本文へ移動

食料新聞デジタル2020年7月30日号

機能性表示食品まとめ(7月30日現在)


伝統食品に機能性表示多数 「先人の知恵」を証明

機能性表示食品とは、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などを立証し、消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度。メーカーはより柔軟に、食品が健康にもたらす良い効果を謳うことができるようになった。
弊紙が紹介する伝統食品業界にも、機能性表示食品は多数誕生している。この制度をきっかけに、改めて健康機能性を調査し、「先人の知恵」が科学的に証明されるケースも増えてきた。
本特集では、現在までに紹介した伝統食品分野の機能性表示食品を一挙に振り返る。




▼平成28年6月20日号(3面)
マルヤナギ小倉屋(兵庫県)=「おいしい蒸し豆」「おいしい蒸し雑穀」シリーズ
「蒸しサラダ豆」「蒸し大麦」「蒸し雑穀」が機能性表示食品に。現在(令和2年7月)は「蒸し大豆」など同シリーズが多数機能性表示を取得している。
 
▼平成28年8月29日号(16面)
フジッコ(兵庫県)=「そのままがおいしい蒸し黒豆」「お料理だいず水煮」
大豆イソフラボンの”丈夫な骨の維持に役立つ”機能性で機能性表示食品となった。同社は現在(令和2年7月)、煎り豆やサプリメントでも機能性表示を取得している。
 
▼平成29年8月14日号(1面)
東海漬物(愛知県)=「+GABAたくあん」
GABAにより血圧降下作用が得られた、漬物初の機能性表示食品。甘口とゆず味を揃えている。
 
▼平成30年4月9日号(4面)
東海漬物(愛知県)= 「植物性乳酸菌 匠乃キムチ」
同社独自の植物性乳酸菌(Q‐1乳酸菌)が1食(50g)あたり25億個入っている。乳酸菌が生きて腸まで届き、善玉菌を増やすことで腸内環境を改善する
 
▼平成31年1月28日号(5面)
旭松食品(大阪府)=「新あさひ豆腐プラス」
こうや豆腐初の機能性表示。難消化性デキストリン(食物繊維)が、食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする。
企業HP→https://www.asahimatsu.co.jp/ 

▼平成31年3月25日号(2面)
林原(岡山県)・はごろもフーズ(静岡県)=機能性表示「パパッと®ライス」
ファイバリクサⓇ(主成分:イソマルデキストリン)を配合し食後の血糖値の上昇をおだやかにする作用がある。
林原企業HP→→https://www.hayashibara.co.jp/ 
はごろもフーズ企業HP→→https://www.hagoromofoods.co.jp/
 
▼平成31年4月1日号(6面)
フジッコ・兵庫県= ①「GABAクロクロ」、②「善玉菌のチカラEX」(6面)
①高めの血圧を下げる機能をもつ「アミノ酸GABA(ギャバ)」を組み合わせた、ざくろ果汁入りで毎日続けやすいすっきりとした酢大豆。
②カスピ海ヨーグルトで生まれた、同社独自の乳酸菌「クレモリス菌FC株」を配合したお通じを改善するサプリメント。
 
▼令和元年5月20日号(6面)
養命酒製造・東京都=「養命酒製造 甘酒」
甘酒初の機能性表示食品となった。
パイナップル由来グルコシルセラミドを配合し、肌の潤い(水分)を逃しにくくする機能があることが報告されています。肌が乾燥しがちな人に適している。

▼令和元年5月27日号(8面)
岩下食品(栃木県)=「岩下の新生姜」
ショウガ由来ポリフェノールの末梢体温を維持する効果で、酢漬生姜初・栃木県初の機能性表示食品となった。
企業HP→http://www.iwashita.co.jp/
 
▼令和元年6月3日号(8面)
中野BC(和歌山県)=「うめ効果」
梅エキスを煮詰めて濃縮。梅のクエン酸により高めの血圧を改善し、正常な血圧を維持する。
 
▼令和元年7月22日号(2面)
京つけもの もり(京都府)=「森の恵み」GABAシリーズ(ぬか漬)
伝統製法のぬか漬に含まれるGABAで機能性表示食品に。大根漬・胡瓜漬・人参漬・茄子漬・南瓜漬の5品を揃える。
 
▼令和元年8月26日号(6面)
桃屋(東京都)=「桃屋のいつもいきいき」
熟成にんにくエキスで「睡眠の質向上」「抗疲労効果」のダブル機能性表示となったサプリメント。
 
▼令和元年8月26日号(7面)
美山(千葉県)=「イチオシキムチ400億個×3個」
独自の植物乳酸菌「LB27(ミヤビスLB)」で〝肌のうるおいを守るのを助ける効果〟。
 
