焼津に物流機能を持つ営業所を構え、万全の配送サービスを構築。塩製品以外にも調味料や食品添加物など様々な食品加工用素材の取扱いを手掛けるなど、鈴与グループの塩元売企業として業容を拡大している。
塩製品では、センター塩、特殊製法塩、ボイラー塩、天日塩、岩塩など約700アイテムを揃え、小売、食品製造、漁業、工業などからの多様なニーズに対応している。
また食品加工用素材としては、食品調味料、健康食品素材、品質改良剤、日持ち向上剤など1300アイテムを揃える。同社では昭和37年より食品加工用素材の供給を開始し、県内外の食品加工メーカーへ幅広い納入実績を誇る。
近年、健康志向や味覚の広がりに伴い消費者ニーズが多様化する中、同社では新商品開発に伴う新たな食品加工用素材の取扱いも積極的に推進。食品加工メーカーの新商品開発にも積極的に携わり、独自ノウハウを活かした製品提案に力を注いでいる。
【2025(令和7)年3月21日第5190号9面】
静岡塩業HP
中四国ソルト 塩と関連商材を一括納入
中四国ソルト株式会社(今脇美穂子社長、岡山県岡山市)は塩の元売企業として中国5県と高知県に営業拠点を構える。全国の塩を仕入れ、小売店や食品メーカーまで幅広く塩を供給している。
また、同社では塩以外にもだしや味噌、乾物、お菓子、サプリメント等の市販商品から、食品添加物等の食品工場向けまで幅広い商材を扱っている。
食の現場において必需品である塩とこれらのものを一括納入できる体制とすることで、得意先の仕入れにかかる負担を減らしている。
昨年6月に社長に就任した今脇社長は「人口減と減塩志向が続く限り、食用塩の需要が回復することは難しい。その中で当社が安定的に成長していくには塩以外の商材を拡充することが必要」と、その狙いを話す。
【2025(令和7)年3月21日第5190号9面】
また、同社では塩以外にもだしや味噌、乾物、お菓子、サプリメント等の市販商品から、食品添加物等の食品工場向けまで幅広い商材を扱っている。
食の現場において必需品である塩とこれらのものを一括納入できる体制とすることで、得意先の仕入れにかかる負担を減らしている。
昨年6月に社長に就任した今脇社長は「人口減と減塩志向が続く限り、食用塩の需要が回復することは難しい。その中で当社が安定的に成長していくには塩以外の商材を拡充することが必要」と、その狙いを話す。
【2025(令和7)年3月21日第5190号9面】
中四国ソルト
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は、3月1日と2日に東京都渋谷区の代々木公園で開催された「ファーマーズ&キッズフェスタ2025」に出店した。
同社では、塩の美味しさや素晴らしさを伝える啓蒙活動の一環として運用しているキッチンカーを活用し、「ポテサラバーガー」を販売した。「ポテサラバーガー」は、パン工房「蜂屋」のバンズや、「武田ハム」のベーコンなど赤穂の天塩を使用して作られたこだわりの食材を使用。バンズに挟むポテトサラダは具材となるジャガイモ、ゆで卵、マヨネーズ、塩昆布を購入者自身が好みの加減に混ぜて楽しめる仕様とした。
出来上がったバーガーは、フワフワのバンズとしっとりとしたポテトサラダの相性が抜群、子どもから大人まで幅広い年齢層が美味しく食べられる味わいで人気を集めた。
営業本部食材営業部の河本裕主任は、「子どもたちがたくさん訪れるイベントなので、ただ食べてもらうだけでなく、ポテトサラダを作るという工程を楽しんでもらえるよう企画した。たくさんの来場者に塩の魅力をPRしたい」と話した。
なお、イベント内の一般社団法人日本食育HEDカレッジのブースでは、食防災アドバイザーの中村詩織氏と天塩が共同開発した、廃棄されることの多いオリーブの葉を有効利用したオリーブハーブソルトも販売され、SDGsの観点から注目を集めた。
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
同社では、塩の美味しさや素晴らしさを伝える啓蒙活動の一環として運用しているキッチンカーを活用し、「ポテサラバーガー」を販売した。「ポテサラバーガー」は、パン工房「蜂屋」のバンズや、「武田ハム」のベーコンなど赤穂の天塩を使用して作られたこだわりの食材を使用。バンズに挟むポテトサラダは具材となるジャガイモ、ゆで卵、マヨネーズ、塩昆布を購入者自身が好みの加減に混ぜて楽しめる仕様とした。
