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記者めし おいしい新聞 食料新聞社Ⓡ

骨付鳥@寄鳥味鳥(香川県高松市)

2017-03-15

〈"若どり""親どり"と"しょうゆ豆"と赤い旗〉
 香川県丸亀市のご当地メニューとして有名な「骨付鳥」を高松市内で頂きました。
 骨付鳥は肉質の柔らかな”若どり”と噛み応えのある”親どり”の2種類から選ぶことができます。オーブンで20分程かけ、じっくりと焼き上げられた”若どり”はこんがりジューシー。カリカリと香ばしい皮と、しっとりとした身をたっぷりの肉汁が包みます。骨の部分を持ち、本能のままにかぶりつけば、懐かしくも特別な鶏肉の美味しさが広がります。
 一方の”親どり”は、噛み応えがありギュっと旨味が詰まった味わいが魅力。固めの肉質のため、ハサミで切り分けながら食べ進めます。一噛み一噛み、溢れる肉汁をじっくりと楽しみながら、生ビールやハイボールで流し込むのがベスト。

 また、同店のメニューには香川県の郷土料理「しょうゆ豆」も。炒ったそら豆を醤油や砂糖・みりんなどを合わせたタレに漬け込んだもので、茶色っぽい外観ほど味付けは濃くなく、そら豆特有の苦みに醤油の香ばしさが合わさりお酒が進みます。このお店のユニークなのは店員さんを呼ぶ際には、テーブルにある赤い旗を振ること。味わいもさることながら、懐かしの昭和感も楽しめる居心地の良いお店でした。(東京本社・藤井大碁)

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