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こんにゃく 商材・企業紹介2019

ヤマコン食品有限会社(山形県山形市)

味付玉こんにゃく8個
冷ったい味付玉こんにゃく
生 玉こんにゃく
明治20年(1887年)創業のヤマコン食品有限会社(長谷川晃一社長、山形県山形市)は、山形名物「玉こんにゃく」の元祖メーカーとして知られている。近年は県内だけではなく、県外の需要も増加。全国の催事に積極的に参加していることで販路が全国に広がっている。また、長谷川松寛会長は山形県こんにゃく協同組合の理事長を務め、「山形名物玉こんにゃく」(地域団体商標登録)の普及、PRを推進している。
同社が春夏向け商品として提案しているのが夏季限定の「冷ったい味付玉こんにゃく」。山形名物玉こんにゃくは、冬の風物詩として煮込んだり温めて食べられることが主流だが、同商品は冷蔵庫で冷やして涼味が楽しめる一品だ。
山形市は1933年7月25日に当時日本最高気温となる40・8℃を記録するなど、雪国ながら夏は酷暑となる。そのため、県民は涼しさを求め、冷やしラーメン、冷たい肉そば、水かけご飯、冷やしシャンプーなど、様々な「冷やし文化」が生まれた。同社では約7年前に同商品を発売し、山形の食文化を象徴する商品として親しまれている。
国産特芋原料使用の「冷ったい味付玉こんにゃく」は、玉こんにゃく独特の弾力はそのままに、だし醤油の味付きなのでそのまま美味しく食べることができる。お好みで辛子や七味、柚子胡椒などをつければおかずの一品となる他、お酒のおつまみにもなる。パッケージは海をイメージしたデザインで、夏のレジャーや旅行にもオススメだ。内容量は8個。
国産特芋原料使用の「生 玉こんにゃく」は、こんにゃく製造後の加熱処理をしていない生の玉こんにゃく。できたての玉こんにゃくは弾けるようなプリッとした食感が特徴で、スーパーなどで販売されている従来のこんにゃくとは異なる食感が楽しめる。味付けではないので、好みの味に仕上げることができる。
オススメのレシピは鍋に玉こんにゃくを入れ2~3分乾煎りしてから醤油とスルメを入れて煮る。スルメの旨味と醤油の香ばしさが後を引く美味しさで、どこか懐かしさを感じさせる味となる。業務用として飲食店、ホテル、旅館、イベント向けなど、県内外に幅広く供給している。
国産特芋原料使用の「味付玉こんにゃく」は、味が付いているので温めるだけで本格的な玉こんにゃくが楽しめる。簡単便利に美味しく食べられる一品で、定番アイテムとなっている。内容量は15個と8個で賞味期間は製造日より90日。
【2019(令和元)年12月16日(第5004)号7面】
 
ヤマコン食品有限会社 http://www.tamacon.co.jp/

有限会社中條商店(栃木県鹿沼市)

鹿沼生ずりこんにゃく
原料となる在来種 鹿沼こんにゃく
1911年(明治44年)創業の有限会社中條商店(中條堅二社長、栃木県鹿沼市)は、鹿沼に江戸時代から伝わる特産品「鹿沼こんにゃく」を製造、販売している。
「鹿沼こんにゃく」は、希少な在来種を原料とし、生産に手間がかかることから生産量が減少する中、中條社長が歴史から消えかけた「鹿沼こんにゃく」を復活させ、県内を中心に希少な特産品として出荷している。
鹿沼蒟蒻商組合の組合長も務める中條社長は、「全国的に普及している品種改良された群馬県産のこんにゃく芋は2年で親芋になるが、在来種は3年かかる。鹿沼は在来種を守り、希少な素材として後世にそれを伝えてきた。こんにゃくの繊維を壊さないように手造りで造る製法は素材の良さを生かすためのもの。綺麗な水、良い素材、素材を生かす製法によって他の地域にはない『鹿沼こんにゃく』が生まれる」と魅力を説明した。
全国でも生産量が限られている在来種を生で擦って作る生ずり製法で作られる「生ずりこんにゃく」は、希少な原料と伝統の技が融合した付加価値の高い逸品だ。一般的に蒟蒻はこんにゃく芋を乾燥させた芋粉を使って作られるが、「生ずりこんにゃく」は文字通り在来種を生で擦って作る。こんにゃく芋の繊維質を壊さないようにするため、一枚一枚型に押し込み手作業で作る。
製造期間はこんにゃく芋の収穫時期となる11月から3月までで、旬の時期にしか食べることができない。手間がかかり、大量に作ることはできないが、こんにゃく芋本来のまろやかな風味としっかりとした弾力、滑らかな口当たりが特徴。限られた期間しか食べることができないため、毎年楽しみにしているファンも多く、お歳暮としても利用されている。内容量は4枚入りと7枚入りで賞味期限はD+60。
主力製品の「鹿沼こんにゃく」は、地元鹿沼産のこんにゃく芋粉を乾燥させて作るこんにゃく芋粉を原料に使用。同商品も「生ずりこんにゃく」と同様に型に押し込む作業は手作業で行い、板状にして大鍋で煮上げる。手作りで作ることによって独特の弾力を楽しむことができる。しょうが醤油やポン酢をかけ薬味を乗せれば高級感のある「刺身こんにゃく」となる。規格は5枚入り(350g)と8枚入り(560g)で賞味期限はD+60日。
その他、小玉こんにゃく、板こんにゃく、さしみこんにゃく、糸こんにゃく、蒟蒻麺など、用途に応じたアイテムを取り揃えている。
【2019(令和元年)2019年12月9日第5003号7面掲載】
 
