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2025ドラッグストア 小売店情報

<ウエルシア薬局>経産省「買物困難者対策」コンテスト 移動販売事業で優秀賞

埼玉県越谷市での移動販売
経済産業省消費・流通政策課長の平林孝之氏(左)と地域包括推進部長の星晶博氏
 ウエルシア薬局株式会社(田中純一社長、東京都千代田区)は、2月26日に経済産業省が主催する「買物困難者対策に資する新たな流通事業コンテスト」において、移動販売事業が優秀賞を受賞した。
 「買物困難者対策に資する新たな流通事業コンテスト」は、買物困難者という課題に対し、経済産業省が流通業の多様化を通じた取組に焦点を当て、地方公共団体での取組やIoT技術やデジタル技術の活用といった民間事業者等の取組を募集し、審査・表彰を行う目的で開催された。
 買物困難者とは、流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買物が困難な状況に置かれている人々を指す。東京の大手町タワーにおいて開催された表彰式には、応募した29団体の中から、優秀賞を受賞した5社が参加した。表彰式後にはパネルディスカッションが行われ、各団体の取り組みについて意見交換が行われた。 
 ウエルシア薬局はウエルシアグループ会社として2021年11月に策定した「サステナビリティ基本方針」に則り、「だれひとり取り残さないまち」の実現、地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担うべく、2022年5月に静岡県島田市で初めて移動販売車「うえたん号」の運行を開始した。
 また、同社は3月3日、埼玉県越谷市における高齢者等の買い物支援と交流、健康増進の機会を増やすため、「うえたん号」の運行を開始。今回の越谷市での開始をもって、全国30自治体にて33台の稼働となる。
【2025(令和7)年3月11日第5189号6面】

ウエルシア薬局


<大木ヘルスケアホールディングス>エスエス製薬と業務提携

松井社長(左)とニクヒレッシュ・カルラ社長
 大木ヘルスケアホールディングス株式会社(松井秀正社長、東京都文京区)の子会社の株式会社大木(松井秀正社長、東京都文京区)は、エスエス製薬株式会社(ニクヒレッシュ・カルラ社長、東京都新宿区)と取引基本契約を締結し、業務提携に合意したことを発表した。
 同社は、「需要創造型の新しい中間流通業」として、生活者の多種多様な潜在需要の顕在化を目指し、OTC医薬品、健康食品、化粧品、衛生医療用品から日用雑貨品を対象に、生活者に使って満足してもらえるヘルスケア・カテゴリーを提案すると共に、新しいカテゴリーの創出に挑戦している。
 今回の業務提携により、同社グループの中核会社である大木が有する広範なネットワークとヘルスケア流通に関するノウハウと専門知識及び物流インフラをエスエス製薬に提供することを通じて、OTC医薬品市場とセルフメディケーション市場のさらなる成長と発展に貢献していくことを目指す。
【2025(令和7)年3月1日第5188号5面】

大木ヘルスケアホールディングス

<ウエルシア薬局>PALTACや日立と共同 入荷自動化設備を導入

 ウエルシア薬局株式会社(田中純一社長、東京都千代田区)は、卸売事業者の株式会社PALTAC(吉田拓也社長、大阪市中央区
)とその調達先メーカー、物流会社のセンコー株式会社(杉本健司社長、大阪市北区)、株式会社日立製作所(小島啓二社長、東京都千代田区)と共同で、ウエルシア薬局のサプライチェーン全体の配送効率化およびエネルギー消費削減に向けて、情報連携基盤と物流センターでの入荷自動化設備を導入した。
 2024年12月から2025年1月の実証実験を経て、2月より「ウエルシア西関東 RDC」(神奈川県綾瀬市)にて本格運用を開始した。
 具体的には、物流・商流データ基盤にて収集・標準化された各メーカーからの事前納品通知情報(確定入荷数や荷姿、納品車両など)を、メーカーへの発注から店舗への納品までのサプライチェーン全体にわたり、「配送情報シェアリングプラットフォーム」上で連携させるとともに、本プラットフォームと物流センターを接続することで、トラックのバース滞留時間の削減や、検品作業の効率化を図る。
 さらに、物流センターの入荷業務に移動式協働ロボットを導入し、デパレタイズ・パレタイズを自動化する。これらにより、配送業務の効率向上と、「ウエルシア西関東 RDC」の納品車両において発生する1カ月あたりのエネルギー消費量をシステム導入前比で約7%削減することを目指す。
 なお、ドラッグストアの
物流センターで物流・商流データ基盤を活用するのは全国で本件が初めて。今回の取組は、経済産業省・国土交通省の「令和6年度 新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業」に採択されている。
 今後、ウエルシア薬局はこの枠組みを確立し、より多くのメーカーからの入荷に対応していくほか、ウエルシア薬局全社の拠点に対しても適用していく予定。さらには、他のドラッグストアや卸売事業者にも参画を呼びかけ、ドラッグストア業界全体への普及・拡大を目指す。
【2025(令和7)年3月1日第5188号5面】

ウエルシア薬局

<ウエルシア薬局>「静岡県知事褒章」受賞 障害を理由とする差別解消の取組 

左から星晶博地域包括推進部長、森貴志静岡県副知事、石田岳彦取締役副社長
 ウエルシア薬局株式会社(田中純一社長、東京都千代田区)は昨年12月17日、静岡県の鈴木康友知事より「静岡県 障害を理由とする差別を解消するための取組に関する知事褒賞」を受賞した。
 今回の静岡県知事褒賞は、静岡県内限定でおくすり手帳の表紙デザインに、福祉事業所の利用者が描いた絵を採用したこと、静岡県内の6福祉事業所の利用者を対象にネイルサロン体験会を開催したこと、静岡県内の店舗にてヘルプマークポスターを掲示しヘルプマークの周知活動に協力したことが評価された。
 ウエルシア薬局は、静岡県においてドラッグストアと化粧品専門店を237店(昨年12月1日時点)を展開。県内47の店舗内に地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」を設置しており、地域社会の諸課題を解決する場として、無料で利用できるスペースを設けて、健康増進、福祉、文化活動等のイベント、また今回の受章の理由にもなったネイルサロン等を行っている。
 また、2022年5月にはウエルシアグループの「サステナビリティ基本方針」に則り、「だれひとり取り残さないまち」の実現、地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担うべく、静岡県島田市で初めての移動販売車「うえたん号」の運行を開始し、静岡市、藤枝市においてもお買い物を通じた地域のコミュニティづくりを支援している。
【2025(令和7)年1月21日第5185号3面】

ウエルシア薬局株式会社
https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/

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