2018年12月31日・第4961号
春月(長野県)
ビターチョコとホワイトチョコの他に天竜緑茶の薄緑、南信州産りんごの淡いピンクと4種類。南信州を意識した色合いにつられて味わえばチョコ、煮豆、市田柿の順番に香りが広がり、それぞれの違った甘味が口の中でハーモニーを奏でてくれる。
貴重な市田柿も原料になっており今年からは通年販売にも乗り出し贈答用だけでなく1個販売を行いあらゆる店舗での販売に対応していく。
貴重な市田柿も原料になっており今年からは通年販売にも乗り出し贈答用だけでなく1個販売を行いあらゆる店舗での販売に対応していく。
商圏は関西、九州にも徐々に広がりを見せているが本田社長は、「心音(shinon)は若い世代に煮豆を知ってもらう入口としての意味合いもある」とし「催事や企画を通して広い世代に煮豆の良さをもっと知ってもらいたい」と話すなど、販路拡大に意欲的だ。
【2018(平成30)年12月31日第4961号4面】
株式会社春月 http://www.syungetsu.co.jp/
2018年12月17日・第4960号
田丸屋本店(静岡県)
わさビーズ
株式会社田丸屋本店(望月啓行社長、静岡県静岡市)が2018年12月22日より発売するわさび製品「わさビーズ」がSNS上で大きな話題を呼んでいる。
「わさビーズ」はイクラのような球状と鮮やかな緑色の外観が特長。料理にトッピングすると、その箇所のみがわさび味になるため、料理本来の味とわさびの味わいが共に楽しめる。静岡産わさびを用い、着色料は不使用、自然色で鮮やかな色合いを実現している。
今月、東京・銀座で行われた静岡県のイベントなどでお披露目し好評を得ていたが、15日に自社公式ツイッターで商品概要についてつぶやいたところ、一気に情報が拡散。「クリスマスにイクラと一緒に軍艦巻にしたい」などインスタ映えする外観が話題をさらっている。
12月17日現在、ツイッター上の「いいね」数は約1万3000件、シェアされた数を表すリツイート数も約1万件を記録している。
SNSで話題になるやいなや、販売サイトへの購入予約も急増、発売に際して用意していた個数は瞬時に売り切れて、現在申し込むと届くのは2019年1月中になるという。
SNSで話題になるやいなや、販売サイトへの購入予約も急増、発売に際して用意していた個数は瞬時に売り切れて、現在申し込むと届くのは2019年1月中になるという。
田丸屋本店の望月社長は「反響もものすごいが、瞬間的なリアクションにこちらもスピード対応していく必要がある」とSNSの爆発力と対応の難しさについて語る。
田丸屋本店では昨年(2017年)7月、ツイッター上に公式アカウントを開設。現在のフォロワー数は約4500人に及ぶ。「わさビーズ」のツイートは、フォロワーがリツイートし、それを見た人がリツイートすることの連鎖で、現在も拡散され続けている。
【2018(平成30)年12月17日第4960号1面】
【2018(平成30)年12月17日第4960号1面】
株式会社田丸屋本店 →http://www.tamaruya.co.jp/
2018年12月10日・第4959号
上野屋(三重県)
こんにゃくすい~つ
有限会社上野屋(佐々木幸太郎社長、三重県松阪市飯高町)は、昭和33年の創業以来蒟蒻の製造卸を中心とした業態で県内はもとより県外、海外の市場に商品を供給する。近年は佐々木社長のアイデアに社内の女性スタッフの意見などを取り入れることでこれまでに無い、特色ある商品をリリースしている。
「山の清水が育んださっぱりおいしいさしみこんにゃく」シリーズは、飯高町の雄大な自然と清流が育んだ蒟蒻。澄んだ水を口にしたような透明感と、透き通るような清涼感のある見た目は、今までさしみ蒟蒻を食べた経験の少ない人にもおススメ出来る商品となっている。
「こんにゃくすい~つ」は、そのさしみ蒟蒻をベースにしたスイーツで、香港でも注目を浴びる商品。柔らかくもっちりとした食感の蒟蒻により、黒蜜ときな粉の濃厚な甘味を存分に感じることが可能だ。
同社の蒟蒻は清流櫛田川の清らかな水を用いて作られることから、臭みの無いクリアな味わいとなっており、スイーツとしても違和感なく食べることが出来る。蒟蒻に馴染みの薄い香港でも受け入れられる、ポテンシャルを秘めた商品だ。
2018年12月3日・第4958号
宝福一(鳥取県)
福ノ誉 じゃことらっきょうの生ラー油
宝福一有限会社(倉都章社長、鳥取県倉吉市)は醤油や酢の醸造元としてスタートし、現在はらっきょうなどの漬物やレトルト食品で優れた企画力を発揮している。今年(2018年)5月には調味酢の製造工場において鳥取県HACCPの認定を受け、衛生管理の推進にも余念がない。
そんな同社の最注目商品が、フード・アクション・ニッポンアワード2018でアワード10産品に選ばれた「福ノ誉 じゃことらっきょうの生ラー油」だ。選定者の株式会社阪急阪神百貨店社長の荒木直也氏は「従来の商品や流通路では無い、らっきょうの食感を残した新しい商品でらっきょうの魅力を紹介したいという心意気にも打たれた」とコメント。
豆板醤とコチュジャンで味付けしたピリ辛味がクセになる逸品だ。
同じ『福ノ誉』シリーズには「くだき梅らっきょう」「旨辛らっきょう味噌」があり、これらもらっきょうの食感を活かし、新しい食べ方を提案している。
2018年11月26日・第4957号
水溜食品(鹿児島県)
「ぽり×2」山椒味
水溜食品株式会社(水溜政典社長、鹿児島県南さつま市)は、爽やかな風味が香る看板商品「島津梅」に代表される干し沢庵メーカーとして著名な存在だ。大根製品ではほかにも、地元産の寒干し沢庵、割干大根など良質な製品作りを行っている。
「ぽり×2」(ぽりぽり)は、個包装した一口サイズの割干漬で、若い女性をターゲットに近年伸長を見せるシリーズ。既に発売した2品に続き、今年(2018年)「山椒味」がラインナップに加わった。白首大根の凝縮された旨味と、山椒のピリッと爽やかな風味がマッチした新感覚の味わいは、おやつ感覚で手が止まらなくなる一品だ。アミノ酸の一種でリラックス効果のあるGABAやカルシウム、食物繊維を含むことも、他のおやつ商材との差別化のポイントとなっている。輸入商材等を扱うチェーンなど、販売先も多様だ。
クリーンルームを完備し、安全面や品質面での要求に応えられる体制が整っていることも、取引先からの支持の理由だ。
2018年11月19日・第4956号
猫島商店(広島県)
大豆のイソフラボン、唐辛子のカプサイシンと、健康志向の消費者へアピールすることが可能だ。内容量100gで、保管しやすい丸カップ入りなのもポイントのひとつ。
このほかキムチの注目商品では、国産の白菜に牡蠣エキスでコクと磯の香りを、瀬戸内産みかん果汁で爽やかな甘さをプラスした「廣島キムチ」があり、関東圏で継続的な販売が続くなど注目を集めている。
また定番商材では主力商品の「広島菜漬250g(浅漬)」が、2015年に年間販売累計10万袋を突破。契約栽培の原料を用いて合成保存料・合成着色料不使用で製造しており、シャキシャキとした心地良い歯ごたえが魅力だ。
地元広島に立脚したメーカーとして、積極的な商品開発を行っている。
地元広島に立脚したメーカーとして、積極的な商品開発を行っている。
2018年11月12日・第4955号
落合一郎商店(愛知県)
同社では、創業以来90年以上、近郊の獲れたての材料を地元の天然調味料を用い、できる限り自然に逆らわない方法で三河佃煮に仕立ててきた。
春シーズンに販売する「桜葉小女子」や希少な愛知県一色産の新物あさりを使用した「愛知産大粒手むきあさりしぐれ煮」など旬の季節を感じられるこだわりの品を作り続けている。
【2018(平成30)年11月12日第4955号7面】
株式会社落合一郎商店(小売ブランド:加根一)
2018年10月29日・第4954号
