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2019データ、法令、告示・通知・書籍等

業界で役に立つデータ(統計・アンケート・学術・法令・記録など)を掲載するページです。
 
☆★目次★☆
  【2019(平成31)年1月7日第4963号22面掲載】
農林中央金庫「食」習慣に関する調査
 【2019年5月6日第4977号3面掲載】
 【2019(令和元)年9月2日第4991号4面掲載】

ハースト婦人画報社 2020年おせちに関するトレンド調査

式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、ニコラ・フロケ代表取締役社長&CEO)が、カタログギフト大手のリンベル株式会社(本社:東京都中央区、東海林秀典代表取締役社長)と共同運営する通信販売事業「婦人画報のお取り寄せ」は、来年のお正月のおせち料理について、全国の「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー約820名を対象にインターネット調査を行った。調査結果は次の通り。
◆ ◆
<おもな調査結果>
★65・2%が、来年はおせち(重箱入り・一部品目含む)を購入すると回答。過去4年で最も高い値に。購入する主な理由は「自宅では作れないような品目が魅力」(67%)、「華やかで高級感がある」(45%)、「自宅まで届けてもらえて便利」(44%)。おせちを購入することが定着してきている
★おせちを購入する場所として、「通販・ネット注文」に対するニーズが増加(※複数回答)2018年42%→2019年64%と22ポイントの大幅アップ
★検討開始時期は、10月以前に検討開始する人が38%
★おせちの購入予算が昨年から13%・約3000円増加
2018年平均2万1613円→2019年平均2万4447円
★こんなおせちがあったらいいベスト5は「有名シェフ、料理人によるおせち」(45%)、「和洋中組み合わせ」(39%)、「少人数用」(38%)、「一人一重」(32%)、「オードブル付き」(26%)(※複数回答)
★おせちをギフトに
離れて暮らす両親や実家におせちをギフトで贈ってみたいという人が半数以上に(51%)
【調査概要】対象:「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー、有効回答数:821名(女性771名、男性32名、不明18名)(29歳以下8名、30代95名、40代262名、50代320名、60代以上118名、不明18名)
調査方法:インターネット調査、調査期間:2019年8月7日(水)~8月15日(木)
【2019(令和元)年9月2日第4991号4面】
 
ハースト画報社 https://www.hearst.co.jp/
 
 