出来上がったバーガーは、フワフワのバンズとしっとりとしたポテトサラダの相性が抜群、子どもから大人まで幅広い年齢層が美味しく食べられる味わいで人気を集めた。
営業本部食材営業部の河本裕主任は、「子どもたちがたくさん訪れるイベントなので、ただ食べてもらうだけでなく、ポテトサラダを作るという工程を楽しんでもらえるよう企画した。たくさんの来場者に塩の魅力をPRしたい」と話した。
なお、イベント内の一般社団法人日本食育HEDカレッジのブースでは、食防災アドバイザーの中村詩織氏と天塩が共同開発した、廃棄されることの多いオリーブの葉を有効利用したオリーブハーブソルトも販売され、SDGsの観点から注目を集めた。
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
伯方塩業・ DM三井製糖 適塩適糖CP第2弾
抽選でオリジナルクッション
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)と、「スプーン印」「ばら印」のお砂糖でおなじみのDM三井製糖株式会社(森本卓社長、東京都港区)は、「適塩適糖キャンペーン2025」第2弾を3月10日「砂糖の日」から開始した。
Instagramにて、並べて可愛い「スプーン印・ばら印のお砂糖」と「伯方の塩」のふかふかクッションセットが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施する。
応募方法は、両社の公式インスタグラムをフォローし、本キャンペーンの投稿に、塩と砂糖を使った好きな料理やスイーツなどをコメントすれば完了。ハッシュタグ「#塩と砂糖のある暮らし2025」と一緒に、塩と砂糖にまつわる写真をInstagramで投稿すると当選率がアップする。応募期限は3月24日まで。
A賞はオリジナルクッション2種セットに加え、塩・砂糖の詰め合わせが抽選で10名に当たる。B賞は塩・砂糖の詰め合わせが抽選で20名に当たる。
適塩適糖キャンペーンは2022年からスタートし、今年で4回目を迎えた。一人ひとりにとって必要な「適塩」と「適糖」で日々の食事を楽しんでいただきたいという両社の想いから始まった。
▼DM三井製糖公式=mitsui_dm_sugar
▼伯方塩業公式アカウント=hakatanoshio_official
Instagramにて、並べて可愛い「スプーン印・ばら印のお砂糖」と「伯方の塩」のふかふかクッションセットが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施する。
応募方法は、両社の公式インスタグラムをフォローし、本キャンペーンの投稿に、塩と砂糖を使った好きな料理やスイーツなどをコメントすれば完了。ハッシュタグ「#塩と砂糖のある暮らし2025」と一緒に、塩と砂糖にまつわる写真をInstagramで投稿すると当選率がアップする。応募期限は3月24日まで。
A賞はオリジナルクッション2種セットに加え、塩・砂糖の詰め合わせが抽選で10名に当たる。B賞は塩・砂糖の詰め合わせが抽選で20名に当たる。
適塩適糖キャンペーンは2022年からスタートし、今年で4回目を迎えた。一人ひとりにとって必要な「適塩」と「適糖」で日々の食事を楽しんでいただきたいという両社の想いから始まった。
▼DM三井製糖公式=mitsui_dm_sugar
▼伯方塩業公式アカウント=hakatanoshio_official
【2025(令和7)年3月11日第5189号3面】
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)では2月23日、「なりきり塩職人!『伯方の塩』の塩つくり体験」を東京都世田谷区の「駒沢公園ハウジングギャラリー・ステージ1」にて開催した。
同社ではこれまで、塩をもっと身近に感じてもらいたいという趣旨から、大三島工場をはじめ小中高生や調理専門学校生などを対象にした出前講座で、塩つくり体験を行ってきた。
