本文へ移動

前田食品工業有限会社 佐賀県

九州特産の高菜、本物の味を追求
 相知高菜の畑

<企業紹介> 前田食品工業有限会社

前田食品の高菜乃華シリーズ
高菜乃華シリーズ

 毎年、ゴールデンウィークに開催される「有田陶器市」で有名な佐賀県有田町にて創業以来、一貫した漬物製造卸の会社として、半世紀にわたり高菜漬製造に専念している。
会社の理念として、
1.安心、安全なる原料は健康な土壌から。
2.伝統の製造方法を大切にする。
3.国内原料にこだわり、製品に妥協はしない。
これらを掲げ、安心かつ美味しい製品を食卓に届けている。
漬け込みは、発酵菌が棲みついた昔ながらの木樽に、一株一株丁寧に塩とウコンを加えながら、手作業で並べていく。これにより、乳酸発酵した美味しい高菜漬ができあがる。

<オススメ商品> 高菜ご飯の素

高菜ご飯の素
同社が令和元年に新発売した「高菜ご飯の素」は、九州産高菜のみを使用。味の深みと混ぜやすさを考慮して油炒めされており、ご飯との相性は抜群だ。
前田龍哉社長は「全ての部分にこだわった」と語る。開発には数カ月をかけて試行錯誤を繰り返し、納得のいく味に仕上げた。社員への試食も実施したところ「高菜にはうるさい女性社員が『美味しい!』とまとめ買いして行ってくれるので、手応えを感じている」(前田社長)と語っている。
 食べ方は、炊き上がったご飯2合に高菜ごはんの素1袋を入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせるだけで出来上がり。玉子や豚肉を入れ、高菜チャーハンにしても美味しく食べられる。内容量120g、賞味期限90日。

<オススメ商品> 幻の高菜・相知高菜 「本場の本物」に認定

「本場の本物」の認定証

 製品の中でも、高級仕様の「高菜乃華」シリーズの評価が高い。「葉がくれ」(レギュラー)、「辛子高菜」、「辛子めんたい高菜」などがあり、やや高めの価格設定ながら安定した売れ行きを示す。特に「辛子めんたい高菜」は、お土産品として定着している。
 一方、佐賀県唐津地区で〝幻の高菜〟と呼ばれた「相知(おうち)高菜」の復活に取り組み、見事に再生させた。その努力が実り、平成25年5月に、その相知高菜が「本場の本物」に認定された。

相知高菜「辛子高菜」
 「本場の本物」とは、食品産業センターが策定する認証マーク。製造者を中心とする地域の団体もしくは特認者が定めたこだわりの基準を、同センターが設置した審査専門委員会がチェックした上で、はじめて商品に表示できるようになるもの。

 「相知高菜」のアイテムは「姿もの」「ごま高菜」「葉がくれ(油炒め)」「辛子高菜」「辛子めんたい高菜」などが揃っている。

通常本漬高菜に使用される品種・三池高菜よりも、葉部の割合が多く、繊維も柔らかいのが特徴である。

相知高菜の「ごま高菜」
相知高菜「ごま高菜」
相知高菜「めんたい高菜」
相知高菜「めんたい高菜」
相知高菜「高菜炒め」
相知高菜「高菜炒め」

記者のココがイチ押し!

 明治27(1894)年創業、120年を超える歴史を持つ同社。漬物カテゴリの中では比較的安価な商材だった高菜漬を、「高菜乃華」などのブランドでいち早く「高級路線」へとかじを切った同社の功績は大きい。その集大成が、「相知たかな」の復活である。ひと味違う同社の高菜漬をぜひ一度、ご賞味ください。(担当記者:菰田隆行)

