加盟議員が3名入閣 自民党執行部、副大臣、政務官にも
第4次安倍再改造内閣で
9月11日に発足した第4次安倍再改造内閣で、漬物振興議員連盟加盟議員の3名が入閣。3名が自由民主党執行部に就任した。(敬称略)
◎入閣
▼総務大臣 高市早苗(奈良県、漬物議連副会長)
▼農林水産大臣 江藤拓(宮崎県)
▼経済産業大臣 菅原一秀(東京都)
▼農林水産大臣 江藤拓(宮崎県)
▼経済産業大臣 菅原一秀(東京都)
◎自由民主党執行部
▼自民党政調会長 岸田文雄(広島県、漬物議連顧問)
▼税制調査会長 甘利 明 (神奈川県、漬物議連顧問)
▼自民党国対委員長 森山裕(鹿児島県、漬物議連幹事長)
1名が副大臣、7名が各省政務官に就任。(衆=衆議院議員、参=参議院議員、比=比例区)
◎文部科学省副大臣
▼亀岡偉民(衆比・東北)
◎文部科学省副大臣
▼亀岡偉民(衆比・東北)
◎防衛省政務官
▼岩田和親(衆比・九州、漬物議連幹事)
▼渡辺孝一(衆比・北海道)
▼岩田和親(衆比・九州、漬物議連幹事)
▼渡辺孝一(衆比・北海道)
◎国土交通省政務官
▼門博文(衆比・近畿、漬物議連事務局次長)
▼佐々木紀(衆・石川)
▼門博文(衆比・近畿、漬物議連事務局次長)
▼佐々木紀(衆・石川)
◎外務省政務官
▼中谷真一(衆比・南関東)
▼中谷真一(衆比・南関東)
◎農林水産省政務官
▼藤木眞也(参比、漬物議連事務局次長)
▼藤木眞也(参比、漬物議連事務局次長)
◎総務省政務官
▼進藤金日子(参比)
▼進藤金日子(参比)
【2019(令和元)年9月23日(第4993)号1面、9月30日(第4994)号2面】
自由民主党漬物振興議員連盟(望月義夫会長)は2017年12月の設立以来、漬物文化の再興を目的に活発な取り組みを行っている。2019年5月31日には、東京都千代田区の自由民主党本部にて第三回勉強会を開催した。勉強会には議連所属の国会議員から37名、農林水産省、厚生労働省、文部科学省の担当者、全漬連から野﨑伸一会長、各ブロック代表でもある副会長、都府県理事長ら全体で約80名が出席した。
武井俊輔事務局長の司会のもと、挨拶に立った望月会長は「漬物は日本の伝統文化で、和食の中の最も重要な位置を占めているもの」と改めてその重要性を強調した。勉強会では、議題である①外国人技能実習制度及び特定技能制度、②HACCP制度化と営業許可制度の見直し、③漬物の学校給食の利用促進、④日本食品標準成分表の見直しについて各関係省庁より報告がなされた。
①、②では各制度の現状報告が、③では学校給食において日本型の漬物など多様な食文化に触れることの重要性が示され、具体的に広島県の漬物を使用した焼きそばや島根県の高菜と肉のそぼろご飯などのレシピ例が紹介された。
また④では、食品標準成分表における漬物の調査の進展状況について説明。次期2020年頃の改訂に向け、漬物の塩分値をより適正なものにしていくことを大きな方向性として、調査研究を進めていることが報告された。
武井俊輔事務局長の司会のもと、挨拶に立った望月会長は「漬物は日本の伝統文化で、和食の中の最も重要な位置を占めているもの」と改めてその重要性を強調した。勉強会では、議題である①外国人技能実習制度及び特定技能制度、②HACCP制度化と営業許可制度の見直し、③漬物の学校給食の利用促進、④日本食品標準成分表の見直しについて各関係省庁より報告がなされた。
①、②では各制度の現状報告が、③では学校給食において日本型の漬物など多様な食文化に触れることの重要性が示され、具体的に広島県の漬物を使用した焼きそばや島根県の高菜と肉のそぼろご飯などのレシピ例が紹介された。