河野食品(福岡県)
焼き明太子入りからし高菜
河野食品株式会社(河野安男社長、福岡県みやま市)は創業1914年。高菜漬一筋104年を誇る老舗である。高菜の里・福岡県みやま市瀬高町産の高菜を地元に伝わる塩とウコンと唐辛子で一株一株丁寧に漬込む製法を継承してきた。
同社が今年(2018年)秋から新発売したのが「焼き明太子入りからし高菜」。昨年発売した同タイプの商品に辛子明太子を増量し、ボイルではなく焼き明太子を使用しリニューアルさせた。スケトウダラの卵を唐辛子と絡めてしっかりと焼き上げた焼き明太子は香ばしいだけでなく旨味も凝縮されている。焼き明太のため、ツブツブ感をより楽しめると好評だ。高菜は契約栽培で生産者とコミュニケーションを図り丁寧に育て上げられた九州産に限定されており、良質な歯切れ良い物を選定している。高菜の風味とほのかな酸味を残し程良くしぼって丁寧に炒めており、ご飯のお供にはもちろん、チャーハン、ラーメン、パスタなどあらゆる料理にピッタリとなっている。
河野食品株式会社 【九州うまかモン 登録企業】
2018年10月15日・第4953号
熊野の里(和歌山県)
果実まるごとシャーベット
熊野の里株式会社(宮崎誓悟社長、本社工場=和歌山県田辺市文里)は、世界遺産として有名な和歌山県熊野地方に昔から伝わる「めはり寿司」(冷凍)の製造元として知られる。
同社では冷凍の施設と技術を活かし、「果実まるごとシャーベット」を開発した。素材には地元和歌山県産を使用(一部商品を除く)しており、果実含有率80%以上という味、質ともに高付加価値のデザートとして販売。通年のギフト商品として提案している。
果実含有率80%以上なので、まるで果実そのものを食しているような、素材の風味と味が際立つことにまず驚かされる。そして氷菓にありがちな氷の硬さがないことに気付く。乳製品アイスクリームのように、非常になめらかな質感でありながら、アレルゲンである乳を含んでいないことも大きな魅力のひとつである。
さらには、糖の吸収スピードを遅らせるといった抑制作用が期待できる難消化性デキストリン入りという、脂肪や糖が気になる方にもオススメなこだわりの一品だ。
「梅」、「柿」、「みかん」、「いちご」、「いちじく」の5種は、地元和歌山県が大きな産地であるため、もちろん地元産を使用。それぞれの素材をスライスカットし、80%以上含むことで素材そのものを食べているかのようなシャーベットとして仕上がった。特に和歌山県を代表する果実である梅は紀州南高梅を使用し、果実含有率約83%と素材は梅そのものに近く、梅本来の味と風味を楽しむことができる。2018(平成30)年9月27日と28日に東京の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された第8回通販食品展示商談会でも高く評価され、多くの関心を集めた。
「安納芋」は和歌山県では生産されていないため、産地である鹿児島県産の焼き芋を使用し、質感までそのまま、まるで餡のようなねっとりとした非常に風味豊かな仕上がりとなっている。
内容量は1個65gのものと1口サイズ15個入りで200gの少量サイズ。氷菓であるため賞味期限の表示はない。
【2018(平成30)年10月15日第4953号5面】
熊野の里株式会社 http://www.kumanonosato.co.jp/
2018年10月8日・第4952号
コムラ醸造(青森県)
「減塩・山椒入りコムラのなんばんみそ」 カップタイプで新発売
コムラ醸造株式会社(小村彰夫社長、青森県三戸郡五戸町)は明治18年に創業した元祖「コムラのなんばんみそ」本舗として知られる。
同社では2018(平成30)年10月より新商品「減塩・山椒入りコムラのなんばんみそ」を発売する。熟成したもろみに大根・胡瓜・人参・牛蒡などを漬け込んだ青森県南の郷土食「なんばんみそ」に国産山椒を加えて減塩化した商品で、山椒の爽やかな香りとピリッとした辛さがクセになる。同社既製品と比べ塩分を控えており、添加物を使用せず、後味の良さにもこだわった。
またパッケージは「コムラのなんばんみそ」の伝統的なデザインを踏襲しつつ、今までの巾着タイプからカップタイプに変更、そのまま食べられる簡便性も大きな魅力となっている。
またパッケージは「コムラのなんばんみそ」の伝統的なデザインを踏襲しつつ、今までの巾着タイプからカップタイプに変更、そのまま食べられる簡便性も大きな魅力となっている。
アレンジレシピも豊富、ご飯にのせるだけでなく、チャーハンの味付けや手巻き寿司の具材などに幅広く利用できる。内容量は130g。まずは青森県内限定で発売する。
「コムラのなんばんみそ」は青森県南の出身者にとって〝故郷の味〟として親しまれている商品。メディアでも度々紹介され、地元を離れた青森県人からの注文が多いことでも知られている。
【2018(平成30)年10月8日第4952号6面】
コムラ醸造株式会社 http://www.komurajouzou.com/haik/
2018年10月1日・第4951号
新進(東京都)
新進の「大根おろし」売場で高まる存在感 手軽さと味わいに支持
株式会社新進(籠島正雄社長、東京都千代田区)の「大根おろしシリーズ」の売上が伸びている。使いたいときに使いたい分だけ使える簡便性に加え、大根の素材感そのままのみずみずしい味わいが支持を集めている。
今期は鮮魚コーナーへの配化率がこれまで以上に上昇、九州エリアでも大きく広がりを見せるなど、食卓に無くてはならないアイテムとして全国的に「大根おろし」の存在感が高まっている。
今期は鮮魚コーナーへの配化率がこれまで以上に上昇、九州エリアでも大きく広がりを見せるなど、食卓に無くてはならないアイテムとして全国的に「大根おろし」の存在感が高まっている。
2013年に登場した新進の「大根おろし」は秋のサンマシーズンに向けて売り上げが大きく拡大。2015年にテレビCMをスタートしたところ大きな反響があり、その勢いを受けて2016年にはシリーズ商品として、シャキシャキ食感にこだわった「粗おろしタイプ」も登場した。
さらなるテレビCMの放送やイベント出展などの積極的なプロモーションが功を奏し、2018年8月の大根おろしシリーズ(レギュラー120g、粗おろし100g、もみじおろし100g)の合計売上は一昨年同月比で約200%を達成。「大根をおろすのが面倒」といった人口高齢化に伴うニーズや、共働き世帯からの時短ニーズを受け、着実に食卓へ浸透してきている。
今年9月には、大家族や使用頻度の高い人向けの新商品「大根おろしファミリーパック」を発売。たっぷり使用できる徳用サイズ(180g入り)で、これから迎える鍋の季節に「大根おろし」がさらに使いやすくなった。
【2018(平成30)年10月1日第4951号8面】
【2018(平成30)年10月1日第4951号8面】
株式会社新進 https://www.shin-shin.co.jp/
2018年9月24日・第4950号
美山(千葉県)
「イチオシプラス」
株式会社美山(大山一社長、千葉県船橋市)は植物乳酸菌によるキムチの健康機能性を早くから打ち出した有力メーカーである。このたび、人気のイチオシシリーズに新たなラインナップが新登場した。その名も「イチオシプラス」である。
「イチオシプラス」は美山キムチ研究所より発表された健康訴求力に注力した注目のキムチ商品。消費者より関心度の高い健康付加価値である植物乳酸菌に、GABA、食物繊維をプラスし、ピーチ、マンゴー、パイナップル、バナナの4種類のフルーツピューレも使用することでフルーティーな甘さを実現している。
イチオシシリーズに使用されている植物乳酸菌LB27とは美山のキムチから植物乳酸菌を分離し美山キムチ研究所により発見され、その後の医療機関による研究で健康効果が検証された乳酸菌株だ。
