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食料新聞デジタル2021年7月30日号

INDEX

※項目名のクリックで記事へ移動します。表示までタイムラグがある場合もございますので、何卒ご了承ください。
※〔 〕内はバナー広告掲載企業。
 
【INDEX】(20項目)
1.紀州田辺梅干協同組合 「梅供養」と情報交換会を開催
 〔山重、秋本食品〕
2.全国調理食品工業協同組合東日本ブロック フードバンク横浜へ寄贈
 〔十二堂えとや、ブンセン〕
3.「京の涼風膳」試食会 歴史ある京つけものもセットに
 〔信濃食品、熊川食料工業〕
4.日本アクセス「秋季フードコンベンション2021」 万全なコロナ対策の下で開催
 〔谷口醸造、長島漬物食品〕
5.日本豆腐協会 全国豆腐連合会 原料高騰による窮状を訴え
 〔タカハシ、機設〕
6.丸越(愛知県)「ピクレッドサラダ名古屋三越栄店」リニューアルオープン
 〔カカシ食研、日本海水〕
7.新進(東京都)「改善経過報告会」を実施 総社工場芳賀グループが最優秀賞
 〔新進、水溜食品〕
8.関口漬物食品(東京都) 関口悟社長インタビュー JFS-B規格の認証を取得
 〔菅野漬物食品、山田酒造食品〕
9.辰巳屋食品(徳島県) 田中民夫社長インタビュー PBからNBへ重心移す
 〔前田食品工業、五味商店〕
 〔カメヤ食品、オギハラ食品〕
 〔長谷川醸造、上園食品〕
 〔霧島農産、中園久太郎商店〕

「京の涼風膳」試食会 歴史ある京つけものもセットに

モリタ屋の「京都産すきやきセット」
セットに付く京つけもの
出席者一同
京都漬協の森理事長
京都府や食品業界の関係団体が連携する「京の食」プレミアムフードコンソーシアムでは、京都府産食材を使用した府内一流料理店の御膳やミールキット等に、京の酒、京漬物、宇治茶をセットにした特別商品「京の涼風御膳」を6月中旬より期間限定で販売している(本紙既報)。
それに伴い7日、「ホテル椿山荘東京」でメディア向けの試食会が開催された。
本企画は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で消費が落ち込む京都府産食材の需要を喚起するために立ち上がったプロジェクト。府内の一流料理店「菊乃井」や「モリタ屋」などが開発した季節の御膳/ミールキット/鍋セットに、京の酒、宇治茶、京漬物をセットにした「涼風御膳」が、9月16日までの期間、合計2万食限定で特設サイトから購入できる。セットは合計2万円相当の商品となるが、それを特別価格1万円で販売する。
試食会では、企画を立案した京都府農林水産部の安原健史部長が趣旨を説明したほか、特定非営利活動法人日本料理アカデミー理事長で、株式会社菊の井代表取締役の村田吉弘氏や、京都府茶協同組合、京都府酒造組合連合会、公益社団法人京のふるさと産品協会から代表者が出席した。
漬物業界からは京都府漬物協同組合の森義治理事長が出席し、代表挨拶。森理事長は「京漬物は、しば漬は約800年、すぐきは約400年という歴史のある食べ物。しかし、観光土産需要に頼っていたことから、昨年は新型コロナウイルスの影響を大きく受け、例年の2割程度しか売上がないという状況だった。そこへ今回の企画のお話をいただき、大変感謝している。発酵ブームにも乗って、京漬物を多くの皆様に食べていただけるよう祈念している」と語った。
試食会では菊乃井本店の「京野菜の鱧鍋」、モリタ屋の「京都産すきやきセット」の試食が提供され、手土産として京漬物が配布された。
その他、創作中華一之船入の「特製ミールキット」や、5店舗共同の「京のおうちごはん」などのセット内容展示も行われた。
現在、30店舗あまりが参加しており、今後50店舗を目指して店舗数増加を図っている。
【2021(令和3)年7月30日食料新聞デジタル・7月11日第5063号1面併載】
 
 
 