有限会社中條商店 http://www.kanumakonnyaku.com/

関越物産(東京都)

わらびもち風こんにゃく黒みつ&抹茶きな粉
株式会社関越物産(白井宏一社長、東京都豊島区)は蒟蒻を中心に、和食の可能性を切り開き「未来の食卓」を発信する総合食品会社。同社は、埼玉県入間郡毛呂山町の埼玉工場、群馬県渋川市の群馬工場の他、各地に協力工場を有し、幅広い製品を全国展開している。
同社が来春新発売するのが「わらびもち風こんにゃく黒みつ&抹茶きな粉」。こんにゃくをわらびもちのようにモチモチ食感に仕上げた商品となっており、昨年新発売した「わらびもち風こんにゃく」の第二弾商品。
第一弾の「きな粉&黒みつ」に続き今回は、国産抹茶入りのきな粉と黒蜜が別添となっており、国産抹茶の香り高い味わいが付与されたわらびもち風こんにゃくが楽しめる。
【2019(令和元)年12月2日(第5002)号4面】
 
株式会社関越物産 https://kan-etsu.com/

ハイスキー食品工業株式会社(香川県木田郡)

ごま油で食べる元祖マンナンレバー®
低カロリーで食感も良い「マンナンタピオカ」
ハイスキー食品工業株式会社(菱谷龍二社長、香川県木田郡)は、蒟蒻の次世代加工食品〝マンナンミール〟を展開することで知られる。昨年9月からは社名表記を「マンナンミールカンパニー」に変更している。
〝マンナンミール〟の製造に活用されているのが、特許取得済みの脱アルカリ技術だ。蒟蒻を独自の漬液に漬け込むことでアルカリ成分を中和し、一気に酸性領域まで調整する。これにより蒟蒻特有の臭いがほぼ無くなるだけでなく、賞味期限も一般的な蒟蒻よりも長い(180日~1年程)、という優れた特長をもつ。
また蒟蒻加工時に色や味を付ける技術や、食感を調整する技術も独自に開発しており、蒟蒻で様々な味わいを再現できる。
中でも有名なのが、レバ刺しの味と食感を完璧に再現した「マンナンレバー®」だ。2011年の発売以来注目を集め、家庭用だけでなく焼肉店など飲食店からも高評価を得ている。
この他にも「マンナンタピオカ」やまぐろ風、サーモン風、あんこ風等々、あらゆる食材を蒟蒻で再現しており、その活用の幅の広さから、特に業務用での需要が年々高まっている。
蒟蒻の良さとして、カロリーが非常に低い、食物繊維が豊富、常温でも保存可能で食中毒の心配が少ないこと、などが挙げられる。その一方で灰汁抜きや味染みに時間がかかるという欠点があった。
同社は現在のような時短ニーズの高まりを見越し、いち早くマンナンミールの開発を進めてきた。現在は12件もの特許を取得し、蒟蒻メーカーから新しい分野の食品メーカーへと飛躍を遂げようとしている。
【2019(令和元年)年11月4日第4998号4面掲載】
 
ハイスキー食品工業株式会社 https://www.haisky.co.jp/

市川食品(群馬県)

粒こんにゃく
株式会社市川食品(市川英久社長、群馬県高崎市)は外食、中食、加工メーカー向けにヘルシーな業務用食材「粒こんにゃく」を発売中だ。群馬県産蒟蒻原料を使用し、野菜のペーストで色鮮やかに色付けしている。色のバリエーションは5色で、サラダやスープ、オードブルやスイーツなど様々な料理に取り入れることができる。
特に黒の粒こんにゃくは今人気の食材、タピオカ風に使えるという点も大きな魅力だ。ただ、タピオカよりもカロリーは低く、カルシウムや食物繊維が多く含まれ、歯切れの良いプリッとした独特の食感、経時劣化が少ないなどタピオカとは異なる特長も多い。
蒟蒻消費拡大の切り札として注目されている。
【2019(令和元)年10月7日(第4995)号2面】
 
株式会社市川食品 http://www.yuuhachi.co.jp/

クリタ(茨城県)