佐賀県「相知高菜」 “100年フード”に認定

広瀬会長(右)と前田社長
100年フード認定の相知高菜製品
100年フード認定証
 文化庁では、我が国の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進している。
 2回目となる令和4年度は、応募のあった90件について審査を行い、認定基準を満たした70件を認定、そのうち評価が高かった4件を有識者特別賞とした。
 令和4年度「近代の100年フード部門」(明治・大正に生み出された食文化)で認定された「相知高菜」は、全国唯一の在来品種。古来より名峰・作礼山の山麓、佐賀県相知町楠地区で栽培されてきた。
 明治になり、唐津炭田である相知町には炭鉱労働者などで人口が増加していき、相知高菜漬は手間のかからないご飯のおかずとして需要が伸長。大正9年には、相知町で最初の高菜漬製造販売の広瀬仙吉商店が開業し、相知高菜漬は県内外へと広まった。
 しかし、相知高菜と比べ収穫量に勝る三池高菜などの新品種が現れ、昭和40年代には相知高菜から三池高菜へと移行。相知高菜漬はまぼろしの高菜漬となっていたが、伝統ある相知高菜漬の復活が期待される中で相知高菜の種子が奇跡的に相知町楠で発見された。
 その種子で試験栽培を行い、関係者の努力により平成21年に相知高菜漬が見事に復活。相知高菜漬は他の高菜漬と比べ、柔らかな食感と甘酸っぱさが際立っているので、ごはんのおかずや油炒めなどでおいしく食べられる。(参考:文化庁「100年フード」サイト)
 受賞団体の「伝統食品相知高菜漬け推進協賛会」(広瀬忠伸会長)には前田食品工業(前田龍哉社長、西松浦郡有田町)と広瀬会長が社長の広瀬仙吉商店(唐津市相知町)が加盟している。
 広瀬会長は「ラーメンやチャーハンなどの具材として高菜漬が伸びている。食材として、これからの100年を見据えていきたい」とコメント。前田社長は、「現在は生産量が限られているため、協賛会への農家の加盟も増やしていきたい」と語っている。
【2023(令和5)年4月1日第5124号5面】

「100年フード」公式サイト
https://foodculture2021.go.jp/jirei/

前田食品工業 公式リンク集

 

前田食品工業 オンラインショップサイト http://shop.maeda-shokuhin.jp/


インスタグラム【公式】 https://www.instagram.com/maedashokuhin4019/
 

<企業情報>

会社前田食品工業有限会社
代表
代表取締役社長 前田龍哉
創業明治27年
業務内容高菜漬各種 製造卸
住所〒844-0018 佐賀県西松浦郡有田町本町丙1497-10
電話0955-42-4019
FAX0955-42-5140
HPhttp://www.maeda-shokuhin.jp/index.html
メール

高菜漬レシピ

高菜漬にかつお節、七味唐辛子を合わせて白ご飯に。まろやかな中にもピリッと辛く、ご飯が進みます
 
とろろご飯の上に、高菜漬をトッピング。ご飯がもっと食べたくなる、絶妙の組み合わせ!
白飯に高菜漬を混ぜ込み、刻んだベーコン、バターを加えた「高菜バターライス」
炊き立てのご飯に混ぜた「高菜ご飯」。混ぜ込むことで、ご飯にしっとりとした艶が出るのがポイント
「カレー高菜パスタ」。ベーコンと日本酒を加えて調味。ピリ辛で、飽きることのない味。チーズを振りかけても美味
豚肉・卵を加えて炒めた「高菜チャーハン」。ご飯を少なめにすれば、他の味付けは全く必要ありません
マヨネーズと混ぜ合わせた「高菜マヨ」。唐揚げに付けて食べたり、キュウリ、ニンジンなど野菜スティックにも
定番の豚骨ラーメンにトッピング。高菜漬は油との相性が良いので、ゴマ油を少し垂らして風味付け
 