LB27はヒト臨床試験を実施した結果、免疫元気効果を1・5倍にUPさせ、肌の水分蒸発を抑えてうるおい保持力が上がり美容・美肌にも良いことが分かっている。この健康機能性の高い乳酸菌が800億個(業界屈指の含有量)含まれていることが注目される所以だ。
GABAについては、キムチの乳酸発酵過程で生成されることが分かっており、一般的には抗ストレス作用や血圧低下の効能が判明している。100㎎の摂取で寝つきがよくなるとされているが、「イチオシプラス」には1商品あたり、リラックス効果を発揮しやすくする30㎎を摂取することができる。
また、健康効果以上にこだわっているのが「イチオシプラス」の味つけであり、商品規格が決まるまでは何回も試行錯誤が重ねられた。
唐辛子ひとつとっても「イチオシプラス」に合う物をチョイスし、ニンニクを少なめにしてサッパリさせた上に辛味もきちんと残した。
フルーティーな甘みも特長でさまざまな旨味を感じる事ができる。まさに医食同源とおいしい食生活を送るにはピッタリの商品だ。内容量180g、賞味期限は20日となっている。
また、イチオシシリーズをあらためて紹介すると「イチオシキムチ」は植物乳酸菌LB27を800億個添加してリニューアルされた。従来のりんごの甘味と塩辛の旨味を重視した味に、乳酸菌を加えて付加価値を高めている。バランスの取れた味わいはご飯のお供、お酒のおつまみ、キムチ料理など、様々な食べ方に抜群の力を発揮する。内容量200g、賞味期限20日。
【2018(平成30)年9月24日第4950号10面】
【2018(平成30)年9月24日第4950号10面】
2018年9月17日・第4949号
水戸納豆製造(茨城県)
「青神楽」
水戸納豆製造株式会社(高星修社長、茨城県水戸市本町)は昭和4年から水戸市において伝統のわらつと納豆をはじめこだわりの納豆を造り続ける老舗である。三代目社長の修氏は国産大豆で質の高い納豆を造りたいという信念を持ち続けて大豆は商品ごとに選出し、こだわりのブランドを発信続けている。
その方針は高星大輔専務に受け継がれており、高品質かつオリジナル性が際立つ商品の開発を行っている。商品や製造する時期により浸漬や蒸煮の時間も変えており、その出来具合を工場長が細目にわたってチェックしている。
今年(2018年)7月に新発売した「青神楽(あおかぐら)」は、吉川青大豆が原料で湧水豊かな新潟県・吉川地区から収穫したものを使用。青神楽の商品名は太古に残る伝説が由来だ。その昔、天照大神が天の岩戸に隠れた時に天手力男命が岩戸を開けた時に岩が勢いよく宙に飛び、その一片が尾神岳になったと伝えられている。「青神楽」は尾神岳の麓だけで栽培されている大豆であり天岩戸伝説(あまのいわとでんせつ)において岩戸開きの神々の宴に思いを馳せ「青神楽」と名付けられた。
「青神楽」について高星専務は「懇意にしている原料卸様から吉川青大豆の紹介を受けて煮豆で食べてみたら絶品だった。製造においては青みを残すのに苦労し試作を重ねて商品化まで1年がかり」とし「今回も茨城県産業技術イノベーションセンター様の協力を頂いたことも大きい」と説明。その味わいは良質な大粒の大豆のため、香り高く豆まめしい味わいがいつまでも続く。タレと辛子で食べるのも良いが藻塩などで味わうのもまた美味しい。内容量は50g、賞味期間は10日間となっている。
同じシリーズで白い納豆として売り出されている「雪あかり」、鮮やかな紅色をした「紅(あか)ずきん」もある。3商品とも内容量50gで賞味期間10日。パッケージは透明で中が見える容器となっているため豆の色味が分かり売場でも一際映えるシリーズとなっている。
2018年9月10日・第4948号
宝来屋本店(福島県)
「ふわっと糀味噌」
株式会社宝来屋本店(柳沼広呂人社長、福島県郡山市田村町)は、明治39年創業の老舗で、伝統の「こうじ製法」に基づき長年味噌や甘酒を製造する。
同社の甘酒シリーズは今年も一昨年比で約6割の伸びを記録しており、その品質は国内のみならず海外でも高い評価を受ける(関連記事)。ペットボトル入りでストレートタイプというお手軽さから近年特に引き合いが強まっているが、大容量でヘビーユーザー等に向けた「純米ストレートあま酒540gや1L(スタンドパック)」なども根強い人気を誇る。
新商品の「ふわっと糀味噌」は、人気を誇る甘酒の発酵力を生かした味噌として、今年(2018年)9月に発売したもの。甘酒を用いることで、香り豊かで照りのある、見た目にも美味しい味噌が出来上がった。米と大豆はいずれも東北産を使用している。
このほか同社の取り組みとしては、SNSを活用したPRが盛ん。「#宝来屋の三五八」を付けて投稿した人の中から抽選で商品をプレゼントするキャンペーンには多くの応募が寄せられ、「ファンの方々が当社商品を使ってお洒落に、そして美味しそうに写真を撮って宣伝してくださっている」(柳沼真行専務)と、手ごたえを感じている。
2018年9月3日・第4947号
坂田信夫商店(高知県)
黄金生姜を生ふりかけに「味付け極しょうが」
株式会社坂田信夫商店(水田晶容社長、本社=高知県香美市)は囲い生姜で全国の25%のシェアを誇る有力メーカー。生鮮、加工とも生姜のメイン商材は地元・高知県産であり、特に独自開発した品種「黄金しょうが」は鮮やかな黄色、強い辛味があって繊維は少ないという特徴があり、その品質には高い評価を得ている。
この黄金しょうがを用いた人気商品が、昨年(2017年)発売の「味付け極しょうが」である。粗目のみじん切りにした生姜に鰹出汁と黒酢、醤油で風味豊かに仕上げており、生姜の辛味が引き立っている。生ふりかけとして直接ご飯にかけるのは勿論、炒飯やパスタ、冷奴などの具材兼調味料として幅広く利用できる。内容量は110g。
同社は美味しさの追求は勿論、安心・安全への取組にも最大限の配慮をしており、減農薬の推進や「ISO9001:2015」、「Kochi HACCP 第3ステージ」の認証を取得している他、国内生姜メーカーでは唯一の「GLOBALGAP」を取得している。
株式会社坂田信夫商店 http://www.kochi-sakata.co.jp/
2018年8月27日・第4946号
猪貝(新潟県)
越後銘産「えご」
株式会社猪貝(猪貝克浩社長、新潟県長岡市新産)は歴史城下町から近代化していく長岡と共に歩んできた歴史を持ち今年で創業105年を迎えた。心太(ところてん)製造に端を発し、蒟蒻(こんにゃく)や新潟県で広く食されている海藻えご、もずくなどを製造販売している老舗メーカーである。
「えご」については、名物商品「越後銘産えご」として販売しており、まるで羊かんのようにまろやか且つ弾力のある味わいで郷土食としても知られている。海藻独特の風味も感じられ付属の調理みそをつけて刺身にして食べたり、生姜醤油で頂いたりするのがおすすめだ。内容量180gで、25gの調味みそが付属している。賞味期間は15日。
そもそも「えご」とは、日本海沿岸を主に、青森、新潟、能登半島で獲られるエゴノリという海藻を煮て溶かし固めたもので、お盆や冠婚葬祭の行事食であった。新潟の他、秋田、山形、福井、京都、福岡など日本海側や長野、福島の一部地域で食べられてきた。その中でも新潟県はスーパーでも購入できる珍しい地域で猪貝社長は「越後えご保存会」の会長として「えご」の普及活動も行っている。
同会主催のえごリンピックでは様々なレシピ提案が行われており、黒蜜や砂糖をつけて食べるスウィーツや明太子和えなど様々なバリエーションを発信している。なかでもレシピコンテストで最優秀賞を獲得した「えごのチカラ」は、きゅうりやミニトマト、大豆(水煮)、チーズ、しらすと「えご」を和えて胡麻ドレッシングをかけて食べる具だくさんのサラダで、ミネラルや食物繊維を「えご」からたっぷり取ることができる。現代人が不足がちな栄養素を補うアンチエイジングな食材として「えご」は力を発揮するに違いない。【2018(平成30)年8月27日第4946号6面】
