9月21日号 菱塩
「塩分上手五島灘の塩」好評
株式会社菱塩(熊野直敏社長、本社=長崎県西海市)は、ダイヤソルト株式会社の全額出資により昭和60年に設立された。塩の成分を分析し、漬物をはじめとした様々な料理との関係を研究。同年に主に水産品や味噌、漬物などに使用できる一般家庭用の塩として「いそしお」の販売を開始した。
平成9年にはブランド「五島灘の塩」シリーズが販売開始となり、幅広い用途で使用されている。そして令和2年には、特殊製法塩の製造業務をダイヤソルト株式会社へ移管。現在は、販売事業に特化している。
多様な製品(塩・にがり)を安全かつ安定して提供するため、素材となる海水の質や製法にこだわっている。原料となる海水は本社に面した五島灘の清澄な海水を使用。「イオン交換膜製塩法」で生産された塩の品質と安全性は、世界的にも評価されている。
平成9年にはブランド「五島灘の塩」シリーズが販売開始となり、幅広い用途で使用されている。そして令和2年には、特殊製法塩の製造業務をダイヤソルト株式会社へ移管。現在は、販売事業に特化している。
多様な製品(塩・にがり)を安全かつ安定して提供するため、素材となる海水の質や製法にこだわっている。原料となる海水は本社に面した五島灘の清澄な海水を使用。「イオン交換膜製塩法」で生産された塩の品質と安全性は、世界的にも評価されている。
現在の売上のうち塩が9割、にがりが1割。食用塩では、崎戸町周辺の五島灘をアピールするため「五島灘の塩」のブランド名を前面に打ち出している。中でも発売から年々売上を伸ばしている製品が「塩分上手 五島灘の塩」だ。
独自の平釜製法と海水濃縮技術により、塩味を損なわずに塩分30%カットを実現。平釜製法で製造した塩の結晶は〝平板状〟で素材に付着しやすく、かつ溶けやすい。〝いつもの量で塩味そのまま〟がキャッチフレーズとなっている。
【2020(令和2)年9月21日第5034号3面】
8月21日号 伯方塩業
スタンドパック新発売 小容量・簡便ニーズに対応
【大阪支社】伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県松山市)は創業以来40年以上にわたり愛されている「伯方の塩(粗塩)」の小容量タイプ「伯方の塩 スタンドパック」(200g)を8月20日より新発売した。
チャック付き、小容量であるため使いまわしの良さがメリットだ。近年は単身世帯・核家族の増加や、減塩志向、簡便・即食の食生活の変化で、小容量商品の市場が伸びてきている。また「料理によって塩を使い分けるので小容量のものが欲しい」「開封後の保存が面倒」などの声が同社に多数寄せられるようになっていたこともあり、新商品開発に至った。
パッケージには従来の馴染みのあるロゴと、赤と青のラインに千鳥が飛ぶオリジナルのデザインが入っており、売り場でもすぐ目に付く。
新型コロナウイルスの影響で“おうちごはん”や“家めし”などのワードがトレンドとなるように、家庭で料理をする機会が増えてきている。
新型コロナウイルス収束までは“withコロナ”でさらに増加することが予想される。
塩は料理に必ずと言って良いほど、使われるものであり、塩が変われば料理の味も変わる。
「伯方の塩(粗塩)」で家庭料理を美味しく、楽しくするため今後も提案を続けていく方針だ。
チャック付き、小容量であるため使いまわしの良さがメリットだ。近年は単身世帯・核家族の増加や、減塩志向、簡便・即食の食生活の変化で、小容量商品の市場が伸びてきている。また「料理によって塩を使い分けるので小容量のものが欲しい」「開封後の保存が面倒」などの声が同社に多数寄せられるようになっていたこともあり、新商品開発に至った。
パッケージには従来の馴染みのあるロゴと、赤と青のラインに千鳥が飛ぶオリジナルのデザインが入っており、売り場でもすぐ目に付く。
新型コロナウイルスの影響で“おうちごはん”や“家めし”などのワードがトレンドとなるように、家庭で料理をする機会が増えてきている。
新型コロナウイルス収束までは“withコロナ”でさらに増加することが予想される。
塩は料理に必ずと言って良いほど、使われるものであり、塩が変われば料理の味も変わる。
「伯方の塩(粗塩)」で家庭料理を美味しく、楽しくするため今後も提案を続けていく方針だ。
【2020(令和2)年8月21日第5031号4面】
ブランド育成に注力
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県松山市)は塩田存続を求める消費者運動から生まれた「伯方の塩」でお馴染みのある企業だ。
「伯方の塩粗塩(1kg)」は昨年、日経POSの2019年売上ランキングの「塩」カテゴリで一位を獲得した。既に圧倒的な知名度と品質への支持を得ている同社だが、今月からパッケージに売上一位のマークを印刷した商品が店頭に配荷され、訴求力を更に高め、購買につなげる。
またインスタグラム、ツイッターなどのSNSを中心に若年層への訴求にも注力している。双方向のコミュニケーションで塩の情報を発信している。
商品展開では、「伯方の塩スタンドパック」200gを8月20日に発売する。近年の単身世帯の増加、減塩志向、簡便・即食の食生活の変化により、塩の消費量は減少してきている。また、塩の購入頻度も6・4か月に1回と、10年前に比べて1・3か月延びている(広告代理店実施のアンケート結果)ことから、今後ますます増加すると思われる単身世帯および核家族をターゲットにした商品となっている。
業務用では「味香(あじかおる)塩」シリーズから「抹茶塩」に続き、「梅塩」「柚子塩」の2商品を8月1日に発売する。「味香塩」は、「厳選素材でつくる美味しさと香り」が特徴だ。
使いきりタイプで、いつでも豊かな風味や香り・色彩を楽しめる塩は総菜やお弁当への添付だけでなく、テイクアウト需要も見込む。
同社は3年後に50周年を迎える。商品のPRだけでなく、企業ブランドを構築し、営業活動との相乗効果で、塩の正しい理解を広め、地位向上へ繋げていく。
「伯方の塩粗塩(1kg)」は昨年、日経POSの2019年売上ランキングの「塩」カテゴリで一位を獲得した。既に圧倒的な知名度と品質への支持を得ている同社だが、今月からパッケージに売上一位のマークを印刷した商品が店頭に配荷され、訴求力を更に高め、購買につなげる。
またインスタグラム、ツイッターなどのSNSを中心に若年層への訴求にも注力している。双方向のコミュニケーションで塩の情報を発信している。
商品展開では、「伯方の塩スタンドパック」200gを8月20日に発売する。近年の単身世帯の増加、減塩志向、簡便・即食の食生活の変化により、塩の消費量は減少してきている。また、塩の購入頻度も6・4か月に1回と、10年前に比べて1・3か月延びている(広告代理店実施のアンケート結果)ことから、今後ますます増加すると思われる単身世帯および核家族をターゲットにした商品となっている。
業務用では「味香(あじかおる)塩」シリーズから「抹茶塩」に続き、「梅塩」「柚子塩」の2商品を8月1日に発売する。「味香塩」は、「厳選素材でつくる美味しさと香り」が特徴だ。
使いきりタイプで、いつでも豊かな風味や香り・色彩を楽しめる塩は総菜やお弁当への添付だけでなく、テイクアウト需要も見込む。
同社は3年後に50周年を迎える。商品のPRだけでなく、企業ブランドを構築し、営業活動との相乗効果で、塩の正しい理解を広め、地位向上へ繋げていく。
【2020年7月21日第5028号10面】
伯方塩業株式会社 https://www.hakatanoshio.co.jp/
岩塩を農業用に普及推進
株式会社ジェスク・コーポレーション(中野明朗社長、鹿児島県南さつま市)は汚染物質を含まず、乾燥剤・漂白剤・固結防止剤(フェロシアン)等の添加物を一切使用していない中国の岩塩を原料とした製品(食塩等)の日本総代理店。
中国安徽省にある塩工場(岩塩)は品質・生産量ともに中国一の国有企業で、1日に約4000t、年間130万tを生産。人間による汚染が全くない地下700mにある1億年前の岩塩を「溶解採取法」で汲み上げ、真空釜で結晶させた塩である。ジェスクはその企業と、日本での総代理店契約を結んでいる
中野社長は、地元のJAから昭和61年に脱サラして旅行代理店を経営。その後、自らのポリシーとして「食と健康」の理想を追い求めるため旅行代理店を止め、平成14年4月の塩の自由化を機に人間に必ず必要な「水と塩」にこだわり、様々な人々との交流を経て、中国産岩塩との運命的な出会いを果たした。
