総会と「ミニ式典」開催 島根の吉田屋加盟で活動強化
【大阪支社】広島県漬物製造業協同組合(山本千曲理事長)は5月29日、ホテルグランヴィア広島において第70期通常総会を開催した。
総会後には、組合創立70周年を記念する「ミニ式典」も開催した。
総会開催に当たり山本理事長は「コロナ禍により各社の事業も大きな影響を受けていると思うが、一社も欠けることのないよう団結していこう」と呼び掛け、開会挨拶とした。
またこの日が初参加となる、JA広島市広島菜漬センターで吉田耕司氏に代わり新所長となった沖野勝治氏と、新組合員の合同会社吉田屋(島根県浜田市)の岡本裕三社長が紹介された。島根県には漬物の業界団体がないことから、吉田屋が広島漬協への加盟を希望し、今期より正式な加盟となった。
議案審議は、山本理事長が議長に就き進行。第1~8号議案まで、全て原案通り承認された。第2号議案の令和3年度事業計画については、広島菜原料の共同購入事業や、漬物衛生管理をテーマにした講習会の実施、漬物需要拡大を図るPR活動など、従来の活動をより強化していくことが確認された。
第7号議案の役員改選では、吉田理事が退任し沖野氏が新たに理事に加わった以外は、山本理事長以下全役員が再任となった。
その他の報告事項としては、楠原幹生原菜委員長が、広島菜の水耕栽培が順調であること、年末の最需要期に広島菜が不足しないよう関係者と調整中であること等を報告。海崎新造事業委員長は、共同購入している塩の単価値上がりを報告した。
総会後には、組合創立70周年を記念する「ミニ式典」も開催した。
総会開催に当たり山本理事長は「コロナ禍により各社の事業も大きな影響を受けていると思うが、一社も欠けることのないよう団結していこう」と呼び掛け、開会挨拶とした。
またこの日が初参加となる、JA広島市広島菜漬センターで吉田耕司氏に代わり新所長となった沖野勝治氏と、新組合員の合同会社吉田屋(島根県浜田市)の岡本裕三社長が紹介された。島根県には漬物の業界団体がないことから、吉田屋が広島漬協への加盟を希望し、今期より正式な加盟となった。
議案審議は、山本理事長が議長に就き進行。第1~8号議案まで、全て原案通り承認された。第2号議案の令和3年度事業計画については、広島菜原料の共同購入事業や、漬物衛生管理をテーマにした講習会の実施、漬物需要拡大を図るPR活動など、従来の活動をより強化していくことが確認された。
第7号議案の役員改選では、吉田理事が退任し沖野氏が新たに理事に加わった以外は、山本理事長以下全役員が再任となった。
その他の報告事項としては、楠原幹生原菜委員長が、広島菜の水耕栽培が順調であること、年末の最需要期に広島菜が不足しないよう関係者と調整中であること等を報告。海崎新造事業委員長は、共同購入している塩の単価値上がりを報告した。
総会終了後は、組合創立70周年記念の「ミニ式典」を開催した。
山本理事長は、本来なら関係者各位を招き盛大な式典を開催するはずだった所、コロナ禍により大幅に規模を縮小したことに触れ「大変残念で、申し訳なく思っているが皆様の安全には代えられない」と経緯を説明した。
そして70周年の活動を振り返り「当県は他地域に先駆けて組合を立ち上げ活動してきた。これを記録し後世へ伝えるためにも30周年(昭和57年)以来となる記念誌を作りたい」と話し、協力を呼び掛けた。
続く祝辞・祝電披露では湯﨑英彦広島県知事と、広印広島青果株式会社より、同組合が広島菜漬の需要拡大や地域振興、人材育成等で様々な功績を挙げてきたことを讃える言葉が贈られた。
その後、全漬連から贈られた功労者表彰の紹介と、広島漬協の活動へ貢献してきた功労者への感謝状贈呈が行われ、ミニ式典は幕を閉じた。
【全漬連功労者表彰】
▼農林水産省食料産業局長感謝状:山本千曲
▼一般財団法人食品産業センター会長感謝状:佐々木敏之
▼全日本漬物協同組合連合会会長感謝状(3名):猫島栄秀・加藤雅之・楠原幹生
【広島漬協功労者感謝状(5名)】猫島栄秀・駒津介延・海崎新造・中元直己・佐藤光信(敬称略)
【2021(令和3)年6月30日食料新聞デジタル・6月11日第5060号2面併載】