<イチ押し商品>
「高菜ご飯の素」
同社が令和元年に新発売した「高菜ご飯の素」は、九州産高菜のみを使用。味の深みと混ぜやすさを考慮して油炒めされており、ご飯との相性は抜群だ。
同社統括本部の前田龍哉本部長は「全ての部分にこだわった」と語る。開発には数カ月をかけて試行錯誤を繰り返し、納得のいく味に仕上げた。
同社統括本部の前田龍哉本部長は「全ての部分にこだわった」と語る。開発には数カ月をかけて試行錯誤を繰り返し、納得のいく味に仕上げた。
社員への試食も実施したところ「高菜にはうるさい女性社員が『美味しい!』とまとめ買いして行ってくれるので、手応えを感じている」(前田本部長)と語っている。
食べ方は、炊き上がったご飯2合に高菜ご飯の素1袋を入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせるだけで出来上がり。
食べ方は、炊き上がったご飯2合に高菜ご飯の素1袋を入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせるだけで出来上がり。
玉子や豚肉を入れ、高菜チャーハンにしても美味しく食べられる。
内容量120g、賞味期限90日。
記者のココがイチ押し!
明治27(1894)年創業、120年を超える歴史を持つ同社。漬物カテゴリの中では比較的安価な商材だった高菜漬を、「高菜乃華」などのブランドでいち早く「高級路線」へとかじを切った同社の功績は大きい。その同社が満を持して開発したのが「高菜ご飯の素」。冷凍の高菜チャーハンなどでは高菜独特の香りがとんでしまうが、味だけでなく香りにもこだわる同社の真骨頂がこの製品と言えるだろう。(担当記者:菰田隆行)
<企業紹介> 前田食品工業有限会社
<オススメ商品> 幻の高菜・相知高菜 「本場の本物」に認定
製品の中でも、高級仕様の「高菜乃華」シリーズの評価が高い。「葉がくれ」(レギュラー)、「辛子高菜」、「辛子めんたい高菜」などがあり、やや高めの価格設定ながら安定した売れ行きを示す。特に「辛子めんたい高菜」は、お土産品として定着している。
一方、佐賀県唐津地区で〝幻の高菜〟と呼ばれた「相知(おうち)高菜」の復活に取り組み、見事に再生させた。その努力が実り、平成25年5月に、その相知高菜が「本場の本物」に認定された。
「本場の本物」とは、食品産業センターが策定する認証マーク。製造者を中心とする地域の団体もしくは特認者が定めたこだわりの基準を、同センターが設置した審査専門委員会がチェックした上で、はじめて商品に表示できるようになるもの。
「相知高菜」のアイテムは「姿もの」「ごま高菜」「葉がくれ(油炒め)」「辛子高菜」「辛子めんたい高菜」など。通常本漬高菜に使用される品種・三池高菜よりも、葉部の割合が多く、繊維も柔らかいのが特徴である。
前田食品工業 オンラインショップサイト http://shop.maeda-shokuhin.jp/
<企業情報>
会社 | 前田食品工業有限会社 |
代表 | 代表取締役社長 前田節明 |
創業 | 明治27年 |
業務内容 | 高菜漬各種 製造卸 |
住所 | 〒844-0018 佐賀県西松浦郡有田町本町丙1497-10 |
電話 | 0955-42-4019 |
FAX | 0955-42-5140 |
HP | http://www.maeda-shokuhin.jp/index.html |
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