岩塩は浸透性が良く、「塩かど」のないまろやかな味わいがあり、素材の旨みを充分に引き出してくれる。どんな料理にも使用でき、味に「まろやかさ」と「こく」を加える優れものだ。塩分が気になる人には、低ナトリウム塩「減塩タイプ」もある。
最近では、食用以外にも入浴剤として「ジェスクのバスソルト」を開発し、乾燥肌のお年寄りには喜ばれている。ミネラルたっぷりの岩塩からできているので湯上りはポカポカと温まり、お肌にうるおいを与える。汚れや匂いを吸着する特性があり、パウダー状で溶けやすいので洗顔料やパック、マッサージなどにも利用できる。
また、現在普及し始めているのが「農業用岩塩」(農業用土壌改良資材)である。塩トマトで有名なように塩は糖度を上げるのに役立ち、海岸端のミカンが甘いのは潮風に吹かれるからとも言われる。過剰な塩の散布は害を引き起こすが、適量であればむしろ作物の品質向上につながる。
鳥取県立倉吉農業高校が同社の農業岩塩を撒いてお米を作り、「第20回米食味分析鑑定コンクール‥国際大会」(全国農業高校お米甲子園)で品種「縁結び」が最高金賞に1票及ばなかったものの「金賞」を受賞。全国のおいしいお米作りを目指す農家に引けを取らない栽培法であるとの評価を受けている。その他、甘藷・大根・人参・イチゴ・キュウリ・トマト・お茶・稲作・小ねぎなど全国で多数の農家が使用しており、良い結果が出ているという。
中国安徽省にある塩工場(岩塩)は品質・生産量ともに中国一の国有企業で、1日に約4000t、年間130万tを生産。人間による汚染が全くない地下700mにある1億年前の岩塩を「溶解採取法」で汲み上げ、真空釜で結晶させた塩である。ジェスクはその企業と、日本での総代理店契約を結んでいる
中野社長は、地元のJAから昭和61年に脱サラして旅行代理店を経営。その後、自らのポリシーとして「食と健康」の理想を追い求めるため旅行代理店を止め、平成14年4月の塩の自由化を機に人間に必ず必要な「水と塩」にこだわり、様々な人々との交流を経て、中国産岩塩との運命的な出会いを果たした。
岩塩は浸透性が良く、「塩かど」のないまろやかな味わいがあり、素材の旨みを充分に引き出してくれる。どんな料理にも使用でき、味に「まろやかさ」と「こく」を加える優れものだ。塩分が気になる人には、低ナトリウム塩「減塩タイプ」もある。
最近では、食用以外にも入浴剤として「ジェスクのバスソルト」を開発し、乾燥肌のお年寄りには喜ばれている。ミネラルたっぷりの岩塩からできているので湯上りはポカポカと温まり、お肌にうるおいを与える。汚れや匂いを吸着する特性があり、パウダー状で溶けやすいので洗顔料やパック、マッサージなどにも利用できる。
また、現在普及し始めているのが「農業用岩塩」(農業用土壌改良資材)である。塩トマトで有名なように塩は糖度を上げるのに役立ち、海岸端のミカンが甘いのは潮風に吹かれるからとも言われる。過剰な塩の散布は害を引き起こすが、適量であればむしろ作物の品質向上につながる。
鳥取県立倉吉農業高校が同社の農業岩塩を撒いてお米を作り、「第20回米食味分析鑑定コンクール‥国際大会」(全国農業高校お米甲子園)で品種「縁結び」が最高金賞に1票及ばなかったものの「金賞」を受賞。全国のおいしいお米作りを目指す農家に引けを取らない栽培法であるとの評価を受けている。その他、甘藷・大根・人参・イチゴ・キュウリ・トマト・お茶・稲作・小ねぎなど全国で多数の農家が使用しており、良い結果が出ているという。
【2020年8月13日第5028号10面】
海からの恵み「海人の藻塩」
朋和商事株式会社(表広一社長、東京都中央区)は瀬戸内の海水と国産ホンダワラを原料に海辺の工場で造られる「海人の藻塩(あまびとのもしお)」の総販売元である。
「海人の藻塩」は、広島県安芸郡蒲刈町(現呉市)の県民の浜造成工事中に古墳時代の製塩土器を発見した故・松浦宣秀氏を中心に製塩法が研究され、10年余りの歳月を経て藻塩の製法が確立された。
藻塩の製法は、海水の水分を蒸発させ塩分濃度を高くした海水(かん水)に海藻のホンダワラを入れ、エキスを抽出。かん水をフィルターに通して煮詰め、シャーベットのような状態になったら火を止める。釜からすくい出し、遠心分離機にかけて塩に程良くにがりを残す。
その後はよくかき混ぜながら〝から煎り〟し、サラサラになるまで水分を飛ばして焼き上げていく。最後は選別と計量を行い「海人の藻塩」の完成となる。
朋和商事が藻塩を販売するきっかけとなったのは、TV番組だった。松浦氏が発足した「藻塩の会」がTVで取り上げられ、その番組を先代社長の故・表敏昭氏がたまたま見ていたためだ。敏昭氏は翌日には現地に乗り込み、松浦氏と会見した。
そこから町長を紹介され、事業化の検討がスタート。第3セクター方式で、約1年後には製造を担う「蒲刈物産株式会社」が設立され、製塩工場である「海人の館」が建設された。「藻塩の会」は1984年の発足当初から土器を造り製塩するという体験学習を継続しており、「海人の館」には藻塩の歴史を学習できる製塩所跡「沖浦遺跡」を復元した展示館も併設されている。
「海人の藻塩」はミネラル分を含んだうま味たっぷりの塩。製品ラインナップとしては「土器入り(素焼き)250g」「布袋入り300g」「巻紙包み500g」など工夫を凝らしたパッケージが多い。「スタンドパック100g」はより手軽で使い勝手が良いタイプとなっている。
卓上塩にはプレーンのほか柚子塩・抹茶塩・梅塩・レモン塩・わさび塩の全6種類を揃えており「海人の藻塩」の付加価値が活かされた商品として引き合いは多い。お刺身や豆腐、天ぷらのつけ塩など、様々な料理シーンに合う塩となっている。
販売ルートは百貨店や通販のほか、業務用として高級菓子原料、調味料の原料にも採用。地元の調味料メーカーなどにも長く使用されている。
「海人の藻塩」は、広島県安芸郡蒲刈町(現呉市)の県民の浜造成工事中に古墳時代の製塩土器を発見した故・松浦宣秀氏を中心に製塩法が研究され、10年余りの歳月を経て藻塩の製法が確立された。
藻塩の製法は、海水の水分を蒸発させ塩分濃度を高くした海水(かん水)に海藻のホンダワラを入れ、エキスを抽出。かん水をフィルターに通して煮詰め、シャーベットのような状態になったら火を止める。釜からすくい出し、遠心分離機にかけて塩に程良くにがりを残す。
その後はよくかき混ぜながら〝から煎り〟し、サラサラになるまで水分を飛ばして焼き上げていく。最後は選別と計量を行い「海人の藻塩」の完成となる。
朋和商事が藻塩を販売するきっかけとなったのは、TV番組だった。松浦氏が発足した「藻塩の会」がTVで取り上げられ、その番組を先代社長の故・表敏昭氏がたまたま見ていたためだ。敏昭氏は翌日には現地に乗り込み、松浦氏と会見した。
そこから町長を紹介され、事業化の検討がスタート。第3セクター方式で、約1年後には製造を担う「蒲刈物産株式会社」が設立され、製塩工場である「海人の館」が建設された。「藻塩の会」は1984年の発足当初から土器を造り製塩するという体験学習を継続しており、「海人の館」には藻塩の歴史を学習できる製塩所跡「沖浦遺跡」を復元した展示館も併設されている。
「海人の藻塩」はミネラル分を含んだうま味たっぷりの塩。製品ラインナップとしては「土器入り(素焼き)250g」「布袋入り300g」「巻紙包み500g」など工夫を凝らしたパッケージが多い。「スタンドパック100g」はより手軽で使い勝手が良いタイプとなっている。
卓上塩にはプレーンのほか柚子塩・抹茶塩・梅塩・レモン塩・わさび塩の全6種類を揃えており「海人の藻塩」の付加価値が活かされた商品として引き合いは多い。お刺身や豆腐、天ぷらのつけ塩など、様々な料理シーンに合う塩となっている。
販売ルートは百貨店や通販のほか、業務用として高級菓子原料、調味料の原料にも採用。地元の調味料メーカーなどにも長く使用されている。
【2020年7月21日第5028号10面】
2020年7月21日号 日本塩工業会
塩産業の健全な発展に寄与
一般社団法人日本塩工業会は、製塩技術の進歩と経営の改善に尽力し良質な国産塩の安定供給に努め、日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年4月に設立された。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。