今回は、家族の暮らしを支える“家”のモデルハウスを訪れた人たちに、家族の健康を支える料理に欠かせない“塩”について学んでもらおうと、ハウジングギャラリーでの体験教室を企画した。出前講座以外のイベントで体験教室を行うのは今回が初めてとなる。
体験教室は各回6組、小学生以下の子ども並びに保護者の参加を受け付け、全5回行われた。朝10時半から先着順で受付が開始されると早くも行列ができ始め、11時半からの第1回が始まる前には全ての回の予約が埋まるほどの人気ぶりだった。
塩つくり体験は、海水の7倍の塩水を鍋でコトコト煮詰め、世界に一つだけの「My塩」を作るもの。子どもたちはもちろん、付き添いの保護者もゴーグルに軍手をはめて取り組み、だんだんと鍋の縁に出来上がってくる塩の結晶に「すご~い!」と感動の声も漏れていた。
終了後、参加者には3種類の塩を食べ比べできる「しまなみセット 碧」もプレゼントされた。
【2025(令和7)年3月1日第5188号4面】
伯方塩業
https://www.hakatanoshio.co.jp/
同社ではこれまで、塩をもっと身近に感じてもらいたいという趣旨から、大三島工場をはじめ小中高生や調理専門学校生などを対象にした出前講座で、塩つくり体験を行ってきた。
今回は、家族の暮らしを支える“家”のモデルハウスを訪れた人たちに、家族の健康を支える料理に欠かせない“塩”について学んでもらおうと、ハウジングギャラリーでの体験教室を企画した。出前講座以外のイベントで体験教室を行うのは今回が初めてとなる。
体験教室は各回6組、小学生以下の子ども並びに保護者の参加を受け付け、全5回行われた。朝10時半から先着順で受付が開始されると早くも行列ができ始め、11時半からの第1回が始まる前には全ての回の予約が埋まるほどの人気ぶりだった。
塩つくり体験は、海水の7倍の塩水を鍋でコトコト煮詰め、世界に一つだけの「My塩」を作るもの。子どもたちはもちろん、付き添いの保護者もゴーグルに軍手をはめて取り組み、だんだんと鍋の縁に出来上がってくる塩の結晶に「すご~い!」と感動の声も漏れていた。
終了後、参加者には3種類の塩を食べ比べできる「しまなみセット 碧」もプレゼントされた。
【2025(令和7)年3月1日第5188号4面】
伯方塩業
https://www.hakatanoshio.co.jp/
伯方塩業 「伯方の塩 焼塩250g」包装刷新
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)は、7日にロングセラー商品「伯方の塩 焼塩 250g」のパッケージデザインを全面リニューアル。「伯方の塩 スタンドパック 200g」とデザインコンセプトを共通化し、商品特徴を表面に目立つように表記する。
パッケージ上部の帯色を「伯方の塩」を焼いたことをイメージした赤色にすることで、帯が青色の「伯方の塩」としっかり見分けやすく、売り場でも目を引く。裏面にはQRコードを追加し、おすすめレシピを案内する。
「伯方の塩 焼塩」は、にがりをほどよく残したしっとりタイプの「伯方の塩」を焼くことで、サラサラにした小粒の塩。できるだけ自然な製法にこだわり、固結防止剤などの食品添加物は使用していない。
1984年の発売以来、まろやかな塩味に定評があり、家庭だけでなく飲食店でも広く採用されている。また、まんべんなく振りかけやすいという使い勝手の良さから、ふり塩・つけ塩・炒め物など様々な料理シーンで使用できる。
パッケージ上部の帯色を「伯方の塩」を焼いたことをイメージした赤色にすることで、帯が青色の「伯方の塩」としっかり見分けやすく、売り場でも目を引く。裏面にはQRコードを追加し、おすすめレシピを案内する。
「伯方の塩 焼塩」は、にがりをほどよく残したしっとりタイプの「伯方の塩」を焼くことで、サラサラにした小粒の塩。できるだけ自然な製法にこだわり、固結防止剤などの食品添加物は使用していない。
1984年の発売以来、まろやかな塩味に定評があり、家庭だけでなく飲食店でも広く採用されている。また、まんべんなく振りかけやすいという使い勝手の良さから、ふり塩・つけ塩・炒め物など様々な料理シーンで使用できる。