日本アクセス 秋季フードコンベンション2021

パシフィコ横浜
会場全景(東日本)
万全なコロナ対策で
万全なコロナ対策の下で開催
株式会社日本アクセス(佐々木淳一社長、東京都品川区)は15~16日の2日間、「東日本秋季フードコンベンション2021」をパシフィコ横浜展示ホール(B・C・D)において、万全な新型コロナ感染症の予防対策を実施した上で開催した。
本展示会のテーマは『Restart~変化への対応~』。コロナ禍でのニューノーマルな生活環境における品揃え、売り方・売場の提案、変化に対応できる機能をフルライン卸として提供。本展示会場ではメーカー各社の協力も得て、各カテゴリーにおいての様々な商品を紹介した。
会場へは事前登録したQRコードにより入場。さらに「冷食」「日配」「ドライ」などのエリアで分け、エリア毎にQRコードをかざして入退場を管理。試食はフタ付きの入れ物で提供し、通路の中央に置かれたテーブルのみで食べる形式が取られ、コロナ感染の予防に努めた。
日本アクセスの展示ブースとしては、トレンド予測、アクセスブランド、情報卸、日本アクセスのSDGs、食品安全管理、AG研(アクセス業務用市場開発研究会)などの展示コーナーを設けて自社の取組をアピール。取引先メーカーのブースでは、各社が自慢の商品を展示、商談した。
本紙関連の出展企業は次の通り。(五十音順)
▼旭松食品▼伊豆フェルメンテ▼伊勢惣▼伊那食品工業▼岩下食品▼エバラ食品工業▼エム・シーシー食品▼カネク▼カメヤ食品▼菅野漬物食品▼キッコーマン食品▼キユーピー▼九鬼産業▼くらこんホールディングス▼合食▼伍魚福▼小林つくだ煮▼三輝▼CJ FOODS JAPAN CORP.▼新進▼すが野▼大象ジャパン▼チョーコー醤油▼テーブルランド▼堂本食品▼長山フーズファクトリー▼フジッコ▼マルコ食品▼マルヤナギ小倉屋▼三島食品▼みすずコーポレーション▼宮島醤油▼みやまえ▼ヤマク食品▼やまへい▼ヤマモト食品
【2021(令和3)年7月21日第5064号13面、食料新聞デジタル7月30日号再掲】

日本アクセス 秋季フードコンベンション 写真

トレンド予測
アクセスブランド
情報卸
SDGs
旭松食品
伊豆フェルメンテ
伊勢惣
伊那食品工業
岩下食品
エバラ食品工業
エム・シーシー 食品
カネク
カメヤ食品
菅野漬物食品
キッコーマン食品
キユーピー
九鬼産業
くらこんホールディングス
合食
伍魚福
小林つくだ煮
三輝
CJ FOODS JAPAN CORP.
新進
すが野
大象ジャパン
チョーコー醬油
テーブルランド
堂本食品
長山フーズファクトリー
フジッコ
マルコ食品
マルヤナギ小倉屋
三島食品
みすずコーポレーション
宮島醬油
みやまえ
ヤマク食品
やまへい
ヤマモト食品

