オール日本スーパーマーケット協会(田尻一会長、略称:AJS)は2月27日、パルスプラザ京都にて、「AJS商品・用度展示会」を開催した。
今回の出展企業数は352社で昨年並。同協会の基幹事業であるグループPB「くらし良好」「コプロオリジナル」は新発売48アイテム、リニューアル112アイテムで合計777アイテムとなった。
その内、価格改定が行われたのは62アイテム。また水産カテゴリーについては54から34へ減少、と原料不足や物価高の影響が現れている。
記者会見に臨んだ田尻会長は景況感について「会員各社は増収減益。仕入れ商品の値上げ分だけ増収しているが、客数や点数はダウンしている。人件費や光熱費の上昇により減益という形で、好ましい状態でない。メーカーが大変なのは重々承知しているが、スーパーも大変」と指摘する。
PBについては「日本は他国に比べNBのシェアが大きいのだが、景気が悪化するとPBが伸びる。今は各会員がPBを強化している。会員の利益が出るようなPBを開発していく」と方針を語った。
本展示会が95回目を迎えたことについては「AJSはPBを会員に仕入れてもらい、その利益を教育事業として還元する仕組みを続けてきた。それが受け入れられているということ。感慨深い」と振り返った。
また、中村伸一郎常務理事は2025年度の目玉事業として9月2~3日に「スーパーマーケットフェスティバル」をパシフィコ横浜にて開催することを報告した。
同協会がこれまで実施していた「接客フェスティバル」を発展させた企画となる。店全体をスーパーマーケットの商品と位置づけて、「お客様満足向上部門」「従業員意欲向上部門」「個人取組アピール部門」を設けて会員相互の価値を高め合う場とする、と紹介した。
展示会場では、AJSのPBが4つの個性に分類(①ブランド志向が高い単品に価格訴求、②ブランド志向が低いカテゴリー中心商品として、③ダブルブランドにすることで値入改善、④違いや特長を具体的に訴求)され、展示された。
NB出展ゾーンには昨年並の352社が出展した。
今回の出展企業数は352社で昨年並。同協会の基幹事業であるグループPB「くらし良好」「コプロオリジナル」は新発売48アイテム、リニューアル112アイテムで合計777アイテムとなった。
その内、価格改定が行われたのは62アイテム。また水産カテゴリーについては54から34へ減少、と原料不足や物価高の影響が現れている。
記者会見に臨んだ田尻会長は景況感について「会員各社は増収減益。仕入れ商品の値上げ分だけ増収しているが、客数や点数はダウンしている。人件費や光熱費の上昇により減益という形で、好ましい状態でない。メーカーが大変なのは重々承知しているが、スーパーも大変」と指摘する。
PBについては「日本は他国に比べNBのシェアが大きいのだが、景気が悪化するとPBが伸びる。今は各会員がPBを強化している。会員の利益が出るようなPBを開発していく」と方針を語った。
本展示会が95回目を迎えたことについては「AJSはPBを会員に仕入れてもらい、その利益を教育事業として還元する仕組みを続けてきた。それが受け入れられているということ。感慨深い」と振り返った。
また、中村伸一郎常務理事は2025年度の目玉事業として9月2~3日に「スーパーマーケットフェスティバル」をパシフィコ横浜にて開催することを報告した。
同協会がこれまで実施していた「接客フェスティバル」を発展させた企画となる。店全体をスーパーマーケットの商品と位置づけて、「お客様満足向上部門」「従業員意欲向上部門」「個人取組アピール部門」を設けて会員相互の価値を高め合う場とする、と紹介した。