【2025(令和7)年1月21日第5185号4面】
伯方塩業
伯方塩業・ DM三井製糖 「適塩適糖」でコラボ
計2万以上のリポスト達成
【大阪支社】伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)と、DM三井製糖株式会社(森本卓社長、東京都港区)は、両社公式SNSによる「適塩適糖キャンペーン2025」を現在開催している。
1月11日“塩の日”からスタートするXキャンペーンでは、お年玉企画としてお塩とお砂糖のセットを、塩の日にちなみ合計40名にプレゼントする。
応募方法は、両社のXアカウントをフォローし、キャンペーン対象ポストをリポストするというもの。応募期間は1月24日まで。
20日時点で、2アカウント合計のリポスト数は2万以上と、抽選数を大きく上回る盛り上がりを見せている。
【キャンペーンコンセプト】
“塩と砂糖のとりすぎはよくない”と必要以上に控えようとする方もいらっしゃる中で、カラダにとって欠かせない塩と砂糖、どちらとも上手に付き合うことが大切だと私たちは考えています。キャンペーン名にある「適塩適糖」には、一人ひとりにとって必要な「適塩」と「適糖」で日々の食事を楽しんでいただきたいという想いを込めています。
適塩適糖キャンペーンは2022年からスタートし今年で4回目を迎えました。今回はプレゼント賞品として、両社おすすめの商品をセットにしてご用意しました。キャンペーンを通じて、皆さまの普段の食生活が楽しく美味しくなるように、そして塩と砂糖の魅力を改めて知っていただき私たちの想いがたくさんの方に広がっていくことを祈っています。
伯方塩業公式X= https://x.com/hakataengyo
1月11日“塩の日”からスタートするXキャンペーンでは、お年玉企画としてお塩とお砂糖のセットを、塩の日にちなみ合計40名にプレゼントする。
応募方法は、両社のXアカウントをフォローし、キャンペーン対象ポストをリポストするというもの。応募期間は1月24日まで。
20日時点で、2アカウント合計のリポスト数は2万以上と、抽選数を大きく上回る盛り上がりを見せている。
【キャンペーンコンセプト】
“塩と砂糖のとりすぎはよくない”と必要以上に控えようとする方もいらっしゃる中で、カラダにとって欠かせない塩と砂糖、どちらとも上手に付き合うことが大切だと私たちは考えています。キャンペーン名にある「適塩適糖」には、一人ひとりにとって必要な「適塩」と「適糖」で日々の食事を楽しんでいただきたいという想いを込めています。
適塩適糖キャンペーンは2022年からスタートし今年で4回目を迎えました。今回はプレゼント賞品として、両社おすすめの商品をセットにしてご用意しました。キャンペーンを通じて、皆さまの普段の食生活が楽しく美味しくなるように、そして塩と砂糖の魅力を改めて知っていただき私たちの想いがたくさんの方に広がっていくことを祈っています。
伯方塩業公式X= https://x.com/hakataengyo
DM三井製糖公式X=https://x.com/mitsui_dm_sugar
【2025(令和7)年1月21日第5185号4面】
伯方塩業
伯方塩業 大相撲とコラボキャンペーン
お馴染みの東VS新勢力の西
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)は、1月12日から3月23日までの期間、日本相撲協会とコラボしたプレゼントキャンペーンを開催する。対象商品を購入したレシートで特設サイトから応募すると、抽選で合計100名に、大相撲×伯方の塩コラボオリジナルデザインのQUOカードが当たる。
【キャンペーンコンセプト】
長年皆さまにご愛顧いただいている「伯方の塩」。やはり根強い人気は、お馴染みの500g~1㎏容量の商品ですが、最近では使いやすい小容量のスタンドパック商品がぐんぐんと伸長してまいりました。
そこで今回、令和7年一月場所から三月場所千秋楽まで、「お馴染みのパッケージ派の東VS新勢力のスタンドパック派の西」で対抗戦の伯方の塩合戦を実施いたします!まさに掟破り。
勝つのは西か?東か?皆さまのご応募で決まります!