認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。
認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
【2020年7月21日第5028号10面】
彩塩®シリーズ(小袋タイプ)
「彩塩」がヴィーガン認証
日本精塩は、輸入天日塩の洗浄、粉砕、篩分け、異物選別の他、各製造工程によって製品区分を行い、ユーザーの使用用途に合わせた提案を行っている。
同社では今年2月26日にフレーバーソルト「彩塩」のヴィーガン認証(非営利活動法人べジプロジェクトジャパン)を取得した。
認証されたのは7種類で、商品には緑と白でデザインされたヴィーガンのシールが貼付。国内はもちろん、海外の需要開拓を目指している。
国内でも消費者の関心が健康や環境への配慮に向かい、大豆ミートを中心としたプラントベース食材の認知度が拡大。プラントベースの食生活では、魚介類・肉等の動物性由来原材料を使用しないため、魚や肉より得られていたうまみを欠き、物足りなさを感じてしまうという難点がある。
そこで、うまみの三大要素(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸)をバランス良く含む「彩塩」で味付けを行えば、プラントベース料理により高い満足感を与えることができ、プラントベース料理を楽しく、美味しく継続することができる。
「彩塩」は、消費者の声に応え、使い切れる30gの少量タイプを準備。包装材質には空気の透過性が低いチャック付きアルミ箔を採用し、「彩塩」の特徴であるハーブやスパイス、果汁エキスの新鮮な香りと風味を長期間保持できる上、コンパクトな平袋タイプなので狭いキッチンでも置き場所に困らない。
味はレモン、ゆず、伊太利塩(イタリアン)、ガーリック、塩胡椒、カレー、梅の7種類と豊富なラインナップを揃える。中でも爽やかな酸味と香りが特徴のレモンと、高知県産柚子果汁を使用した柚子が特に人気となっている。
「彩塩」の使い方は、天ぷらのつけ塩やパスタの味付け、サラダや冷奴など、プラントベース料理で物足りなさを感じた時に使用すると〝効果〟を実感することができる。いつもの塩の代替えとして、多くの調理シーンで楽しみながら利用できる。
また、全国展開の国内和食チェーン店において、天ぷらのつけ塩として「彩塩」が採用されるなど、プロの料理人からもその味は高く評価されている。
同社では今年2月26日にフレーバーソルト「彩塩」のヴィーガン認証(非営利活動法人べジプロジェクトジャパン)を取得した。
認証されたのは7種類で、商品には緑と白でデザインされたヴィーガンのシールが貼付。国内はもちろん、海外の需要開拓を目指している。
国内でも消費者の関心が健康や環境への配慮に向かい、大豆ミートを中心としたプラントベース食材の認知度が拡大。プラントベースの食生活では、魚介類・肉等の動物性由来原材料を使用しないため、魚や肉より得られていたうまみを欠き、物足りなさを感じてしまうという難点がある。
そこで、うまみの三大要素(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸)をバランス良く含む「彩塩」で味付けを行えば、プラントベース料理により高い満足感を与えることができ、プラントベース料理を楽しく、美味しく継続することができる。
「彩塩」は、消費者の声に応え、使い切れる30gの少量タイプを準備。包装材質には空気の透過性が低いチャック付きアルミ箔を採用し、「彩塩」の特徴であるハーブやスパイス、果汁エキスの新鮮な香りと風味を長期間保持できる上、コンパクトな平袋タイプなので狭いキッチンでも置き場所に困らない。
味はレモン、ゆず、伊太利塩(イタリアン)、ガーリック、塩胡椒、カレー、梅の7種類と豊富なラインナップを揃える。中でも爽やかな酸味と香りが特徴のレモンと、高知県産柚子果汁を使用した柚子が特に人気となっている。
「彩塩」の使い方は、天ぷらのつけ塩やパスタの味付け、サラダや冷奴など、プラントベース料理で物足りなさを感じた時に使用すると〝効果〟を実感することができる。いつもの塩の代替えとして、多くの調理シーンで楽しみながら利用できる。
また、全国展開の国内和食チェーン店において、天ぷらのつけ塩として「彩塩」が採用されるなど、プロの料理人からもその味は高く評価されている。
【2020年7月21日第5028号9面】
日本精塩株式会社 http://www.nihonseien.co.jp/
「天海のカリッとふり塩」など新発売
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)では今春、「天海のカリッとふり塩」「ファイブスターグリーン」「鶏肉のレモン漬けのたれ」という3品の新商品を発売。コロナ禍で内食の機会が増える中、こだわりの味わいや健康性、手軽さが支持を集めている。
「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。〝カリッ〟とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。特に肉料理との相性が良く、ステーキや焼鳥、焼肉、バーベキューなど様々な食シーンで活躍する。ふりやすい卓上タイプ「瓶80g」と便利なチャック付タイプ「スタンドパック130g」の2種を揃えている。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。昨年発売した塩分60%カットの「ファイブスター」のシリーズ商品で、〝グリーン〟は、より塩味を感じられる仕上がりとなっている。原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は一切使用していない。結晶を構成する成分の約7割が塩分で、残り約3割は〝海の成分〟で出来ており、海洋深層水塩のまろやかな味わいが楽しめる。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。内容量は150g。
「鶏肉のレモン漬けのたれ」は、兵庫県赤穂市で1981年から38年以上続く学校給食の人気メニュー「鶏肉のレモン漬け」を手軽に作れる調味料。鶏肉のレモン漬けは、昨年赤穂市で実施された「好きな学校給食のおかず」アンケートでもカレーやうどんを抑えて、堂々の1位となっている伝説の学校給食メニューで、過去にはTBS「はなまるマーケット」で紹介されたこともある。甘酸っぱい風味と醤油が香る味わいが特徴で、その人気の高さから市内のスーパーでもお惣菜として商品化されている。
今回、同社では赤穂市立学校給食センター監修のもと、「鶏肉のレモン漬けのたれ」として商品化。一口大の鶏もも肉に片栗粉をつけて揚げ、同品を絡めるだけで、手軽に伝説のメニューを作ることができる。内容量は75g、賞味期限は常温10カ月。なお、同商品は業務用での展開もスタートしている。
「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。〝カリッ〟とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。特に肉料理との相性が良く、ステーキや焼鳥、焼肉、バーベキューなど様々な食シーンで活躍する。ふりやすい卓上タイプ「瓶80g」と便利なチャック付タイプ「スタンドパック130g」の2種を揃えている。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。昨年発売した塩分60%カットの「ファイブスター」のシリーズ商品で、〝グリーン〟は、より塩味を感じられる仕上がりとなっている。原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は一切使用していない。結晶を構成する成分の約7割が塩分で、残り約3割は〝海の成分〟で出来ており、海洋深層水塩のまろやかな味わいが楽しめる。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。内容量は150g。