凍みこんにゃく
置賜地方の郷土料理「つけあげ」中に味付した凍みこんにゃくを挟む
冬場の天日干し
株式会社クリタ(栗田晋一社長、茨城県久慈郡大子町)は蒟蒻粉の加工、販売をする傍ら、日本に3軒しかない稀少な「凍みこんにゃく」を製造していることで知られている。元々大子町周辺は水戸藩の時代から蒟蒻芋の産地として戦前までは日本一だったという土地柄。蒟蒻芋を粉にして食べる技術が発明されたのもこの辺りが発祥で江戸時代は水戸藩の専売品として藩の財政を支えた歴史を持つ。そんな長い歴史を持つ大子町の蒟蒻だが、この地でしか作られていない「凍みこんにゃく」という稀少な食品がある。
「凍みこんにゃく」は生芋から作った蒟蒻を田んぼに敷いた藁の上に干し、これに水をかけ夜中に一気に凍結させることにより美味しくなる。同社では伝統の作り方を守り、手練りで自然乾燥を繰り返す方法で製造する。寒暖差の激しい12月から2月までの厳冬にしか製造できず、ひとつひとつ手で藁に並べ、水を掛けるなど厳しい自然環境の中、大変な重労働を伴う。
「凍みこんにゃく」は雪が少なく冬季、寒暖差の激しい大子町周辺でしか製造できないが、山形県の置賜地方で食されることが多い。山形県では伝統食として日常的に食べられている。主におひたしのようなものに具材として加えたり、煮物やフライなどにして食べる習慣があり、食感は弾力があり味を染み込ませると他の食材にはない味わいとなる。
近年では大子町でも認知度が上がっており、食物繊維が多く、低カロリーで食べ応えがあるので健康食として人気となりつつある。
栗田社長は「この全国でも珍しい『凍みこんにゃく』をきっかけとして、大子町の蒟蒻全般が盛り上がってくれれば」と語った。
【2019(令和元)年9月30日第4994号5面】
 
株式会社クリタ http://www.k-kurita.co.jp/

小林蒟蒻店(長野県)

信州遠山郷糸こんにゃく
遠山のしらたき
しらたき(南信州産こんにゃく芋使用)
有限会社小林蒟蒻店(小林文人社長、長野県飯田市南信濃)は、長野県における蒟蒻栽培の起源になったとされる南信州・遠山郷の地で、高品質な商品を製造する蒟蒻メーカー。原料問屋をルーツに持つことから喬木村など地元産地とも関わりが深く、近年は原料の蒟蒻芋栽培にも一部携わるなど、存在感を強めている。
同社の商品作りの特徴は、在来種の蒟蒻芋を用い、昔ながらのバタ練り製法によって仕上げること。バタ練り製法では、現在広く普及している自動練機による攪拌で製造したものよりも、歯ごたえや味しみの良い蒟蒻を作ることが出来る。少量ずつ手作業で処理をすることや、どのくらい空気を含ませるかを長年の経験に頼ることなど、手間や時間がかかるが、その分美味しい蒟蒻を作ることが出来る。小林社長はこうした商品作りについて、「在来種は病気に弱く肥大率が小さいなど栽培しにくい反面、粘りが強く味の乗りが良い蒟蒻が出来る。この在来種を原料にした当社の商品はどうしても売価が高くなるが、お客様にはその味を認めていただいていると思う」と話す。原料の産地から製造までを全て長野県内で一貫して行うなど地元に密着した商品も販売しており、こうした商品は量販店にて高いシェアを誇るほか道の駅、お土産コーナーなど、多くの販路で好評を博す。
「信州遠山郷こんにゃく」「信州遠山郷しらたき」は、同社を代表する商品として地元を中心に親しまれている商品。250g×2という大容量の規格で、これからの時期は鍋や煮物など様々なシーンで活躍出来る。また「遠山のしらたき」は、食べやすい長さにカットしてあるしらたきで、味のしみ込みの良さとしこしことした食感に使いやすさがプラスされた商品として人気だ。同社では近年、こうした商品を活用したアレンジメニューを考案しており、サバ缶とキムチの素を加えて炒める「蒟蒻とサバ缶のピリ辛炒め」など、蒟蒻の新たな魅力を引き出す提案を行っている。
なお小林社長は長野県蒟蒻協同組合の理事長を務めており、今月末には恒例の「秋のこんにゃく祭り」として、児童福祉施設への蒟蒻寄贈を予定するなど、その普及促進にも尽力する。
【2019(令和元)年9月23日第4993号4面】
 
有限会社小林蒟蒻店 http://kobayasi.vs.land.to/index.html

平野屋(山形県)