丸越(愛知県)「ピクレッドサラダ名古屋三越栄店」リニューアルオープン

ピクレッドサラダ名古屋三越栄店
まるこしの商品
クリームチーズの舞妓
ピクレッドサラダの商品
ピクレッドサラダのロゴデザイン
大正3年創業の株式会社丸越(野田明孝社長、愛知県名古屋市天白区)は6月23日、洋風の漬物を扱うピクレッドサラダ名古屋三越栄店(名古屋市中区)に、味自慢の和の漬物「まるこし」ブランドを併設し、和と洋を兼ね備えたハイブリッド店舗としてリニューアルオープンした。
近年、栄店では隣接する商業施設「ラシック」との2館連携を図って、連絡通路でつながる地下1階の洋菓子ゾーンをリフレッシュオープンしたり、利用客の駐車場からの導線を考慮してイベントスペースを効果的に配置したりするなど、食の催事にも力を入れている。
栄店では新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して、7月26日まで「三越夏の贈り物2021」として、お中元のギフトセンターが7階に設営され、バイヤーが東海のアイテムをおすすめする「東海自慢」や、自宅でちょっと贅沢を味わう「おうちセレクト」を揃え、他の百貨店とは一味違う企画で利用客のニーズに応えている。
ピクレッドサラダ名古屋三越栄店では、日本古来の知恵を活かした「御漬物」と、洋の素材を取り入れた新しい「オツケモノ」の両方を常時50種類以上楽しめる。20~30代の若い客層の心も掴み、リニューアル後は特に「ディルセロリ」「ピンクの長芋」「キャベツ大好き」「はちみつ塩レモン(季節限定)」が売れている。店舗の面積はリニューアル前の3倍程となり、店員はピクレッドオリジナルのオレンジ色のユニフォームを着て常時1人~3人が接客にあたる。
ピクレッドサラダ名古屋三越栄店のリニューアルに伴い配属となった同店舗の篠田元店長に話を聞いた。
‐リニューアルオープンの感想。
「今回のリニューアルで当店舗の場所が移動し、店舗面積が拡大され、より目に留まりやすい場所でオープンできた。名古屋三越の利用客はグルメにこだわる若い方も多いと感じる。まるこし・ピクレッドサラダ合わせて、和と洋どちらの漬物の提供もできるため、幅広い世代に愛されるよう店舗運営を頑張りたい」
‐ピクレッドサラダとは。
「漬物という枠組みを越え、ヘルシーに野菜を食べてもらうことをコンセプトにしている。例えば、玉ねぎソルトオイル、キャロットラぺなどは味だけでなく見た目もカラフルだ。玉ねぎソルトオイルはパンに掛けてもおいしく、ご飯以外との食べ方も提案している。バルサミック・ビネガー『FULL MOON』ボトルの取り扱いもしており、ご家庭でローストビーフなどのお肉と一緒に漬物を食べてほしい」
‐店長のおすすめ商品。
「私の一押しは、京都の西京味噌を使用した『クリームチーズの舞妓』。クリーミーなチーズの味噌漬けがお酒のおつまみとして最高。その他、今後の話題性を期待し、さらにファンが増えそうなのは、『まるこし』の長芋キムチと、やみつき香味セロリだ。ザーサイセロリのように根強いファンが生まれるのではないかと思っている」
【「ピクレッドサラダ&まるこし名古屋三越栄店」の概要】
▼住所:〒460‐8669名古屋市中区栄3‐5‐1地下1階
▼お問い合わせ:株式会社丸越マーケティング・ネット通販部052‐831‐0025(代表)
▼※姉妹店に「ベジリエ」「ぴくりら」がある。
◇ ◇
現在、丸越の各店舗で「夏のどちらかもらえるキャンペーン」(詳しくは同社HP)を実施中で、期間中に税込216円購入ごとに1スタンプもらえ、25スタンプ獲得で「丸越オリジナル生半そば(2人前)」か、静岡県西尾産の抹茶入オリジナルブランド「静岡県産新茶2g×20入(ティーバック)」のどちらかをプレゼントする。オリジナルの半生そばには、丸越人気の浅漬「サラキューこがし醤油風味」の醤油を使用した特製そばつゆが付いてくる。
【2021(令和3)年7月30日食料新聞デジタル・7月21日第5064号16面併載】
「夏のどちらかもらえるキャンペーン」詳細はこちら
 

新進(東京都) 「改善経過報告会」を実施

籠島社長
大山取締役
吉田氏
最優秀賞を受賞した総社工場芳賀グループ
優秀賞を受賞した利根川工場Bグループ
総社工場芳賀グループが最優秀賞
株式会社新進(籠島正雄社長、東京都千代田区)は4月13日、群馬県前橋市の利根川工場において「第18回新進グループ改善経過報告会」を実施した。昨年はコロナウイルス感染拡大の影響により中止となり、改善経過報告会は2年ぶりの開催。総社工場、利根川工場、九州新進の全5グループが1年間の経過報告を行い、総社工場芳賀グループが最優秀賞を受賞した。 籠島社長は冒頭、「コロナ禍により、通常とは違った動きの中で改善活動を行っていく必要があり、通常の改善メンバーよりも多くの負担がかかった中で1年間やり通して頂いたのではないかと思います。そのあたりも加味しながら今日は皆さんの報告を楽しみに聴かせて頂きたい」と挨拶。SPS活動を継続して行っていくことや、前期から着手する利根川工場の改革にSPS活動をリンクさせていくことの重要性を強調した。
経過発表では、総社工場芳賀グループ、九州新進グループ、利根川工場Aグループ、利根川工場Bグループ、利根川工場Cグループの順番で取組みの成果を発表。同社役員らによる採点により、総社工場芳賀グループに最優秀賞、利根川工場Bグループに優秀賞、その他のグループには努力賞が贈られた。
最優秀賞に輝いた総社工場芳賀グループでは、『生産性の向上』『製造原価低減』をテーマに取組んだ。乾燥野菜製品ラインにおいて、無駄な歩行の削減、計測や手順の見直し、独自の治具の創作などを行うことにより、省人に成功した。 また、優秀賞を受賞した利根川工場Bグループでは、『安全の確保、品質の保証と製造原価の低減』をテーマに、労災やクレームの撲滅に取組んだ点が評価された。
発表後に、業務改善指導を行っている株式会社エム・アイ・ピー実践委員長代行の吉田敏雄氏が各グループの取組みについて講評。「新進ではこのコロナ禍の中、歩留まり向上や色々なことをコツコツと行って成果も出てきているので、それを消さないよう、各部署を交えスクラムを組んで色々な分野につなげて行き、もっと良い品質のものが安く出来るようになる、ということを頭に入れてやって頂けたらと思います。またこれから1年間、新しいチームを組んでやっていきたい」と話した。
最後に、幹事を務めるSPS兼グループ経営推進統括の大山茂人取締役が閉会の挨拶。「先ほど籠島社長も言われたように、『継続』。このことをよく考えて現場に戻り、改善の継続を続けて頂きたくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました」と述べ、改善経過報告会を結んだ。
【2021年7月1日第5062号2面、食料新聞デジタル7月30日号併載】
 