「鶏肉のレモン漬けのたれ」は、兵庫県赤穂市で1981年から38年以上続く学校給食の人気メニュー「鶏肉のレモン漬け」を手軽に作れる調味料。鶏肉のレモン漬けは、昨年赤穂市で実施された「好きな学校給食のおかず」アンケートでもカレーやうどんを抑えて、堂々の1位となっている伝説の学校給食メニューで、過去にはTBS「はなまるマーケット」で紹介されたこともある。甘酸っぱい風味と醤油が香る味わいが特徴で、その人気の高さから市内のスーパーでもお惣菜として商品化されている。
今回、同社では赤穂市立学校給食センター監修のもと、「鶏肉のレモン漬けのたれ」として商品化。一口大の鶏もも肉に片栗粉をつけて揚げ、同品を絡めるだけで、手軽に伝説のメニューを作ることができる。内容量は75g、賞味期限は常温10カ月。なお、同商品は業務用での展開もスタートしている。
【2020年7月21日第5028号8面】
株式会社天塩 https://www.amashio.co.jp/
減塩商品の市場定着化へ
公益財団法人塩事業センター(津田健理事長、東京都品川区)は、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、公益法人の役割を果たすべく、塩元売・製塩企業などとの連携の下、引続き生活用塩の安定供給維持の社会的使命に取り組んでいる。
5月と6月は家庭漬の需要が高まる時期であり、「食塩5㎏」を中心に店頭で原料野菜と共に陳列を実施し、需要喚起を行った。販促ツールとしては、デザインを一新した山菜向け用と梅漬け用の2種類のポスターと、天気を気にせず室内で簡単に干せる梅干し作り(実用新案登録)などを掲載した「食塩を使ったおいしい漬物レシピ」リーフレットを用意した。
現在、塩事業センターでは、新型コロナウイルス感染症の動向に留意しながら塩元売と協力し、生活用塩の販売活動を展開している。
その一環として、一昨年に発売した「食塩減塩タイプ200g」と「食卓塩減塩タイプ90g」について、引き続き減塩商品としての市場定着化を図っている。
「食塩減塩タイプ200g」は、お馴染みの塩事業センター「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水から作った国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)。
「食卓塩減塩タイプ90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。びんの形状、振り出し易さは、ロングセラーである食卓塩100gそのままで緑のキャップとしている。標準販売価格は198円(税抜)。
5月と6月は家庭漬の需要が高まる時期であり、「食塩5㎏」を中心に店頭で原料野菜と共に陳列を実施し、需要喚起を行った。販促ツールとしては、デザインを一新した山菜向け用と梅漬け用の2種類のポスターと、天気を気にせず室内で簡単に干せる梅干し作り(実用新案登録)などを掲載した「食塩を使ったおいしい漬物レシピ」リーフレットを用意した。
現在、塩事業センターでは、新型コロナウイルス感染症の動向に留意しながら塩元売と協力し、生活用塩の販売活動を展開している。
その一環として、一昨年に発売した「食塩減塩タイプ200g」と「食卓塩減塩タイプ90g」について、引き続き減塩商品としての市場定着化を図っている。
「食塩減塩タイプ200g」は、お馴染みの塩事業センター「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水から作った国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)。
「食卓塩減塩タイプ90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。びんの形状、振り出し易さは、ロングセラーである食卓塩100gそのままで緑のキャップとしている。標準販売価格は198円(税抜)。
【2020年7月21日第5028号8面】
公益財団法人塩事業センター https://www.shiojigyo.com/
沖縄の塩・シママース
株式会社青い海(又吉元榮社長、沖縄県糸満市)は沖縄の塩(マース)づくりの伝統を今に伝える様々な商品ラインナップを揃えており小売り向け・業務用両面で存在感を強めている。
看板商品「沖縄の塩シママース®」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース®やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海®」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行う。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。外食向けとしては焼き鳥店など店頭に「沖縄の塩使用」のミニ看板を提供している。
また、青い海は砂糖製品も揃えている。「天糖太陽」は沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた砂糖である。
看板商品「沖縄の塩シママース®」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース®やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海®」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行う。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。外食向けとしては焼き鳥店など店頭に「沖縄の塩使用」のミニ看板を提供している。
また、青い海は砂糖製品も揃えている。「天糖太陽」は沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた砂糖である。
【2020年7月21日第5028号9面】
国内シェア4割 業務用に強み
株式会社日本海水(西田直裕社長、東京都千代田区)は塩の国内シェア4割を超える塩作りのリーディングカンパニー。年間約40万tの生産規模を誇り、兵庫県の赤穂と香川県の讃岐の2工場を持つ。各工場の相互補完や迅速な配送システムなど安定供給の体制作りを確立しているだけでなくバラエティーに富んだ商品群であらゆる製品を提案できる対応力を備えている。一方で塩造りの技術や海水資源を基にしてグループ会社と協同し、環境・電力・食品・農業・水事業など多彩な事業へも展開している。
業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種取り揃えている。粒径にこだわりコストを重視するケースに最適な「エバーフローシリーズ」、産地ブランドにこだわり、本格志向の塩としてニーズに応える「赤穂の本格焼塩」や産地ブランドにはこだわっているがコストを重視するケースにオススメな「サラサラ赤穂のましお」などの製品がある。他にも、平釜塩や天日塩、讃岐、赤穂の土地柄を活かしたご当地塩など業務用に限っても幅広い領域をカバーする様々な製品ラインナップを持っている。いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下、作られており安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じ、ベーシックな「にがり塩」から健康訴求の「機能性塩」まで幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」は瀬戸内の海水を100%使用した国産塩で水分をしっかり飛ばしたサラサラタイプ。荷姿は1㎏と5㎏を用意し入数も昨今の店舗サイズ、取扱い状況に合わせて24入りだけでなく12入りも用意。持ち運び負担軽減やバックヤードのスペース削減に対応。リーズナブルな価格を実現した看板商品である。
ふりかけ製品のラインナップも充実しており、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2019」では「すべてが国産原料のふりかけ 鮭」が入賞。ふりかけの日本一を決める「全国ふりかけグランプリ2019」では「浦島海苔 鹿児島黒豚ふりかけ」が金賞を受賞するなど高い評価を受けている。また、健康食材として話題のスーパー大麦を使用した初めてのふりかけ製品「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売するなど新製品の開発にも力を注いでいる。
