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大阪府漬物事業協同組合 2025

大阪漬協青年部 次期部長に中村武史氏

巽部長
中村副部長
大阪漬協青年部新年会
「大阪大会」へ気合十分
 大阪府漬物事業協同組合青年部(巽龍部長)は2月28日、大阪市北区の魚瀬で新年会を開催した。
 巽部長は「最前線で働く部員ばかりなので、多忙な年明け早々は避けて遅めの新年会とした。野菜が高騰していて苦しい時期だが、協力して乗り切ろう」と挨拶した。
 続いて、全日本漬物協同組合青年部会全国大会が本年は東京で、来年が大阪で開催予定となったことを報告。
 また、次期総会の役員改選で中村武史副部長が新部長就任予定であることを明かし、中村副部長は「我々らしい、自由でおもろい大会にしよう」と気合を込めて語った。
 懇親会では労務管理や効率化の悩みやアドバイスが行き交う、有意義な時間となった。
【2025(令和7)年3月11日第5189号2面】

大阪漬協 講習会・新年会開催 ナトカリ比を環農水研と研究

長谷川理事長
高井主任
講習会の様子
 【大阪支社】大阪府漬物事業協同組合(長谷川豊光理事長)は2月13日、天王殿(大阪市天王寺区)にて講習会と新年会を開催した。
 講習会は辻博文副会長の司会で開幕。大阪府立環境農林水産総合研究所(環農水研)の、食と農の研究部食品グループ高井雄一郎主任研究員が漬物に関する研究を解説するとともに、同研究所で提供する製品開発支援・分析支援サービスを紹介した。
 高井氏は同研究所で行っている漬物の塩分に関する調査を報告。減塩タイプの漬物は消費者アンケートで「味が薄い」とイメージを持たれているが、試食をすることで「美味しい、通常製品と変わらない」とイメージが変わったことを紹介した。
 またスーパーにおける減塩ニーズでは約7割が減塩製品の取扱いを増やしたいと回答していると話し、同研究所で提供する商品共同開発や分析サービスの活用を呼びかけた。
 また近年では塩分(ナトリウム)を減らすだけでなく、カリウムを増やすことが生活習慣病予防に効果的だとする「ナトカリ比」の考え方が認められていることを紹介し、大阪漬協加盟者とともに漬物のナトカリ比研究に向けた製品の提供を依頼した。
 続いて新年会では長谷川理事長が挨拶に立った。「府との災害救助物資に関する契約内容を現代に合わせたものに更新できた。組合は実は変化し続けているので、積極的な参加をお願いしたい」とこれまでの活動を報告し、挨拶とした。
 全日本漬物協同組合副会長を務める林野雅史特別顧問は「この物価高も知恵を合わせて、皆で乗り切ろう」と、力強く乾杯の音頭を取った。
 宴もたけなわの内、俣野貴彦副理事長は「値上げの話ばかりが続いているが、それを実現していった先にこれまでの漬物業界とは違う景色が待っていると思う」と適正価格の追求を呼びかけ閉会の挨拶とし、最後は青年部の中村武副部長、松下雄哉副部長、藤原年宏副部長が「大阪締め」の音頭を取って終了した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号3面】

大阪漬協三役会 環農水研の講演企画

長谷川理事長
三役会
漬物製造管理士試験は3月に大阪の中央市場にて
【大阪支社】大阪府漬物事業協同組合(長谷川豊光理事長)は昨年12月5日、「魚食処 一豊 道修町店(大阪市中央区)」で三役会を開催した。主な議題は今後の活動予定について。
 長谷川理事長は「環境が変化しており組合の仕組みや事業を見直さなければいけない時期が来ている。より効率的な事業運営と、次世代へ負担を残さないためにも実のある議論をお願いする」と挨拶した。
 協議に移り、直近の活動を報告。関西漬物協会(平井達雄会長)が沢庵寺(宗鏡寺)改修支援のため漬物のチャリティ販売を行い、同組合も商品を出品し完売したことが報告された。
 今後の予定については、新年会は2月13日17時より「天王殿」で開催することを決定、大阪府環境農林水産総合研究所の高井雄一郎主任研究員による「近年の漬物関連研究のまとめと、減塩に関するニーズ調査」の講演会も実施する。漬物製造管理士技能評価試験の関西ブロック試験は来年3月23日、大阪市中央卸売市場業務管理棟16階で実施することが確認された。
 また、全日本漬物協同組合連合会青年部会全国大会の2026年開催地が大阪に内定していることも報告された。協議終了後は情報交換も兼ねた忘年会が開催された。
【2025(令和7)年1月21日第5185号2面】

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