味付玉こん
味付玉こん(小玉)
しみっだうま玉こん
玉こん特製たれ付
蒟蒻、豆腐、油揚げ、ところてんを製造、販売している株式会社平野屋は、昭和42年に「玉こん」を商標登録し、特産品としての価値を高めることに尽力してきた。
近年は利便性や時短といったニーズが高まっており、特に県外向けとして味付きやタレ付き製品の需要が高まっている。山形では名物の芋煮が今月中旬から本格シーズンに入るため、芋煮の具材として定番となっている玉こんにゃくの引き合いも増加している。
中でも主力となっているのが「味付玉こん」と「味付玉こん(小玉)」。原料に国産特等粉、水は朝日山系のミネラル豊富な自然水を使用し、弾力のある歯応えとプリプリとした食感になるようこんにゃく玉を成形している。味付けは醤油をベースにかつおと昆布のだしを効かせたものや本場の味として、いかのだしを加えたものなどオリジナルの特製調味たれを使用し、子供からお年寄りの方まで幅広い年齢層に好まれる味に仕上げている。
調理の手間がいらず、湯煎か電子レンジで温めるだけでいつでも風味豊かな〝あったか玉こん〟が食べられる。夏場は冷やして食べても美味しい。食卓の一品としてはもちろん、弁当やおやつ、酒の肴にぴったりだ。内容量は「味付玉こん」が250g(固形量)で「味付玉こん(小玉)」が200g(固形量)。賞味期限はともにD+89。
また、山形で圧倒的な知名度を誇るダシ入しょうゆ「味マルジュウ」を製造している丸十大屋と東北芸術工科大学による産学連携の共同開発で商品化した「しみっだうま玉こん」も人気商品。4種のだしが入った「味マルジュウ」は山形の一般家庭で常備されている醤油で、馴染み深い調味料として認知されている。その「味マルジュウ」に〝いか〟の風味を加えた特製たれを共同開発し、山形の煮込み玉こんの味を再現した。だしの旨みが染み込んだぷりぷり食感の玉こんは、自信の老舗コラボ商品だ。内容量は200g(固形量)で賞味期限はD+89。
簡単な調理で手作り感が楽しめる「玉こん特製たれ付」は、同社伝統の製法でぷりぷりとした食感に仕上げた玉こんを軽く水洗いして水を切り、かつお、昆布、焼きあごのだしで仕上げた特製たれで煮込む(中火で5~6分)だけ。香ばしい醤油のにおいが食欲をそそり、素朴な味が寒い季節にぴったりだ。内容量はこんにゃく300g、たれ60gで賞味期限はD+59。
【2019(令和元)年9月9日第4992号8面】
 
株式会社平野屋 http://hiranoya100.co.jp/

寺田屋(長野県)

いもうま
 
自然農法こんにゃく
とろり刺身こんにゃく
海藻えご
有限会社寺田屋(足立輝治社長、長野市風間)は地場産こんにゃく芋を主に使用して信州の水と空気に恵まれた風土の中で育まれたこんにゃくを製造する有力メーカー。
同社の看板商品である「いもうま」は、信州の気候風土で3年かけて育まれた良質のこんにゃく芋を使用。味染み良く硬すぎもせず独特の旨味がある。晩秋収穫の地場産こんにゃく芋を冷凍保存し、瞬間解凍して製造している通年販売の商品であり原料の旨味を見事に引き出している。
「自然農法こんにゃく」は、群馬県富岡市の堀込理氏が自然農法(無化学資材使用)で育てたこんにゃく芋を精粉にした原料を100%使用。時計を見ながら小ロットで製造を行い、こんにゃく糊の鮮度を保ったまま成型している。歯応え良く蒟蒻の風味も味わえるため人気が高い。
「刺身こんにゃく」は厳選した国産原料を使用した夏にオススメの商品。徳島県の吉野川でとれる青のりを加え風味豊かに、弾力を保ちながらも柔らかな食感に仕上げている。こんにゃく芋をふんだんに使用しており、濃厚でツルツルした食感が特長の寺田屋ならではの商品。特製の刺身醤油と生わさびを添付している。
「海藻えご」は、えご草のみを原料にした海藻食品。新潟県ではポピュラーな食品で、長野県でも新潟に近い北信エリアで特に人気が高い。
海藻の風味と香りが口に広がり舌ざわりはまるで羊羹のよう。辛子醤油や酢味噌で食べるとやみつきになる。
【2019(令和元)年7月8日第4985号8面】
 
有限会社寺田屋 http://teradaya.jp/

秋山商店(栃木県)