業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種取り揃えている。粒径にこだわりコストを重視するケースに最適な「エバーフローシリーズ」、産地ブランドにこだわり、本格志向の塩としてニーズに応える「赤穂の本格焼塩」や産地ブランドにはこだわっているがコストを重視するケースにオススメな「サラサラ赤穂のましお」などの製品がある。他にも、平釜塩や天日塩、讃岐、赤穂の土地柄を活かしたご当地塩など業務用に限っても幅広い領域をカバーする様々な製品ラインナップを持っている。いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下、作られており安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じ、ベーシックな「にがり塩」から健康訴求の「機能性塩」まで幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」は瀬戸内の海水を100%使用した国産塩で水分をしっかり飛ばしたサラサラタイプ。荷姿は1㎏と5㎏を用意し入数も昨今の店舗サイズ、取扱い状況に合わせて24入りだけでなく12入りも用意。持ち運び負担軽減やバックヤードのスペース削減に対応。リーズナブルな価格を実現した看板商品である。
ふりかけ製品のラインナップも充実しており、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2019」では「すべてが国産原料のふりかけ 鮭」が入賞。ふりかけの日本一を決める「全国ふりかけグランプリ2019」では「浦島海苔 鹿児島黒豚ふりかけ」が金賞を受賞するなど高い評価を受けている。また、健康食材として話題のスーパー大麦を使用した初めてのふりかけ製品「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売するなど新製品の開発にも力を注いでいる。
【2020年7月21日第5028号9面】
安定供給と需要期販促
公益財団塩事業センター(津田健理事長、東京都品川区)は、緊急事態宣言下において公益法人の役割を果たすべく、塩元売・製塩企業などとの連携の下、引続き生活用塩の安定供給維持の社会的使命に取り組んでいる。また、臨時休校期間中の子供の学習支援の観点から、文部科学省が公開している「子供の学び応援コンテンツリンク集」に同センターホームページの「塩百科」を掲載した。
現在、漬物需要が高まる時期であり、「食塩5㎏」を中心に店頭で原料野菜と共に陳列を行い、需要喚起を行っている。
販促ツールとしては、デザインを一新した山菜向け用と梅漬け用の2種類のポスターと、天気を気にせず室内で簡単に干せる梅干し作り(実用新案登録)などを掲載した「食塩を使ったおいしい漬物レシピ」リーフレットを用意した。
今後、塩事業センターは、新型コロナウイルス感染症の動向に留意しながら塩元売と協力し、生活用塩の販売営業活動を展開する。
その一環として、一昨年に発売した「食塩 減塩タイプ200g」と「食卓塩 減塩タイプ 90g」を塩元売と協力し減塩商品としての市場定着化を進める。
「食塩 減塩タイプ 200g」はお馴染みの塩事業センター「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水からつくった国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)。
「食卓塩 減塩タイプ 90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。びんの形状、振り出し易さは、ロングセラーである食卓塩100gそのままで緑のキャップとしている。標準販売価格は198円(税抜)。
いずれもリーフレットやポスターを制作し小売店の売上向上をサポートしていく計画。
現在、漬物需要が高まる時期であり、「食塩5㎏」を中心に店頭で原料野菜と共に陳列を行い、需要喚起を行っている。
販促ツールとしては、デザインを一新した山菜向け用と梅漬け用の2種類のポスターと、天気を気にせず室内で簡単に干せる梅干し作り(実用新案登録)などを掲載した「食塩を使ったおいしい漬物レシピ」リーフレットを用意した。
今後、塩事業センターは、新型コロナウイルス感染症の動向に留意しながら塩元売と協力し、生活用塩の販売営業活動を展開する。
その一環として、一昨年に発売した「食塩 減塩タイプ200g」と「食卓塩 減塩タイプ 90g」を塩元売と協力し減塩商品としての市場定着化を進める。
「食塩 減塩タイプ 200g」はお馴染みの塩事業センター「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水からつくった国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)。
「食卓塩 減塩タイプ 90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。びんの形状、振り出し易さは、ロングセラーである食卓塩100gそのままで緑のキャップとしている。標準販売価格は198円(税抜)。
いずれもリーフレットやポスターを制作し小売店の売上向上をサポートしていく計画。
【2020年5月25日第5022号6面】
公益財団法人塩事業センター https://www.shiojigyo.com/
「カリッとふり塩」など新発売
株式会社天塩は、「天海のカリッとふり塩」、「ファイブスターグリーン」、「鶏肉のレモン漬けのたれ」の商品3品を新しく発売した。
「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。“カリッ”とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。
特に肉料理との相性が良く、ステーキや焼鳥、焼肉、バーベキューなど様々な食シーンで活躍する。
ふりやすい卓上タイプ「瓶80g」と便利なチャック付タイプ「スタンドパック130g」の2種を揃えている。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。昨年発売した塩分60%カットの「ファイブスター」のシリーズ商品で、
”グリーン”は、より塩味を感じられる仕上がりとなっている。
原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は一切使用していない。結晶を構成する成分の約7割が塩分で、残り約3割は“海の成分”で出来ており、海洋深層水塩のまろやかな味わいが楽しめる。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。内容量は150g。
「鶏肉のレモン漬けのたれ」は、兵庫県赤穂市で1981年から38年以上続く学校給食の人気メニュー「鶏肉のレモン漬け」を手軽に作れる調味料。鶏肉のレモン漬けは、昨年赤穂市で実施された「好きな学校給食のおかず」アンケートでもカレーやうどんを抑えて、堂々の1位となっている伝説の学校給食メニューで、過去にはTBS「はなまるマーケット」で紹介されたこともある。甘酸っぱい風味と醤油が香る味わいが特徴で、その人気の高さから市内のスーパーでもお惣菜として商品化されている。今回、同社では赤穂市立学校給食センター監修のもと、「鶏肉のレモン漬けのたれ」として商品化。一口大の鶏もも肉に片栗粉をつけて揚げ、同品を絡めるだけで、手軽に伝説のメニューを作ることができる。内容量は75g、賞味期限は常温10カ月。
「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。“カリッ”とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。
特に肉料理との相性が良く、ステーキや焼鳥、焼肉、バーベキューなど様々な食シーンで活躍する。