株式会社猪貝 http://www.inokai.net/
2018年8月20日・第4945号
安田食品工業(香川県)
安田食品工業 「オリーブ牛味噌」
安田食品工業株式会社(城上哲文社長、香川県小豆郡小豆島町)はこの度、「オリーブ牛味噌」を発売した。オリーブ牛の濃厚ながらしつこさのない脂と、香川県産にんにくの香りが食欲を刺激する、パンチある一品だ。
香川県内で育てられる黒毛和牛「讃岐牛」に、搾油後のオリーブの果実を飼料として与えたのが「オリーブ牛」である。オリーブの成分であるオレイン酸により旨味が増し、抗酸化成分により脂っこさのないさっぱりとした口当たりを両立させた、今注目のブランド和牛だ。また、にんにくは肉厚で香りが豊かだと品質に定評がある香川県産のみを使用。
これらオリーブ牛と香川県産にんにくを甘みある味噌で合わせることにより、濃厚なコクが生まれた。シンプルにご飯にたっぷりかけて食べれば、脳を突き抜けるような美味しさに。野菜炒めなどの隠し味としても優秀で、簡単に味が決まるのに箸が止まらない料理が出来上がりだ。
同社はこの他にも梅果肉の食感を楽しめる「梅のり」や、紅ズワイガニをたっぷり使った「蟹のり」、宇和島産の鯛のペーストを使用した「鯛みそ」などをラインナップしている。佃煮に馴染みのない人でも食べてみたくなる一味違った商品で販売の裾野を拡げている。
【2018(平成30)年8月20日第4945号3面】
安田食品工業株式会社 http://www.yasudanotukudani.co.jp/
2018年8月6日・第4944号
水産堂(福岡県)
水産堂 「貝柱粕漬」
株式会社水産堂(海部達也社長、福岡県柳川市)は、各種農水産物の粕漬製造をメインに、卸売や自社店舗での小売販売も行っている。大正12年10月の創業で、2018(平成30)年に95周年を迎える老舗企業である。
同社が本社を置く柳川市は水郷として知られ、川下りや旧柳川藩主・立花家の別邸「御花(おはな)」、「鰻のせいろ蒸し」などが有名で、観光地として多くの客が訪れる。
その地で初代・海部福端氏が創業し、有明海の豊富な海の幸と酒処である近隣の城島町・頼高町といった地の利に恵まれ、「貝柱粕漬」が誕生した。それ以来95年にわたって郷土の味を守り、伝統を引き継ぎ、地元民に愛される商品作りに精進してきた。同社の粕漬は「柳川ブランド」商品に認定されている。
メイン商品は、創業以来の伝統を受け継ぐ「貝柱粕漬」。また、姉妹品である「海茸粕漬」も、独特の歯応えで人気の商品だ。盆暮れの時期には、贈答品としてのギフトセットも取り揃えている。同社ホームページには、「水産堂の粕漬けはわが郷里の誇れる絶品です」といった消費者の声も届いており、同社の培ってきた製造と販売の伝統力を示している。
【2018(平成30)年8月6日第4944号30面】
株式会社水産堂 https://www.suisandou.co.jp/
2018年7月30日・第4943号
紀の誉食品(和歌山県)
紀の誉食品 「桜燻梅(おうくんばい)」
紀の誉食品株式会社(大岩正雄社長、和歌山県すさみ町周参見)が2018(平成30)年3月から発売した「桜燻梅(おうくんばい)」が注目を集めている。
同製品は、和歌山県が新たな資金調達の手段として注目されている「クラウドファンディング」を活用して創業や新事業展開を目指す事業者の支援を行う「和歌山県クラウドファンディング活用支援対象プロジェクト」に認定されて商品化に至った。
同プロジェクトは昨年12月に認定され、認定事業開始からの件数は13件目。認定プロジェクト名は「紀州南高梅を桜のチップで本格的に燻製に仕上げました。【桜燻梅(おうくんばい)】」。
プロジェクト内容は、紀州南高梅に、燻製独特の香ばしさと旨みを加えた、今までにない新しい梅干を開発。燻製にすることで旨みが凝縮され、梅干の概念が覆されるほど味わい深く仕上がった。日本酒や焼酎、ワインなどお酒のお供に最適で、ご飯との相性も抜群。定番の梅干売場において差別化が図れる商品で、高い関心を寄せられている。
また、梅に熱が加わることで生成される「ムメフラール」や、梅干に元々含有され、ダイエットに効果があると言われる「バニリン」が多く含まれる。梅干の新たな可能性を広げることで、新たな購買層の獲得や和歌山県産梅の消費量拡大が期待できる。
【2018(平成30)年7月30日第4943号5面】
紀の誉食品株式会社 http://www.kinohomare.co.jp/
2018年7月23日・第4942号
片山食品(新潟県)
片山食品 お新香小鉢シリーズ新商品「からし茄子」「梅かつおザーサイ」
片山食品株式会社(片山吉朗社長、新潟県新発田市)は全国トップシェアのにんにく漬を主力に、農産物と海産物を組み合わせた惣菜漬物など数々のヒット商品を生み出している有力メーカー。
同社はこの度、お新香小鉢シリーズから秋冬商品向けに2品を新発売する。同シリーズは個食需要に対応した小容量タイプのお新香シリーズで通年販売商品としては「青しその実漬」、「しば漬胡瓜」、「胡瓜のピリ辛漬」を揃えておりポピュラーな品揃えと手軽な食べ方ができる漬物ラインナップとして引き合いを強めている。食べやすい刻み形状のため、比較的高齢な人でも食べやすいのも特長である。
新発売の「からし茄子」は隠し味にマヨネーズを使用。からし漬特有のツンとした辛みを抑えて程良くまろやかにコクのある味噌仕立てに仕上げた。味噌とマヨネーズのまろやかなハーモニーが、ご飯はもちろん、おつまみにも最適となっている。内容量45g、賞味期間はD+29。
同じく秋冬向けに新登場の「梅かつおザーサイ」は薄くスライスしたザーサイをごま油とかつお節が効いた紀州産南高梅の梅肉を和えている。さっぱりとした梅肉とごま油の香りが食欲増進させる。内容量50g、賞味期間はD+29。両商品とも2018(平成30)年8月27日から出荷となっている。
【2018(平成30)年7月23日第4942号4面】
片山食品株式会社 http://www.powerkun.co.jp/
2018年7月16日・第4941号
キョウショク(長野県)
ご飯にそのままかけて食べる他にも、納豆・豆腐・蕎麦など様々な食べ物のトッピングとして使用可能で、売場のクロスMDにも最適なアイテム。今年2月に開催されたスーパーマーケット・トレードショーでは試作品を出品しSMバイヤーや商社・問屋筋から簡便性と味わいの面で高い評価を受けている。
野沢菜と昆布は共に豊富な食物繊維が含まれることでも知られており健康志向にも対応する期待の商品。
【2018(平成30)年7月16日第4941号5面】
株式会社キョウショク http://www.kyoushoku.co.jp/
2018年7月9日・第4940号
泊綜合食品(鳥取県)
泊綜合食品「カラフルらっきょう」
全国への大卸を展開する鳥取の有力企業が泊綜合食品株式会社(岸田隆志社長、本社=鳥取県鳥取市)である。地域特産の楽京製品の分野では、その優れた企画力を生かした商品開発で知られる。
テレビや一般紙で取り上げられ注目されているのが「カラフルらっきょう」である。若年層が手に取りたくなるらっきょうを、と地元中学校の生徒からの提案を取り入れて開発された商品で、カラーラインナップは現在、赤、黄、オレンジの3色。くびれのある瓶に詰められたその姿は、売り場でも一際目を惹く鮮やかさだ。
勿論、奇抜なだけではなく食べても美味しい。赤は桜花の塩漬けが入ったさくら味、黄色は柚子の千切りが入った柚子味、オレンジは柚子こしょう味となっている。どれも、シャキシャキ感は残しながらも独特の臭いは控えめになっており、らっきょうの新たな可能性を提示する仕上がりになっている。着色は全て天然素材由来の色素を使用する。今後は別のカラー、フレーバーでの展開も検討中とのことだ。