食料新聞電子版 バイヤー必見イチ押し商品
・とろろ芋→ https://www.syokuryou-shinbun.com/publics/index/888/
・特級福神漬→ https://www.syokuryou-shinbun.com/publics/index/1018/

東北食材(新潟県) 高品質銘柄の酒粕専門問屋

<center>越後の吟醸酒粕</center>
昭和50年に創業した東北食材株式会社(大橋大介社長、新潟県新潟市江南区)は、関東以北最大の上質な酒粕を扱う専門問屋として知られている。
同社ではこれまでに築いた日本酒メーカー及び日本酒業界との信頼関係をもとに、銘酒の産地である新潟はもとより、東北一円、関東、北陸の有力蔵元200社から高品質の酒粕を仕入れている。
なかでも、「新潟の幻」と呼ばれる数銘柄の酒粕は全て揃えている。高品質銘柄の酒粕を軸に取扱い、業務用を中心に加工用のバラ粕、奈良粕、板粕の他、踏み込み小袋「越後の吟醸酒粕」(1㎏)などを全国に販売している。
日本酒の等級の違いにこだわって高品質な酒粕を仕入れ、加工メーカーに安定的に供給。酒造メーカーと加工メーカーの双方の理解を促進させていることで、互いの信頼関係を確固たるものとしている。
発酵食品である酒粕は、清酒の醸造過程でもろみを絞った後に残る白い固形物。食物繊維やビタミンB群、アミノ酸がたっぷり詰まった栄養満点の食材として知られ、他にもペプチドや酵母など、含まれている栄養素が豊富。コレステロールの低下や便秘にも効果があると言われ、アレルギー、癌、糖尿病の予防効果もあるとされるなど、健康的な食品との認知が広がってきた。
甘酒市場が伸びる中で、麹由来だけではなく、酒粕由来の甘酒、麹と酒粕を合わせた甘酒も定着している。近年、テレビやネットニュースなどで酒粕の美肌効果が紹介されるケースが増加。量販店にも酒粕、甘酒、麹などの専用コーナーが設置されるなど、発酵食品としての認知も広がり、女性を中心に人気の商材となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要が増加し、酒粕も堅調な動きとなっている。今後についても健康志向が高まっているため、一定以上の需要の継続が予想されている。
新型コロナの影響で日本酒の製造量が落ち込み、酒粕の生成量も減少。秋冬の需要期に向けて安定供給が懸念されているが、これまで築いたネットワークと信頼関係、専門問屋の強みを生かして安定供給を図っていく。
【2021(令和3)年7月30日食料新聞デジタル・7月11日第5063号4面併載】
 
東北食材  TEL:025-382-5600

「ヤオコー天王台店」がオープン

旬の果物を色々食べたい!という方へ
カットフルーツ盛り合わせの提案
幅広いニーズに対応するちらし寿司
『海鮮宝石ちらし -かに・帆立・いくら-』
毎日の食生活が楽しく、笑顔になるお店
株式会社ヤオコー(川野澄人社長、埼玉県川越市)は、2021年7月29日、千葉県我孫子市に「ヤオコー天王台店」を開店した。
この度の開店により店舗数は、千葉県32店舗、埼玉県94店舗、群馬県16店舗、東京都12店舗、神奈川県9店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計175店舗になる。
 