【キャンペーン概要】
▼応募期間=1月12日~3月23日▼対象商品=東コース:伯方の塩 1㎏/伯方の塩 750g/伯方の塩 500g、西コース:伯方の塩 スタンドパック 200g/伯方の塩 焼塩 250g▼応募方法=対象商品いずれかを含むレシートを撮影し、キャンペーンサイト内の応募フォームから応募▼賞品内容=オリジナルQUOカード 1000円分 東コース・西コース 各50名(合計100名)。
※各コースでデザインが異なる
キャンペーン詳細は特設サイトから(https://www.hakatanoshio.co.jp/topics/2025_sumocp/)
【キャンペーンコンセプト】
長年皆さまにご愛顧いただいている「伯方の塩」。やはり根強い人気は、お馴染みの500g~1㎏容量の商品ですが、最近では使いやすい小容量のスタンドパック商品がぐんぐんと伸長してまいりました。
そこで今回、令和7年一月場所から三月場所千秋楽まで、「お馴染みのパッケージ派の東VS新勢力のスタンドパック派の西」で対抗戦の伯方の塩合戦を実施いたします!まさに掟破り。
勝つのは西か?東か?皆さまのご応募で決まります!
【キャンペーン概要】
▼応募期間=1月12日~3月23日▼対象商品=東コース:伯方の塩 1㎏/伯方の塩 750g/伯方の塩 500g、西コース:伯方の塩 スタンドパック 200g/伯方の塩 焼塩 250g▼応募方法=対象商品いずれかを含むレシートを撮影し、キャンペーンサイト内の応募フォームから応募▼賞品内容=オリジナルQUOカード 1000円分 東コース・西コース 各50名(合計100名)。
※各コースでデザインが異なる
キャンペーン詳細は特設サイトから(https://www.hakatanoshio.co.jp/topics/2025_sumocp/)
【2025(令和7)年1月21日第5185号4面】
伯方塩業
公益財団法人塩事業センター(斎藤恭一理事長)は昨年12月6日、「Salt&Seewater Science Seminar2024」を海水総合研究所(吉川直人所長、神奈川県小田原市)で開催した。テーマは「海水から未来を創る~製塩工程溶液からのマグネシウム回収と利用~」。
講演に先立ち斎藤理事長が挨拶し、同センターの説明とこれまでのセミナー開催の経緯を説明。「今回のテーマはマグネシウム。以前“プリントゴッコ”で、ピカッと光る電球に使用されていたのが思い浮かぶ。この他にも多様な用途のあるマグネシウムについて学んでいただきたい」と語った。
講演に先立ち斎藤理事長が挨拶し、同センターの説明とこれまでのセミナー開催の経緯を説明。「今回のテーマはマグネシウム。以前“プリントゴッコ”で、ピカッと光る電球に使用されていたのが思い浮かぶ。この他にも多様な用途のあるマグネシウムについて学んでいただきたい」と語った。
続いての講演テーマと講師、要旨は次の通り。
①「マグネシウム産業の現状と展望」
▼講師 一般社団法人日本マグネシウム協会 顧問 小原久氏
マグネシウムは実用金属の中で最も軽量で、密度あたりの強度や剛性が高いという特徴がある。軽量化を目的に自動車のハンドル、スピーカ、航空機など様々な分野で利用されており、エネルギー問題を背景にその需要は年々増加している。一方、マグネシウムは海水や塩湖に大量に含まれることから世界中に豊富に存在するにもかかわらず、生産コストの観点から生産国が中国を筆頭に偏在している。また、日本で使用されているマグネシウムは、世界で4番目の使用国でありながらほぼ全量を輸入に依存。中国リスクを回避するため、現在プロジェクトを計画中である。
②「カーナライト晶析を利用した高純度塩化マグネシウム回収技術」