【2018(平成30)年7月9日第4940号6面】
泊綜合食品株式会社 http://tomari.co.jp/
2018年6月25日・第4939号
飛鳥(大阪府)
飛鳥「するめ入り きざみ奈良漬」
株式会社飛鳥(吉川孝浩社長、大阪市福島区)では、今年(2018年)の春から新商品『するめ入り きざみ奈良漬』を発売した。現在のところ同社直営店の平野町本店のみでの販売だが、常連客に加えてオフィス街で働く女性など新たな顧客層が購入しており、徐々にその存在感が増して来ている。
最大の特徴は、これまで販売していた「きざみ奈良漬」にするめいかをブレンドしたこと。奈良漬の芳醇な風味にするめの旨味が加わったことで、奈良漬初心者には食べやすく、愛好家には意外な組み合わせを楽しめるような味へと仕上がった。風味を生かすため、するめは酒粕であっさりと漬けているのがポイントだ。白瓜の軽快な歯ごたえと、するめのしっとりとした食感の相性も面白い。
商品の開発者は、平野町本店店長を務める太田幸子氏。「とにかく奈良漬のことを多くの方に知って欲しいと考え、お客様の意見を聞きながら色々な組み合わせを試した。当社では原料は全て国産野菜を使用しており、するめも国産のものにこだわった」。昨年12月に行った試験販売の好評振りを受け、製造面や品質面などの課題をクリアして商品化へと至った。
販売の反応は上々で、5月の大型連休時には帰省土産にと購入する人が多く、予想を上回る売れ行きとなった。また関東圏から買いに来る常連客もおり、近年同店で売上を伸ばしている「きざみ奈良漬」と合わせ、新たな定番商品へと育ちつつある。
ショットバーのような洗練された装いの平野町本店向かいには、2020年春に大型ホテルがオープン予定。
今後は固定客はもちろんのこと、ライト層へ向けた販売戦略強化にも着手して行く見込みだ。
今後は固定客はもちろんのこと、ライト層へ向けた販売戦略強化にも着手して行く見込みだ。
【2018(平成30)年6月25日第4939号4面】
2018年6月18日・第4938号
千田佐市商店(秋田県)
「玉ねぎとまぐろのオリーブ油&ガーリック仕立て」は、オリーブ油とガーリックを加えてフレッシュな味わいに仕上げた。原産地は日本(玉ねぎ)、中西部太平洋・インドネシア近海・インド洋(まぐろ)。
【2018(平成30)年6月18日第4938号4面】
株式会社千田佐市商店 http://www.chida.co.jp/
2018年6月11日・第4937号
オタフクソース(広島県)
オタフクソース「らっきょう酢」「和ピクルスの酢」
オタフクソース株式会社(佐々木直義社長、広島市西区)の『らっきょう酢』は、今年(2018年)発売から63年目を迎えるロングセラー。単品で年間約10億円の売上を誇り、新物のらっきょうが出回る今の時期に需要のピークを迎える。
その最大の特徴は、液糖ではなく上白糖を用いることで生まれる上品な甘み。1955年に発売して以来、長年愛され続ける昔ながらの味のベースは今も変わっていない。液糖を使用しないため、らっきょうを漬けた際に色味や歯ごたえが良く仕上がる。
調理方法は大きく分けて①らっきょうを漬ける、②らっきょう以外の食材に使用する(漬ける・和える・煮込むなど)、③漬け終わったらっきょうを活用する、の3パターン。特に近年は②らっきょう以外の食材に使用する使い方が注目され、店頭に加えWeb等でも積極的なレシピ提案を行う。その効果もあって、中四国エリアではらっきょうを漬ける時期以外にも年間定番として店頭に並び、POSデータではピークの4~6月以外にも調味酢部門で2割のシェアを占めるなど安定した需要を見せる。らっきょう1㎏を同品700mlで漬けられるため、シーズンにはジャストサイズの700mlやお特用の大容量1・8Lが販売の中心で、特にチャック付パウチ700mlは瓶を使用せずに漬けられる簡便さから新規層・リトライ層の需要も獲得している。こうした新たな商品展開について商品企画課の川相庸一氏は「昔ながらのこだわりを受け継ぐ部分と、現代のニーズに合わせる部分の両面が必要」と分析する。
『和ピクルスの酢』をはじめとした〝ピクルスの酢チャック付パウチ〟(2016年発売)は、この発想から生まれたシリーズで、容器不要で手軽に酢漬けにチャレンジでき、さらに漬け液を活用して欲しいとの想いを形にしたもの。
漬け液を活用したアレンジレシピにより、漬けた後も無駄なく商品を楽しめる。特に和ピクルスの酢は、焼津産かつおだしと紀州産梅酢を使用した和風味が様々な野菜とマッチし、生鮮売場でも商品提案が可能な商品だ。
【2018(平成30)年6月11日第4937号10面】
オタフクソース株式会社 https://www.otafuku.co.jp/
2018年6月4日・第4936号
大晃(静岡県)
業務用として全国の旅館やホテル、割烹、寿司処、居酒屋などで幅広く使用されているため、「つんつん漬」の名は知らなくとも口にしたことがある人は多いはずだ。
同社では、家庭でも食べたいというリクエストが多いため、一般用の販売にも今後力を入れていく。そのまま小鉢や、刺身と合わせて丼ぶり、サラダやパスタ・チャーハンなど食べ方は様々。アイデア次第で豊富なレシピが完成する。
「つんつん漬」の美味しさを支えている〝水〟にも秘密がある。同社が西伊豆で営むわさびの駅にある取水場で地下1000メートルから自社で汲み上げた天城山系の深層水を使用している。この深層水が同社製品のまろやかで澄んだ旨味を生み出している。
【2018(平成30)年6月4日第4936号4面】
株式会社大晃 http://www.daiko-ken.co.jp/
2018年5月28日・第4935号
丸井産業(徳島県)
丸井産業「いなかたくあん」
丸井産業株式会社(井内運久社長、徳島県名西郡石井町)は、熟成乳酸発酵させた伝統の「いなかたくあん」や特産のすだちを使った「昆布入りすだちだいこん」などの市販品をはじめ、国産業務用商品、原料手配など幅広い業態を営む。
「いなかたくあん」は、かつての阿波たくあんの技術を踏まえ、乳酸発酵により長期熟成させて仕上げる。原料には、地元産の白首大根の中でも水分が少なく漬けた際にパリッとした食感が感じられる品種を使用。「日本の伝統食として、味や作り方を未来に残して行きたい」(井内一道専務)との信念で長年大切に作り継いでいる。さらに同品は昨年、徳島県のサポートを受けてハラール認証を取得。マレーシアで行われたジャパンフェアでも販売するなど、海外に向けた商品PRも行っている。内容量は1個入り・1本入りの2種類があり、賞味期限は90日。
【2018(平成30)年5月28日第4935号4面】
丸井産業株式会社 http://www.marui-sangyo.co.jp/
2018年5月21日・第4934号
高橋商店(香川県)
高橋商店「そら豆醤油」
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は「醤油」と「佃煮」の島として名高い。この小豆島で嘉永5年(1852年)より醤油の製造を続けているのが、ヤマモ印の株式会社高橋商店(高橋淳社長、本社=香川県小豆郡小豆島町安田甲142)。小豆島での醤油づくりにおいて4番目の古さを誇る。
大豆・小麦を使わず、そら豆と食塩で作った「そら豆醤油」が今注目されている。アレルギー表示対象27品目の原材料は使っていないアレルギー患者向けの醤油風調味料である。
濃口醤油と変わらないうま味成分を含んでおり(全窒素1・65程度)、濃口醤油として違和感なくかけ醤油、煮物に使用できる。また、濃口醤油に無いまろやかな味わいを持っている。