鹿沼こんにゃくの味噌田楽
嘉永二年(1849年)創業の有限会社秋山商店(秋山義治社長、栃木県鹿沼市)は、鹿沼の特産品「鹿沼こんにゃく」を製造する最古の企業として知られている。
収穫まで3年かかる希少な在来種を原料とする「鹿沼こんにゃく」は、鹿沼の風土が作り上げた品質の優れたこんにゃく芋(精粉)を水と撹拌し、それを一つ一つ繊維質を壊さないよう丁寧に手でちぎり、型に押し込み専用の釜で煮上げる。柔らかい食感ながら弾力があり、独特の歯触りが特徴だ。
「鹿沼こんにゃく」の食感と風味を楽しむには刺身が一番のオススメだが、料理の味が良く染み込むため、煮物や汁物の具材としても利用できる。
「鹿沼こんにゃく」の歴史は古く、元文3年(1738年)に東照宮に献納された記述があり、江戸時代後期から生産されていた可能性もあるため、300年以上の歴史があると考えられている。
「かぬまブランド」(かぬまブランド推進協議会認定)に認定されている「鹿沼こんにゃく」は、鹿沼蒟蒻商組合(中條堅二組合長)で商標登録しているため、組合加盟企業で製造できるのは秋山商店を含めて3社のみ。原料も一般的に製造・販売されている群馬県産(こんにゃく芋の生産量は全国の90%以上)の品種と異なり、親芋になるまで3年かかる在来種を使用している。
鹿沼こんにゃく
また、手造りで製造するため生産量を増やすことが難しく、地域性があり希少価値の高い商材ながら鹿沼地域周辺でしか販売されておらず、その存在は全国的にもあまり知られていない。しかし、鹿沼では古くから親しまれ、地元を代表する特産品として愛されている。一度食べた人がファンとなり、通販等で購入を続けるケースも少なくない。
同社の「鹿沼こんにゃく」の規格は5枚入と3枚入で、直営店ではバラ売りも可能。その他、ハート型や星型など型抜きした「型抜きこんにゃく」や食べやすい「ひとくちこんにゃく」、麺状にした「こんにゃ麺」など、若い世代向けの商品も展開している。こんにゃくの需要増加を目指し、伝統を重んじながら革新へのチャンレジを続けている。
【2019(令和元)年6月17日第4982号6面】
 
有限会社秋山商店 https://twitter.com/akiyamashouten

天満屋(大阪府)

おかか牛蒡
株式会社天満屋(梶原靖久社長、大阪府東大阪市)は、食品問屋兼メーカーとして、佃煮・惣菜・煮豆・漬物・冷凍食品・調味料など多ジャンルの商品を提供している。
「おかか牛蒡」は、同社が得意とする業務ルートを対象とした牛蒡商材の中でも、中心に位置づけられる商品だ。蒟蒻と牛蒡をおかかの香りを生かして炊き上げており、和食の定番品として長年にわたり人気を博している。量販店や飲食店での人手不足が深刻化する昨今、単品として、またインストア加工品の一品としてなど、幅広く活用されている。そのため春や秋といった行楽シーズンはもちろんのこと、年間を通じて安定した需要を誇っている。なお同社の牛蒡商材と言えば年末の「たたき牛蒡」が著名で、例年安定的な供給を行う。様々な商材を扱う中でも、特に精通する牛蒡商材は、同社の大きな強みのひとつだ。
「ごまいわし」は、業務用・市販用共に幅広く展開している商品で、いわし甘露煮と胡麻が互いの風味を引き立てあう一品。甘じょっぱい定番の味付けに薫り高い胡麻が加わり、ご飯が進む味わいとなっている。いわしは、主に西日本で2月の節分に食べるもののひとつとして根強い人気を誇っており、近年市場が拡大。同社は西日本エリアを対象として、大阪本社、九州支店、広島営業所と各地に拠点を有する強みを生かし、幅広い対応を行っている。
【2019(平成31)年4月29日第4976号9面】
 

中條商店(栃木県)

独特の食感が特徴の鹿沼こんにゃく
1911年(明治44年)創業の有限会社中條商店(中條堅二社長、栃木県鹿沼市)は、鹿沼に江戸時代から伝わる特産品「鹿沼こんにゃく」を製造、販売している。
「鹿沼こんにゃく」は、希少な在来種を原料とし、生産に手間がかかることから生産量が下降線を辿る中、中條社長が歴史から消えかけた「鹿沼こんにゃく」を復活させ、県内を中心に希少な特産品を出荷している。
全国でも生産量が限られている在来種を生で擦って造る生擦り製法で造られる「生ずりこんにゃく」は、希少な原料と伝統の技が融合した希少価値の高い逸品だ。一般的に蒟蒻はこんにゃく芋を乾燥させた芋粉を使って造られるが、「生ずりこんにゃく」は文字通り在来種を生で擦って造る。こんにゃく芋の繊維質を壊さないようにするため、一枚一枚型に押し込み手作業で行う。製造期間はこんにゃく芋の収穫時期となる11月から3月まで。手間がかかり、大量に造ることはできないが、こんにゃく芋本来のまろやかな風味としっかりとした弾力、滑らかな口当たりが特徴。限られた期間しか食べることができないため、毎年楽しみにしているファンも多く、お歳暮としても利用されている。内容量は280gで賞味期限はD+60。
主力製品の「鹿沼こんにゃく」は、在来種を乾燥させて造るこんにゃく芋粉を原料に使用。同商品も「生ずりこんにゃく」と同様に型に押し込む作業は手作業で行い、板状にして大鍋で煮上げる。手造りで造ることによって独特の弾力を楽しむことができる。しょうが醤油やポン酢をかけ薬味を乗せれば高級感のある「刺身こんにゃく」となる。規格は5枚入り(350g)と8枚入り(560g)え賞味期限はD+60日。
その他、小玉こんにゃく、板こんにゃく、さしみこんにゃく、糸こんにゃく、蒟蒻麺など、用途に応じたアイテムを取り揃えている。
【2019(平成31)年4月22日第4975号6面】
 