【「ヤオコー天王台店」 店舗概要】
店舗名称:ヤオコー天王台(てんのうだい)店
住所:〒270-1143 千葉県我孫子市天王台一丁目3 番1 号
電話:04‐7186‐6110 (代表) Fax 04‐7186‐6098
店長:店長 豊田 一幹氏 (副店長 鈴木 淳一氏)
規模:
店舗面積 1,682.11 ㎡(508 坪)〈ヤオコー売場面積〉
延床面積 2,579.77 ㎡(780 坪)〈ヤオコー床面積〉
開店日:2021 年7 月29 日(木)午前9時00分~
営業時間:午前9時00分 ~ 午後9時30分
休業日:1月1日、1月2日、他1日
年間売上:初年度16億円 (予定)
駐車台数:76台(駐輪場93 台、バイク置場7台)
従業員:正社員18名、 パートナー・ヘルパー・アルバイト 129名(延べ人数)
テナント:ポニークリーニング
 
立地と商圏:
同店は、通勤通学者が多く利用するJR 常磐線「天王台駅」から徒歩2分に位置し、周辺にはワンルームマンションが多く、住宅地が広がっている立地。近隣には学校や広大な工場もあり、出店1km 圏内では人口・世帯数ともに増加傾向。年齢構成は、40歳代が最も大きいボリュームゾーンであり、次いで50歳代が多くなっている。また、単身者の割合が最も高く、千葉県全体の平均よりも高くなっている。
商圏人口:
1km圏内 22 千人 ( 10 千世帯)
3km圏内 76 千人 ( 34 千世帯)
5km圏内 191 千人 ( 86 千世帯)
 
【ヤオコー天王台店 ストアコンセプト】
○生 鮮:
精肉は、顧客の年代別・食シーンに幅広く対応できる品揃えで、本格からお手軽まで支持される焼肉売場を目指す。
鮮魚は、圧倒的な鮮度と品揃えで、地域一番の近海魚売場を実現。また、おかずとなる切身の豊富な品揃えと旬の打ち出しで差別化を図る。
青果は、少量から旬のボリュームゾーンまで適量の品揃えを強化。また、旬の果物はカットフルーツでも提案し、美味しさ・季節感の打ち出しを行う。
 
○デリカ:
惣菜は、ヤオコー名物商品の「鉄板巻上げ自家製厚焼玉子」や「幸唐」を中心に、また、寿司は、具が凄い太巻シリーズや、手軽なランチからハレの日まで幅広いニーズのあるちらし寿司を中心に、出来たて作りたての美味しさを提供。時間帯で変化する顧客のニーズ、パーソナルからファミリーまで様々な食シーンにも対応する売場を展開する。
 
○グロッサリー:
日配食品は、幅広い世代に人気のラーメンが身近な地域であることを踏まえ中華麺を強化。種類豊富な個食麺・個食スープで、自分好みのラーメンを楽しんでもらえる提案を行う。
ドライ食品でも、中華調味料を重点カテゴリーとし、クッキングサポートと連携して、中華・韓国・エスニックのメニュー提案を行うことで毎日の献立の悩みを解決。
酒は、家飲み需要が引き続き高いことを受けて、特にリキュールに力を入れ、新商品から拘り商品まで豊富に品揃えし、鮮度感ある売場を展開する。
 