同商品の加工品も開発しており、のり佃煮、ぽん酢、つゆ、そら豆で作った味噌と商品を広げている。
このほか国産丸大豆醤油や、国産原料で作ったぽん酢、つゆ等は化学調味料・食品添加物不使用としており、体に優しい食品づくりに注力している。
濃口醤油と変わらないうま味成分を含んでおり(全窒素1・65程度)、濃口醤油として違和感なくかけ醤油、煮物に使用できる。また、濃口醤油に無いまろやかな味わいを持っている。
同商品の加工品も開発しており、のり佃煮、ぽん酢、つゆ、そら豆で作った味噌と商品を広げている。
このほか国産丸大豆醤油や、国産原料で作ったぽん酢、つゆ等は化学調味料・食品添加物不使用としており、体に優しい食品づくりに注力している。
【2018(平成30)年5月21日第4934号7面】
株式会社高橋商店 http://www.shodoshima-yamamo.com/
2018年5月7日・第4933号
東京にいたか屋(東京都)
東京にいたか屋「糀と食べる東京すだちべったら漬」
株式会社東京にいたか屋(中川英雄社長、東京都中央区日本橋)は、2018(平成30)年7月1日から9月末まで「糀と食べる東京すだちべったら漬」と「東京すだちべったら漬」を期間限定で販売する。
いずれも国産大根と徳島産すだちを使用し、上品な甘みとすだちの爽やかな風味が身上。脂物とも相性が良く土用の丑の日や、鮮魚、惣菜売場でのサンマとのコラボ企画に好適商材。
「糀と食べる東京すだちべったら漬」は「白ざらめ入り糀と食べる、すだちの爽やかな風味が特徴」(営業部)の東京ベったら漬け。
包装形態はカップで内容量は170g×8・8合わせ。
いずれも国産大根と徳島産すだちを使用し、上品な甘みとすだちの爽やかな風味が身上。脂物とも相性が良く土用の丑の日や、鮮魚、惣菜売場でのサンマとのコラボ企画に好適商材。
「糀と食べる東京すだちべったら漬」は「白ざらめ入り糀と食べる、すだちの爽やかな風味が特徴」(営業部)の東京ベったら漬け。
包装形態はカップで内容量は170g×8・8合わせ。
【2018(平成30)年5月7日第4933号10面】
株式会社東京にいたか屋 http://www.niitakaya.co.jp/
2018年4月30日・第4932号
井上食品(兵庫県)
井上食品 「ごま油香るするめキムチ」
井上食品株式会社(井上淳也社長、兵庫県神戸市西区)は、創業当時から手がける佃煮製造に加え、おつまみ・水産加工品を中心に取り扱うメーカー。
「かどやごま油香るするめキムチ」は、今年(2018年)リニューアル発売した商品で、いかの旨味と香ばしいごま油の香りが効いたおつまみ向けのキムチだ。さきいかを神戸のオモニ秘伝のキムチダレにじっくり漬け込み、香ばしいかどや純正ごま油の風味を最大限生かした形で新登場した。使用するさきいかは自社で輸入しているため、キムチに適し安定した品質の原料を用いることが可能。長年いか加工品を手がける同社の強みを生かした商品となっている。
噛めば噛むほど口の中に広がるいかの旨味とキムチダレが生み出すコク深い味わいは、ビールやハイボールのお供として存在感抜群。また単品で食べるのはもちろん、やみつき胡瓜や豚キムチ、スープなど様々な料理に用いるのもおススメだ。これらのレシピは同社ウェブサイトに加えて公式インスタグラムアカウントにて公開しており、多方面からその魅力を伝えている。商品規格は内容量95gで、賞味期限60日(冷蔵・冷凍の2タイプ)。刻み焼きかまぼこを混ぜ合わせたタイプもあり、こちらは内容量60g。
「かどやごま油香るするめキムチ」は、今年(2018年)リニューアル発売した商品で、いかの旨味と香ばしいごま油の香りが効いたおつまみ向けのキムチだ。さきいかを神戸のオモニ秘伝のキムチダレにじっくり漬け込み、香ばしいかどや純正ごま油の風味を最大限生かした形で新登場した。使用するさきいかは自社で輸入しているため、キムチに適し安定した品質の原料を用いることが可能。長年いか加工品を手がける同社の強みを生かした商品となっている。
噛めば噛むほど口の中に広がるいかの旨味とキムチダレが生み出すコク深い味わいは、ビールやハイボールのお供として存在感抜群。また単品で食べるのはもちろん、やみつき胡瓜や豚キムチ、スープなど様々な料理に用いるのもおススメだ。これらのレシピは同社ウェブサイトに加えて公式インスタグラムアカウントにて公開しており、多方面からその魅力を伝えている。商品規格は内容量95gで、賞味期限60日(冷蔵・冷凍の2タイプ)。刻み焼きかまぼこを混ぜ合わせたタイプもあり、こちらは内容量60g。
井上食品株式会社 http://inoueshokuhin.com/
2018年4月23日・第4931号
すが野(栃木県)
すが野 「ごはんにかける梅しそごぼう」
国産楽京漬のトップメーカーである株式会社すが野(菅野弘社長、栃木県下都賀郡壬生町)は2018(平成30)年1月29日、ISO22000認証を取得した。ISO22000は食品安全の国際規格(ISO)で、食品管理や保健衛生など具体的な内容自体は会社ごとに策定できるが、ISOが世界共通で用意されていることから、信頼度が高い食品安全マネジメントシステムとして認知されている。
同社では衛生管理と並行して商品開発にも力を入れている。3月20日より発売した「ごはんにかける梅しそごぼう」、「刻みらっきょう ハチミツレモン風味」、「刻みらっきょう キムチ味」は、春夏向けの新商品としていずれも好調な滑り出しとなっている。
テレビなどのメディアで取り上げられ、順調に販売数を伸ばしている「ごはんにかけるごぼうと昆布」の姉妹品である「ごはんにかける梅しそごぼう」は、シャキシャキと歯切れ良い国産ごぼうを使用し、梅、しそ、ごまを合わせた。かつおの旨味と梅酢の酸味が融合し、コクがありながらも梅酢の酸味が口の中をさっぱりとさせる。ご飯のおかずとしてはもちろん、豆腐の他、そばやうどんにのせても美味しく食べられる。暖かい季節となってさっぱり感が欲しくなる春夏向けにぴったりの一品で、料理のひと味としても様々な食の機会で利用できる。内容量は80g。
2018年4月16日・第4930号
山豊(広島県)
山豊 「こもち昆布入り広島菜」
株式会社山豊(山本千曲社長、広島県広島市安佐南区)は、『廣島魁(ひろしまさきがけ)=他社に先駆けること』の精神でオリジナルの商品開発を重視する。漬物グランプリ法人の部決勝大会進出は、昨年(2017年)一般審査特別賞を受賞した「粽菜(ちまきな)はつね」に続き2年連続となる。
決勝大会進出品「こもち昆布入り広島菜」は、昨年夏に発売した商品で、地元有力メーカーの㈱ヒロツク(竹本新社長、広島市西区)とのコラボにより生まれたもの。「単純に今あるものを合わせただけでなく、広島を代表する漬物である広島菜と、県内を中心に馴染みの存在であるこもち昆布、双方の良いところを引き出した商品」(山本社長)となっている。それぞれ配合調整をすることで、契約栽培の良質な広島菜が生みだす風味や食感、こもち昆布の旨味を絶妙なバランスで味わえ、広島菜の新たな魅力を発見できる。パッケージにはヒロツクのCMでお馴染みの可愛らしいキャラクターを用いており、売場での訴求効果も期待可能だ。当初は駅ナカ限定発売品として売り出したが、駅以外への案内も今年から順次開始している。
決勝大会進出品「こもち昆布入り広島菜」は、昨年夏に発売した商品で、地元有力メーカーの㈱ヒロツク(竹本新社長、広島市西区)とのコラボにより生まれたもの。「単純に今あるものを合わせただけでなく、広島を代表する漬物である広島菜と、県内を中心に馴染みの存在であるこもち昆布、双方の良いところを引き出した商品」(山本社長)となっている。それぞれ配合調整をすることで、契約栽培の良質な広島菜が生みだす風味や食感、こもち昆布の旨味を絶妙なバランスで味わえ、広島菜の新たな魅力を発見できる。パッケージにはヒロツクのCMでお馴染みの可愛らしいキャラクターを用いており、売場での訴求効果も期待可能だ。当初は駅ナカ限定発売品として売り出したが、駅以外への案内も今年から順次開始している。