有限会社中條商店 http://www.kanumakonnyaku.com/

関越物産(東京都)

わらびもち風こんにゃく
株式会社関越物産(白井宏一社長、東京都豊島区)は蒟蒻を中心に、和食の可能性を切り開き「未来の食卓」を発信する総合食品会社である。
同社はこんにゃく芋生産量日本一の群馬県に設けた工場だけでなく、関東を中心に複数の生産拠点や物流センターを持ち全国展開している。
同社の春夏向けで注目したいのが「わらびもち風こんにゃく」だ。こんにゃくをわらびもち風にモチモチ食感に仕上げた商品で今年(2019年)3月から新発売した。
わらび餅は元々わらびの地下茎から得られるデンプンを原料とし、冷やしても美味しい夏の定番の和菓子。これを独自の製法でこんにゃく粉を配合させて美味しさ、食感、さらには健康イメージと3拍子揃った商品を開発した。モチモチした食感の蒟蒻粉ときな粉と黒蜜の上品な甘さが合わさりやみつきになる。
「わらびもち風こんにゃく」について商品開発課の永井氏は「開発にあたって蒟蒻の食感の代わりに、モチモチした感じを全面に出すことに苦労した」と説明。「わらびもち風こんにゃく」はモチモチ食感だけでなく喉越しも良い。黒蜜のタレと国産きな粉もこだわりの配合で蒟蒻と絶妙な相性となっている。アイスクリームやあんこ等と一緒に食べるのもおすすめで、女性や子供を中心に和菓子のデザートとして人気が出ること間違いなしだ。洗わずにカットするだけという簡便性も重要な訴求ポイントとなっている。内容量135g(こんにゃく110g、黒みつ15g、きな粉10g)で賞味期限はD+90。
海藻とアカモク入りこんにゃくサラダ
また、「海藻とアカモク入りこんにゃくサラダ」も暑くなり食欲が無くなる時期にはピッタリだ。今年はプレーン以外にも今話題のアカモク入りが新登場。蒟蒻をベースとした即食製品は低カロリー商品としてダイエットなどに良いとして注目を受けている。そこにアカモク粉を練り込み健康イメージをさらにアップさせている。アカモクは独特な粘りを持つ海藻だがアルギン酸という水溶性食物繊維が豊富で整腸作用や血中コレステロールを低下させる働きがある。サラダ用に平打ち状にしてあるのも特徴で食感も大事にしている。添付してあるワカメも付加価値を高めている。内容103g(うち乾燥わかめ3g)、賞味期限はD+90日。
【2019(平成31)年4月15日第4974号3面】
 
関越物産 https://kan-etsu.com/

柳澤商店(東京都)

向島ところてん
柳澤商店(柳澤知文社長、東京都墨田区)は群馬出身の初代・茂平氏が東京・向島の地で蒟蒻製造を習得し昭和12年に独立創業。以来同地で蒟蒻を造り続けて現社長は三代目となる。
柳澤社長は「販路を全国に敷いていく中で、製法や原料などを一から見つめ直し付加価値のある商品造りに日々、取組んでいる」と話す。中でも、創業当時から伝統的な「バタ練り缶蒸し製法」で作る「バタ練り蒟蒻」は柳澤商店の自慢の逸品で、気泡を多く含んでいるので味しみが良く、煮物、鍋物等あらゆる料理に最適となっている。
春夏商品のラインナップでおすすめは「向島ところてん」である。ここ向島で代々受け継がれている「開放釜製法」でじっくり炊き上げており、伊豆半島産の良質な天草を使用したところてんだ。三杯酢たれ付きと玄米黒酢たれ付きの2タイプあり、からしと青のりもそれぞれに添付されている。内容量200g、賞味期限は90日となっている。
桜あんみつ
また、春のお花見シーズンを迎える中で、桜あんみつも注目商品となっている。こちらも伊豆半島産の良質な天草を使用。昔ながらの製法で造った豆寒天に、小倉餡、求肥をのせて特性の桜蜜を掛けて食べる。
あんみつシリーズは「あんみつ」、「豆かんてん」、「きな粉黒蜜かんてん」と全部で4つを揃えている。低カロリーなため、ダイエット中のデザートに最適で20~30代の有職単身女性にも気軽に手に取ってもらえる。
【2019(平成31)年3月25日第4972号6面】
 

村岡食品工業(群馬県前橋市)

