【大阪支社】関西味噌生販協議会(土屋勇蔵会長)は2月3日、大阪市のホテルグランヴィア大阪で賀詞交歓会を開催した。
物価高騰の中、味噌消費量が落ちており、業界としてPR拡大の重要性と、価格改定のために各社が商品価値を高めていくことが必要だと示された。また情報交換会では、味噌アイテムの中で、追い糀味噌は伸長カテゴリーだと語られた。
土屋会長は開会に際し、出席者へ日頃の協力への謝辞を述べた上で「味噌業界は、原料である米の値上がりで味噌の生産コストが上昇し、厳しい状況だ。価格改定を進めていくためには、商品の価値を消費者へさらに伝えていく必要がある。味噌の健康性は重点的に伝えていくべきだと思う」と挨拶した。
次に、来賓である全国味噌工業協同組合連合会の満田盛護会長が登壇し「日本は人口減少が進み、味噌の消費量減が深刻な課題と、業界として捉えている。当連合会では、インバウンド需要を高めていくPRにもより力を入れ、日本の伝統食品である味噌の食文化を継承していきたい」と語った。
続く情報交換会では、会員各社より近況が報告され(下記記載)、その後は懇親会を実施、歓談の時間を過ごした後、会は締めくくられた。
【情報交換会の要旨】
▼追い糀みその市場は、出荷量や売上は年々伸びている
▼NB商品は出荷量が落ち、PBや業務用商品が売上を支えている
▼味噌原料の米や麦の価格高騰に値上げが追い付かず、昨年に続き値上げする
▼最低賃金の上昇に対応するため、値上げは不可避
▼味噌の輸出市場は伸長している
【2025(令和7)年3月1日第5188号3面】
物価高騰の中、味噌消費量が落ちており、業界としてPR拡大の重要性と、価格改定のために各社が商品価値を高めていくことが必要だと示された。また情報交換会では、味噌アイテムの中で、追い糀味噌は伸長カテゴリーだと語られた。
土屋会長は開会に際し、出席者へ日頃の協力への謝辞を述べた上で「味噌業界は、原料である米の値上がりで味噌の生産コストが上昇し、厳しい状況だ。価格改定を進めていくためには、商品の価値を消費者へさらに伝えていく必要がある。味噌の健康性は重点的に伝えていくべきだと思う」と挨拶した。
次に、来賓である全国味噌工業協同組合連合会の満田盛護会長が登壇し「日本は人口減少が進み、味噌の消費量減が深刻な課題と、業界として捉えている。当連合会では、インバウンド需要を高めていくPRにもより力を入れ、日本の伝統食品である味噌の食文化を継承していきたい」と語った。
続く情報交換会では、会員各社より近況が報告され(下記記載)、その後は懇親会を実施、歓談の時間を過ごした後、会は締めくくられた。
【情報交換会の要旨】
▼追い糀みその市場は、出荷量や売上は年々伸びている
▼NB商品は出荷量が落ち、PBや業務用商品が売上を支えている
▼味噌原料の米や麦の価格高騰に値上げが追い付かず、昨年に続き値上げする
▼最低賃金の上昇に対応するため、値上げは不可避
▼味噌の輸出市場は伸長している
【2025(令和7)年3月1日第5188号3面】