ふりやすい卓上タイプ「瓶80g」と便利なチャック付タイプ「スタンドパック130g」の2種を揃えている。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。昨年発売した塩分60%カットの「ファイブスター」のシリーズ商品で、
”グリーン”は、より塩味を感じられる仕上がりとなっている。
原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は一切使用していない。結晶を構成する成分の約7割が塩分で、残り約3割は“海の成分”で出来ており、海洋深層水塩のまろやかな味わいが楽しめる。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。内容量は150g。
「鶏肉のレモン漬けのたれ」は、兵庫県赤穂市で1981年から38年以上続く学校給食の人気メニュー「鶏肉のレモン漬け」を手軽に作れる調味料。鶏肉のレモン漬けは、昨年赤穂市で実施された「好きな学校給食のおかず」アンケートでもカレーやうどんを抑えて、堂々の1位となっている伝説の学校給食メニューで、過去にはTBS「はなまるマーケット」で紹介されたこともある。甘酸っぱい風味と醤油が香る味わいが特徴で、その人気の高さから市内のスーパーでもお惣菜として商品化されている。今回、同社では赤穂市立学校給食センター監修のもと、「鶏肉のレモン漬けのたれ」として商品化。一口大の鶏もも肉に片栗粉をつけて揚げ、同品を絡めるだけで、手軽に伝説のメニューを作ることができる。内容量は75g、賞味期限は常温10カ月。
【2020年3月9日第5013号10面】
株式会社天塩 https://www.amashio.co.jp/
2020年3月9日号 日本塩工業会
塩産業の健全な発展に寄与
一般社団法人日本塩工業会は、製塩技術の進歩と経営の改善に尽力し良質な国産塩の安定供給に努め、日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年4月に設立された。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。
認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。
認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
【2020年3月9日第5013号10面】
沖縄の塩・シママース
株式会社青い海(又吉元榮社長、沖縄県糸満市)は沖縄の塩(マース)づくりの伝統を今に伝える様々な商品ラインナップを揃えており小売り向け・業務用両面で存在感を強めている。
看板商品「沖縄の塩シママース®」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース®やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海®」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行う。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。外食向けとしては焼き鳥店など店頭に「沖縄の塩使用」のミニ看板を提供している。
また、青い海は砂糖製品も揃えている。「天糖太陽」は沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた砂糖である。サトウキビ由来の香りがしっかりと残っておりコーヒーなどの飲み物はもちろん煮物などの料理、お菓子作りにもピッタリ。
看板商品「沖縄の塩シママース®」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース®やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海®」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行う。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。外食向けとしては焼き鳥店など店頭に「沖縄の塩使用」のミニ看板を提供している。
また、青い海は砂糖製品も揃えている。「天糖太陽」は沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた砂糖である。サトウキビ由来の香りがしっかりと残っておりコーヒーなどの飲み物はもちろん煮物などの料理、お菓子作りにもピッタリ。
【2020年3月9日第5013号9面】
ハローキティとコラボ
公益財団法人塩事業センター(津田健理事長、東京都品川区)は昨年11月、株式会社サンリオの「ハローキティ」とコラボし、「HELLO KITTY 食卓塩」を発売した。
赤いキャップでおなじみの「食卓塩」のボトルにキャラクターを付けたコラボレーションは、誕生から67年の歴史で初めて。昨年中は一部のサンリオショップのみでの取り扱いだったが、今春より量販店等での販売が始まる予定。
「食卓塩」は大正10年(1921年)、当時塩専売事業を行っていた大蔵省専売局から発売。同商品は日本の塩田でつくるのではなく、海外から輸入した天日塩などを原材料に、これを一度溶かして濃い塩水をつくり、それを煮つめてつくられたもので、当時としてはサラサラとした珍しい塩だった。
平成9年(1997年)4月の塩専売制度廃止とともに食卓塩の販売元は塩事業センターへと移り変わった。
平成26(2014年)には、詰め替え用にも使えるスタンディングパウチの「食卓塩300g」を発売するなど、近年も時代の変化に合わせた商品を販売し、日本の食卓を支えてきた。
また、塩事業センターとしては、平成30(2018年)春に発売した「食塩 減塩タイプ200g」と「食卓塩 減塩タイプ 90g」も好評で、展示会などでの反応も良く取り扱う小売店も増えてきている。HPで減塩レシピも紹介するなど、塩事業センターならではのやり方で減塩商品の定着を進めている。
「食塩 減塩タイプ200g」は、シェアNO.1商品「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水からつくった国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)となっている。
「食卓塩 減塩タイプ90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。「食卓塩」と言えば〝赤いキャップ〟でお馴染みのロングセラー商品。びんの形状、振り出し易さはそのままで緑のキャップで新登場したというインパクトも大きい。標準販売価格は198円(税抜)となっている。
同センターは、漬物需要が高まる時期に店頭で原料野菜と共に大量陳列を行い、需要喚起を行っている。6月頃からは梅の時期であり、家庭で梅を塩漬するために需要が増加する。全国的に「食塩5㎏」を中心に毎年各地の塩元売会社を通じて積極的な売場提案を行っている。
今年も商品紹介やレシピ提案などの販促活動を行う予定だ。
赤いキャップでおなじみの「食卓塩」のボトルにキャラクターを付けたコラボレーションは、誕生から67年の歴史で初めて。昨年中は一部のサンリオショップのみでの取り扱いだったが、今春より量販店等での販売が始まる予定。
「食卓塩」は大正10年(1921年)、当時塩専売事業を行っていた大蔵省専売局から発売。同商品は日本の塩田でつくるのではなく、海外から輸入した天日塩などを原材料に、これを一度溶かして濃い塩水をつくり、それを煮つめてつくられたもので、当時としてはサラサラとした珍しい塩だった。
平成9年(1997年)4月の塩専売制度廃止とともに食卓塩の販売元は塩事業センターへと移り変わった。
平成26(2014年)には、詰め替え用にも使えるスタンディングパウチの「食卓塩300g」を発売するなど、近年も時代の変化に合わせた商品を販売し、日本の食卓を支えてきた。
また、塩事業センターとしては、平成30(2018年)春に発売した「食塩 減塩タイプ200g」と「食卓塩 減塩タイプ 90g」も好評で、展示会などでの反応も良く取り扱う小売店も増えてきている。HPで減塩レシピも紹介するなど、塩事業センターならではのやり方で減塩商品の定着を進めている。