▼令和元年10月7日号(6面)
赤穂化成株式会社(兵庫県)=「ちょう!スッキリサラシアゼリー」
国内初のサラシア由来サラシノールを使用したゼリー飲料。食後の血糖値上昇をゆるやかにする機能がある。
 
▼令和元年10月21日号(3面)
樽の味(和歌山県)=「お肌うるうる甘酒」
米由来のグルコシルセラミドの効果で肌のうるおいを守る甘酒。
 
▼令和2年3月9日号(5面)
トノハタ(和歌山県)=「クエン酸たっぷり梅干」
梅干初の機能性表示食品。2粒で2,700mgのクエン酸を摂取でき、疲労感を軽減する。
企業HP→https://www.tonohata.co.jp/
 
▼令和2年6月22日(6面)
旭松食品(大阪府)=「脂肪と糖の吸収を抑える 小さな新あさひ豆腐」
粉末調味料に糖や脂肪の吸収を抑える効果のある難消化性デキストリンを配合した。
 
▼令和2年7月21日号(14面)
丸惣 (和歌山県)=「クエン酸プラム」
梅飲料初の機能性表示食品。紀州産南高梅の果汁をふんだんに使用しており、梅のクエン酸が疲労感を軽減する。
 
▼デジタル版先行配信(8月1日号掲載予定)
◎みすずコーポレーション(長野県)=「こうや豆腐パウダー」
“大豆ベータコングリシニン”で、高めの 血中中性脂肪減少に効果。パウダー状で加工食品の開発にも利用できる。
 
◎金印(愛知県)=「肉用きざみわさび」
加工わさび初の機能性表示食品。ローズヒップ由来成分を加え、脂肪燃焼効果を付与した。
 

【おいしい新聞 食料新聞社®】コメント紹介 4~5月

当社は昭和9年の発刊以来、漬物・佃煮・惣菜等の業界情報を提供して参りましたが、近年の情報流通の変化に対応すべくフェイスブック、インスタグラム、ツイッターに企業ページを開設し、「おいしい新聞 食料新聞社Ⓡ」と命名して、2017(平成29)年12月に商標登録いたしました。
フェイスブックでは、開設4年目でフォロワー数が2万6500人を突破し、近年弊紙が取材を強化しているこんにゃく商材等も加え、一般消費者が弊紙の取り扱い商品に強い関心を寄せていることが分かります。
新型コロナウイルスにより緊急事態宣言下となった4~5月は、フェイスブックにて「食べて応援!伝統食品」と題して、オンライン販売を行う企業を紹介しました。今回、一般消費者から寄せられたコメント(一部抜粋)をご紹介します。
(画像をタップすると拡大表示、社名をタップするとフェイスブックページへ移動します)
4月27日投稿
◎お家ごはんお楽しみBOX購入してみました^_^届くのが楽しみです^_^
◎欲しいなぁ
4月30日投稿
 
◎わさび漬けの瓶詰め、大好きです(笑顔)(ハート)
◎佃煮ぽいのも大好きです(ハート)
5月4日投稿
 
◎シェアさせて頂きます。
5月6日投稿
◎美味しそうな沢庵ですね!歯無し家なので、バリバリ食べられないのですが、微塵切りにしてマヨネーズで和え、海苔巻きにしたら、美味しそうです!ツナマヨの様に、おにぎりにも合いそうです。
5月9日投稿
 
◎新潟県で、へぎそば食べたよ。おじやで
5月12日投稿
 
◎取り上げていただき、ありがとうございました。漬物の塩分を利用すると、野菜入減塩調味料になります。ヘルシーな混ぜご飯の素、料理の素としてお使いください。はい。心は抜かず、手は抜けます^_−☆
5月14日投稿
 
◎その昔熊川さんの工場見学にゆきました。高菜発祥の地という碑?があったと思います。いい環境の工場でした。
5月16日投稿
 
◎ホタル?美味しそう‼️佃煮はいつもほしい
◎味見がしたい!!
5月17日投稿
 
◎キムチ、美味しそうですね!金箔の乗った梅干し、初めて見ました!
◎美味しそう
5月20日投稿
 
◎美味しそう、、木耳食感良さそう、、、
5月22日投稿
 
◎GOOD!!(スタンプ)
5月23日投稿
 
◎吉岡屋本店の、漬け物最高ですよ~(キラキラ)
◎GOOD!!(スタンプ)
5月25日投稿
 
◎梅はあまずっぱくて、ごはんのお供にいいですね(キラキラ)
◎昔、これを人から頂きました。美味しくて美味しくて。今だ、その時のパッケージの包み紙を大事にしています。嬉しいなぁー♪Facebookで再開できるなんて。この夏は、これで乗り切るかぁーヽ(^0^)ノ
◎食べたい‼️大好き
5月26日投稿
 