「玉こんにゃくホタテ味」(左)と「おやつ玉こんにゃくピリ辛醤油味」
低カロリーなおつまみとして人気
「梅しば」「ごんじり」でおなじみの村岡食品工業株式会社(村岡優年社長、群馬県前橋市高井町)は、「玉こんにゃく」シリーズから「玉こんにゃくホタテ味」を2019年3月より新発売した。
ホタテの旨味と食感を群馬県産こんにゃくで再現した商品で、こんにゃく特有の心地よい歯ごたえがあり、ギュッと噛み締めると口の中にホタテエキスが溢れ出す。30gの小袋タイプなので持ち運びにも便利。一袋35キロカロリーという低カロリーで、食物繊維がたっぷりとれる機能性も魅力、ダイエット中のおやつやおつまみにも最適だ。ラッコのキャラクターをあしらい、パッケージの可愛らしさにもこだわっている。
一昨年発売した同シリーズの「おやつ玉こんにゃくピリ辛醤油味」も二段熟成醤油を使用したピリッと辛く後をひく味わいが好評で順調にファン層を拡大している。今後も同社では群馬県の特産品であるこんにゃくを手軽に食べやすいスイーツやおつまみとして販売していく。
同社では、2018年8月からスタートした今期の売上がここまで順調に推移している。「梅しば」は熱中症対策アイテムとして近年定着。オフィスや工事現場、スポーツの休憩時間など食シーンが拡大している。「ごんじり」も味わいの良さと手軽さが浸透しコンビニなどで堅調な動きが続いている。
さらに近年発売したこんにゃく製品や業務用の梅製品も伸長、既存商品にオンする形で売上に貢献している。
原料面では2年前から梅農園の委託運営をスタート。生産量やそれにかかるコストを分析し、これまで以上に効率的に栽培・収穫ができる方法がないかを模索している。次の時代を担う人材育成も含め、未来を見据えた取り組みに力を入れている。【2019(平成31年)年3月18日第4971号4面掲載】
 
村岡食品工業株式会社 http://www.muraoka.co.jp/

マック食品(群馬県前橋市)

細うどん風こんにゃく麺
こんにゃくサラダ麺
マック食品株式会社(前原章宏社長、群馬県前橋市力丸町)は群馬から食文化を届けていくことをモットーに麺、豆腐、厚揚げ、がんも、和惣菜、米飯デリカ、さらには蒟蒻と数々の和日配製品を手がける有力メーカー。
同社の春夏向けの一押し商品が「細うどん風こんにゃく麺」と「こんにゃくサラダ麺」である。蒟蒻はビーガン市場やベジタリアン市場で一際注目を浴びる中、食べやすくダイエットにもピッタリなのが蒟蒻で造られた麺である。
「細うどん風こんにゃく麺」は同社オリジナルでそのまま麺として気軽に食べることができる。しらたきの様にひと手間が必要となったり、春雨のようにカロリーを気にする必要がない。粉末豆乳入りで食べやすくしているのも差別化要因だ。細丸麺なので麺つゆをかけ、ぶっかけうどん風で春夏に楽しんで頂きたい商品だ。
「こんにゃくサラダ麺」も粉末豆乳入りで食べやすいヘルシーな蒟蒻麺を実現。平麺タイプで生野菜とドレッシングでサラダ麺として食べるのが最適だが、胡瓜、錦糸玉子、ハムなどをのせて冷し中華風にしても良い。2商品とも250gとボリューム感があるので、レシピで広がりを持たせることができる。賞味期限はD+90となっている。
【2019(平成31年)年3月18日第4971号6面掲載】
 
マック食品株式会社 http://www.macfoods.co.jp/

アイエー・フーズ(群馬県富岡市)

こんにゃくヌードル
 
こんにゃくスープ
こんにゃくパスタ
粒々こんにゃくスープ(トマト&オニオン)
株式会社アイエー・フーズ(吉田さゆり社長、群馬県富岡市南蛇井)では「粒々こんにゃくスープ(トマト&オニオン)」が平成30年度「優良ふるさと食品中央コンクール」の新製品開発部門において農林水産省食料産業局長賞を受賞した。
「粒々こんにゃくスープ」は群馬県産農畜産物のブランド化を女性ならではの視点から考える女子会「ひめラボ」と共同開発した商品。こんにゃくをもっと手軽に多くのシーンで楽しんでほしいとの思いから、こんにゃくを粒状に加工しスープの具材として提案した。トマトスープとオニオンスープが各1袋付いており、野菜など好きな具材を加えることで自分好みに自在にアレンジできる。
こんにゃくとスープを合わせたカロリーは、1食あたり約50キロカロリーとヘルシーで見た目もオシャレ、ダイエット中の女性などから人気が高い。
他にも同社では、伝統食品であるこんにゃくの魅力を様々な形で発信している。こんにゃくの海外輸出も4年前からスタートした。現在は北米やヨーロッパ、アジア各国に輸出を行っている。
海外で特に人気なのが〝J・konjac〟シリーズ。「こんにゃくヌードル」「こんにゃくスープ」「こんにゃくパスタ」の3種類で、英語表記を施した海外仕様のパッケージに仕上げている。また「こんにゃくゼリー」も国内外で人気。コーラやラムネ、メロンソーダといった珍しい味わいが話題を呼んでいる。
【2019(平成31)年3月18日第4971号6面】
 