2018年4月9日・第4929号
小澤商店(愛知県)
小澤商店 稲武だけしょうゆ漬け
有限会社小澤商店(小澤敬史社長、愛知県豊田市武節町)は、主力商品「山ごぼう味噌漬け」など山の恵みや地元食材を生かした漬物作りを行う。
「稲武だけしょうゆ漬け」は今月発売した新商品で、小澤商店の位置する豊田市稲武地区で栽培されたしいたけ〝稲武だけ〟を漬物にした。
これは名古屋市に本社を置きソフトウェア開発などを行うF.S.Cがアグリ事業を立ち上げ、昨年から栽培を開始したもの。稲武地区は山あいで綺麗な水と空気に恵まれる他、地温が低くしいたけ栽培に好適な条件が整う。収穫物のしいたけは青果での出荷が中心だが、地元の農産物を加工し地域農業の発展、地域創生に力を入れて来た小澤社長に声が掛かったことで商品化へと至った。山郷・稲武に育まれたしいたけの旨味と、香り高いしょうゆの味わいを感じられる商品となっている。
「稲武だけしょうゆ漬け」は今月発売した新商品で、小澤商店の位置する豊田市稲武地区で栽培されたしいたけ〝稲武だけ〟を漬物にした。
これは名古屋市に本社を置きソフトウェア開発などを行うF.S.Cがアグリ事業を立ち上げ、昨年から栽培を開始したもの。稲武地区は山あいで綺麗な水と空気に恵まれる他、地温が低くしいたけ栽培に好適な条件が整う。収穫物のしいたけは青果での出荷が中心だが、地元の農産物を加工し地域農業の発展、地域創生に力を入れて来た小澤社長に声が掛かったことで商品化へと至った。山郷・稲武に育まれたしいたけの旨味と、香り高いしょうゆの味わいを感じられる商品となっている。
2018年3月26日・第4928号
村山健次商店(新潟県)
村山健次商店 ちゃんばら漬
有限会社村山健次商店(村山武則社長、新潟市江南区)は、米どころ亀田郷で創業し130余年。戊辰戦争の記憶をまだ残す明治中期に酒蔵として始まり、こだわりの味噌造りや糀造りへと発展。酒蔵時代からのこだわりの醸造技術を今に守り継ぎながら、様々な商品を生み出す老舗である。
同社が生み出す漬物もまた味噌漬や、しその実の中に刻み生姜を混ぜ込んだ「黒ダイヤ」という醤油漬など、こだわりの品の数々が並ぶ。そんな中、今年(2018年)から本格的に販売しているのが「雪国ちゃんばら漬け」だ。青唐辛子のおなかを切り、その中にしその実漬け(しその実と大根)と昆布を詰めた逸品。切り込み部分には昆布を巻いてスゲで縛り中身が出ないようにしてある。雪国ならではの甘味のないしょっぱい醤油漬は、唐辛子を刀に見立てたネーミングで注目受けること間違いなし。1本ずつ手作業で検品製造・包装もしており、贈答用としてお土産にも最適な一品。そのまま切って食べたり、1本丸ごとご飯に乗せてお茶漬けとしてかぶりつきながら食べたりするのも良し。チーズを乗せてグリルで焼いても抜群のおいしさを発揮する。タレも風味が良い醤油味なのでお刺身などにつけて捨てることなく食べられるのも嬉しい。入数4本の賞味期限は120日。
2018年3月19日・第4927号
岡山やまう(岡山県)
岡山やまう 「糖しぼり割大根ゆかり®仕立て」
岡山やまう株式会社(梅澤綱祐社長、岡山県高梁市)は2018(平成30)年4月2日~5月31日の期間限定で、ふりかけのロングセラーブランド三島食品「ゆかり®」とコラボした新商品「糖しぼり割大根ゆかり®仕立て」を発売する。
「糖しぼり割大根ゆかり®仕立て」は、辛みが少なくみずみずしい食感が特徴の国内産青首大根の上部と下部をカット、いちばんおいしい中央部だけを原料として使用。塩で一次漬けした後、砂糖に漬けて二次漬けを行い、冷蔵しながら漬け込むことで大根の鮮度を保ちつつ熟成を進める低温熟成でサクッとした食感に仕上げている。
さらに熟成過程では漬けムラが生じないよう上層部と下層部を入れ替え(天地替え)、大根の漬かり具合を見極めながら重石の調整をし、じっくりと丁寧に漬け上げた。
味付けの仕上げには、赤しそのさわやかな味と香りが引き立つ「ゆかり®」を使用。「ゆかり®」に使用されている赤しそは、主に三島食品オリジナル品種の「豊香®」。香りがよく、葉質が柔らかく、赤紫色が濃い新葉だけを収穫しており、「ゆかり®」の特徴である赤しそのさわやかな香りを最大限に生かしている。なお、保存料・合成着色料は使用していない。
漬物の最大の特徴である食感と、「ゆかり®」の最大の特徴であるさわやかな味と香りが絶妙に調和した香味豊かな味わいが楽しめる大注目の商品だ。
「糖しぼり割大根ゆかり®仕立て」は、辛みが少なくみずみずしい食感が特徴の国内産青首大根の上部と下部をカット、いちばんおいしい中央部だけを原料として使用。塩で一次漬けした後、砂糖に漬けて二次漬けを行い、冷蔵しながら漬け込むことで大根の鮮度を保ちつつ熟成を進める低温熟成でサクッとした食感に仕上げている。
さらに熟成過程では漬けムラが生じないよう上層部と下層部を入れ替え(天地替え)、大根の漬かり具合を見極めながら重石の調整をし、じっくりと丁寧に漬け上げた。
味付けの仕上げには、赤しそのさわやかな味と香りが引き立つ「ゆかり®」を使用。「ゆかり®」に使用されている赤しそは、主に三島食品オリジナル品種の「豊香®」。香りがよく、葉質が柔らかく、赤紫色が濃い新葉だけを収穫しており、「ゆかり®」の特徴である赤しそのさわやかな香りを最大限に生かしている。なお、保存料・合成着色料は使用していない。
漬物の最大の特徴である食感と、「ゆかり®」の最大の特徴であるさわやかな味と香りが絶妙に調和した香味豊かな味わいが楽しめる大注目の商品だ。
2018年3月12日・第4926号
不動農園(和歌山県)
不動農園 キムチ梅
株式会社不動農園(不動正巳社長、和歌山県田辺市)では、素材を生かしたこだわりの梅の製造、販売を行っている一方で、新しい味や梅関連の加工品も展開。中でも2018(平成30)年1月16日に放送されたTBS系のテレビ番組「マツコの知らない世界 梅干しの世界」で紹介された「キムチ梅」への問い合わせや引き合いが増加している。
「キムチ梅」は、甘口の梅干とコクがあるキムチの味が絶妙にマッチした、新しい梅干。ご飯はもちろん、おつまみにもおすすめだ。色はキムチ色で、香りもキムチだが、キムチの味が強すぎず、梅の味と風味とマッチしてマイルドな味に仕上がっている。テレビではオススメの食べ方として、わさびを乗せてマツコさんが食べたところ、「おいしい」と一言。大きな反響を呼び、販路拡大につながっている。
【2018(平成30)年3月12日第4926号7面】
株式会社不動農園 http://www.fudonoume.co.jp/
2018年3月5日・第4925号
天塩(東京都)
天塩 塩分補給タブレット
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は2018(平成30)年3月5日、熱中対策アイテムとして塩に「赤穂の天塩」を使用した「天塩 塩分補給タブレット」を全国の量販店で新発売した。汗に近いイオンバランスを再現することで熱中対策を目的としたタブレットとなっている。
消防庁の「2017年(6月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると熱中症による救急搬送は毎年4~5万人に及んでいる。
2017年の夏も8月上旬まで各地で熱い日が続き、暑さに慣れていない6月から熱中症の救急搬送者数が増加した。また熱中症は住居・仕事場での発生率が50%を超えており、たとえ屋内にいても熱中症対策は欠かせないことが知られる所となっている。