農林中央金庫「食」習慣に関する調査

(クリックするとPDFファイルが開きます。2ページ目は強調部分を赤文字で示してあります)
〝おふくろの味〟に漬物も  昭和と平成世代の意識探る
 
◇はじめに◇
農林中央金庫では、「世代をつなぐ食その実態と意識」(2004年)から、各世代を対象に食に関する調査を継続して実施しています。平成が最後を迎え元号が変わる節目となる今年は、20代(平成生まれ世代)、40代(一部昭和の団塊ジュニア含む)、60代(一部昭和の団塊世代含む)、それぞれの食に対する意識の違いを探り、世代間の食生活がどのように異なるかを比較することを目的に調査を実施しました。調査対象は、首都圏に居住する20代、40代、60代の400人、調査期間は2019年3月16日から3月24日までです。
(一部抜粋)
Ⅰ.食生活の実態
1.週に家で「朝食」を食べる回数は?
家で週に何回くらい「朝ごはん」を食べているかを聞いたところ、「毎日」がほぼ4人に3人(73・5%)で多数を占めています。年代別では、年齢が上がるほど「毎日」の割合が高くなる傾向が非常に強く、20代(50・4%)では半数程度ですが、60代(91・8%)では9割を超えています。
性・年代別にみると、20代と40代では男性よりも女性の方が朝食をとる頻度はかなり高めで、最も低い20代男性では「毎日」(41・8%)の割合は4割程度にすぎず、「食べない」(17・9%)も一定数います。60代では、男女とも「毎日」の割合が9割を超え、ほとんど差はみられなくなっています。
2.「朝食」に何を食べる?
普段、朝食に何を食べているかを複数回答で聞いたところ、「パン」(72・4%)か「ごはん」(58・7%)を食べる人が多数を占めています。次いで、「コーヒー・紅茶」(51・7%)、「卵料理」(51・5%)、「牛乳・ヨーグルト」(43・7%)と続きます。
年代別に見ると、「ごはん」は20代(65・8%)、40代(59・5%)、60代(51・5%)と若い世代ほど「ごはん」を食べる人が多くなっています。「パン」は20代(74・4%)、40代(68・3%)、60代(74・6%)と全ての世代で7割前後でした。
性・年代別で見ると、20代と40代の男性では「ごはん」(20代72・7%、40代64・5%)が「パン」(同65・5%、61・3%)より多いのに対し、60代男性では「パン」(71・2%)が「ごはん」(53・0%)を20ポイント近く上回っており、上の世代ほど洋食派が増える傾向です。
8.家庭の食事で、好きな料理・おかずは何?(自由回答)
家庭の食事で、「好きな料理・おかず」を自由に回答してもらいました。全体の1位は「カレーライス」(24・0%)で、以下「ギョウザ」(19・0%)、「煮物(おでん含む)」(18・5%)、「唐揚げ」(15・5%)の順となっていますが、性や年代によってかなり嗜好に違いが見られます。
「カレーライス」は、20代では男女共に1位である上、40代では男性3位、女性5位、60代でも男性2位、女性4位と、年齢や性別を問わずに人気の高いメニューです。
「ギョウザ」(20代女性2位、40代女性2位、60代女性3位)と「煮物(おでんを含む)」(60代女性1位、20代女性3位)は、特に女性に人気が高く、トップ3入りを果たしました。
「焼き肉、ステーキ」は、40代男性1位など、年代を問わず男性には人気が高いのですが、女性にはそれほど人気がありません。「ハンバーグ」は、40代では女性1位、男性2位と圧倒的な人気なのですが、その他の世代では20代男性の3位が目を引く程度です。
Ⅱ.食事の実態と意識
1.食事を残すことがある?
食事を残すことがあるかどうかをみると、「いつも残す」(1・3%)という人はほとんどいませんが、「時々残す」(32・0%)を合わせると、〝残す〟(33・3%)という人は3人に1人程度みられます。
性・年代別にみると、いずれの年代でも男性より女性の方が残すことが多くなっていますが、60代ではその差は小さくなっています。最も差が大きいのは20代で、男性(23・9%)と女性(51・5%)の差は30ポイント近くに達しています。
2.食品を捨てないために、どのような工夫をしている?
食品を捨てないために、どのような工夫をしているかを複数回答で聞いたところ、性別や年代を問わずに「賞味期限・消費期限の短い食品から使用する」「冷凍保存を活用する」「食材を買い過ぎない」などの工夫をしている人が多く、その割合はほぼ全ての項目で女性が男性を上回り、同時に年齢が上がるほど増加していく傾向が見られます。
特に「食材を買い過ぎない」ように注意している人は、60代女性(62・7%)では6割以上に上ります。60代全体(53・7%)でも半数を超えています。
3.食品を捨てることについて、どのように感じている?
食品を捨てることについて、どのように感じているかを複数回答で聞いたところ、最も回答が多かったのは「もったいない」(66・8%)で、次いで多かったは「作った人に申し訳ない」(48・8%)でした。
性・年代別では、「もったいない」は、男性は20代(73・1%)、40代(66・7%)、60代(62・7%)と若い男性の意識が高いのに対し、女性は20代(66・7%)、40代(59・7%)、60代(71・6%)と60代が最も多くなっています。
また、「作った人に申し訳ない」でも、20代(男性53・7%、女性53・0%)、40代(同54・5%、52・2%)、60代(同41・8%、37・3%)と、全ての年代で男性が女性を上回っています。
4.「食の安全」に関心がある? 実行していることは?
「食の安全」にどの程度関心があるかを聞いたところ、「とても関心がある」と「まあ関心がある」を合わせた〝関心がある〟人は、20代でも7割以上(73・7%)いて、60代では9割(90・3%)に達しており、年代を問わず「食の安全」には高い関心を示しています。
「安全な食」のために実行していることでは、老若男女を問わずに「なるべく新鮮そうなものを購入する」と「消費期限・賞味期限の表示をよく見る」ことを挙げる人が多く、新鮮な食材の購入に注意している人が多いことが分かります。
「なるべく手作りする」は、男女差が大きく、男性では20代(10・4%)、40代(34・8%)、60代(34・3%)ですが、女性では20代(37・9%)、40代(80・6%)、60代(77・6%)と各世代で倍以上の開きが見られます。
「なるべく国産のものを利用する(なるべく輸入食品を利用しない)」は、年代差が大きいのが特徴で、20代では2割(21・8%)ですが、40代(51・1%)と60代(63・4%)では過半数を上回っています。
「国産品では地元産のものを利用する」も年代差が大きく、20代(5・3%)や40代(8・3%)は1割未満ですが、60代では2割超(21・6%)に達します。
5.「おふくろの味」がある? そのメニューは何?
「おふくろの味」が「ある」と答えた人は、20代(72・9%)のほうが、40代(61・7%)や60代(68・7%)より多くなっています。
女性では20代(77・3%)、40代(73・1%)、60代(77・6%)と年代ごとの差はほとんどありませんが、男性では20代(68・7%)、40代(50・0%)、60代(59・7%)と男性20代と男性40代では20ポイント近い差があります。最も「ある」が多かったのは60代女性で、最も「ない」が多かったのは男女ともに40代でした。
「ある」と答えた人に、その味とはどんな料理か自由に回答してもらいました。全体の1位は「煮物」で、男女を問わず全ての年代で上位に入っています。2位の「味噌汁、豚汁」は、全年代の男性と20代女性が多く挙げました。
男性が年代に関係なくほぼ同じメニューを挙げているのに対し、女性は20代「卵焼き」、40代「漬物」、60代「炊き込みご飯、混ぜご飯」など、年代ごとに「おふくろの味」にかなり違いが見られます。
「おふくろの味」の年代別順位
6.郷土料理や行事食に関心がある? よく食べる「行事食」は?
郷土料理や行事食(お節料理や節句、お盆の料理)にどの程度関心があるかを聞いたところ、「とても関心がある」と「まあ関心がある」を合わせた〝関心がある〟人は、20代(49・6%)、40代(53・3%)、60代(74・6%)と、年齢を重ねることに増えています。性別では、全ての年代で女性のほうが〝関心がある〟人が多く、特に60代女性では9割近く(85・1%)に達しています。
よく食べる「行事食」は何かを聞きました(複数回答)。最多は「年越しそば」(84・5%)で、次いで「お節・雑煮」(79・3%)、「恵方巻き」(55・8%)、「土用のうなぎ」(44・8%)の順でした。
ほとんどの「行事食」は、20代や40代より、60代のほうが食べる人が多くなっていますが、「恵方巻き」(55・8%)は例外で、男性では20代(55・2%)が40代(51・5%)、60代(47・8%)よりも多く、女性では20代(59・1%)と40代(68・7%)が60代(52・2%)よりも多く食べており、若い世代に好まれるメニューと言えそうです。それに対し、60代に好まれるメニューの代表が「土用のうなぎ」で、20代(31・6%)や40代(39・8%)より、60代(62・7%)が20ポイント以上多くなっています。
【2019年5月6日第4977号3面掲載】
 