▼講師 海水総合研究所 研究員 邑上泰平氏
イオン交換膜法製塩では、ろ過海水をイオン交換膜電気透析装置により濃縮して得られたかん水をさらに蒸発濃縮し、塩を析出させて製造している。析出後に残る苦汁には高濃度のカリウム、マグネシウム、カルシウムイオンなどが含まれる。製塩工場ではこの苦汁を冷却し、塩化カリウムを析出させて回収。一方、苦汁中のマグネシウムイオン濃度をさらに増加させて冷却すると、カーナライトと呼ばれる塩化カリウムと塩化マグネシウムの複塩が析出する。このカーナライト晶析を利用し、高純度の塩化マグネシウムを回収する技術について紹介した。
③「製塩苦汁から得られる水酸化マグネシウムの高純度化に関する検討」
▼講師 海水総合研究所 主任研究員 峯尾隼人氏
イオン交換膜法製塩で、塩の析出後に残る苦汁には高濃度のマグネシウムイオンが含まれ、水酸化ナトリウムや水酸化カルシウムなどのアルカリ源を添加することで水酸化マグネシウムとして回収できる。一方、苦汁にはマグネシウムイオン以外にもカルシウムなどの海水由来の成分が含まれており、これらの混入で水酸化マグネシウムの純度が低下するという問題がある。製塩苦汁から高純度の水酸化マグネシウムを回収する技術について、主にホウ素とカルシウムを低減させる方法について説明した。
④「製塩工程溶液等を原料とするマグネシウム金属製造技術に関する基礎研究」
▼講師 関西大学化学生命工学部 教授 竹中俊英氏
マグネシウム金属の製造方法には主に熱還元法、化学還元法及び電解還元法があり、工業的にはドロマイトと呼ばれる炭酸マグネシウムを含有する鉱石を原料とした熱還元法が主流。しかし、ドロマイトを原料とした熱還元法では必要なエネルギー量が多く、二酸化炭素の排出量も多いため、省エネで二酸化炭素の排出量が少ない製造方法が望まれている。また、日本はマグネシウムのほぼ全量を輸入に依存していることから、国産資源を原料とする製造方法への期待も高まっている。製塩工程溶液等からのマグネシウム金属製造技術に関する研究について紹介し、製塩事業者等を加えてスケールアップを目指した今後のプロジェクト立ち上げを検討している。
閉会にあたって吉川所長が挨拶し、「今回のセミナーには約70名の方が出席していただき、大変感謝している。今回学んだマグネシウムについては用途を探っており、ぜひ皆様に知恵をお借りしたい」と述べ、協力を求めた。
【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】
塩事業センター
https://www.shiojigyo.com/
①「マグネシウム産業の現状と展望」
▼講師 一般社団法人日本マグネシウム協会 顧問 小原久氏
マグネシウムは実用金属の中で最も軽量で、密度あたりの強度や剛性が高いという特徴がある。軽量化を目的に自動車のハンドル、スピーカ、航空機など様々な分野で利用されており、エネルギー問題を背景にその需要は年々増加している。一方、マグネシウムは海水や塩湖に大量に含まれることから世界中に豊富に存在するにもかかわらず、生産コストの観点から生産国が中国を筆頭に偏在している。また、日本で使用されているマグネシウムは、世界で4番目の使用国でありながらほぼ全量を輸入に依存。中国リスクを回避するため、現在プロジェクトを計画中である。
②「カーナライト晶析を利用した高純度塩化マグネシウム回収技術」
▼講師 海水総合研究所 研究員 邑上泰平氏