また④では、食品標準成分表における漬物の調査の進展状況について説明。次期2020年頃の改訂に向け、漬物の塩分値をより適正なものにしていくことを大きな方向性として、調査研究を進めていることが報告された。
7月参院選は12名再選
7月4日に公示、21日に投開票された第25回参議院議員通常選挙では、自由民主党漬物振興議員連盟に所属する議員の中から、12名が再選を果たした。
当選議員の選挙区及び議員連盟での役職は以下の通り。
▼幹事:古賀友一郎(長崎)、▼幹事:上月良佑(茨城)、▼幹事:森屋宏(山梨)、▼山田俊男(比例)、▼太田房江(大阪)、▼北村経夫(比例)、▼高橋克法(栃木)、▼牧野たかお(静岡)、▼堀井巌(奈良)、▼三宅伸吾(香川)、▼三木亨(比例・特定枠)、▼馬場成志(熊本)
【2019(令和元)年8月5日第4988号4面】
7月4日に公示、21日に投開票された第25回参議院議員通常選挙では、自由民主党漬物振興議員連盟に所属する議員の中から、12名が再選を果たした。
当選議員の選挙区及び議員連盟での役職は以下の通り。
▼幹事:古賀友一郎(長崎)、▼幹事:上月良佑(茨城)、▼幹事:森屋宏(山梨)、▼山田俊男(比例)、▼太田房江(大阪)、▼北村経夫(比例)、▼高橋克法(栃木)、▼牧野たかお(静岡)、▼堀井巌(奈良)、▼三宅伸吾(香川)、▼三木亨(比例・特定枠)、▼馬場成志(熊本)
【2019(令和元)年8月5日第4988号4面】
自由民主党漬物振興議員連盟(望月義夫会長)は2019(令和元)年5月31日、東京都千代田区の自由民主党本部にて第三回勉強会を開催した。勉強会には議連に所属する37名の国会議員を始め、農林水産省、厚生労働省、文部科学省の担当者、全漬連から野﨑伸一会長、各ブロック代表でもある副会長、都府県理事長ら全体で約80名が出席した。
勉強会では、外国人技能実習制度やHACCP制度化など4つの議題について各関係省庁が進展状況などを報告、議連所属議員がそれに対して要望などを述べた。
武井俊輔事務局長の司会のもと、挨拶に立った望月会長は「漬物振興議員連盟は(入会希望者も含めると)147名が所属し、国会の中でも大きな勢力を誇っている。漬物は日本の伝統文化で、和食の中の最も重要な位置を占めているもの。全国各地津々浦々に地域特性を生かした漬物があるということを発信し、国外にも和食と共に進出していきたいという大きな野望を持って議連が誕生した。日本国民の健康のためにもこれからしっかりと位置付けしていかなければならない」と訴えた。
続いて野﨑会長は、外国人技能実習制度における漬物製造業の第2号移行対象職種への追加やHACCP手引書の発行などこれまでの実績を挙げた上で議連所属議員に厚く御礼を述べ、「数年にわたり検討、取り組まれてきた各種事業が担当官庁の認定を受けるなど、昨年は大きな節目の年となった。今年度以降はその適切な運用に取り組んでいく」とした。
勉強会では、外国人技能実習制度やHACCP制度化など4つの議題について各関係省庁が進展状況などを報告、議連所属議員がそれに対して要望などを述べた。
武井俊輔事務局長の司会のもと、挨拶に立った望月会長は「漬物振興議員連盟は(入会希望者も含めると)147名が所属し、国会の中でも大きな勢力を誇っている。漬物は日本の伝統文化で、和食の中の最も重要な位置を占めているもの。全国各地津々浦々に地域特性を生かした漬物があるということを発信し、国外にも和食と共に進出していきたいという大きな野望を持って議連が誕生した。日本国民の健康のためにもこれからしっかりと位置付けしていかなければならない」と訴えた。