農林中央金庫 「食習慣に関する調査」サイト → こちらから

群馬県漬物工業協同組合「漬物に関するアンケート」

キムチ・浅漬・たくあん人気

群馬県漬物工業協同組合(富澤健一理事長)は2018(平成30)年10月13日と14日に前橋市で開催された「収穫感謝祭2018」で漬物に関するアンケート調査を実施した。同組合では平成24年からアンケート調査を開始、7回目の実施となった。
アンケート回答者数は300名(男性86名、女性177名、不明37名)。年齢は60歳以上が45%、50歳代17%、40歳代8%、その他が30%。設問は全7問で、「良く購入する漬物」や「漬物の購入場所」「購入時に一番気にしていること」などの他、好きな漬物や漬物への具体的な意見をフリーアンサーで質問している。
良く購入する漬物では、1位キムチ、2位浅漬(白菜・胡瓜他)、3位たくあん漬、4位梅干・カリカリ梅、5位らっきょう漬、6位福神漬という結果が出た。漬物の購入場所は、1位スーパーマーケット(66%)、2位農産物直売所・道の駅等(23%)、3位百貨店・漬物専門店(3%)となっている。購入時に気にしている事では、1位「塩分」(31%)、2位「価格」(16%)、3位「賞味期限」(14%)。
漬物への意見では、塩分や添加物、原料産地を気にする回答が多く、健康志向の高まりが見て取れた。
【2019(平成31)年1月7日第4963号22面掲載】
 
群馬県漬物工業協同組合 http://www.guntuke.sakura.ne.jp/
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