イオン交換膜法製塩では、ろ過海水をイオン交換膜電気透析装置により濃縮して得られたかん水をさらに蒸発濃縮し、塩を析出させて製造している。析出後に残る苦汁には高濃度のカリウム、マグネシウム、カルシウムイオンなどが含まれる。製塩工場ではこの苦汁を冷却し、塩化カリウムを析出させて回収。一方、苦汁中のマグネシウムイオン濃度をさらに増加させて冷却すると、カーナライトと呼ばれる塩化カリウムと塩化マグネシウムの複塩が析出する。このカーナライト晶析を利用し、高純度の塩化マグネシウムを回収する技術について紹介した。
③「製塩苦汁から得られる水酸化マグネシウムの高純度化に関する検討」
▼講師 海水総合研究所 主任研究員 峯尾隼人氏
イオン交換膜法製塩で、塩の析出後に残る苦汁には高濃度のマグネシウムイオンが含まれ、水酸化ナトリウムや水酸化カルシウムなどのアルカリ源を添加することで水酸化マグネシウムとして回収できる。一方、苦汁にはマグネシウムイオン以外にもカルシウムなどの海水由来の成分が含まれており、これらの混入で水酸化マグネシウムの純度が低下するという問題がある。製塩苦汁から高純度の水酸化マグネシウムを回収する技術について、主にホウ素とカルシウムを低減させる方法について説明した。
④「製塩工程溶液等を原料とするマグネシウム金属製造技術に関する基礎研究」
▼講師 関西大学化学生命工学部 教授 竹中俊英氏
マグネシウム金属の製造方法には主に熱還元法、化学還元法及び電解還元法があり、工業的にはドロマイトと呼ばれる炭酸マグネシウムを含有する鉱石を原料とした熱還元法が主流。しかし、ドロマイトを原料とした熱還元法では必要なエネルギー量が多く、二酸化炭素の排出量も多いため、省エネで二酸化炭素の排出量が少ない製造方法が望まれている。また、日本はマグネシウムのほぼ全量を輸入に依存していることから、国産資源を原料とする製造方法への期待も高まっている。製塩工程溶液等からのマグネシウム金属製造技術に関する研究について紹介し、製塩事業者等を加えてスケールアップを目指した今後のプロジェクト立ち上げを検討している。
閉会にあたって吉川所長が挨拶し、「今回のセミナーには約70名の方が出席していただき、大変感謝している。今回学んだマグネシウムについては用途を探っており、ぜひ皆様に知恵をお借りしたい」と述べ、協力を求めた。
【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】
塩事業センター
https://www.shiojigyo.com/
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は昨年12月5日、杉並区立松ノ木小学校(笠原秀浩校長)で味噌開き教室を開催した。
これは同校の小学3年生児童を対象に、6月に行った味噌作り教室で仕込んだ味噌の出来上がりを確認するもの。営業本部天塩スタジオの前原淑子氏が講師を務め、味噌の試食や美味しく食べるためのポイントなどを説明した。
味噌開き教室は3年生児童を2クラスに分け、3時限目・4時限目の2回行った。初めに当日試食する食品の説明から、クイズ形式で味噌を作った大豆が枝豆から成熟することなどを紹介。児童はクイズに回答しながら、興味深く説明を聞いた。
次に、容器に入れて約6カ月間保存した味噌を確認。ふたを開け、ラップをかぶせた味噌の表面についたカビをスプーンできれいに取り除いた。
前原氏は、「保存状態が良かったのか、カビの付いた味噌が少なかった」と感想を述べた。
続いて、味噌・みりん・砂糖で作ったみそドレッシングで生麩・五平餅・野菜を試食。前原氏は「味噌は発酵食品で、腸に良い効果が出る。味噌を食べると栄養が吸収されやすくなり、元気に暮らせる」と味噌の効果を説明した。また、味噌を美味しく食べる大切なポイントとしては、「このまま常温で保存しても腐らないが、味噌は生きていてどんどん熟成し、色が濃くなって香りも変わってくる。冷蔵庫で保管すると熟成はゆっくり進む。冷凍庫では熟成は進まず、カチコチには凍りません」と説明した。