展示会場では、AJSのPBが4つの個性に分類(①ブランド志向が高い単品に価格訴求、②ブランド志向が低いカテゴリー中心商品として、③ダブルブランドにすることで値入改善、④違いや特長を具体的に訴求)され、展示された。
NB出展ゾーンには昨年並の352社が出展した。
【2025(令和7)年3月1日第5188号4面】
【大阪支社】オール日本スーパーマーケット協会(田尻一会長、略称:AJS)は1月29日、昨年11月に開催した「くらし良好販売コンクール」の結果を発表した。
今回は、物価高で様々な商品の値上げが続く昨今、プライベートブランドである「くらし良好」から、「トマトケチャップ」「おさかなのソーセージ」「ミックスチーズ320g」を対象に、AJSに加盟する全国のスーパーマーケットが創意工夫した売場作り、展開方法で商品の魅力をPR。38社84事例による熱戦となった。
【コンクール概要】
●AJSに加盟するスーパーマーケットを店舗数に応じてA~Dの4つのグループに振り分け
●対象期間のうち各社が任意で設定した7日間における、対象商品の販売データ(金額PI値)によって『優秀企業賞』『優秀店舗賞』を各グループより表彰
●売場づくりや展開方法等の創意工夫の視点から『取り組み賞』をグループにかかわらず複数企業表彰
【結果概要】
▼Aグループ:ナンコクスーパー(高知県)が各部門の優秀企業賞、優秀店舗賞1位を全制覇。
▼Bグループ:マルイチ(宮崎県)が2部門、マツヤスーパー(京都府)が1部門で優秀企業賞1位、セイミヤ(茨城県)が2部門で優秀店舗賞1位となった。
▼Cグループ:マツモト(京都府)、かましん(栃木県)、丸合(鳥取県)の3社で優秀企業賞、優秀店舗賞の1位を分け合う。
▼Dグループ:サミット(東京)、関西スーパーマーケット(兵庫県)、丸久(山口県)が優秀企業賞1位。優秀店舗賞ではサミットが2部門で、ヤマナカ(愛知県)が1部門で1位となった。
▼取り組み賞には紅屋商事(青森県)、マルダイ(秋田県)、ママーストアー(福井県)、フクヤ(京都府)、スーパーナショナル(大阪府)、セイミヤ(茨城県)、かましん(栃木県)が選出された。
今回は、物価高で様々な商品の値上げが続く昨今、プライベートブランドである「くらし良好」から、「トマトケチャップ」「おさかなのソーセージ」「ミックスチーズ320g」を対象に、AJSに加盟する全国のスーパーマーケットが創意工夫した売場作り、展開方法で商品の魅力をPR。38社84事例による熱戦となった。
【コンクール概要】
●AJSに加盟するスーパーマーケットを店舗数に応じてA~Dの4つのグループに振り分け
●対象期間のうち各社が任意で設定した7日間における、対象商品の販売データ(金額PI値)によって『優秀企業賞』『優秀店舗賞』を各グループより表彰
●売場づくりや展開方法等の創意工夫の視点から『取り組み賞』をグループにかかわらず複数企業表彰
【結果概要】
▼Aグループ:ナンコクスーパー(高知県)が各部門の優秀企業賞、優秀店舗賞1位を全制覇。
▼Bグループ:マルイチ(宮崎県)が2部門、マツヤスーパー(京都府)が1部門で優秀企業賞1位、セイミヤ(茨城県)が2部門で優秀店舗賞1位となった。
▼Cグループ:マツモト(京都府)、かましん(栃木県)、丸合(鳥取県)の3社で優秀企業賞、優秀店舗賞の1位を分け合う。
▼Dグループ:サミット(東京)、関西スーパーマーケット(兵庫県)、丸久(山口県)が優秀企業賞1位。優秀店舗賞ではサミットが2部門で、ヤマナカ(愛知県)が1部門で1位となった。
▼取り組み賞には紅屋商事(青森県)、マルダイ(秋田県)、ママーストアー(福井県)、フクヤ(京都府)、スーパーナショナル(大阪府)、セイミヤ(茨城県)、かましん(栃木県)が選出された。
【2025(令和7)年2月11日第5186号16面】