続いて野﨑会長は、外国人技能実習制度における漬物製造業の第2号移行対象職種への追加やHACCP手引書の発行などこれまでの実績を挙げた上で議連所属議員に厚く御礼を述べ、「数年にわたり検討、取り組まれてきた各種事業が担当官庁の認定を受けるなど、昨年は大きな節目の年となった。今年度以降はその適切な運用に取り組んでいく」とした。
森山裕幹事長は「望月会長のもとで日本の食文化である漬物をどう広めていくか、しっかりと頑張らなければいけない。色々なご意見をお寄せ頂き漬物産業がしっかり地域産業として発展できるよう取り組んでいきたい」と述べた。
続いて議題である①外国人技能実習制度及び特定技能制度、②HACCP制度化と営業許可制度の見直し、③漬物の学校給食の利用促進、④日本食品標準成分表の見直しについて各関係省庁より報告がなされた。
①、②では各制度の現状報告が、③では学校給食において日本型の漬物など多様な食文化に触れることの重要性が示され、具体的に広島県の漬物を使用した焼きそばや島根県の高菜と肉のそぼろご飯などのレシピ例が紹介された。④では、食品標準成分表における漬物の調査の進展状況について説明。次期2020年頃の改訂に向け、漬物の塩分値をより適正なものにしていくことを大きな方向性として、調査研究を進めていることが報告された。
その後の質疑応答では、議員から漬物の輸出促進や原料高騰時の対策などについて質問が飛び活発な意見交換が行われた。最後に野﨑会長は、昨年の台風による激甚災害の指定について触れ、「農家の土地が自分の土地でないと保障されなかったようだが、実態は連作障害を防ぐために土地を複数の農家で回している。そのため該当する農家は半数以下になった。手立てがあるので、実情を踏まえて補助して頂けるようにしてもらえると有り難い。本日はいろいろな勉強をさせて頂き有難うこざいました」と述べ、勉強会を結んだ。
なお当日は、漬物グランプリ2019グランプリの「国産塩だし生姜」(すが野)と準グランプリの「トマトマジェール」(三奥屋)が出席者に振舞われ好評を博した。
続いて議題である①外国人技能実習制度及び特定技能制度、②HACCP制度化と営業許可制度の見直し、③漬物の学校給食の利用促進、④日本食品標準成分表の見直しについて各関係省庁より報告がなされた。
①、②では各制度の現状報告が、③では学校給食において日本型の漬物など多様な食文化に触れることの重要性が示され、具体的に広島県の漬物を使用した焼きそばや島根県の高菜と肉のそぼろご飯などのレシピ例が紹介された。④では、食品標準成分表における漬物の調査の進展状況について説明。次期2020年頃の改訂に向け、漬物の塩分値をより適正なものにしていくことを大きな方向性として、調査研究を進めていることが報告された。
その後の質疑応答では、議員から漬物の輸出促進や原料高騰時の対策などについて質問が飛び活発な意見交換が行われた。最後に野﨑会長は、昨年の台風による激甚災害の指定について触れ、「農家の土地が自分の土地でないと保障されなかったようだが、実態は連作障害を防ぐために土地を複数の農家で回している。そのため該当する農家は半数以下になった。手立てがあるので、実情を踏まえて補助して頂けるようにしてもらえると有り難い。本日はいろいろな勉強をさせて頂き有難うこざいました」と述べ、勉強会を結んだ。
なお当日は、漬物グランプリ2019グランプリの「国産塩だし生姜」(すが野)と準グランプリの「トマトマジェール」(三奥屋)が出席者に振舞われ好評を博した。
【2019(令和元)年6月3日第4980号1、2面】