10月11日号 高菜漬特集インタビュー

前田食品工業有限会社 代表取締役社長 前田龍哉氏

高菜漬惣菜化やSNS発信
従業員や取引先あっての会社
 前田食品工業有限会社(佐賀県西松浦郡有田町)は九州特産高菜漬の専門メーカーであり、屈指の漬け込み量、製造量を誇る。前田龍哉社長はコロナ禍に代表取締役へ就任し、4年目を迎えた。社長就任から現在までを振り返り、今まで以上に高菜漬の食べ方の情報発信へ注力し、さらには従業員・生産者との密なコミュニケーションを大切にしていると語った。
(大阪支社・高澤尚揮)
◇    ◇
 ー社長就任4年目を迎えて。
 「コロナ禍の2021年10月に社長へ就任した。父親で前社長の前田節明が80歳になる節目の年で、また2023年に創業70周年を迎えるということで、代替わりとなった。私は社長になる前から、いま以上に時代に合わせた商品開発や販売方法、宣伝・情報発信が必要と考えてきて、この4年で少しずつ取り組んできた。人手不足の中でも、社員の残業を減らし、休暇が取りやすくなるよう業務効率化を図ってきて、結果が出てきている」
 ー情報発信については。
 「2022年にインスタグラムを開設して、高菜の食べ方や、イベント情報を発信している。イベントでは、昨春のゴールデンウィーク期間、地元の有田陶器市に合わせ、製造職、事務職も含め、高菜商品の販売会を本社工場前で行った。販売会情報をインスタで発信し集客に繋がった。当社社員にとっては、自社商品を消費者へPRする機会になり、高菜漬への理解を深めてくれた」
 ー社員とのコミュニケーションを重視している。
 「会社はまず従業員に支えられて存続できる。企業が人材を取り合う中で、働きたいと思ってもらうには、職場が居心地良く、同僚同士が気軽に相談し合える環境が必要だ。当社では福利厚生の一環として懇親会や社員旅行を開催し、コロナ明けで再開した。新年の仕事始めには地元の焼肉屋さんで食事会を開き、社員一同、春の高菜の豊作祈念と体力作りをする。社員旅行は、今年5月は日帰りツアーで福岡のマリンワールドへ、昨年と一昨年は1泊2日で山口県の湯田温泉、長崎県の島原を観光した」
 ー生産者との密なコミュニケーションも定評だ。
 「当社の高菜はすべて、九州産のものを使用しており、生産者の顔と名前が分かる。生産者とは秋の作付け会議、7月頃の反省会を始め、コミュニケーションを繰り返し、その結果、作付や生育、収穫の改善点を洗い出し、翌年に活かしている」
 ー今後取り組んでいきたいこと。
 「数多くあるが、既存商品『高菜ご飯の素』のように、高菜を惣菜化した商品で新商品を開発し、新たなユーザーを開拓していきたい。他には、国産高菜漬のおいしさを全国に知ってもらい、価格にとらわれず味で選んでもらえるよう、SNS等の発信を強化していく」
【2024(令和6)年10月11日第5176号11面】

「高菜漬特集」2024年4月11日号4面

 高菜ご飯の素
混ぜるだけ!高菜ご飯の素 
 創業130周年を迎える前田食品工業有限会社(前田龍哉社長、佐賀県西松浦郡有田町)は、九州産高菜漬の専門メーカーで、九州内でも屈指の漬込み量・製造量を誇る。
 同社では佐賀県漬物工業協同組合の事業として「幻の高菜」と呼ばれた佐賀県産「相知(おうち)高菜」の復活に取り組み、平成25年には「本場の本物」に認定済み。
 さらに、漬物にした「相知高菜漬」は、昨年3月3日に「令和4年度100年フード」に認定された。
 同社で現在、販促強化中なのが「高菜ご飯の素」「辛子めんたい高菜」「九州産 ごま入り三池高菜」の3品である。
 辛子めんたい高菜
 「高菜ご飯の素」は、九州産高菜をご飯との混ぜやすさを考慮して絶妙な火加減により油で炒め、高菜漬へのこだわりが強い同社社員が「おいしい!」と太鼓判を捺すほどの自慢の逸品だ。
 炊き上がったご飯二合に、本製品一袋をすべて投入し、さっと混ぜるだけで出来上がる。玉子や豚肉を加え、高菜チャーハンにしても絶品だ。
 「辛子めんたい高菜」は、厳選した高菜を、平釜炊き製法の天日塩を使用してじっくり直火釜で炒めて仕上げ、同社の油炒めで一番の人気商品である。
 天日塩は、長崎県崎戸島周辺の海水を100%使用したブランド「海はいのち」で、さっと溶けてすっとなじみ、かつにがりが引きだすまろやかで深い味わいが特徴だ。
 九州産 ごま入り三池高菜
 「九州産 ごま入り三池高菜」は、醤油ベースのあっさりした味付けに加え、生姜がアクセントになる。ごまは、一目パッケージを見るだけですぐに分かるほどたっぷり入っており、香ばしさが食欲をそそる。
 おにぎりの具でも、スパゲティーと和えても、ラーメンの上に載せても良し、まさに和洋中どんな料理にも相性の良い高菜漬である。
【2024(令和6)年4月11日第5159号4面】