「食塩 減塩タイプ200g」は、シェアNO.1商品「食塩」と比べ塩分を50%カットし、塩味のあるカリウムとにがりを加えておいしい塩味に仕上げた。うず潮で有名な徳島県の鳴門市の海水からつくった国産塩で保存にも便利な使いやすいチャック付きスタンディングパウチ入り。標準販売価格は248円(税抜)となっている。
「食卓塩 減塩タイプ90g」はカリウムの配合を少なく抑えることで、くせのない塩味に仕上げた。「食卓塩」と言えば〝赤いキャップ〟でお馴染みのロングセラー商品。びんの形状、振り出し易さはそのままで緑のキャップで新登場したというインパクトも大きい。標準販売価格は198円(税抜)となっている。
同センターは、漬物需要が高まる時期に店頭で原料野菜と共に大量陳列を行い、需要喚起を行っている。6月頃からは梅の時期であり、家庭で梅を塩漬するために需要が増加する。全国的に「食塩5㎏」を中心に毎年各地の塩元売会社を通じて積極的な売場提案を行っている。
今年も商品紹介やレシピ提案などの販促活動を行う予定だ。
【2020年3月9日第5013号9面】
公益財団法人塩事業センター https://www.shiojigyo.com/
2020年3月9日号 NMソルト
三井物産と共同出資で
株式会社NMソルト(川上隆司社長、本社=和歌山県和歌山市)は2002年に南海化学株式会社(85・5%)と、三井物産株式会社(14・5%)の共同出資で設立された天日塩粉砕加工メーカー。
地元和歌山県の名産品・梅干用の塩供給では圧倒的シェアを誇る。その秘訣は、塩の良し悪しを決める原料調達、加工技術の双方に強みを持つ点にある。
原料は主に、出資元の三井物産から調達する。三井物産はアジアでも屈指の原料供給力を誇っており、塩田はオーストラリアのシャークベイ塩田と、オンズロー塩田の2つを保有。それぞれ同社100%の子会社が塩田を運営している。
主に食用塩を製造するシャークベイ塩田は面積7000haの広大な土地で、年間生産量130万tと、日本の一般用塩需要に匹敵する量を製造する。シャークベイは今も手付かずの自然が残る幻想的な風景で、1991年に世界遺産登録されたほど。ここでの塩作りは、自然への負荷がほとんどない天日干しが基本。ミネラルを含み、甘みがあってまろやかな天日塩が出来上がる。
地元和歌山県の名産品・梅干用の塩供給では圧倒的シェアを誇る。その秘訣は、塩の良し悪しを決める原料調達、加工技術の双方に強みを持つ点にある。
原料は主に、出資元の三井物産から調達する。三井物産はアジアでも屈指の原料供給力を誇っており、塩田はオーストラリアのシャークベイ塩田と、オンズロー塩田の2つを保有。それぞれ同社100%の子会社が塩田を運営している。
主に食用塩を製造するシャークベイ塩田は面積7000haの広大な土地で、年間生産量130万tと、日本の一般用塩需要に匹敵する量を製造する。シャークベイは今も手付かずの自然が残る幻想的な風景で、1991年に世界遺産登録されたほど。ここでの塩作りは、自然への負荷がほとんどない天日干しが基本。ミネラルを含み、甘みがあってまろやかな天日塩が出来上がる。
この塩を、NMソルトが和歌山港に構える西浜工場で受入れ、洗浄、乾燥、粉砕する。中でもにがり成分が多い「熟生天日塩」にて塩蔵した梅干しは「梅干し製品の皮が破れにくくなる」といった高い評価を受けており、1次工程だけでなく2次工程でも採用される。「洗滌天日塩」は、高度技術で原塩の表面を磨いた上、夾雑物を取り除くことにより純度を高めた高品質・高付加価値商品だ。
この他、ボイラーを使う食品工場にオススメなのが、「ボイラー塩『洗』」。天日塩を洗い、造粒したもので、粒径4・5㎜の粒状であるためこぼれにくく、長期保管をしても固結しにくく取り扱いも安易とあって、好評を得ている。
このように、NMソルトの塩は品質的に最高水準とも言える優れたものでありながら、規模のメリットにより製造費用を抑えることができ、コストパフォーマンスにも強みがある。
この他、ボイラーを使う食品工場にオススメなのが、「ボイラー塩『洗』」。天日塩を洗い、造粒したもので、粒径4・5㎜の粒状であるためこぼれにくく、長期保管をしても固結しにくく取り扱いも安易とあって、好評を得ている。
このように、NMソルトの塩は品質的に最高水準とも言える優れたものでありながら、規模のメリットにより製造費用を抑えることができ、コストパフォーマンスにも強みがある。
【2020年3月9日第5013号8面】
株式会社NMソルト http://www.nmsalt.co.jp/
国内シェア4割 業務用に強み
株式会社日本海水(西田直裕社長、東京都千代田区)は塩の国内シェア4割を超える塩作りのリーディングカンパニー。年間約40万tの生産規模を誇り、兵庫県の赤穂と香川県の讃岐の2工場を持つ。各工場の相互補完や迅速な配送システムなど安定供給の体制作りを確立しているだけでなくバラエティーに富んだ商品群であらゆる製品を提案できる対応力を備えている。一方で塩造りの技術や海水資源を基にしてグループ会社と協同し、環境・電力・食品・農業・水事業など多彩な事業へも展開している。
業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種取り揃えている。粒径にこだわりコストを重視するケースに最適な「エバーフローシリーズ」、産地ブランドにこだわり、本格志向の塩としてニーズに応える「赤穂の本格焼塩」や産地ブランドにはこだわっているがコストを重視するケースにオススメな「サラサラ赤穂のましお」などの製品がある。他にも、平釜塩や天日塩、讃岐、赤穂の土地柄を活かしたご当地塩など業務用に限っても幅広い領域をカバーする様々な製品ラインナップを持っている。
いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下、作られており安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じ、ベーシックな「にがり塩」から健康訴求の「機能性塩」まで幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」は瀬戸内の海水を100%使用した国産塩で水分をしっかり飛ばしたサラサラタイプ。荷姿は1㎏と5㎏を用意し入数も昨今の店舗サイズ、取扱い状況に合わせて24入りだけでなく12入りも用意。持ち運び負担軽減やバックヤードのスペース削減に対応。リーズナブルな価格を実現した看板商品である。
ふりかけ製品のラインナップも充実しており、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2019」では「すべてが国産原料のふりかけ 鮭」が入賞。ふりかけの日本一を決める「全国ふりかけグランプリ2019」では「浦島海苔 鹿児島黒豚ふりかけ」が金賞を受賞するなど高い評価を受けている。また、健康食材として話題のスーパー大麦を使用した初めてのふりかけ製品「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売するなど新製品の開発にも力を注いでいる。
業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種取り揃えている。粒径にこだわりコストを重視するケースに最適な「エバーフローシリーズ」、産地ブランドにこだわり、本格志向の塩としてニーズに応える「赤穂の本格焼塩」や産地ブランドにはこだわっているがコストを重視するケースにオススメな「サラサラ赤穂のましお」などの製品がある。他にも、平釜塩や天日塩、讃岐、赤穂の土地柄を活かしたご当地塩など業務用に限っても幅広い領域をカバーする様々な製品ラインナップを持っている。
いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下、作られており安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じ、ベーシックな「にがり塩」から健康訴求の「機能性塩」まで幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」は瀬戸内の海水を100%使用した国産塩で水分をしっかり飛ばしたサラサラタイプ。荷姿は1㎏と5㎏を用意し入数も昨今の店舗サイズ、取扱い状況に合わせて24入りだけでなく12入りも用意。持ち運び負担軽減やバックヤードのスペース削減に対応。リーズナブルな価格を実現した看板商品である。