◎アイウエ美味しそぅ( ̄∇ ̄)
◎うまそう
5月27日投稿
 
◎ちりめん山椒、とても美味しかったですまた頂きたいと思います

マルエツ横浜最戸店 7月17日オープン

店舗外観
漬物売場
佃煮売場
惣菜売場
こうじ・酒粕売場
甘酒売場
こんにゃく売場
納豆売場
豆腐売場
 株式会社マルエツ(古瀬良多社長、東京都豊島区)は2020年7月17日、神奈川県横浜市港南区に「マルエツ 横浜最戸店」をオープンした。
 同店は、神奈川県横浜市港南区の北側にあり、京浜急行本線および横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡駅」から北側550mに位置している。店舗東側には鎌倉街道が通り、街道に沿うように「大岡川」が流れている。店舗周辺は、戸建住宅・マンションが混在した住宅地となっている。店舗前の道路沿いは平坦だが、西側は高低差があり高くなっている。

【商圏特性(700m)】
▼人口:24,924人
▼世帯数:12,604世帯
▼世帯伸長率:101.7%(20/19年対比)
▼世帯当り平均人員:1.98人
・世帯人員比率:横浜市港南区と比較して、1人世帯は39.8%と10%高い地域となっているが、2人世帯は27.1%、3人世帯は17.7%、4人以上世帯は15.4%とそれぞれ4.3%、2.0%、3.7%低い地域となっている。
・年齢別人口構成比:横浜市港南区と比較して、25~34歳が13.8%と3.6%高く、5~24歳が16.3%、65~84歳が19.1%とそれぞれ1.4%、4.7%低くなっている。

【店舗概要】
1.店舗名称=マルエツ 横浜最戸店(よこはまさいど)店
2.オープン日時=2020年7月17日(金) 午前9:00オープン
3.住所=神奈川県横浜市港南区最戸1丁目16-15
4.電話番号=045-716-1690
5.売場面積=1,326㎡(401坪)
6.建物構造=RC造陸屋根/地上6階、地下1階建 (当社店舗は1階)
7.店長名=田中 俊光(たなか としてる)氏
8.従業員数=54名(8時間換算)
9.年商目標=11.1億円
10.営業時間=10:00~21:00
11.取扱品目=青果・精肉・鮮魚・惣菜・ベーカリー・日配食品・一般食品・日用雑貨
12.駐車場=41台(共用)

【商品の特徴】
 青果・精肉・鮮魚の新鮮で魅力ある素材を活用した、出来たての惣菜メニューやこだわり商品を豊富に取り揃え、惣菜売場で集合展開する。青果の新鮮な野菜を活用し、店内で加工した「フレッシュサラダ」は、精肉の鶏むね肉やローストビーフをトッピングした商品や、鮮魚の旬のネタを使用したカルパッチョなど豊富な品揃えで展開する。そのほか、「中華調味料」や銘店「ありあけ」、「馬車道アイス」などの地場商品を提供する。
▼青果=地元横浜の市場から直送する新鮮さあふれる旬の野菜、美味しい果物を品揃えするとともに、日本全国の農家から直送される「農家の直売所」コーナーを展開。「トマト村」コーナーでは、日本全国の様々な味と品種のトマトを豊富に取り揃え。また、お客さまのニーズに対応した、適量サイズや簡単便利なカット野菜、カットフルーツを取り揃えるほか、新たに青果ならではの「冷凍野菜」「冷凍果実」を展開する。
▼惣菜=毎日の食卓を彩るお惣菜やお弁当などを時間帯に合わせ出来たてを品揃え。生鮮素材を活用した「豚ロース生姜焼き重」や店内食材を活用したレンジアップ商品「トマトたっぷり具沢山ナポリタン」、「砂肝とぼんじりのスパイシー塩焼きそば」などを展開する。また、ローストビーフやサーモンをトッピングした店内手作りの「主食になるサラダ」、専用の鉄板を使用したグリルメニューや店内で焼成したピッツァなど一つひとつ丁寧に手作りしたこだわり商品を多数品揃え。
▼日配食品=ヨーグルトは銘産・ギリシャなど充実した品揃えで展開。冷凍食品は、単身世帯に対応した肉や野菜を一皿にセットした「ワンディッシュ商品」を品揃え。また、地場商品として横浜中華街ブランド商品や豆腐、たまごなど多数品揃えする。
▼一般食品=生鮮・生食コーナー近くにドレッシングコーナーを展開し、手作りドレッシングの提案を実施。健康志向への対応として「大豆ミート」や「糖質コントロール商品」「グルテンフリー商品」を集合展開。また、簡便性が高い即席食品として「和洋惣菜」「中華即席」「無菌米飯」などを強化。飲料・お酒は冷蔵ケース内にて新商品を訴求する。
 
 
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る