前田食品工業

前田節明氏が県知事に受章報告 褒章祝賀会を2月20日開催

受章を報告した前田会長(中)と山口知事(右)、広瀬理事長(左)
佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された
 令和5年秋の叙勲・褒章で黄綬褒章を受章した、元全日本漬物協同組合連合会常務理事の前田節明氏(前田食品工業有限会社代表取締役会長)は1月9日、佐賀県漬物工業協同組合の広瀬忠伸理事長と共に、山口祥義佐賀県知事を訪問し、褒章受章報告を行った。
 山口知事の歓待を受けた前田氏は受章の経緯や、組合事業として復活を手掛けた相知高菜の歴史などを説明。前田氏は「家業を継いで仕事をしていた私にとって、思いもしなかった受章で大変名誉なこと」と語った。
 また、褒章伝達式当日に皇居を訪ねた際には、天皇陛下から直接お声がけがあったエピソード等も報告した。
 11時45分~12時という限られた時間の中ではあったが、笑いも交えながら温かい雰囲気の中で報告を終えた。
 また、当日は佐賀県中小企業団体中央会の計らいで、前田氏本人にはサプライズとして佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された。
 なお、前田氏の「黄綬褒章受章祝賀会」は2月20日12時30分~15時、「ホテルニューオータニ佐賀」で開催される。
【2024(令和6)年2月1日第5152号1面】

<秋の叙勲・褒章> 前田節明氏が黄綬褒章 農水省で褒章伝達式挙行

黄綬褒章を受章した前田氏
 令和5(2023)年秋の叙勲・褒章で、元全日本漬物協同組合連合会常務理事の前田節明氏(前田食品工業有限会社代表取締役会長)が、黄綬褒章を受章した(一部既報)。
 褒章伝達式が11月13日、東京都千代田区の農林水産省7階講堂で行われ、前田氏が出席した。伝達式は国歌斉唱、褒章伝達、褒章着用、宮下一郎農林水産大臣祝辞の順に進行した。
 前田氏は、「昭和36年に名古屋で開催された『第4回全国漬物展示品評会』で農林大臣賞を受賞したことがきっかけとなり、高菜漬一筋でやっていく道筋ができました。昭和40年代まではホール物の高菜漬を樽で販売していましたが、包装技術の発達で刻み物の小袋製品を製造できるようになりました。当時は考えていませんでしたが、今は惣菜や料理の素材として高菜漬が利用されています。今後も品質にこだわり、高菜漬の良さを認めてもらえるよう努力していきたい」と語っている。
 前田氏は昭和16年4月30日生まれ、82歳。同36年4月より家業の前田元次商店に入社し、食品製造業の実務を通じて、知識と経験を積み重ね、高菜栽培の増産を図ることを目的に、産地の整備や生産者の指導育成に力を入れてきた。
 同56年10月には代表取締役社長に就任し、創業当初より国産原料を使用した製品への拘りを現在まで貫き、国内産の安心、安全、健康を目標にして、商品作りに努めた。
 平成19年には、幻の高菜と呼ばれた「相知高菜漬」の製品化に取り組み、見事に復活を遂げた。平成25年に、農林水産省が所管する地域食品ブランドの表示基準「本場の本物」に認定。平成27年5月には、世界食の博覧会「イタリア・ミラノ国際博覧会」へ出品し、「相知高菜漬」のおにぎりショーを実演して世界から好評を博した。
 業界組合活動としては、平成11年4月に佐賀県漬物工業協同組合の理事長に就任。強力なリーダーシップと豊富な経験に裏付けられた先見性、指導力を認められ、九州山口漬物協会の要職にも就き、業界振興に貢献してきた。
 全日本漬物協同組合連合会(全漬連)では、平成15年から19年まで理事、19年から25年まで常務理事として在任し、その間、原料総合対策委員会菜漬委員会高菜部会部会長、地域特産品委員会委員長を歴任。また、同連合会の評議委員会委員も務め、同連合会の運営と業界発展に尽力した。
 同氏の全漬連での理事、常務理事の在任期間は10年の長期に及んでおり、今日の漬物業界の発展の礎として大きく貢献し、その功績は誠に大なるものである。
 伝達式終了後、受章者各氏は皇居に参内し、天皇陛下に拝謁。前田氏は「このたびの受章は皆様のおかげです。衷心より感謝申し上げます。また拝謁の栄を賜り、陛下に直接お声をかけていただき、生涯の喜びです」と重ねて感謝の念を表明した。
【2023(令和5)年12月1日第5147号1面】