株式会社アイエー・フーズ http://ia-foods.com/

北毛久呂保(群馬県昭和村)

フルーツこんにゃく
株式会社北毛久呂保(兵藤武志社長、群馬県利根郡昭和村)は、様々なタイプの蒟蒻製品のランナップを持つ蒟蒻メーカーである。市場でも高値をつける昭和村の蒟蒻芋に先代が感動し創業を始め45年。厳選した原料のみを仕入れ魅力ある商品作りを続けている。
芋蒟蒻、さしみ蒟蒻など定番ラインナップ以外にも様々な商品を持つことで知られている北毛久呂保は、その商品力を活かし輸出事業にも着手している。蒟蒻としても、ビーガン市場への注目が集まる中で同社は「こんにゃくうどん」を発売。商社の引き合いで香港スターバックスのメニューとして採用された実績を持つ。まさに食物繊維たっぷりの健康志向の食べ物として、時代のニーズにマッチさせていく動きを創出している。
そして、このたび同社の数ある蒟蒻製品の中でも注目したいのが「フルーツこんにゃく」である。こちらは蒟蒻を5倍濃縮のブルーベリーの果汁で煮込み、乾燥させた商品だ。グミとドライフルーツの中間くらいの食感でおいしさ抜群。1袋で40キロカロリー、食物繊維が3g取れる。
蒟蒻ジャーキー
最近は健康的なおやつを食間にとり、暴飲暴食を防ぐおやつの役割が見直されている。そうした中で「フルーツこんにゃく」はカロリー低めで食物繊維が摂取でき、さらにはスイーツとして一番人気の果汁も使用しているのが決め手だ。今後は梅、ぶどう、りんごなどシリーズ化も予定しており、「フルーツこんにゃく」に注目が集まること間違いなしだ。

また、美味しさと健康をより身近にという兵藤社長の思いとしては、「蒟蒻ジャーキー」も見逃せない商品だ。
「蒟蒻ジャーキー」は群馬県産こんにゃくをじっくり煮込み桜のチップで燻製にしたセミドライタイプの蒟蒻のジャーキーである。食物繊維を多く含み、腹持ちが良いのが特長だ。その名の通りジャーキーとして歯ごたえがあり、ビーフ感も味わえる。蒟蒻なので歯詰まりもなくカロリーが1袋あたり33キロカロリーと健康を気にする働き盛りの男女にピッタリの一品で手に取りやすい。「フルーツこんにゃく」と同様、ダイエット補助のおやつとしても使用できる。
【2019(平成31)年3月18日第4971号6面】
 
北毛久呂保 http://www.kuroho.com/

上野屋(三重県松阪市)

新発売「こんにゃく香肌麺」 売場の差別化商品に

こんにゃく香肌麺
 有限会社上野屋(佐々木幸太郎社長、三重県松阪市飯高町)は、蒟蒻の製造卸業を営んでおり、その商品は国内に加え香港など海外でも人気が高い。11月から2月頃までは、蒟蒻芋の収穫後と加工に使用する水質が良い時期が重なることから〝蒟蒻の旬〟の時期にあたり、この季節ならではの旬の魅力を届けている。
 「こんにゃく香肌麺(かはだめん)」は2019年3月に発売予定の新商品で、蒟蒻に三重県香肌峡産の玄米粉を練りこんだもの。そうめんのような細麺ながら歯ごたえはしっかりと、そして100gあたり16kcalのヘルシーさが魅力で、温めても冷やしても美味しく食べられる。下茹でが不要で流水後そのまま食卓に出すことができるため、暑い夏には特に重宝する一品だ。蒟蒻粉と玄米粉の両方を用いるため技術的なハードルは非常に高いが、勝田展弘工場長を中心に現場での試作を重ね、のど越しが良くスープと絡みやすい細さを実現した。保存料・着色料は使用しておらず、グルテンフリーな規格となっており、様々なニーズに対応可能。賞味期限は輸出対応を考慮した180日。
 なおネーミングの由来は地元の香肌峡で、そこから湧き出る綺麗な水があってこそ良質で臭みの無い蒟蒻を製造出来る、という観点から「地域の良さを商品に込めて伝えて行きたい」(佐々木社長)との想いが込められている。売場の差別化商品として、先に開催されたSMTS2019にて大きな注目を集めた。
【2019(平成31)年2月18日第4967号3面】
 
有限会社上野屋 http://www.konnyaku.co.jp/
株式会社食料新聞社
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