子どもたちは出来上がった味噌を手に「家に持って帰って、食べるのが楽しみ」と目を輝かせていた。
【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
これは同校の小学3年生児童を対象に、6月に行った味噌作り教室で仕込んだ味噌の出来上がりを確認するもの。営業本部天塩スタジオの前原淑子氏が講師を務め、味噌の試食や美味しく食べるためのポイントなどを説明した。
味噌開き教室は3年生児童を2クラスに分け、3時限目・4時限目の2回行った。初めに当日試食する食品の説明から、クイズ形式で味噌を作った大豆が枝豆から成熟することなどを紹介。児童はクイズに回答しながら、興味深く説明を聞いた。
次に、容器に入れて約6カ月間保存した味噌を確認。ふたを開け、ラップをかぶせた味噌の表面についたカビをスプーンできれいに取り除いた。
前原氏は、「保存状態が良かったのか、カビの付いた味噌が少なかった」と感想を述べた。
続いて、味噌・みりん・砂糖で作ったみそドレッシングで生麩・五平餅・野菜を試食。前原氏は「味噌は発酵食品で、腸に良い効果が出る。味噌を食べると栄養が吸収されやすくなり、元気に暮らせる」と味噌の効果を説明した。また、味噌を美味しく食べる大切なポイントとしては、「このまま常温で保存しても腐らないが、味噌は生きていてどんどん熟成し、色が濃くなって香りも変わってくる。冷蔵庫で保管すると熟成はゆっくり進む。冷凍庫では熟成は進まず、カチコチには凍りません」と説明した。
子どもたちは出来上がった味噌を手に「家に持って帰って、食べるのが楽しみ」と目を輝かせていた。
【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】
天塩
https://www.amashio.co.jp/
赤穂あらなみ塩 おもてなしセレクション金賞
SAMURAISALTシリーズ
赤穂あらなみ塩株式会社(大橋伸夫社長、兵庫県赤穂市)の「ARANAMI SAMURAI SALTシリーズ」が、「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)2024第2期」の金賞を受賞したことが昨年12月3日に発表された。
同セレクションは、日本の優れた商品・サービスを世界に広めることを目的とした民間企業20社以上で構成されるプロジェクトで、半期に1度、アワードを開催している。
今回、金賞を受賞した「ARANAMI SAMURAI SALT」シリーズは、日本の旨味を世界に伝えることを目指し開発された高品質な塩製品で、現在第2弾まで発売されている。第1弾は、おにぎりや和食全般を引き立てる粒の小さい粗塩だ。
第2弾の「OYSTER SALT」は、焼塩と牡蠣を融合させた繊細な味わいが特徴的。和食だけでなく、洋食やアジア料理にも最適で、多様な料理で活躍する。2品とも、海外の人にも親しみやすいパッケージデザインや多言語対応のレシピQRコードを採用し、日本食文化の普及への貢献を目指している。
本受賞について大橋社長は「大変光栄で、日本の塩文化や〝おもてなしの心〟が世界に通ずる価値として認められた証であり、当社にとって大きな励みとなる」とコメントした。
さらに、大橋社長は今後の抱負について「赤穂の地で培われた伝統的な製塩方法を守りつつ、革新的な商品を通して、塩の持つ魅力や、さらなる変革の可能性を国内外へ訴えていきたいと考えている。受賞製品が今後、より一層多くの方々に愛され、食卓の彩りに加われるよう精進していく」と語った。
【2025(令和7)年1月1日第5183号14面】
赤穂あらなみ塩