秋の褒章 前田節明氏が黄綬褒章を受章

黄綬褒章受章の前田氏
 政府は令和5(2023)年秋の褒章受章者を2日、公表した。元全日本漬物協同組合連合会常務理事で前田食品工業有限会社代表取締役会長の前田節明氏が黄綬褒章を受章した。
 前田氏は昭和16年4月30日生まれ、82歳。同36年4月より家業の前田元次商店に入社し、食品製造業の実務を通じて、知識と経験を積み重ね、高菜栽培の増産を図ることを目的に、産地の整備や生産者の指導育成に力を入れ、同37年7月には、有田漬け込み工場を増設し生産体制の強化を図った。
 同56年10月には代表取締役社長に就任し、創業当初より国産原料を使用した製品への拘りを現在まで貫き、国内産の安心、安全、健康を目標にして、商品作りに努めた。平成19年には、幻の高菜と呼ばれた「相知高菜漬」の製品化に取り組み、見事に復活を遂げた。
 平成11年4月に佐賀県漬物工業協同組合の理事長に就任。強力なリーダーシップと豊富な経験に裏付けられた先見性、指導力を認められ、九州山口漬物協会の要職にも就き、業界振興に貢献してきた。
 全日本漬物協同組合連合会(全漬連)では、平成15年から19年まで理事、19年から25年まで常務理事として在任し、その間、原料総合対策委員会菜漬委員会高菜部会部会長、地域特産品委員会委員長を歴任。また、同連合会の評議委員会委員も務め、同連合会の運営と業界発展に尽力した。
 同氏の全漬連での理事、常務理事の在任期間は10年の長期に及んでおり、今日の漬物業界の発展の礎として大きく貢献し、その功績は誠に大なるものである。なお、前田氏の褒章伝達式は、13日に行われる。
【2023(令和5)年11月11日第5145号1面】

紙面アーカイブ2021年4月~2023年8月

2023年8月1日号11面



2022年4月1日号8面 高菜特集

前田龍哉氏が社長就任

 〝高菜漬〟一筋の前田食品工業有限会社(佐賀県西松浦郡有田町)では、先月開催の同社取締役会において役員人事を決定し、前田節明社長の子息で取締役統括本部長の前田龍哉氏が代表取締役社長に就任した。節明氏は代表権のある会長に就任した。
 龍哉新社長は、「コロナ禍が続く厳しい中での就任となりましたが、社業発展に全力を尽くす所存でございますので、前任者同様格別のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と語っている。
【前田龍哉(まえだ・たつや)氏の略歴】
 ▼昭和48年10月7日生まれ▼東亜大学工学部卒業後、前田食品工業入社▼平成18(2006)年11月より取締役統括本部長就任▼令和3(2021)年10月の取締役会にて代表取締役社長就任
【2021(令和3)年11月1日号1面】
 
 
2021(令和3)年4月1日号6面
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る