ふりかけ製品のラインナップも充実しており、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2019」では「すべてが国産原料のふりかけ 鮭」が入賞。ふりかけの日本一を決める「全国ふりかけグランプリ2019」では「浦島海苔 鹿児島黒豚ふりかけ」が金賞を受賞するなど高い評価を受けている。また、健康食材として話題のスーパー大麦を使用した初めてのふりかけ製品「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売するなど新製品の開発にも力を注いでいる。
【2020年3月9日第5013号8面】
新たな企業ブランド構築へ
「伯方の塩」で知られる伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県松山市)は塩田存続を求める消費者運動から生まれた企業だ。
「伯方の塩粗塩(1kg)」で日経POSの2019年売上ランキング「塩」カテゴリで第一位を獲得するなど、既に圧倒的な知名度と品質への支持を得ている同社だが、2023年の創業50周年を目前に、新たなブランド構築へ向け活発に取り組んでいる。
その一つが、昨年行った「伯方の塩 二代目声優オーディション」。同社の有名なサウンドロゴ「は・か・た・の・しお!」は1987年から親しまれてきたが、若年層が塩について関心を持つきっかけを作ろうとTwitterを利用したオーディションを展開した。
この結果、2639件もの応募があり、グランプリにはボーカルユニット「Novembre(ノヴァンブル)」が選ばれた。3月末からは、この二代目声優によるWeb CMを公開予定だ。
さらに、今後10年間の目標として掲げているのが「世界一有名な塩メーカーを目指す」こと。商品のPRだけでなく、従業員や地域への貢献といった面からも企業ブランドを構築し、営業活動との相乗効果を生み出す狙いだ。
このような取組みを通して、塩の正しい理解を広め、地位向上へ繋げていきたいとの志もある。
また今年5月からは「抹茶塩(1g)」に続く業務用の使いきりタイプの「味香(あじかおる)塩」シリーズを拡大する予定だ。「抹茶塩」は有機JAS認定の香り高い宇治抹茶と塩のみで作っている、料理の美味しさを引き出すフレーバー塩。中食・外食で好評を得てきた。
この度のシリーズ拡大でも素材にこだわり、料理の美味しさを引き出す自然な味わいを目指す。
また近年は知名度の高さを活かし、飲料・菓子・惣菜など他メーカーとのコラボも積極的に実施している。
「伯方の塩粗塩(1kg)」で日経POSの2019年売上ランキング「塩」カテゴリで第一位を獲得するなど、既に圧倒的な知名度と品質への支持を得ている同社だが、2023年の創業50周年を目前に、新たなブランド構築へ向け活発に取り組んでいる。
その一つが、昨年行った「伯方の塩 二代目声優オーディション」。同社の有名なサウンドロゴ「は・か・た・の・しお!」は1987年から親しまれてきたが、若年層が塩について関心を持つきっかけを作ろうとTwitterを利用したオーディションを展開した。
この結果、2639件もの応募があり、グランプリにはボーカルユニット「Novembre(ノヴァンブル)」が選ばれた。3月末からは、この二代目声優によるWeb CMを公開予定だ。
さらに、今後10年間の目標として掲げているのが「世界一有名な塩メーカーを目指す」こと。商品のPRだけでなく、従業員や地域への貢献といった面からも企業ブランドを構築し、営業活動との相乗効果を生み出す狙いだ。
このような取組みを通して、塩の正しい理解を広め、地位向上へ繋げていきたいとの志もある。
また今年5月からは「抹茶塩(1g)」に続く業務用の使いきりタイプの「味香(あじかおる)塩」シリーズを拡大する予定だ。「抹茶塩」は有機JAS認定の香り高い宇治抹茶と塩のみで作っている、料理の美味しさを引き出すフレーバー塩。中食・外食で好評を得てきた。
この度のシリーズ拡大でも素材にこだわり、料理の美味しさを引き出す自然な味わいを目指す。
また近年は知名度の高さを活かし、飲料・菓子・惣菜など他メーカーとのコラボも積極的に実施している。
【2020年3月9日第5013号8面】
伯方塩業株式会社 https://www.hakatanoshio.co.jp/
2020年2月17日号 日本海水
スーパー大麦ふりかけ発売 総食物繊維量は白米の40倍
株式会社日本海水(西田直裕社長、本社=東京都千代田区)は、スーパー大麦「バーリーマックス」を使用した初めてのふりかけ「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売した。
「バーリーマックス」は、オーストラリア連邦科学研究機構が開発した大麦であり、総食物繊維量は一般の大麦の約2・5倍、玄米の約8倍、白米の約40倍というスーパーフード。腸の奥まで届く3種類の食物繊維(レジスタントスターチ、β‐グルカン、フルクタン)が含まれている。アジアにおいては、豪州の食品ベンチャーであるヘルシー・グレイン社と独占共同開発契約を締結して帝人株式会社が販売している。
現在(2020年2月)、炊飯用をはじめとして、シリアルやスープ・ビスケットなどにスーパー大麦使用商品が展開されているが、ふりかけとしては初めての商品化となる。スーパー大麦は1袋(32g)中に、ひじき味が11・5g、梅かつお味が14g配合されている。スーパー大麦に味付けし、日本海水独自の製法で加工することにより、パリッとした食感の美味しいふりかけを商品化することができた。ご飯はもちろんサラダや料理のアクセントに使用できる。
同社が調査した結果では味の評価・今後の継続使用意向も非常に高く、手軽にスーパー大麦を摂取できる簡便性が高く評価されており、新しいふりかけジャンルになることが期待される。
日本海水は、国内トップシェアの「塩」のリーディングカンパニーとして、長年、安心・安全な塩を提供してきた。そして、海の恵みである塩造りで培った「技術力」と「ものづくり」への想いを礎に、無限の海水資源を活用した環境・農業・食品分野などへと事業を展開している。
【商品概要】▼商品名=スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)▼希望小売価格=32g、200円(税抜)▼製造場所=日本海水 熊本工場(熊本県玉名市)▼2020年2月10日発売(3月頃より店頭に陳列)
「バーリーマックス」は、オーストラリア連邦科学研究機構が開発した大麦であり、総食物繊維量は一般の大麦の約2・5倍、玄米の約8倍、白米の約40倍というスーパーフード。腸の奥まで届く3種類の食物繊維(レジスタントスターチ、β‐グルカン、フルクタン)が含まれている。アジアにおいては、豪州の食品ベンチャーであるヘルシー・グレイン社と独占共同開発契約を締結して帝人株式会社が販売している。
現在(2020年2月)、炊飯用をはじめとして、シリアルやスープ・ビスケットなどにスーパー大麦使用商品が展開されているが、ふりかけとしては初めての商品化となる。スーパー大麦は1袋(32g)中に、ひじき味が11・5g、梅かつお味が14g配合されている。スーパー大麦に味付けし、日本海水独自の製法で加工することにより、パリッとした食感の美味しいふりかけを商品化することができた。ご飯はもちろんサラダや料理のアクセントに使用できる。
同社が調査した結果では味の評価・今後の継続使用意向も非常に高く、手軽にスーパー大麦を摂取できる簡便性が高く評価されており、新しいふりかけジャンルになることが期待される。
日本海水は、国内トップシェアの「塩」のリーディングカンパニーとして、長年、安心・安全な塩を提供してきた。そして、海の恵みである塩造りで培った「技術力」と「ものづくり」への想いを礎に、無限の海水資源を活用した環境・農業・食品分野などへと事業を展開している。
【商品概要】▼商品名=スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)▼希望小売価格=32g、200円(税抜)▼製造場所=日本海水 熊本工場(熊本県玉名市)▼2020年2月10日発売(3月頃より店頭に陳列)
【2020年2月17日第5011号4面】