日本チェーンストア協会 令和3年6月度販売統計

日本チェーンストア協会(小川信行会長)は7月21日、令和3年6月度チェーンストア販売統計を発表した。
 
日本チェーンストア協会 https://www.jcsa.gr.jp/
 

日本百貨店協会 月次報告6月

 
お問い合わせは、日本百貨店協会 橘・長柴 まで
TEL 03-3272-1666   ホームページアドレス http://www.depart.or.jp
 

日本フランチャイズチェーン協会 コンビニ調査6月

日本フランチャイズチェーン協会 https://www.jfa-fc.or.jp/

日本ショッピングセンター協会 販売統計調査6月度

 
◎6月の既存SC売上高の前年同月比伸長率は▲9.1%となった。前年は、5月中旬から緊急事態宣言(第1回)が徐々に解除され、売上回復傾向が見られたが、本年は、緊急事態宣言(第3回)等による休業が続いたこともあり、前年を下回る結果となった。
◎なお、2019年6月との比較では▲23.5%と、5月(▲33.2%)と比べマイナス幅は10ポイント近く改善した。
◎立地別の売上高伸長率 は、中心地域・総合が前年同月比▲6.7%(前々年同月比▲31.4%)、周辺地域・総合が同▲10.1%(同▲19.8%)となった。前年と比べると中心地域の売上が回復しているようにみえるが、前々年比では依然として、中心地域のマイナス幅が周辺地域より大きい。コロナ下においては、広域商圏をメインターゲットとする中心地域が苦戦する傾向に依るものであり、自治体を跨ぐ移動制限がかかる間は売上回復が難しいことが想定される。
◎構成別の売上高伸長率 は、テナントが前年同月比で▲10.4%(前々年同月比▲26.4%)、キーテナントが同▲4.5%(同▲11.7%)となり、前々年と比べてもテナントの苦戦が続いている。キーテナントは、コロナ下でも日常生活に必須である食料品を取扱うGMSや食品スーパーが主である一方、テナントは、コロナ下において不要不急と見做される衣料品や身の回り品等が中心であることに加え、外出自粛傾向のなかで実施したバーゲン商材が苦戦していることも要因とみられる。
◎立地別・地域別の売上高伸長率 は、北海道が総合で前年同月比▲26.6%(前々年同月比▲43.4%)と全国でもっとも大きい落ち込みとなった。緊急事態宣言等による土日祝日休業や営業時間短縮の実施による売上減のほか、コロナ前の2019年に約250万人に達していた海外からの観光客が、今年度に入りほぼ消滅している状況にあることも苦戦が続く要因のひとつとなっている。
◎都市規模別・地域別の売上高伸長率 は、生活必需品の対象範囲が広い首都圏(東京区部、横浜市、千葉市)に比べ、大阪市、神戸市は、生活必需品としての休業要請対象外業種が食料品・医薬品等に厳しく制限されたことで、前月に引き続き苦戦した。
◎業種別では、理美容といった施術を行うサービス系テナントが好調という声がきかれた。感染対策を徹底していることが浸透し、その安心感から、コロナ前と同様の利用頻度に戻ってきたことが推察される。苦戦の続く飲食は、緊急事態宣言下の酒類提供禁止要請が21日に解除されたものの、19時までの提供という制限もあり売上増には繋がらず、ディナータイムに集客の多い重飲食の苦戦が続いている。

日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査6月

一般社団法人日本フードサービス協会 http://www.jfnet.or.jp/
 

食品需給研究センター 食品需給レポート5月

漬物生産量7.2%増  粕漬類が3カ月連続2桁増
一般社団法人食品需給研究センター(白須敏朗理事長)では、令和3年5月の「食品需給レポート」を発表した。(確報版)
【加工食品の物価及び生産・販売動向】
◎卸売業と小売業の販売動向=5月の食料・飲料卸売業の販売額指数は99・6で、対前年同月比0・6%減少した。飲食料品小売業の販売額指数は105・0で、同▲0・1%減少した。
◎スーパー(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、百貨店の加工食品の販売動向=5月のSM、CVS、百貨店における飲食料品の販売動向について見ると、SMは129・7で対前年同月比▲1・0%減少、CVSは105・3で同4・0%増加、百貨店は60・7で34・0%増加した。
◎4月の飲食料品の企業物価指数は104・1で、前年比1・9%上昇。消費者物価指数(食料、生鮮食品を除く)は同105・4で、前年並みであった。
【食品製造業の生産動向】
◎農産食料品=野菜・果実漬物の5月の生産量は、対前年同月比7・2%とかなりの程度増加した。これは、酢漬類(▲10・8%)は減少したものの、浅漬類(19・8%)、醤油漬類(8・6%)、粕漬類(60・9%)、みそ漬類(5・4%)及びその他の漬物(12・7%)が増加したことによる。
◎製穀粉・同加工品=上新粉の5月の生産量は▲25・5%と大幅に減少。また、新規米粉の生産量も▲5・9%とやや減少した。食パンの小麦粉使用料は▲7・5%とかなりの程度減少した。
生めん類の5月の小麦粉使用量は、対前年同月比▲2・5%とわずかに減少した。これは、中華めん(ゆで、餃子等皮類)及び日本そば(ゆで)は増加したものの、うどん(生、ゆで)、中華めん(生、蒸し)及び日本そば(生めん)が減少したことによる。
即席めん類のうち、袋めんの小麦粉使用料は▲13・3%とかなり大きく減少。カップ麺も▲22・4%と大幅に減少した。
◎調味料=味噌の5月の生産量は、1・9%とわずかに増加。これは、麦みそは減少したものの、米みそ、豆みそ及び調合みそが増加したことによる。醤油の4月の生産量は、5・6%とやや増加した。
◎調理食品=無菌包装米飯の5月の生産量は、▲3・4%とやや減少。冷凍米飯も▲12・5%とかなり大きく減少した。
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

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