「天塩 塩分補給タブレット」は、仕事や家事、外出中のスキマ時間にすばやい塩分補給が可能。夏場の外出やスポーツなど屋外での活動が増える人にも手軽に持ち運びが出来るよう再封可能なチャック付き袋を採用している。さらに塩分補給に適した商品であることをイメージしやすいよう爽やかな味わいの青梅味に仕上げ、パッケージにもそれをデザインした。
【2018(平成30)年3月5日第4925号4面】
株式会社天塩 https://www.amashio.co.jp/
2018年2月26日・第4924号
舞昆のこうはら(大阪府)
2018年2月19日・第4923号
オクヒロ食品(広島県)
尾道浪漫珈琲使用「珈琲花豆」
オクヒロ食品株式会社(奥延浩寿社長、広島県三原市)は、煮豆や佃煮、惣菜など伝統食品の製造を手がける。中でも「尾道浪漫珈琲使用珈琲花豆」は、SMTS主催者企画暮らしのコトづくり食にて『「食」の足し算で喜び倍増フーズ』に選ばれるなど注目を浴びている。
「尾道浪漫珈琲使用珈琲花豆」は、大黒花芸豆を柔らかく炊き上げ、尾道市内にある老舗珈琲店の尾道浪漫珈琲で提供されているコーヒーで味付けをしたもの。豆とコーヒーのハーモニーが絶妙で、ウイスキーなどお酒との相性も折り紙つきだ。年配層のコーヒー愛飲者やスイーツ好きへの訴求力が評価され、暮らしのコトづくり食に採用された。県内コーヒー店とのタッグには、開催期間中も注目が集まっていた。規格は内容量150g、賞味期限90日。
2018年2月12日・第4922号
中部フーズ(岐阜県)
飛騨産赤かぶ梅酢仕立ておにぎり
中部フーズ株式会社(安田勝彦社長、本社=岐阜県多治見市)の製造販売する「飛騨産赤かぶ梅酢仕立ておにぎり」が「お弁当・お惣菜大賞2018」(主催:デリカテッセン・トレードショー実行委員会)の「おにぎり」部門において最優秀賞を受賞した。
同商品に使用している「赤かぶ漬け」は、飛騨高山の伝統野菜である赤かぶを漬け込んだもの。「地元の食材を使って美味しい商品を作りたい」との思いから、鮮度の良い赤かぶを塩のみで漬け込み、60日間の乳酸発酵により、外は紅く、芯は美しいピンク色に仕上がっている。昔ながらの製法にこだわり、合成着色料を一切使用していない。炊き上がったご飯に赤かぶ漬けと金ごまを加え、梅酢ドレッシングを合わせ、最後は人の手でムラがないよう丁寧に混ぜ込んでいる。
また同社は「米の美味しさこそがおにぎりの価値」と考え、単一産地単一品種にこだわり、年間契約栽培の福井県産こしひかりを使用している。販売価格は62円(税込)としている。
【2018(平成30)年2月12日第4922号20面】
中部フーズ株式会社 http://chubufoods.co.jp/
2018年1月29日・第4921号
つけもと(奈良県)
おいしいぬか床
つけもと株式会社(松井義明社長、奈良県北葛城郡河合町)は家庭用の漬物の素を全般に揃える総合メーカー。この度新たに発売するのが、パン酵母で発酵させた商品「おいしいぬか床」である。ぬか床作りに必要なかき混ぜを敢えて行わず、パン酵母を用いてじっくりと〝リラックス発酵〟させているのが特徴的だ。
レモン酢を配合しており、パン酵母発酵による酸味とレモン酢のほのかでやさしい酸味が米ぬかの旨味を引き立てる。さらに米麹を隠し味に使用しており旨味、甘味をプラス。新鮮な野菜を漬け込むだけで簡単にぬかみそ漬が完成する。
もちろん手軽さにもこだわっている。冷蔵庫専用ぬか床としており、発酵しすぎて酸っぱくなりすぎるのを防止する。また包装は二重構造で、内袋に詰めることで香りとおいしさをキープ。外袋はチャック付きで、そのまま容器代わりにすることができる。化学調味料・保存料不使用であるのも自宅でぬか漬作りをする意欲を掻き立てる。この他にも「ぬか漬の素 700g」や「いりぬか 550g」など多数のぬか漬の素の他、たくあん、麹漬、浅漬、キムチ等々各種の漬物の素を販売している。
【2018(平成30)年1月29日第4921号4面】
つけもと株式会社 http://www.tsukemoto.co.jp/
2018年1月22日・第4920号
竹内農産(長野県)
野沢菜とキャベツの春だより
株式会社竹内農産(竹内武史社長、長野県小県郡長和町)では、「野沢菜とキャベツの春だより」を2018(平成30)年1月下旬から4月までの期間限定で発売する。
「野沢菜とキャベツの春だより」は野沢菜とキャベツに桜の花をあしらい春らしさを演出した商品。野沢菜の緑色とキャベツの白色、桜のピンク色が色鮮やかに売場を彩る。野沢菜に桜の風味が心地良く香る味わいも春の季節だけの特別感をもたらす。
「野沢菜とキャベツの春だより」は野沢菜とキャベツに桜の花をあしらい春らしさを演出した商品。野沢菜の緑色とキャベツの白色、桜のピンク色が色鮮やかに売場を彩る。野沢菜に桜の風味が心地良く香る味わいも春の季節だけの特別感をもたらす。
【2018(平成30)年1月22日第4920号6面】
株式会社竹内農産 http://shinsyu-nozawana.co.jp/
2018年1月8日・第4919号
丸加醸造場(愛知県)
自然薯ノ漬物 だし醤油
株式会社丸加醸造場(岩瀬浩司社長、愛知県豊田市)は、愛知県豊田市で栽培されている自然薯「夢とろろ」を使用した「自然薯ノ漬物 だし醤油」を期間限定で販売している。
岩瀬社長は、「自然薯は種イモ作りに1年、収穫栽培に1年と丸2年かかる作物。手間がかかり、原料となる自然薯の単価も高いが地元の農家さんと直接、手を取り合って作る商品を大切にしたい」と希少な素材の商品について思いを込めて説明した。同製品は山ごぼうの栽培のお願いに山間部の農家さんを回っていた時、自然薯の規格外品で商品を作れないかと相談を受けたのが商品開発のきっかけとなった。
商品で使用するのは茎と芋の間となるクビという部分。出荷する際は除かないといけない部分だが、自然薯特有の香りが強く、自然薯本体よりも歯切れの良い食感が特徴だ。
商品で使用するのは茎と芋の間となるクビという部分。出荷する際は除かないといけない部分だが、自然薯特有の香りが強く、自然薯本体よりも歯切れの良い食感が特徴だ。
カツオ節やサバ節を使ったあわせ出汁をつくり、漬けてみたところ、自然薯のシャクシャクした食感を残しながら、噛んでいるうちに自然薯の香りがたってくる味わいに仕上がった。
自然薯の香りを残そうとすると皮を残す必要があるが、製品の保存性が著しく悪くなる。殺菌や制菌の様々な方法を織り交ぜて開発を進めた結果、自然薯の香りと食感を保ったまま40日以上日持ちする商品が完成した。
自然薯の香りを残そうとすると皮を残す必要があるが、製品の保存性が著しく悪くなる。殺菌や制菌の様々な方法を織り交ぜて開発を進めた結果、自然薯の香りと食感を保ったまま40日以上日持ちする商品が完成した。
【2018(平成30)年1月8日第4919号13面】
株式会社丸加醸造場 http://www.marukajozo.com/
2018年1月1日・第4918号
いした(青森県)
爽やかな「みょうがの梅酢漬」 美しい色合いと心地よい食感
有限会社いした(石田俊社長、青森県弘前市)の「みょうがの梅酢漬」が人気だ。国産のみょうがを特製の梅酢で漬け込む爽やかな味わいが特徴。梅を漬ける際に作られる梅酢に、赤しそ・醸造酢・ざらめを加えた漬け液は、甘酸っぱく爽快な仕上がりでみょうが本来の風味を引き出す。赤紫色の美しい色合い、シャキシャキと心地よい食感も魅力で、ご飯やお酒のお供にオススメの一品。
同社では「あんず梅(しそ巻)」が2017(平成29)年4月に開催された「漬物グランプリ2017」法人の部でグランプリに輝き、農林水産大臣賞と漬物日本一の称号を手にした。
【2018(平成30)年1月1日第4918号15面】
有限会社いした http://ishita.ul.shopserve.jp/